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Webデザインの初心者必見!Webデザインの勉強方法を徹底解説
どんなに記事の内容が素晴らしくても、「ブログ構成」の完成度が低ければ検索順位は上がりません。そこで今回は、ブログ構成とSEOの関連性を踏まえたうえで、初心者でも今すぐ真似できるテンプレートや作成の手順、注意点などを解説します。
目次
結論から言うと、同じKWをテーマにしたブログでも「構成の良し悪し」によって検索順位が大きく変わってきます。
そもそも、なぜブログ記事の構成がSEOに影響を与えるのでしょうか?
その理由は、「ブログ記事の構成=コンテンツの設計図」だから!
「構成」→「ライティング」の順で進めることで、コンテンツの質を決定づけるチェック作業がスムーズに行えるうえ、ユーザーにとって読みやすい文章に仕上がるのです。
▼ブログ構成のチェックポイント
ブログ記事の構成は、主に下記の4大パートから成り立っています。
▼ブログ構成の要素
それぞれ役割は異なるものの、いずれも訴求したいキーワードを含めるのが大前提。
特に、タイトルと見出しにキーワードを含めることで、検索エンジンにコンテンツ内容がダイレクトに伝わり、SEOにとって有利になります。
より多くのユーザーに読んでもらえるブログ、つまり検索順位の高いコンテンツには下記の4点が網羅されています。
つまり、ユーザーがブログの骨組みを構成しているタイトルや見出しなどを一目見ただけで、「この記事で答えが見つかりそう!」「読む価値がある!」と印象づけられるかどうかが勝負なのです。
では早速、初心者でも真似しやすいブログ構成の3大テンプレートをご紹介しましょう。
ここでは、下記の3種類をご紹介します。
最も基本的なブログ構成は、ライターのスキル・ブログのジャンルを問わず使えるのが強み。
どんなキーワードでも通用する鉄板テンプレートと言って良いでしょう。
▼基本テンプレートの見出し構成
テーマごとに見出し設け、順序立てて使い分けるのがコツ。
水が高地から低地へ流れるように関連性を維持したまま、「h2=大見出し」→「h3=中見出し」→「h4=小見出し」の順番を守りましょう。
本文が400文字を超える場合は、見出しを小分けにした方が読みやすくなります。
「今すぐ答えが知りたり!」「長文は読みたくない!」というユーザー心理を満たしてくれるのが、結論先行テンプレートの強みです。
例題として、本記事の構成を当てはめてみました。
▼結論先行テンプレートの見出し構成
初心者でも簡単に真似できるうえ、高スキルの玄人ブロガーにも多用されています。
基本テンプレートを工夫するだけで、いくらでも応用テンプレートが作れます。
例題として、「ダイエット」というキーワードを使った物販アフィリエイトを取り挙げてみましょう。
▼応用テンプレートの見出し構成
男女別、ライフスタイル別、シーン別などカテゴリ分けしてダイエット方法を提示するのも有効な手段です。
ここからは、ブログ構成を作る手順を7つのステップに分けて順番に解説します。
ブログ記事の構成を作る際、最初に決定すべきはキーワードです。
ダイエットをメインテーマにするなら、「食事」「サプリ」などの関連ワードと組み合わせた「複合キーワード」がおすすめ。
なお、キーワード選定については下記の記事で詳しく解説しております。
キーワードを決定する際に検索ボリュームを考慮するは大前提ですが、それだけでは十分とは言えません。
まずは、「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の違いについて見てみましょう。
「ブログ構成」というキーワードで検索するユーザーは、簡単に真似できる具体的なテンプレートや手順を知りたがっているはずです。
そこに、関連性の高い「注意点」や「リード文の書き方」などを加えることで、まだ本人が気づいていない必須要素を付け足します。
競合サイトを参考に、「構成案とセットで知るべき知識」を突き止めるのがコツです。
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次に、ブログを誰に向けて発信すべきかを明確にしておきましょう。
ペルソナ(persona)、すなわち具体的なユーザー像を設定しておくことで「何に悩んでいるのか」「何を目的としているのか」が違ってきます。
性別・年代・家族構成など、よりリアルな想定ユーザーをイメージするのがコツ。
同じ女性でも、20代のOLと50代の主婦が求める美容方法では、ほとんど共通点がありません。
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1つの見出しで伝えたいことは基本的に1つだけ!多くても2つまでにしておきましょう。
目次としての役割を担っている見出しを長文にするのはNGです。
できるだけ意図がダイレクトに伝わるよう、シンプルかつ短文で作るのがコツ。
理想的な見出しの順序は、下記の通りです。
▼見出しの構成と順序
ブログ構成に欠かせない見出しの作成テクニックについては、下記をご一読ください。
検索結果に表示された膨大なブログの中から「読んでみよう!」と思ってもらうには、リード文(冒頭文)が決め手となります。
タイトルの次に読まれる機会が多いリード文に苦手意識を持っている方も多いでしょう。
しかし、リード文やディスクリプションを作成するコツは意外と多くはありません。
満たすべきは下記の4点だけ!スマホでも読みやすいよう、100文字ほどでまとめましょう。
▼リード文の正しい書き方
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ブログに限らず、全ての文章は「文頭」と「文末」が最も印象に残ります。
つまり、ほとんどのコンテンツで最後に「まとめ」を設けているのは理にかなっているのです。
ポイントは下記の3点だけ!資料請求などのCTAや関連コンテンツなどのブログカードを設置しておくのも良いでしょう。
▼まとめの書き方ポイント
Googleなどの検索クローラーは、タイトルタグを重視して検索順位に反映させています。
最低限、下記の3点を踏まえたうえでタイトルを考案しましょう。
ブログのテーマが明確であれば最初にタイトルを決定しても問題ありません。
とはいえ、より効果的なタイトルを付けるためにコンテンツが完成した後、最後に再考する方が多いようです。
なお、ブログのタイトルについては下記の記事でも詳しく解説しております。
最後に、ブログ構成を作成する際の注意点について取り上げてみましょう。
ブログを発信する際、自分の趣味や職種に関連するジャンルであれば、短期間で効果が得られるでしょう。
たとえばセミプロブロガーの方であれば、1年前の自分が抱えていた悩みをテーマにすると、よりユーザーに寄り添った内容が書けるはずです。
一方、自分の興味やスキルとかけ離れた内容では、知識を増やすだけでも相当な時間がかかってしまいます。
そこで問題となるのが、「想定する読者」です。
仮に、全く知識のない新しいジャンルに挑戦する場合は、家族や友人などの悩みを解決するつもりで情報を集め、解決策を探るというシチュエーションが理想的。
つまり、下記のようにリアルな読者を想定して記事を書くことで、ユーザーが「何を悩んでいるのか」「何が知りたいのか」が分かり、より有益な情報を盛り込んだ良質なコンテンツに仕上がるのです。
▼リアルな想定読者
一昔前、「ブログ=日記」という位置づけで普及していました。
しかし、現在ではライターが書きたい事だけを綴ったブログが検索上位に表示される可能性は限りなく低いのが実情です。
なぜなら、ユーザーは「知りたい情報」を求めて検索というアクションを起こしているから!
Googleなどの検索エンジンは、目的ありきのユーザーにとって有益なコンテンツだけを上位に表示させる仕組みになっています。
書きたいことだけを綴ったブログは、「相手の話を聞かず、自分の話ばかりする人」のようなモノ。
つまり、理想的なブログ構成とは「書きたいこと」より「ユーザーが求めている内容」だけをピックアップすべきなのです。
ちなみに、記事構成・ライティングのテクニックについては下記の記事でも詳しく解説しておりますので参照して下さい。
検索上位に表示されているブログ記事を見てみると、目次を見ただけで全体の内容が把握できるほど、生理整頓された美しい構成が組まれています。
見出しを設けていない、文章だけのコンテンツは皆無と言っても過言ではありません。
より多くのユーザーに読んでもらうには、「すぐに答えが見つかりそう!「知りたかった情報が載っている!」と端的に伝えるのが正解。
事実、文字単価の高い高額ライターにとって「構成づくり」は欠かせない必須スキルです。
構成を作成してから文章を肉付けすることで、短時間で良質なブログ記事が書けるようになりますよ。