Googleの検索履歴を残さない方法や削除・非表示にする方法を解説
2021.02.08
検索履歴は残っていることで助かることもある反面、検索ボックスをダブルクリックすると過去の検索履歴が他人に見られてしまう可能性もあります。
そのため「履歴を消したい」という人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、検索履歴の削除方法などについてお話していきます。
PCで検索履歴を残さない方法
まずはPCにおいてのGoogle検索履歴を残さない方法についてお話ししていきます。
Googleの検索履歴を確認する方法は2つあります。
1つはchromeを開いて検索履歴を確認する方法。
2つ目は個人のGoogleアカウントに残っている検索履歴を確認する方法です。
ここからはそれぞれの検索履歴を削除する方法をご紹介していきます。
chromeの検索履歴を削除する方法
Chromeとは、WEBサイトを見るためのソフトのことを指します。
Chromeでの検索履歴の確認方法は
- Googleブラウザーを開く
- 右上の「オプションアイコン」をクリック
- 履歴をクリック
- 左上の「chromeの検索履歴」をクリック
- 検索履歴が一覧表示される
という手順を踏むことで、自身の検索履歴を確認することができます。
これを踏まえて検索履歴を削除する方法ですが、履歴のタブをクリックするところまでは同様の手順を踏みます。
その後の手順は以下の通りです。
- Googleブラウザーを開く
- 右上の「オプションアイコン」をクリック
- 「履歴」をクリック
- 「閲覧データの削除」をクリック
- 削除したい期間(全期間・1時間・24時間・1週間・4週間)を選択する
- 「閲覧履歴」にチェックを入れる
- 「データ削除」をクリックして完了
です。
上記の手順を踏むことで、chromeの検索履歴を削除することができます。
個人のGoogleアカウントに残る検索履歴を削除する方法
次はGoogleアカウントに残る、検索履歴の削除方法についてご紹介します。
Googleアカウントは自動で出来るものではなく、作成しなくてはいけません。
ただGoogleアカウントを持っていると利用できるGoogleのサービスもあるので、多くの人が持っているでしょう。
そんなGoogleアカウントにも検索履歴は残ってしまうので、削除したいという人は以下の手順を踏んでください。
まず先ほど同様に、Googleアカウント内の検索履歴を確認する方法ですが
- Googleアカウントの「プライバシーとカスタマイズ」にアクセス
- 「アクテビティ―管理」をクリックしアクセス
- 「WEBとアプリのアクティビティー」から「アクテビティの管理」をクリック
- 「Googleマイアクティビティー」にログイン
- 「日付でフィルター」をクリック
- 期間を選ぶ(昨日・今日・過去7日間・過去30日間・全期間・カスタム)
- 「適用」をクリック
- アカウントに保存されている検索履歴が一覧で表示される
です。
この手順を踏むことで、自身のGoogleアカウント内の検索履歴を確認することができます。
さらにここから削除の項目をクリックすることで表示させた履歴を削除することができます。
このような手順を踏むことで、Googleアカウント内の検索履歴を削除することができます。
日付を指定し検索履歴を削除する方法
検索履歴の全期間ではなく、日付を指定して特定の日にちだけ削除したいという場合もあるかもしれません。
日付を指定して検索履歴を削除する方法は、期間を指定する際に「指定の期間」を選択して、自身が削除したい日にちを入力することで削除が完了します。
検索履歴を自動で削除する方法
検索履歴の削除を毎回するのが面倒という人は、自動で検索履歴を削除する方法もあります。
削除する期間を選択する画面に「自動削除」という欄があるので、そちらをクリックすると
- 3か月以上経過したアクティビティを削除する
- 18か月以上経過したアクティビティを削除する
- 36か月以上経過したアクティビティを削除する
が選べるので、自身が希望するものをクリックすることで自動削除の設定を完了することができます。
スマートフォンの検索履歴を削除する方法
ここからはスマートフォンの検索履歴を削除する方法について、ご紹介していきます。
スマートフォンもPC同様にchromeの検索履歴とGoogleアカウントの検索履歴を削除する方法があります。
PCよりスマートフォンを使ってネットを検索する、という人も多いのではないでしょうか。
他人に見られたくない検索履歴を削除する方法は、それぞれ以下の通りになります。
スマホでのchromeの検索履歴を削除する方法
まずはchromeの検索履歴を削除する方法ですが、大まかな流れはPCと同様になりますがアプリからの削除が必要となります。
- Chromeアプリを開く
- 右下にある「・・・」のマークをタップ
- 「履歴」にタップ
- 左下の赤文字「閲覧データを削除」を選択
- 期間を選ぶ(1時間以内・過去24時間以内・過去7日間以内・過去4週間以内・全期間)
- 下にある赤文字「閲覧データの削除」をタップ
で削除完了となります。
スマホGoogleアカウントに残る検索履歴を削除する方法
次にGoogleアカウントに残っている検索履歴を削除する方法ですが、こちらもPCと大まかな流れは同じです。
削除の手順を踏む前に、自身のGoogleアカウントにログインしておく必要があります。
それを踏まえて手順は以下の通りです。
- Googleの検索画面の左上のメニューアイコンの中から「検索履歴」にアクセス
- 「マイアクティビティ」が開いたら、中央付近にある検索窓(アクティビティを検索)の中にある縦に3つ並んだ点を押す
- 開いた中から「アクティビティを削除する基準」を選択
- 削除したい期間を選択(1時間以内・過去1日以内・全期間・指定の期間)
- 選択することで削除完了
となります。
PC同様に期間を選択するときに、日付の選択や自動削除の設定もできるので、特定の日付や一定期間での自動削除をしたいという人は、選択するようにしましょう。
検索履歴を削除できないときの対応策
ここまでPC・スマートフォン両方での検索履歴の削除方法についてご紹介してきましたが、どうしても検索履歴の削除がうまくいかないという人もいるかもしれません。
そもそも、検索履歴は複数の履歴の複合のため、1つだけ削除しても残っているデータから検索履歴が再表示されてしまうことがあります。
なので検索履歴を削除するためには、chromeもGoogleアカウントも同時に検索履歴を削除する必要があります。
それを踏まえて、人にスマートフォンを貸すために「急いで検索履歴を消したい!」という時に試していただきたい方法をご紹介します。
個別に消す手軽な方法
Googleの検索窓をクリックすると、検索窓の下に自身が検索した一覧が表示されます。
この中から削除したい検索キーワードを長押しすると、削除するかのメッセージが表示されるので、削除をタップすると使用しているすべてのデバイスのアカウントから、検索履歴の削除が完了します。
こちらはもっとも手軽に検索履歴を削除できるので、急に人にスマートフォンを貸す場面で、人に見られたくない検索履歴を手早く削除するときにも利用できます。
またいっぺんに削除する方法がわからない・うまくいかないときにも利用することができます。
検索履歴を復活させたい!
検索履歴を削除したけど「必要な情報まで削除してしまった、復活させたい」ということもあるかもしれません。
しかし1度削除してしまった検索履歴を復活させることはできません。
削除をする際には「復元することはできない」ということを理解して、慎重に作業を進めることをお勧めします。
検索履歴を表示しないための方法
検索履歴を1度削除してしまうと、復活出来ないというお話をしましたが「どうしても人に見られたくない」という検索履歴もありますよね。
そんな時におすすめなのが「非表示にする」という方法です。
Googleの検索履歴は非表示にすることも可能で、他人に見られる心配もありません。
その手順は以下の通りです。
- Googleアカウントにログイン
- 「データとカスタマイズ」をクリック
- 「アクティビティ管理」をクリック
- 「ウェブとアプリのアクティビティー」の横にある、スイッチマークをクリック
- 「一時停止」をクリックで非表示完了
となります。
またスマートフォン場合も同様に設定することができます。
普段から非表示の設定をしておくと、他人に見られることなく自分だけ確認することができる便利な機能です。
まとめ
今回は検索履歴を残さない方法や削除する方法についてご紹介してきました。
スマートフォンやパソコンで普段から色々な検索をする場面が多い人にとって、検索履歴はあまり他人に見られたくないですよね。
今回ご紹介した方法を利用して、デバイスから完全に削除することが可能です。
しかし1度削除してしまった検索履歴を元に戻すことはできません。
なので削除する前に確認することが大切です。
また普段から、非表示にしておくことで他人に検索みられる可能性も大きく減るでしょう。
これらを知っておくことで、安心してネット検索を楽しむことができるのではないでしょうか。
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