301リダイレクトとは?リダイレクトが必要な理由やSEO効果について解説

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2021.11.24
301リダイレクトとは

リダイレクトはサイトを移転する際やURLの正規化を行う際には是非とも実行しておきたいタスクですが、リダイレクトはサイト運営の中で日常的に行うものではありません。

そのため、いざリダイレクトをと思っても、何をすればよいのか分からないケースも見受けられます。

また、そもそもリダイレクトとは何かさえ分からない方も多いように見受けられます。

そこでリダイレクトとは何を意味するものなのかや、301と302の違いなどについて解説していきます。

301リダイレクトとは?なぜ設定すべきなのか

301リダイレクトとは、自動でページ移行するシステムです。

301リダイレクトを設定したサイトやページにアクセスすると、設定した移動先に自動で移行します。

サーバー移転等により、サイトを「引っ越し」する際、301リダイレクトを行っておくと、訪問者に手間をかけさせることなく、自動で引越し先のページに転送されます。

そんな301リダイレクトはサイト移転時には重要視されていますが、その理由としては下記が挙げられます。

ユーザービリティを損ねる可能性がある

もしもですが、サイトを移転したにも関わらず、301リダイレクトを設定していない場合、それまでのサイトの常連訪問者、あるいは何らかの形で行き着いた訪問者を切り捨てることになりかねません。

また、301リダイレクトによる自動移行ではなく、リンクをクリックして移行してもらう形式にすると、それさえ面倒だと思う人は、移転後のサイトにアクセスすることはないでしょう。

それまでお気に入りに入れて定期的にアクセスしていたものの、引っ越しを機にお気に入りから削除してしまう可能性さえあります。

これらを防ぎ、それまで同様、定期的にアクセスをしてもらうためにも301リダイレクトの設定が重要です。

検索エンジンからの評価が下がる

301リダイレクトを設定しなかった場合、それまで積み上げた検索エンジンからの評価が消えてしまいます。

新しいサーバーにてサイト運営を行う場合、301リダイレクトを設定していなければ、運営者にとっては「引っ越し・継続」ではあっても、検索エンジンの評価は「新規サイト」になります。

それまでのサイト運営期間が長ければ長いほど、積み上げた検索エンジンからの評価も大きなものですが、移転によって消えてしまうことになります。

しかし、301リダイレクトを設定しておくことで検索エンジンから得られていた評価が継続します。

302リダイレクトとの違い

リダイレクトには301と302の二種類があります。

アクセス者にとっては301でも302でも、自動で移行する点は変わらないのですが、サイト運営者側にとっては301と302は大きな違いがあります。

302は一時的な移転時に使用するものです。

特徴としましては301リダイレクトのように検索エンジンの評価が引き継がれない点が挙げられます。

そのため、いずれはそれまでと同じサーバーでのサイト運営を考えているのであれば302リダイレクトの方が良いでしょう。

一方、移転が一時的なものではなく移転先サーバーにて永続的なサイト運営を考慮しているのであれば、検索エンジンからの評価を引き継げる301リダイレクトが良いでしょう。

301リダイレクトが必要な理由

301リダイレクトを設定する理由はどこにあるのか、主な理由としては下記が挙げられます。

ページを損失したと思われないため

サイトのアクセス者は様々です。

お気に入りに入れて継続的に閲覧してくれる人もいれば、検索エンジン経由でアクセスした人、あるいはSNSのリンクからアクセスした人もいることでしょう。

継続的に閲覧してくれている人であれば、移転の情報も察知してくれますが、偶発的にアクセスしてくれた訪問者は、そこにサイトがなければ「無くなったのか」で終わりです。

移転先がどこなのかなど、探すことはないでしょう。

そもそも移転したのかさえ分からないのです。

訪問したサイトがなければ、目的を達成するために、別のサイトを探すことでしょう。

しかし、301リダイレクトを設定しておけば、移転先に自動で移動させることができます。

このように、不特定多数のアクセス者に対し、ページが損失したと感じさせることなく、移転先のページを表示することができるため、移転した際は必ず301リダイレクトを行ってください。

訪問者に手間をかけさせない

301リダイレクトを設定せずとも、移転を告知するページとリンク先を明記しておくだけで良いと考える人もいるかもしれません。

しかし、それさえ手間だと感じるアクセス者もいます。

リンク先をクリック・タップしてくれる人もいれば、移転の告知を怪しいと感じたり、あるいはそこまでする必要はないと感じ、ページを閉じたり離脱する人もいます。

その点301リダイレクトを設定しておくことで、訪問者に手間をかけさせることなく新しいページに招くことが可能です。

検索エンジンからの評価を継続するため

301リダイレクトは、検索エンジンからの評価を維持・継続できます。

検索エンジンからの評価は一朝一夕で生まれるものではなく、時間と共に信頼感を得られるものなので、新しいサイトはすぐには検索エンジンの上位に表示されることはありません。

これは移転でも同様です。

管理者にとっては移転であっても、検索エンジンの評価は新規サイトです。

そのため、それまでよりも基本的には下位の検索順位でページが表示されることになりますが、301リダイレクトであれば検索エンジンからの評価が維持・継続されますので、それまで同様の位置に表示される可能性が高くなります。

URLの正規化を行うため

www.や/index.htmlの有無によってコンテンツが別ページだと認識されてしまうケースがあります。

結果、コンテンツ評価の分散や、ミラーコンテンツだと解釈されることで評価が低下するケースがあります。

そこで301リダイレクトを用いることで同一サイトであること、さらにはミラーコンテンツではないことを証明することが可能です。

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301リダイレクトの設定と確認方法

301リダイレクトが大切なものであることが分かっていただけたかと思いますが、では301リダイレクトはどのように設定・確認するのか。

その点についても解説していきます。

.htaccessにて設定

301リダイレクトは、.htaccessファイルを作成し、サーバーにアップロードする必要があります。

記述に関してはいくつかのパターンがあります。

例えば古いドメインから新しいドメインに変更するものの、下層ページのURLが変わらない場合には下記の記述になります。

RewriteEngine On
RewriteCond %{http_host} ^www.古いサイトのアドレス
RewriteRule ^(.*) https://www.新しいサイトのアドレス/$1 [R=301,L]

となります。

サーバーそのものは変更しないものの、ディレクトリをoldからnewに変更する場合には下記になります。

RewriteEngine on
RewriteRule ^old(.*)$ /new$1 [R=301,L]

ドメインやディレクトリなど、ページ全てが変わる場合には下記になります。

RewriteEngine on
RewriteRule https://古いアドレス.html https://新しいアドレス.html [R=301,L]

このように、301リダイレクトの記述は決して難しいものではありません。

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記述ミスがないかは必ず確認

記述ミスがないかは、アップロードする前に必ず確認しておきましょう。

.htaccessに限らず、1文字でも異なれば正しく機能しません。

また、スペースが半角か全角かでも動作しないなど、正しい記述が求められます。

記述ミスがある場合、正しく動作しないだけではなく、サイトが確認できない状態(真っ白な状態)など想定していない動作を行う可能性もありますので、記述ミスをしないよう、細心の注意を払いましょう。

リダイレクトチェックツールによる確認

301リダイレクトを設定したら、リダイレクトチェックツールを使用し、本当にリダイレクトできるか確認してみましょう。

リダイレクトチェックツールは多々あります。

無料で利用できるものもありますのでそれらを利用してみましょう。

例えばリダイレクトチェッカー。

リダイレクトチェッカー:https://abashi.net/redirect-checker

こちらは無料で利用できるリダイレクト検証ツールとして知られています。

また、リダイレクトチェックツールはブラウザごとにリダイレクトチェックを行える点が特徴です。

自分自身でもアクセスしてみよう

自分自身でアクセスしてみるのも良いでしょう。

スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで自動転送が可能となっているのか確認し、問題があるようであれば問題点を特定し、修正しましょう。

301リダイレクトの記述は、誰がアクセスしても作動するものなので、自身でアクセスして正常に作動しない場合、誰がアクセスしても作動しませんので、改善しましょう。

301リダイレクトをする際の注意点

301リダイレクトを行うのであれば注意すべき点も多々あります。

サーバーに.htaccessをアップロードするまえに、これらを確認しておきましょう。

一時的な移動の場合は控えた方が良い

301リダイレクトは特性を踏まえるとあくまでも完全な移転時に活用すべきものです。

そのため、一時的な移動の場合、301リダイレクトではなく、302リダイレクトにしましょう。

301リダイレクトは何度も頻繁に行うものではありません。

SEO対策など、検索エンジンからの評価を継げる点は間違いありませんが、多少タイムラグが発生しますので、何度も何度も301リダイレクトによる移転を繰り返すと、検索エンジンに反映されない時間も長くなってしまいますし、何よりユーザーも戸惑うことでしょう。

設定をミスすると修正が難しい

301リダイレクトを設定する際には、ミスをしないようにしましょう。

1文字でも間違えていると正しく作動しないとお伝えしましたが、設定をミスしてしまうと修正が難しいケースもあります。

予期せぬ形で作動してしまい、サイト全体に悪影響を及ぼす可能性もありますので、一字一句間違いがないかを確認しましょう。

利用しているサーバーを確認する

これまで301リダイレクトについて説明させていただきましたが、実はとある大前提が必須です。

それは、使用しているサーバーが対応しているかです。

仮にですが、使用しているサーバーが301リダイレクトに対応していない場合、正しい記述の.htaccessファイルを作成しても動作しません。

そのため、301リダイレクトをと考えるのであれば、まずは使用しているサーバーが301リダイレクトに対応しているか確認しましょう。

もしもですが、301リダイレクトに対応していない場合、他の方法を模索しなければなりません。

まとめ

301リダイレクトについて様々な点から解説させていただきました。

有効活用することで、それまでのサイト運営で培ったユーザー、そして検索エンジンからの評価を引き継げるなどメリットの多い手法です。

サーバー移動、ディレクトリ変更などサイトの引っ越し、あるいはサイト構造を変更するときには有効活用しましょう。

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