SEO対策のトレンドとは?【2019年最新版】初心者でも5分で理解できる

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2019.06.12
SEO対策のトレンドとは?【2019年最新版】初心者でも5分で理解できる

Googleはパンダアップデートやペンギンアップデート等の、検索エンジンのアルゴリズムアップデートを定期的に行っています。アルゴリズムアップデートに伴い、Googleに高く評価されるサイトやコンテンツは変化するため、トレンドに合ったSEO対策を行うのが重要です。

2019年に絶対に押さえておきたいSEOのトレンド

2019年に絶対に押さえておきたいSEO対策のトレンドを3つ紹介します。ここで紹介するSEO対策は、以前から重要だったものが多いです。

被リンクを集める

後述するサイテーションやRankbrainなどの影響で、SEOにおける被リンクの重要性は小さくなりつつあります。しかし依然として被リンクはSEO対策において大きな効果を持っており、ミドルワードやビッグワードで検索上位に表示されているサイトは、多くの被リンクを集めているサイトです。被リンクを集めるSEO対策をしましょう。

ただペンギンアップデートにより自作自演の被リンクは、SEOスパムとしてペナルティを課されるようになりました。ユーザーがシェアしたいと思うコンテンツを提供することで、自然リンクを集めるのが重要です。

被リンクを増やすコツについては下記の記事でも解説しています。

サイト構造をきちんと設計する

サイト構造をきちんと設計することで、Googleのクローラーがサイトを巡回しやすくなります。またサイト構造が整理されていれば、ユーザビリティーも上がり、サイトの評価向上につながります。以下のようなサイトはサイト構造が整理されているとは言えません。

  • 扱うテーマが曖昧(扱うテーマが多い)
  • サイト内のどこでどのような情報が手に入るかわからない
  • 記事内で情報が重複しており、記事のテーマが不明確

ページごとに伝える内容と検索上位を狙うキーワードを明確にし、トップ・カテゴリトップ・個別記事の役割を意識しながらサイトを設定してください。

サイト構造(ディレクトリ構造)については下記の記事でも解説しています。

大量のコンテンツよりも質の高いコンテンツを作成する

以前はインデックス数が多いサイトが高く評価される傾向がありました。現在でもインデックス数が少ないサイトより、インデックス数が多いサイトが評価されることに変わりはありません。

しかし、パンダアップデートにより2019年現在は、コンテンツの質も評価されるようになりました。インデックス数を増やすために、質の低いコンテンツを増やしてもSEO上のメリットはありません。インデックス数を増やすことよりも、質の高いコンテンツを作成することに注力しましょう。

質の高いコンテンツの作り方については下記の記事でも解説しています。

2019年に重要性を増したSEOのトレンド

2019年になり、重要性を増したSEO対策を紹介していきます。前述の3つのSEO対策よりは重要性は低いですが、可能であれば実施しておきたいSEO対策です。

サイテーション

サイテーションとは、第三者にサイト名やサービス名、サイト運営者(会社)名を言及してもらうことです。例えばこの記事を読んだ方が、自身のブログで「ペコプラのSEO対策のトレンドとは?【2019年最新版】初心者でも5分で理解できるという記事が役立った」と書いた場合、弊社サイトのサイテーションが増えたことになります。

サイテーションが増えることで、検索順位にプラスの影響を与えることが可能です。サイテーションしてもらう媒体はウェブサイトに限らず、twitterなどのSNS上での言及もサイテーションになるため、SNSで拡散されやすいコンテンツを作成しましょう。

ナレッジパネル

ナレッジパネルは下画像赤枠内のように、特定のキーワードで検索した際に、検索結果の右側に表示されるパネルです。ナレッジパネルはキーワードに関する情報をまとめたものですが、特定のサイト内の情報が表示され、サイト名が記載されることがあります。(下の例ではウィキペディアの名前が載っています)

ナレッジパネルの例

2019年現在はナレッジパネルが増え、強調スニペットの数が減っています。これまで強調スニペットの恩恵を受けていたサイトは、アクセス数の減少の可能性があるため、ナレッジパネルの増加には注意しましょう。

検索結果のリッチ化

検索結果のリッチ化とは、構造化データマークアップを施すことで、これまでのスニペットとは別にリッチスニペットを表示できる機能です。

下の画像をみてください。

強調スニペットの例

赤枠内のURLをパンくずリスト状に表示したものやレビュー、価格部分がリッチスニペットです。検索結果に適切なリッチスニペットを表示させることで、クリック率を上昇させることが可能です。

リッチスニペットについては下記の記事でも解説しています。

検索しないユーザの増加を考慮したコンテンツ作成

2016年頃からは特に若いユーザーを中心に検索エンジンを利用せず、SNS検索等を利用するユーザーが増えてきており、2019年現在その傾向は一層強まっています。そのため検索エンジンから高い評価を受けるコンテンツ作成のみに注力せず、SNSで拡散されやすいコンテンツ作成を行うことが重要です。

SNSで拡散されやすいコンテンツを作成することで、サイトへのSNS経由の流入が増えるだけでなく、サイテーションや被リンクが増え、検索順位の上昇も期待できます。

Rankbrain

RankbrainはGoogleが検索アルゴリズムに使用しているAIです。Rankbrainの主な働きはユーザーが検索したキーワード(もしくは文章)の意味を理解し、その検索キーワードに最も適した検索結果を表示することです。

Rankbrainは以前から利用されていましたが、精度が向上し検索キーワードの潜在的なニーズまで汲み取って検索結果に反映させるようになっています。そのため検索意図を入念にリサーチして、潜在的なニーズに応えることができるコンテンツを作成することが肝要です。

強調スニペット

強調スニペットは検索結果の上部に表示される特別枠を指します。下の画像をみてください。

強調スニペットの例2

特定のキーワードで検索した際に、画像赤枠内のように特定のサイトのコンテンツが強調スニペットとして検索結果に表示されているのを見たことがあるかと思います。

強調スニペットにコンテンツを表示することで、ブランディングやアクセス数を増やす効果が期待できます。上述したように、強調スニペットの代わりにナレッジパネルが表示されることが増えましたが、依然として強調スニペットが表示されるクエリは多いです。強調スニペットを狙ってみましょう。

強調スニペットについては下記の記事でも解説しています。

2019年のSEOトレンドでその他に意識すべき点

ここまで優先度の比較的高いSEO対策を紹介してきました。ここから紹介するのは優先度の低いSEO対策です。余力がない場合には無視してもかまいません。

音声検索

AlexaやSiriなどの機能を利用して、音声検索を利用するユーザーが増えてきており、2020年までにウェブブラウジングの30%がスクリーンレス化されるとも言われております。音声検索の場合、従来のように短いキーワードで検索される数よりも、長いキーワードで、より具体的なキーワードの検索数が増えるため、ロングテールのコンテンツ作成が有効です。また構造化データマークアップも有効となります。

音声検索については下記の記事でも解説しています。

動画マーケティング

CISCO(世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社)は2021年までには、オンライントラフィックの80%が動画になると予想しています。2019年現在、特定のキーワードで検索すると検索結果の中にYouTubeなどの動画コンテンツがカルーセル表示されることからも、動画マーケティングの需要の拡大は明らかです。

2019年以降のSEO対策はYouTubeに最適化したコンテンツを作成すると良いでしょう。ウェブサイト上のコンテンツに動画を埋め込むのも有効です。

アマゾンの最適化

アマゾンは巨大なプラットフォームであり、通常の56%の消費者はGoogleの検索エンジンを利用せずに、アマゾンへ直接アクセスするといわれています。そのため販売したい商品やサービスがある場合は、アマゾンを利用することで、より多くの方に商品やサービスを知ってもらうようにしましょう。

まとめ

Googleの検索アルゴリズムのアップデートにより、SEO対策のトレンドは常に変化します。売り上げを上昇・維持させるためには、各SEO対策の優先度を考慮しつつ、最新のトレンドに合ったSEO対策を行なうことが重要です。

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