canonicalタグの意味とシステム化する上での注意点

SEO対策実例・コラム
2018.01.31
SEOにおけるcanonicalタグの正しい使い方

お客様のサイトを拝見させていただく中で、使い方が間違ってしまっていることが多いのが「canonical」です。
canonicalは「URLの正規化」を行うためのものですが、誤った使い方をされていることをよく見かけるタグでもあります。
今回の記事では、canonicalの正しい使い方についてお伝え致します。

canonicalとは?

今では多くのサイトで使われていることが多いcanonicalですが、一般的に使用され始めたのは2009年からになります。
2009年に大手の検索エンジンである、Google、Yahoo、MSNがサポートを始めたため、一気に使うサイトが増えました。

用途としては、「重複コンテンツ解消」のために使用します。
複数の重複コンテンツがある場合に、どのページが正規のページなのか検索エンジンに伝えることができます。

記述方法

canonicalはheadタグ内で使用し、linkタグとセットで記述します。

<head>
<link rel="canonical" href="正規のURL">
</head>

※「正規のURL」には検索結果に出て欲しいURLを記述します。

canonicalを使う必要があるページ

ECサイトの場合

ECサイトの場合、1つの商品の色違いやサイズ違いの商品などがあり、掲載されている商品画像が若干異なるだけで、その他の商品説明文などは全く同一というページが複数存在することがあります。
その場合、色違い・サイズ違いのページの中から1つ代表のページを決め、そのURLをcanonicalで指定します。

例)
http://www.●●●.com/■■■.html
http://www.●●●.com/▲▲▲.html
http://www.●●●.com/★★★.html

「■■■.html」を正規のページとする場合

<link rel="canonical" href="http://www.●●●.com/■ ■ ■.html">

と記述します。

PC版ページとスマホ版ページのURLが異なる場合

PC版とスマホ版で異なるURLにしているサイトの場合もcanonicalを使用します。(PC版ページにはalternateを使用します。)

例)
PC版ページ
http://www.●●●.com/
スマホ版ページ
http://www.●●●.com/sp/

PC版ページに記述

<link rel="alternate" media="only screen and (max-width: 640px)" href="http://www.●●●.com/sp/">

スマホ版ページに記述

<link rel="canonical" href="http://www.●●●.com/">

※上記の記述ですが、各ページごとに行う必要があります。トップページだけに記述すれば良いというものではございませんので、ご注意ください。

Googleのガイドにも記述されていますので、確認してみてください。
https://developers.google.com/search/mobile-sites/mobile-seo/separate-urls?hl=ja

システム化する上での注意点

サイトをシステム化した際に、canonicalで指定するURLもシステムで自動に設定されるようにしてしまいますと、コンテンツ内容は同じでもURLが異なるという状況が発生することがございます。

例)
http://www.●●●.com/aaa/
http://www.●●●.com/?category=aaa

上記は実際にあったサイトの例ですが、このようなURLが生成され、URLは異なるもののコンテンツ内容は全くの同一でした。
各ページのcanonicalにもそれぞれ別のURLが指定されてしまい、URLの正規化ができていない状態になってしまいます。

この場合は、どちらか正規のURLを決めそのURLを両方のページに設定するのが正解となります。

5つのよくある間違い

Googleの公式ブログにてcanonicalに関する5つのよくある間違いが公開されています。
自分の運営しているサイトが以下のような状態になっていないか、再度チェックしてみるのもよろしいかと思います。

  1. 複数ページにまたがるコンテンツの1ページ目をrel=canonicalのリンク先とする
  2. 絶対URLのつもりで相対URLを記述してしまう
  3. rel=canonicalを意図しない形で指定している、または2つ以上指定する
  4. カテゴリページまたはランディングページで特集記事へのrel=canonicalリンクを指定する
  5. タグ内にrel=canonicalを入れる

詳細は以下よりご確認ください。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2013/05/5-common-mistakes-with-relcanonical.html

まとめ

今回は、2009年より使用されることが一般的になったcanonicalの正しい使い方やシステム化した際の注意点などについてお伝えしました。
2009年からすでに9年が経過していますが、意外と間違った使い方をされているサイト運営者の方が多いので、改めてサイト内で誤った使い方をしていないかどうか確認してみてはいかがでしょうか。

最近ではGoogleも進歩したためか、canonicalに誤った設定をしていてもインデックスから削除されるという現象は見かけることはなくなりましたが、
canonicalが使い始められた頃は、今よりも使い方を間違っているサイトが多く、中には全ページのcanonicalにトップページのURLを指定してしまい、トップページしかインデックスされていないというサイトも実際にございました。

強制力があるタグではないですが、正規のURLを検索エンジンに伝えるという重要な役割を持っており、誤った使い方が検索順位の下落を招く恐れもございますため、よく理解し、正しく使っていただければと思います。

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