SEO効果がある被リンクを増やすコツを紹介-要注意なリンクとは

SEO対策実例・コラム
2019.11.06
2020.05.22
SEO効果がある被リンクを増やすコツを紹介-要注意なリンクとは

検索順位を上げるためには、被リンクを増やすことが重要です。しかしGoogleの検索アルゴリズムのアップデートにより、以前は有効だった被リンクの獲得方法の多くが、現在では使用できなくなりました。

そこでこのページでは、SEO効果の高い自然な被リンクを増やすコツと、被リンクを獲得するためのツールを紹介します。

リンクとは

インターネット上における「リンク」ですが、正確には「発リンク」と「被リンク」があります。

「発リンク」は自分のサイトから外部のサイトへのリンクのことを指し、「被リンク」は外部のサイトから自分のサイトへのリンクを指します。

こちらの記事では主に「被リンク」について解説していきます。

被リンクとは

被リンクとは、外部サイトが設置した自分のサイトへのリンクを指します。バックリンクとも呼ばれます。被リンクは外部対策のひとつで、SEO対策をする上では大切なものです。

一昔前までは、被リンクを得る目的のためだけにお互いにリンクを張り合う「相互リンク」や、無料の掲示板に自分のサイトへのリンクを書き込む方法、ネット上に公開されているブックマーク集に自分のサイトへのリンクを含ませる方法など、様々な被リンクを獲得する方法が存在しました。

現在でも上記方法は可能ですが、Googleのアルゴリズムが進化したため、順位を上昇させる効果は期待できません。最悪の場合、サイトの評価を落としてしまう可能性がありますのでお勧め致しません。

重要なのは良質な被リンク

被リンクはSEO対策として有効ですが、被リンクならばなんでもいいというわけではありません。

少し前までは、単純な被リンクの数がSEOに大きな影響を及ぼしていました。しかし、2016年のペンギンアップデートというGoogleアルゴリズムのアップデートにより、最近ではただ被リンクが多いだけでは上位表示されなくなりました。低質な被リンクはむしろ逆効果となり、順位を下げる要因となります。

現在は、高品質な被リンクが多いほどGoogleに評価されやすくなります。高品質な被リンクを獲得し、さらに流入を増やしていけば、さらなるSEO効果も狙えます。

なお、高品質な被リンクについては、次項の『SEO効果の高い被リンクとは』で具体的に解説していきます。

被リンクがすべてではない

被リンクがSEO対策のひとつであるとはいえ、被リンクひとつで順位が変動するほど大きな効果は表れません。特に最近のGoogleのアルゴリズムでは、内部対策のほうが重要視される傾向にあります。

しかし、被リンクをはじめとした外部対策は、するに越したことはありません。

被リンクを増やしていけば、クローラーの巡回頻度を上げることができます。クローラーとは検索エンジンのロボットのことです。サイトを巡回し、その情報を検索エンジンに格納します。このクローラーの働きのことをインデックスと言いますが、サイトが上位表示されるためにはしっかりとインデックスされる必要があるのです。そして、適切にインデックスされるためには、クローラーに高頻度で巡回してもらう必要があります。

被リンクがあれば、クローラーは被リンクから入ってきてくれます。つまり、被リンクが多ければ多いほど、インデックスされる機会が増え、上位表示されやすくなるということです。

被リンクを増やす施策は決して無駄にはなりません。内部対策をしっかりとおこないつつ、外部対策にも力を入れていく必要があります。

SEO効果の高い被リンクとは

すべての被リンクにSEO効果があるわけではありません。ここからは、SEO効果の高い被リンクについて解説していきます。

関連性の高いサイトからの被リンク

関連性の高いサイトからの被リンクは、Googleから評価されやすいです。

たとえばこのページであれば、関連性の低い「おすすめの電子レンジ5選」といったページからの被リンクよりは、同じテーマを扱う「被リンクについて」のページからの被リンクのほうが評価されるということです。後者のパターンであれば、被リンクについての記事を読んだユーザーが、リンク先のこのページを読むことでさらに理解が深まります。Googleはそうしたユーザーの満足度を重視しているのです。

これを踏まえて考えると、同じテーマを扱っているサイトのオーナーが、参考記事として紹介したくなるような記事を作成することが必要になります。記事の専門性を上げることで、高品質な被リンクを増やせると考えてもよいでしょう。

良質なサイトからの被リンク

良質なサイトからの被リンクは、Googleから評価されます。

ここで示す良質なサイトとは、Googleのページランクが高いサイトです。しかし、ページランクは現在は非公開となっており、確認できなくなりました。ただ、ページランクはサイトの順位に密接に関係しています。そのため、上位サイトを良質なサイトと考えても相違ないでしょう。

もしくは、アメリカのSEOツール「MOZ」で調べられる、ドメインオーソリティーやページオーソリティーの数値から考えてもよいです。この数値が高いほど良質なサイトと言えます。

MOZ

自然な被リンク

Googleはユーザーのためになる被リンクを評価するので、Googleから評価されるために設置された不自然な被リンクにペナルティを与えます。

不自然な被リンクとは、たとえば自分のサイト同士の相互リンクや、異なる言語のリンクなどです。業者を利用した被リンクも、不自然な被リンクと言えます。詳しくは当記事の後半で解説していきます。

Googleに評価されるのは、自然なリンク(ナチュラルリンク)です。SEO対策を考えるのであれば、自然なリンクを増やす工夫をしましょう。

ここを読んでいるユーザーは「高品質な被リンク」ってどんな被リンクだろう?と思うはずなので、「SEO効果の高い被リンクとは」で説明している旨を書いておいてください。

自然な被リンクを増やすコツ

自然な被リンクを増やすためのコツを紹介します。なおどの方法にも共通しているのは、ユーザーの満足度の高いコンテンツを提供することです。

ユーザーのニーズを満たすコンテンツを制作する

Google検索によってページに辿り着くユーザーは、それぞれ悩みや疑問などのニーズを抱えています。その悩みや疑問などのニーズをより深く理解し、ニーズに沿ったコンテンツを作成することが重要です。具体的には、SEOで狙うキーワード選定を行った後、コンテンツの作成前に検索意図の調査を入念に行うことをおすすめします。

一次情報を提供する

一次情報は、本人が手に入れたオリジナルな情報のことを指します。一次情報にも様々な種類が存在しますが、統計データ、実験や検証結果、理論や考え方などが一次情報となるケースが多いです。

一時情報を手に入れる(一時情報を提供する)ためにはコストや手間がかかるという課題はあります。しかし一次情報は既存の情報である二次情報とは異なり希少性が高く、引用、出典として利用され、被リンクが増える可能性が高いです。

他のサイトの情報以外に付加価値を加えたコンテンツにする

一時情報を使用してコンテンツ作成を行うのが、最も理想的なものの、二次情報を利用することもあるかと存じます。そのような場合、特に他のサイトの情報を参考にコンテンツの作成を行うのであれば、他のサイトの情報以外にユーザーに付加価値を提供できるコンテンツにすることが重要です

コンテンツを整理しユーザービリティを改善する

一次情報を掲載したコンテンツや、情報が豊富なコンテンツでも、上位表示することができないケースがあります。内容の質は高いものの、コンテンツが整理されておらず、ユーザーが読みにくい場合に多いです。コンテンツを作成する際には、以下のようなポイントに注意することをおすすめします。

  • 適度に改行を入れ、余白をつける
  • 見出しなどにも注意する
  • 必要に応じて文字修飾も行う
  • 説明に役立つ写真や図があれば活用する

SNSを運用してコンテンツが拡散されやすくする

SNSのユーザーが増えてきている現在、SNSで拡散されることにより、「バズ」が起こり、多くの自然な被リンクを得るということは珍しくなくなりました。またインフルエンサーとのネットワークを構築し、インフルエンサーの力を借りて、拡散する方法もあります。SNSを利用してコンテンツを拡散させることができるように、SNSを効果的に活用することをおすすめします。

たとえばtwitterであれば、特定のジャンルに特化した有益なツイートを行うことで、フォロワーを獲得します。フォロワーがいれば、サイトに新規コンテンツを追加した際に、twitterでツイートすることで、インデックスされる前からアクセスを得ることができ、フォロワーからの被リンクを得て、より素早くインデックスされる効果も期待できます。

その分野の専門家のポジションを築く

サイトで扱うテーマにおいて、専門家のポジションを築くことで、自然な被リンクを獲得しやすくなります。たとえばレストランを探したい時には「食べログ」を利用するユーザーは多いと思いますが、これは食べログがレストランに関する専門家のポジションを獲得しているからに他なりません。

専門家のポジションを築くためには、扱うテーマに対して網羅的に情報が手に入るサイトを作成するのが重要です。扱うテーマのキーワードに派生する様々な複合キーワードでもコンテンツを作成し、内部リンクを構築することをおすすめします。

被リンクによる外部対策だけでなく内部対策も重要

自然な被リンクを獲得することによる外部対策も重要ですが、内部リンクやサイト設計を整える内部対策も同時に行なっていただくことをおすすめします。関連するコンテンツに内部リンクを構築していくことで、ユーザーが潜在的に求めている情報を提供することが可能です。

またトップページを含め、サイト内の重要なページから2クリック以内に全てのページにたどり着くことが出来るように、リンク階層にも留意しましょう。ユーザビリティーを改善すれば、サイトの滞在時間を伸ばし、検索エンジンからの評価を高めることができます。

内部リンクについては以下の記事を参照していただくことをおすすめします。

内部リンクを活用して検索順位を向上させよう!

SEOにマイナスの影響を及ぼす要注意なリンク

Googleの検索アルゴリズムのアップデートであるペンギンアップデートにより、低品質なリンクが張られているサイトはペナルティーの対象になりました。そのため現在では、これまでは有効だったブラックハットSEOによる「検索順位を上げること」を目的としたリンクを利用すると、サイトの評価が落ちる可能性があります。ここではSEOにマイナスの影響を及ぼす可能性のある要注意なリンクを紹介していきます。

なおリンクにはPageRankを転送するリンクと、転送しないリンクがあります。リンクタグ内にrel=”nofollow”を含まないリンクはPageRankを転送し、含むリンクは転送しません。(なおnofollow属性の扱いは2019年9月より若干の変更がありました。詳しくは以下の記事をご確認ください。)
PageRankを転送しないリンクであれば、ペナルティの対象にはならないため、安全にリンクを挿入することが可能です。

2019年9月にnofollow属性の扱いが変わると発表!新たな属性とnofollowの設定方法

テキスト広告からの被リンク

クリック報酬型広告で見かけることが多いテキスト広告からの被リンクにはペナルティーの原因になるケースとならないケースがあります。GoogleのAdWordsや、Yahoo!プロモーション広告のリンクはPageRankを転送しない設定になっているため、ペナルティーの危険性はありません。しかしマイナーなテキスト広告の場合、PageRankを転送する設定になっている可能性があるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

記事広告やネイティブ広告からの被リンク

記事広告とネイティブ広告はどちらも、お金を払って他サイトに記事を書いてもらう広告のことです。ネイティブ広告は広告のようには見えない広告だという違いがあります。いずれの場合も、お金を払って書いてもらった記事内にPageRankを転送するリンクを挿入してしまうと、ペナルティーの原因です。

プレスリリース内のアンカーテキスト

お金を払って配布するプレスリリース内にアンカーテキストでリンクを送るとペナルティーの対象となります。アンカーテキストが最適化されていないリンクの場合はペナルティーの対象とはなりませんが、rel=”nofollow”を利用し、PageRankを転送しない設定にしておくと安全です。

被リンク獲得を目的としたページからのリンク

被リンク獲得を目的としサテライトサイトを作成し、メインサイトにリンクを張るケースはブラックハットSEOの代表的な手法で、ペナルティーの原因になります。またサイト運営者同士で、被リンク獲得を目的とした相互リンクを行った場合も同様です。

自動化されたプログラムやサービスを使用した被リンク

自動でリンクを張るツールを利用して、被リンクを増やすプログラムやサービスが存在します。そのようなサービスを利用して得た被リンクもペナルティーの対象となります。

隠しリンク

現在は使用されることが非常に少なくなりましたが、白の背景で白のテキストを使用したり、フォントサイズを0に設定したりすることで、リンク視認できなくなる、隠しリンクというものがあります。隠しリンクもペナルティーの対象です。

ブックマークサイトのリンク

ソーシャルブックマーク一覧は文字通り、様々なサイトのリンクを集めたものです。ソーシャルブックマークを利用してリンクを獲得しようとすると、ペナルティーを受けることが多いので注意することをおすすめします。

被リンクの確認に役立つ3つのツール

ここでは被リンクの確認に役立つ3つのツールを紹介していきます。それぞれ用途別に使い分けていただくことをおすすめします。

Search Console自社サイトの被リンク状況の確認

Google Search Cosole

Search Console: https://search.google.com/search-console/about?hl=ja

 

Search Consoleを利用すれば、被リンクの確認と、被リンクの否認を行うことが可能です。ただSearch ConsoleでGoogleが認識している全てのリンクを確認できるわけではありません。Googleが認識している被リンクのうちの一部のリンクがサンプリングされて、表示されます。

SE Ranking自社サイトのリンクの品質の確認

SE-ranking

SE Ranking: https://seranking.com/jp/

SE RankingはSEO分析とプロモーションを行えるツールです。SE Rankingを利用すれば、自社サイトのリンク品質を確認することができます。SE Rankingで被リンクの品質を確認し、質の低い被リンクがあれば、Search Consoleで被リンクの否認を行うことが可能です。なおSE Rankingは以下を含む様々な機能を持ちます。

  • ページ変更検知
  • ページSEO検査
  • ホワイトレーベル
  • キーワードサジェストツール
  • マーケティングプラン

Ahrefs被リンクに関する諸々の情報の確認

Ahrefs

ahrefs: https://ahrefs.jp/

AhrefsはシンガポールのAhrefs Pte.Ltdが提供しているSEOツールです。ほとんどの機能を日本語で利用できます。スタンダードプランでは月額179ドルかかるため、コストの負担が大きいと感じる方も多いかもしれません。しかし被リンクに関して以下の3点を含む、諸々の情報の確認が可能です。

  • どのページから被リンクが張られているのか
  • 被リンクが張られているサイトのドメインはどれくらい強いのか
  • 被リンクが張られているページはどれくらい強いのか

被リンクを否認する方法

被リンクを確認するツールを紹介しましたが、もしも被リンクの中に『SEOにマイナスの影響を及ぼす要注意なリンク』で紹介したような低質な被リンクがあった場合、どうすればよいのでしょうか。低質な被リンクがあると、ペナルティを受けてしまう可能性があります。

この場合は、Googleのサーチコンソールから被リンクを否認の申請をすることができます。詳しい手順は『被リンク精査方法と被リンク削除・否認までの流れを解説バックリンクを否認する』で解説しているので、そちらをチェックしてください。  

この申請をおこなうことで、低質な被リンクによるSEOへの悪影響を防ぐことができます。

ただし、この申請は慎重におこなう必要があります。むやみにおこなうと、サイトのパフォーマンスに影響を及ぼしてしまうからです。多くの場合は、この申請をおこなわなくとも、Googleのほうで作為的な被リンクを判断し、SEOに影響を及ぼさないようにしてくれます。標準的なサイトではこの申請をおこなう必要がありません。

まとめ

Googleの検索アルゴリズムのアップデートであるペンギンアップデートにより良質な被リンクのみが評価されるようになりました。このページで紹介した被リンクの獲得方法を参考に、良質の自然な被リンクを獲得できるように、コンテンツを作成していただくことをおすすめします。またSE Rankingなどのツールを利用して、被リンクの質を確認しながら、Search Consoleを利用して必要に応じて質の低い被リンクは否認しましょう。

SEOやWEB制作に関する情報を検索

コラム

ピックアップコラム

最新コラム

人気コラム

過去の記事

ご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら

03-5829-9912

受付時間:平日10:00~19:00(土・日・祝日を除く)