インスタグラム広告の種類と出し方

SNS運用
Webマーケティング
2021.01.31
2021.03.12

通勤や通学途中に電車の中でお気に入りの芸能人や友人のインスタグラムの投稿をチェックすることはありませんか。スマートフォンが発達してから短い時間に自身の興味のある情報を集める、といった習慣が一般的になり、こういったツールに自社の商品の広告を出せれば魅力的だと思いませんか。今回はこのような魅力的なSNSに広告を出せるインスタグラム広告の出し方についての色々をまとめてみました。

インスタグラム広告とは?

SNSにはFacebook、Twitter、インスタグラム、ラインが日本国内で主流であり定着していくと、さらにTicTokなどまた新しいSNSのツールが登場します。最近では招待制という限定的なツールではありますが、その限定的な感覚が注目を集める音声SNSの「Clubhouse」も登場しました。

その中でインスタグラムは自身の「今」や「お気に入り」を画像にして投稿するSNSでストーリーや動画やライブ配信も可能になり、より表現方法が広がっています。広告を検討する際にはこのような様々な特徴を考え、掲載の柱を決めていくことも大切です。

SNSの利用者の増加

ひとまとめにSNSと言ってもそれぞれの特徴に応じたユーザーが存在し、広告を検討する時はこのユーザーの動向を知ることから始めます。SNSが認識され始めた頃は若年層が利用するツールといった印象でしたが、最近では40代以上にも利用が広がってきています。また2019年にはネットユーザーの約79%がSNSの利用者でしたが、2020年には約190万人が増加し、この傾向はまだ続くと予想されています。

出典:ICT総研、2020年度SNS利用動向調査- 利用率1位LINE、2位Twitter | TECH+ (mynavi.jp)

世代別の利用率を検証

それぞれのSNSには影響力の強い世代があり、広告を検討していく上で重要なポイントとなります。

LINE 連絡ツールとしての役割が大きいため広い世代のユーザーで利用率は全体的にかなり高くなっています。
インスタグラム 利用率は40代ぐらいまでは高く幅広い印象ではありますが、特に10~20代のユーザーの利用率が高さが際立っています。
Twitter 10~20代で利用率が高く続いて30代の利用率が多くなっています。
YouTube 40代までの世代と幅広く高い利用率があり、一般的に定着したツールと言えます。

全体的には20~30代があらゆるSNSを自身の「今」のシチュエーションに合わせて利用しているように感じます。最近、若年層の間ではインスタグラム、Twitterなどで情報を収集することも増えており、公式HPへの入り口としての役割は大きいです。

またFacebook、インスタグラム、YouTubeは世界中で10億人を超えるユーザーが利用しており、日本だけでなく海外に向けての発信力も期待できます。

インスタグラムの特徴

インスタグラムは「映え」という言葉を世間に広げたように魅力的な画像とコメントに興味をもって利用するユーザーが多く、そこから商品やサービスを購入する意欲を掻き立てることができます。

また有名人だけでなく一般のユーザーが旅先で撮影した画像や食べ物などの画像が「映え」ていれば、同じ画像を撮影した人たちの間で人気スポットになることもあります。このような「映え」ブームを経て現在ではライブ配信まで可能になっているのですから、インスタグラム=写真という感覚だけではとらえられなくなってきています。

インスタグラム広告のメリット・デメリット

インスタグラム広告例

上記のようなことを検討した上で、インスタグラムに広告の掲載をしようと検討を始める時の注意点はどのようなものがあるのでしょうか。実際に広告の出し方の作業に行く前にメリット・デメリットはしっかりと把握しておきたいものです。

ターゲットの絞り込み

インスタグラムは現在Facebookが運営しているため同じターゲティングプラットフォームを採用しています。このためターゲットの性別や国籍などといったものの他に趣味や興味の範囲などといった細かい部分まで把握できるため広告に興味をもつターゲット層が絞り込みやすくなっています。また類似オーディエンスを設定することで、絞ったターゲット層と近しい条件をもつターゲットにもアプローチをすることができます。

その反面、インスタグラムも登録しているユーザーに限られること、また利用率の高い年齢層に若干偏りがあることから自社の商品などと親和性がない場合は宣伝の効果は低くなことがあります。

インスタグラム広告のその他のメリット

料金がインプレッション課金形式になっており、上限が設定できるので予算の範囲内で配信することができます。表示形式のバリエーションも豊富なので自社の製品にあったアプローチの広告を作成することができます。

インスタグラム広告のデメリット

SNSによくある「いいね」のボタンはインスタグラムにもありますが、インスタグラムの場合には単純に「いいね」を表現することで拡散するシステムはありません。そのため、Twitterの「リツイート」や「いいね」、Facebookの「シェア」などのような拡散する機能が備わっていません。自身が気に入ってフォローをしているユーザーの「シェア」や「いいね」は広告としては一定の効果が見込めるため、広告の拡散を狙った方が効果的な広告だと考えられる場合にはインスタグラムだけではなく他のSNSへの掲載も検討する必要があります。

インスタグラム広告の課金システム

インスタグラムの課金は基本的にはインプレッション課金の形式が取られています。インプレッション課金とは広告は表示された回数によって広告費が加算されていくシステムとなっており、予算をあらかじめ一日もしくは通算で上限の金額が100円ほどの金額からでも設定できるようになっています。

その他の課金のシステム

インプレッション課金の他にも広告の出し方によって課金の方法が選べるものがあります。

表示された広告に対してクリックなどアクションをした回数に応じて広告の料金がかかってくるクリック課金や掲載された動画に対して15秒以上もしくは最後まで再生した時に課金の対象となるThruPlayがあります。すべて上限金額が設定できるので予算管理はしやすくなります。

ニーズに合わせて選ぶ

インプレッション課金であれば広く広告が掲載できるためユーザーの目に止まる可能性は高くなりますが、広告に対してアクションが無くても料金が発生します。

反面、クリック課金はアクションを得ることはできますが、競合している他社の料金の設定が自社の設定金額を上回ると表示される回数が下がってしまい、そもそもクリックされる機会が減ってしまうということになります。広告を掲載するのであれば設定の予算と課金のシステムの違いを上手く組み合わせて検討する必要があります。

インスタグラム広告の種類と特徴

インスタグラムには豊富な機能があり、それに合わせて広告の出し方も様々なものがあり、自社の商品をアピールするのに一番適しているものを選んで作成していきます。

写真広告

インスタグラムの写真広告例

画像1枚とコメントなどでできている一番シンプルな広告の出し方になります。画像の下に詳細へのクリックを促すツールなどが設置できるようになっています。

動画広告

インスタグラムの動画広告例

広告が表示されると自動的に動画が再生される形式の広告で、テキストも添えることができます。また画像のように下に「インストール」や「詳細はこちら」といったツールを設置してアプリのインストールやクリックを促すこともできます。

ストーリーズ広告

インスタグラムのストーリーズ広告例

ユーザーがフォローをしているアカウントのストーリーズを表示させると、投稿の間に表示される出し方の広告です。ストーリーズを再生すれば自然と目にするユーザーも多く、画面全体でダイナミックな動画が表示されるので短時間で印象付けることができます。

カルーセル広告

インスタグラムのカルーセル広告例

写真や動画を最大で10件まで掲載でき、ユーザーはスワイプすることで次々と商品を確認することができます。それぞれの画像に別のリンクを貼ることができるので、一度でより深く自社に興味を持ってもらう機会を作ることができます。

その他の広告

上記で紹介した以外にもカタログのような形式で複数の動画や画像を表示してそのままダイレクトに購入に結び付けることのできるコレクション広告やユーザーの興味や関心の高いことに対してパーソナライズに表示することができる発見タブ広告などの出し方があります。

インスタグラム広告の出し方と手順

インスタグラムの広告の出し方はそれほど難しくはありません。現在、Facebookが運営しているのでFacebookのページから作成をしていきます。ここでは広告を出すところまでの手順をご紹介します。

 Facebookのページを作成します

フェイスブックページ

まずはFacebookのページを作成します。必須の項目以外は後で変更することも可能です。通常のページからでも広告は出すことはできますが、ページを作成した後にビジネスマネージャーで開設をした方が広告の管理や運用をしやすくなります。

ビジネスマネージャーの登録

ビジネスマネージャーでは「ビジネスおよびアカウントの名前」(会社名)、「あなたの名前」(担当者氏名)、メールアドレスを登録します。

なお「あなたの名前」は管理画面に表示される名前で特に正式名称でなければいけないということもありません。

Facebookページをビジネスマネージャーに登録

ビジネスマネージャーの登録が完了したらFacebookのページを登録します。

画面の右上にある「ビジネス設定」のボタンをクリックして、設定のページにFacebookのページのURLを登録すれば完了です。

インスタグラムと連携させる

Facebookのページだけでもインスタグラムに広告を作成、出向することは可能ですが、インスタグラムのアカウントと連携させた方がよりスムーズに操作を進めることができます。

Facebookの広告アカウントを作成する

広告を出稿するためのアカウントを作成します。先ほどのビジネスマネージャーのページの「ビジネス設定」のボタンをクリックし、ページの左にある広告アカウントをクリックしてアカウントの作成をします。

追加から新しいアカウントを作成に進み、アカウントを作成したら広告を出すための準備ができました。

Instagram広告の作成ポイント

ここからは実際にインスタグラム広告の出し方となります。画面の作成から料金、ターゲットの設定をしていきます。

キャンペーンの目的を選ぶ

広告の目的に合わせてキャンペーンを選んでいきます。選択できるキャンペーンは下記の一覧にまとめました。

認知 ブランド認知度アップ 認知度のアップを目指す
リーチ 広告まで到達する指標を分析する
検討 トラフィック リンク先のアクセス数増加を目指す
エンゲージメント ユーザーのアクションを促してユーザーとの関係構築を目指す
アプリのインストール 自社のアプリのインストールを促す
動画の再生数アップ 自社の動画へ誘導する
リード獲得 見込み客の獲得を目的とする
メッセージ ユーザーがメッセージなどでつながれるようにする
コンバージョン コンバージョン 購買や個人情報の登録など強い結びつきを獲得する
カタログ販売 カタログ広告の表示をする
来店数の増加 実店舗への集客を促す

ターゲットの設定

キャンペーンを選んだら次はターゲットを設定します。このターゲットは画面上ではオーディエンスの設定となっており広告を届けたいユーザーの絞り込みをします。情報は年齢、性別、地域、言語といった基本的な事柄から趣味や興味、仕事、ライフイベントといったことまで詳細なターゲットの絞り込みができます。

またこの時に「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」を選ぶことができます。

広告画面を作成する

掲載できる画像や動画、テキストには下記のものが推奨されています。またカルーセル広告やストーリーズ広告といった広告の掲載方法も選びます。

画像 「JPEG」「PNG」で1,080×1,080ピクセルのもの
画像に20%以上のテキストを使用しない
動画 「MP4」「MOV」で720p以上の解像度
横長なら1,200×628ピクセル、正方形なら1,080×1,080ピクセルが推奨されている
30秒程度のものが推奨されている
テキストは120文字以内で広告文のみ可
テキスト 125文字が推奨されている(最大で2,200文字が入る)
カタログ広告の表示をする
実店舗への集客を促す

その他の設定

広告ができたら予算や掲載期間、配置が自動か手動かを選びます。支払いにはクレジットカードの登録が必要になります。

またFacebookで作成しているのでインスタグラム広告を出稿するなら画面上で選択する必要がありますが、インスタグラム、Facebookどちらにも掲載することが可能です。

まとめ

テレビや紙の媒体への広告の出稿は出し方や費用など簡単にできるようなものではなく、チラシを作成しても限られた範囲での宣伝の効果にとどまっていました。それがネットの広告が様々な形態で出稿できるようになると手ごろな費用で大きな効果を望めるようになりました。

例えば伝統工芸などのように技術的に優れていても認知度が上がりにくく限定的な範囲の活動に留まっていたものがインスタグラム広告をはじめとするネット広告で日本だけでなく海外などからも注目を集めるようになることも可能いなります。

手頃に広告を出すことができることから溢れかえった情報の中に埋もれてしまうことありますが、まずは手さぐりでも始めてみる価値があるのではないでしょうか。

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