SEO対策に有効な「パンくずリスト」とは

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2021.04.19
パンくずリスト

パンくずリストをご存じでしょうか。パンくずリストはSEOに効果的とされており、ぜひサイトを作る際には導入してほしい要素です。

 

ただ、パンくずリストを作成する際には、いくつかのコツや注意点があります。それらを意識しないと、せっかくパンくずリストを作成しても、思うように効果を発揮しないかもしれません。

 

当記事では、パンくずリストに関する情報をまとめています。パンくずリストの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

パンくずリストとは

多くのWEBサイトの構造は階層状です。たとえば、ECサイトでロボット掃除機を購入したい場合は、家電>掃除機>ロボット掃除機の順にジャンルをクリックします。このようにWEBサイト内に階層を作ることで、ユーザーが目的にたどり着きやすくしています。

 

パンくずリストとは、ユーザーが見ているページがWEBサイト内のどの階層なのかを表したナビゲーションのようなものです。パンくずリストがあることで、ユーザーにとってよりわかりやすく見やすいサイトとなります。

 

パンくずリストの例

 

パンくずリストという名前は、「ヘンゼルとグレーテル」で兄妹が道しるべ代わりにパンくずをまきながら歩いたシーンからとられています。

 

パンくずリストはSEOに効果があるのか

 

SEO対策のひとつとしてパンくずリストが挙げられることがありますが、実際のところ、パンくずリストはSEOに効果があるのでしょうか。ユーザビリティとクローラビリティの観点から解説していきます。

 

 ユーザビリティの観点から

 

まずは、ユーザビリティ、つまりユーザーにとっての見やすさや利便性の観点から解説します。

 

パンくずリストがあれば、ユーザーはサイト上での現在地を把握することができ、迷いにくくなります。そのためわかりやすいサイトになります。ユーザーの利便性の向上が見込まれます。

 

Googleから評価されるためには、ユーザビリティを向上させなければいけません。Googleのウェブマスター向けガイドラインの基本方針にも、次のように記されています。

 

検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。

引用:Google developers

 

そのため、パンくずリストの設置はSEOに有効といえるでしょう。

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また、パンくずリストを設置すると、検索結果にもパンくずリストが表示されます。

 

検索結果に表示されるパンくずリスト

 

パンくずリストがあることでそのページに書いてある内容が明確になり、クリック率がよくなるとされています。

 

クローラビリティの観点から

 

サイトを正しく評価されるには、クローラー(Googleのロボット)にしっかりとサイトを巡回してもらわなければいけません。クローラーの巡回しやすさを、クローラビリティといいます。

 

パンくずリストを設置することで、クローラーがサイトの構造を理解しやすくなり、結果としてインデックスされやすくなるのです。

 

また、パンくずリストは内部リンクになります。その点からも、SEO効果が期待できるでしょう。

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パンくずリストは設置するべき?

 

それでは、パンくずリストは設置するべきなのでしょうか。

 

基本的には、パンくずリストは全ページに設置したほうがよいです。パンくずリストは、メリットが多く、デメリットがほとんどありません。SEO効果も期待できるますので、パンくずリストは設置するべきといえます。

 

ただ、コンバージョン重視のページやトップページなどは例外で設置しない場合もあります。できるだけ離脱を防ぎたいページや、そもそも階層構造がないページなどには無理に設置する必要はございませんので、ユーザーの利便性を踏まえ設置するようにしましょう。

 

 

パンくずリストの設置方法

 

パンくずリストを設置するには、どうすればよいのでしょうか。大きく分けると2つの方法があるので、それぞれ紹介します。

 

 マークアップする

 

アンカーテキストのみでパンくずリストを作成すると、クローラーがそれをパンくずリストだと認識できない場合があります。そのため、クローラーに「これがパンくずリストです」と伝えるために、マークアップ(タグ付け)が必要です。

 

まず、ディレクトリ構造の整理から始めましょう。

 

トップページ>大カテゴリ>中カテゴリ>小カテゴリ>コンテンツ

 

このように階層を成せるように、整理します。たとえば、ECサイトでロボット掃除機を購入するまでのディレクトリを設定する場合は、次のようになります。

 

家電>掃除機>ロボット掃除機

 

ページが増えると後から整理するのが難しくなるので、サイトの運営を開始する際に、カテゴリを決めておくことをおすすめします。

 

ディレクトリ構造を整理したら、構造化データを使ってパンくずリストを作成します。形式は以下の3つから選択可能です。

 

  • JSON-LD
  • Microdata
  • RDFa

 

Googleでは、JSON-LDを推奨していますので、ここでは、JSON-LDを使った構造化データのマークアップを紹介します。上記で例に挙げたロボット掃除機の場合は、次のように記述します。

 

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "https://schema.org/",
  "@type": "BreadcrumbList",
  "itemListElement": [{
    "@type": "ListItem",
    "position": 1,
    "name": "トップページ",
    "item": "https://www.example.com/"
  },{
    "@type": "ListItem",
    "position": 2,
    "name": "家電",
    "item": "https://www.example.com/appliance/"
  },{
    "@type": "ListItem",
    "position": 3,
    "name": "掃除機",
    "item": "https://www.example.com/appliance/cleaner/"
  },{
    "@type": "ListItem",
    "position": 4,
    "name": "ロボット掃除機",
    "item": "https://www.example.com/appliance/cleaner/robot/"
  }]
}
</script>

 

プラグインを使う

 

WordPressを使っている場合は、プラグインを使うと簡単にパンくずリストを作れます。

 

おすすめのプラグインはBreadcrumb NavXTというプラグインですので、是非使用してみてください。プラグインをインストールしたら、パンくずリストを表示させる場所に次のタグを記述してください。

<div class="breadcrumbs" vocab="http://schema.org/" typeof="BreadcrumbList">
<?php if(function_exists('bcn_display'))
{
bcn_display();
}?>
</div>

 

最近では、パンくずリストが導入されているテンプレートも多く配布されています。そういったテンプレートを使えば、より簡単にパンくずリストの設置が可能です。

 

パンくずリストを作るときの注意点

 

パンくずリストを作るときには、いくつかの注意点があります。パンくずリストを作る前に、チェックしておきましょう。

 

カテゴリ構成を明確に

 

ユーザーにとってわかりやすいパンくずリストを作るには、カテゴリ構成を明確にする必要があります。そのためには、サイトを作るときに、どのようなコンテンツを作っていくのかを決めておくのが大切です。

 

ECサイトのロボット掃除機のページを例に見ていきましょう。たとえば、次ぎのようなパンくずリストでは、ユーザーから見てサイト構造がわかりにくくなってしまいます。

 

トップ>便利なグッズ>おすすめの家電>ロボット掃除機

 

これでは、パンくずリストが意味をなしません。しかし、

 

トップ>家電>掃除機>ロボット掃除機

 

このようなパンくずリストなら、ロボット掃除機のページが掃除機のカテゴリに入っているとすぐにわかります。

 

ページが増えれば増えるほど、カテゴリを変更するのが難しくなります。そのため、サイトを立ち上げたときから、ある程度カテゴリ構成をしっかり作っておくとよいでしょう。

 

カテゴリ名にSEOキーワードを入れる

 

カテゴリ名を考えるときは、SEOキーワードを入れるようにしましょう。検索されやすいキーワードをカテゴリに入れることで、検索結果にて上位表示されやすくなります。

 

たとえば、次のパンくずリストの場合、家電や掃除機は検索されやすいビッグキーワードといえます。

 

トップ>家電>掃除機>ロボット掃除機

 

家電や掃除機のカテゴリにあるページにアクセスがあれば、そこからパンくずリストを辿って家電や掃除機のカテゴリにアクセスされることがあります。その結果、家電や掃除機のカテゴリには内部リンク効果が発生します。

 

このように、大カテゴリや中カテゴリのページには、内部リンクが集まりやすいです。そのため、大カテゴリや中カテゴリにはビッグキーワードを設定しておくとよいでしょう。

 

すべてのページに設置する

 

先にも述べましたが、パンくずリストは基本的にすべてのページに設置しましょう。ただし、トップページやコンバージョン率重視のページなどは、設置しなくてもよいです。

 

 

パンくずリストの事例

 

最後に、パンくずリストの事例を紹介します。パンくずリストを作成するときの参考にしてください。

 

ペコプラ

ペコプラのパンくずリスト

 

当社のサイトでも、パンくずリストを導入しています。多くのコラムを掲載しているので、それぞれの記事をカテゴリ分けし、パンくずリストで辿りやすくしています。

 

 楽天

楽天のパンくずリスト

 

大手ECサイトである楽天でもパンくずリストを導入。膨大な数の商品を扱っていますが、パンくずリストがあることでわかりやすい構造となっています。

 

じゃらん

じゃらんのパンくずリスト

宿泊予約のポータルサイト・じゃらんでは、2つのパンくずリストを設置。範囲を全国としたパンくずリスト、エリア別のパンくずリストが並んでいます。

 

 

まとめ

パンくずリストはSEOに効果的とされています。基本的には設置するのがおすすめです。ただ、設置する際にはあらかじめサイト全体の構造を決めておくようにしましょう。あとから変更しようとすると、労力が必要です。当記事を参考に、パンくずリストを設置してみてはいかがでしょうか。

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