ロングテールSEOを徹底解説(メリット・デメリット・設定方法)

SEO対策実例・コラム
2018.10.18
2018.11.14

サイトのアクセス数がなかなか上昇しない、アクセス数が安定しないといった場合、もしかしたら狙うキーワードが競合性が高かったりするかもしれません。そんな時はロングテールSEOでアクセス安定するかもしれません。 今回は、弊社が実際にロングテールSEOを行い、アクセス数が上昇した例を交えながら、ロングテールSEOのメリットやデメリット、ロングテールSEOのやり方についてご紹介します。

目次


ロングテールSEOのメリット

ロングテールとは、英語で長い尾という意味で、ロングテールSEOは検索数は少ないニッチなキーワードを複数上位表示させて、集客させるSEO対策です。

ロングテールSEOのイメージ図

ロングテールキーワードの特徴として以下が挙げられます

  • 1.3~4語以上の複合キーワード
  • 2.ユーザーの検索意図が含まれている
  • 3.検索数がビックキーワードと比べて少ない
  • 4.ビックキーワードと比べ、ロングテールで書かれているサイトが少ない(競合が少ない)
  • 上記の特徴を踏まえると、ウォーターサーバーなら、「ウォーターサーバー レンタル 業務用」、「ウォーターサーバー おすすめ 赤ちゃん」がロングテールキーワードとなります。ここで、ロングテールSEOのメリットを4つご紹介します。

    ビッグキーワードと比べ上位表示しやすくアクセス数が稼げる

    前述しましたように、ロングテールSEOではよりニッチなキーワードを対象としますので、ビッグキーワードよりも検索ボリュームが少ない反面、ビッグキーワードと比べ競合性が少ない傾向にありますので、上位表示がしやすい。
    ビッグキーワードでは被リンクも重要になってきますが、ロングテールでは、ビッグキーワード程被リンクは重要にならないことが多く、被リンク数0でも上位表示が十分に可能です。

    ユーザのニーズを把握したコンテンツが作りやすい

    一般的にロングテールSEOでは、「渋谷 ランチ ワンコイン」にように単語数の多いキーワードでコンテンツを作成することになりますので、より正確にユーザのニーズが把握できますので、コンテンツも作りやすいです。

    ページ単位で集客できるため安定的にユーザを獲得できる

    ロングテールSEOでは、関連したキーワードで、次々とコンテンツを作成していくことになります。ロングテールキーワードで次々にコンテンツを作成していくことによって、ぺージ単位で集客することが可能ですので、サイト全体でみると安定的に集客することができます。
    例えば、ビッグキーワードで1,000人集客したサイトがあるとします。Googleの検索アルゴリズムは、ユーザの検索傾向とともに変わっていくこともありますので、仮にビッグキーワードが変動で順位が下落してしまった場合、サイト全体の集客が減ってしまいます。
    ロングテールキーワードは、ユーザのニーズが限定的で、ビッグキーワードと比べ順位変動の影響が比較的少ない傾向にあります。たとえ一つのロングテールキーワードの順位が下落し集客が期待できなくても、他のロングテールキーワードで集客をカバーすることが可能ですので、結果としてサイト全体の集客が安定します。

    サイト内のコンテンツが充実し結果的にビッグキーワードでも上位表示が狙える

    ロングテールseoで定期的にコンテンツを作成していくことで、コンテンツが充実し、サイト内の情報量が多くなっていきます。次々と、ロングテールキーワードで、専門性が高くユーザーにとって役立つコンテンツを作成し続ければ、情報が網羅され、結果的にビッグキーワードでも上位表示され、さらなるユーザーの獲得が見込めます。

    ロングテールSEOのデメリット

    上記のような、ロングテールSEOはメリットがありますが、反対にデメリットは何なのか見ていきます。

    ページ数が多くなるため、サイトの管理が大変

     ロングテールSEOでは、複数のコンテンツを作成していくことになりますので、コンテンツが増えれば増えるほど、例えばサイト内に多くの階層ができたり、内部リンクが貼られていなかったりするなどサイトの管理が大変になっていきます。
    せっかくコンテンツを作成してもユーザーから見つけにくいとせっかく作成したコンテンツが台無しになってしまう可能性がありますので、定期的にサイトの構成をチェックすると良いです。

    重複コンテンツが増えやすくなる

    こちらは先ほど紹介した「サイトの管理が大変になる」にも似ていますが、似たようなトピックのコンテンツが増える可能性もあるため、Googleから重複コンテンツと判断され中々サイトの評価が上がらない可能性があります。
    そのため、過去に作成したコンテンツをどこかに保存して、コンテンツを作成する前に、過去に作成したコンテンツを見て、重複になっていないかチェックしておきましょう。

    ロングテールSEO施策の最適なサイト構造

    ロングテールSEO施策の流れ

    ロングテールSEO施策の流れですが、以下の6つの手順となります。

  • 1.メインのキーワードを決める
  • 2.メインのキーワードに関連したロングテールのキーワード抽出する
  • 3.キーワードプランナーなどでロングテールキーワードの検索ボリュームを調べる
  • 4.コンテンツ(記事)を作成する
  • 5.作成したコンテンツを内部リンクで関連付ける
  • 6.順位が下がったりしたらユーザの傾向を把握しつつ記事を修正する
  • ロングテールSEOに最適なサイト構造

    また望ましいサイト構造ですが、下図のような、トップページ→カテゴリーページ→各カテゴリーの記事のようにするとサイトの構造もシンプルですし、ユーザーからも直感的に遷移しやすくなります。なおワードプレスを使うとこのような構造になることが多いです。
    ヘッダーやフッターを全ページ共通化し、内部リンクを張るようにしましょう。こうすることで、検索エンジンにロングテールで作成した記事が重要だと教えることができ、優先的にインデックスすることにも繋がります。ヘッダーやフッターの他にパンくずリストも内部リンク強化に繋がります。

    ロングテールSEOのサイト構造(例)

    ロングテールSEOの設定方法その1:キーワードの選定

    ロングテールseoで上位表示するためにはある程度の文字数が必要になってきます。そのため1~2のキーワード探しが重要になってきます。 まずは上位表示を狙う主軸となるキーワードを選びます。その主軸となるキーワードに関連したキーワードを探していきます。関連するキーワードを探すのは大変かと思いますので、以下のようなツールを使うと良いです。

    キーワードプランナー

    キーワードプランナーとは?

    キーワードプランナーは、本来広告を出稿するために参考となるツールですが、SEO対策でもよく使われます。 有料アカウントの場合、検索ボリュームが720といった形で実数が表示されますが、無料アカウントの場合100~1000といったように曖昧に表示されます。
    ロングテールSEOで重要な項目は、月間検索ボリュームと競合性ですが、キーワードプランナーを初めて使う方のために、月間検索ボリュームと競合性の意味をご紹介します。

    キーワードプランナー
    月間検索ボリューム

    月間検索ボリュームとは、選定したキーワードがユーザーにどのくらい検索されているのかを表す回数です。この月間検索ボリュームは、次で紹介する競合性とともに重要な項目になります。なぜなら検索数が少なければ少ないほど、よりニッチなキーワードになっていき、さらに上位表示する確率も、ビッグキーワードよりも上がってきます。なおロングテールSEOでは、この月間検索ボリュームが1000以下のキーワードを選ぶと良いです。

    競合性

    競合性は、キーワードに対してリスティング広告を出しているサイトがどのくらいあるのかを表す指標です。指標は、0~1の間で表され、1~0.67が高、0.66~0.34が中、0.33~0が低となっています。
    月間検索ボリュームが少なくても競合性が「高」になっているキーワードは、広告主がしっかりとSEO対策を行ったコンテンツが多いため、ロングテールSEOをする場合、なるべく競合性が中~低になっているものを選ぶようにすると良いです。
    なお、風俗系のキーワードは広告を出せないためほとんどが「低」となっています。

    キーワードプランナーでロングテールキーワードを探す方法

    きます。いずれもcsv等でダウンロードすることができますので、検索したら必ずデータをダウンロードしてロングテールSEOに役立てて行きましょう。

    検索ボリュームと傾向を取得

    ロングテールSEOで使用するキーワードを直接入力することで、月間検索ボリュームを調べる機能です。ロングテールSEOで施策するテーマが決まっている場合はこちらを使うと良いです。

    検索ボリュームと傾向を取得
    既存のキーワードを組み合わせて新しいキーワードを取得

    こちらは、「アンテナ工事」「東京」といったように、2つのキーワードリストを組み合わせて検索ボリュームなどを調べる機能です。リストに書かれたキーワードを自動で組み合わせるので、ユーザが検索する可能性のあるキーワードをリストアップするのに役立ちます。

    既存のキーワードを組み合わせて新しいキーワードを取得
    フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索

    こちらは、宣伝する商品やサービス名(キーワードでも可)やサイトのURL等を入力することで、それに関連するキーワードが抽出されます。どのキーワードでロングテールSEOをすればよいかイメージがつかない場合に役立ちます。
    なお検索オプションで「含めるキーワード」を特定のキーワードを入力すると、特定のキーワードが含むキーワードの一覧が表示されます。

    フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索

    Googleの検索窓に検索キーワードを入力する

    こちらは検索窓に、キーワードを入力すると、GoogleやBingに表示されている、関連キーワード(サジェスト)が表示されます。例えばWebマーケティングで検索した場合、「Webマーケティング 基礎」、「Webマーケティング 資格」等が表示されます。

    good keyword(グッドキーワード)

    こちらは検索窓に、キーワードを入力すると、GoogleやBingに表示されている、関連キーワード(サジェスト)が表示されます。例えばWebマーケティングで検索した場合、「Webマーケティング 基礎」、「Webマーケティング 資格」等が表示されます。

    good keyword(グッドキーワード)
    good keyword(グッドキーワード)の画面例

    関連キーワード取得ツール(仮名・β版)

     こちらもグッドキーワードと同様に、検索窓にキーワードを入力し「取得開始」ボタンをクリックすると、関連キーワードが取得できます。
    グッドキーワードと違いGoogleのみですが、場合によってはグッドキーワードよりもサジェストが多く表示されることもあります。Webマーケティングの例で言いますと、グッドキーワードが61個に対し、関連キーワード取得ツールは432個表示されます。
    そのため、ロングテールキーワードのネタが困った場合両方のツールを使うと良いです。

    関連キーワード取得ツール(仮名・β版)
    関連キーワード取得ツール(仮名・β版)の画面例

    上位表示しているサイトの記事を参考にする

    こちらは、上位化したいビッグキーワードを検索し、上位化しているサイトの記事を参考にするというものです。Googleがサイトを評価する項目は、200以上あると言われていますが、その中でも重要なのは、コンテンツとリンク(外部)と言われています。位化しているサイトは、コンテンツとリンクで主に評価されていると仮定しますと、上位化されているサイトは、外部リンクを獲得している+ユーザにマッチしたコンテンツがあるということになります。
    そのため、どうしても記事のネタが浮かばない場合は、上位表示しているサイトのコンテンツを参考にすると良いです。あくまでもテーマを参考にするだけで、文章をそのままコピーした場合、Googleに重複コンテンツと判断されかえってサイトの評価を下げてしまいますので注意してください。

    ロングテールSEOの設定方法その2:コンテンツを作成する

    ロングテールseoのキーワードを選定したら、今度はそのキーワードをもとに記事やコンテンツを作成していきます。前項目で選んだロングテールSEOのキーワードを全て使う必要はなく、その中でサイトのテーマにマッチしたキーワードで書くようにしましょう。
    また記事を作成する際に、最初に結論を伝えるようにしましょう。読者は基本的に流し読みしますので、ダラダラと書いてしまうと、結論を読む前に離脱してしまいます。また、医療系では難しいかもしれませんが、Webは誰でも見るものですので、初めてサイトを訪れた人にたいしてわかりやすいように、なるべく専門的な用語は使わない読みやすい文章を心がけましょう。
    またGoogleはユーザーにとって有益な情報があるサイトやコンテンツを上位表示するようにしています。そのため、自分自身の成功エピソードや失敗談、商品紹介であれば口コミなどがあると、より具体的によりユーザーにとって有益な情報となります。

    ロングテールSEOの効果が出なかった場合の対処法

    コンテンツをアップしてすぐに順位がつくわけではありませんので、最初の1か月程度は様子を見ましょう。 1か月程度様子を見て狙ったロングテールのキーワードで順位が出ていないorアクセス数が少ない場合は以下の対策をしてロングテールSEOの効果が出るようにしましょう。

    記事タイトルの修正

    恐らく最も簡単な修正内容です。タイトルにロングテールキーワードがあった方が順位が上昇しやすくなりますので、タイトルにロングテールキーワードが入っていない場合は入れてみてくだい。

    ディスクリプション(説明文)の改善

    ディスクリプションとは、検索結果に表示される説明文のことで、検索してきたユーザはタイトルとこの説明文を見て訪問してきます。この説明文に該当の記事でどんな情報が得られるのか具体的に説明しするようにすると、ユーザーも訪問したくなるでしょう。また、この説明文にロングテールキーワードを入れると太字で強調されますので、なるべく入れるようにしてください。

    記事を更新し最新にする

    ロングテールSEOでは、内容が似通った記事を作成する可能性もあり、順位が出ない可能性もあります。 そのため、内容が似通った記事のトピックを抽出し、記事を統合することでコンテンツの質を高めていきましょう。
    また、記事の情報が古くなると、順位が下落したり、せっかく訪問してもすぐに離脱してしまう可能性があります。例えば受験情報キーワードだと、2015年の情報よりも今年(2018年)の情報を得たいと思っている人が多いです。そのため、できるだけ最新の情報を追加して記事の質を高めると良いです。

    ロングテールSEOの効果があった事例

    ここでは、弊社が実際にロングテールSEOを行い、アクセス数が上昇した例をご紹介します。いずれのサイトも月に10記事程度公開しています。

    キーワードA(風俗系)

    こちらは昨年7月からサイト運用を開始し、今年の3月から急激にアクセス数が上昇しております。

    キーワードAの月別PV数(2017年7月~2018年9月)

    アクセスが多いロングテールキーワード3つのアクセス数とキーワードの検索ボリュームは以下です。 なお集計期間は、2017年7月~2018年9月です。

    アクセスが多いロングテールキーワードと検索ボリューム
    キーワード アクセス数 検索ボリューム 競合性 検索順位(10/15時点)
    ロングテールキーワードA 9,725 390 0.01 6位
    ロングテールキーワードB 7,434 320 0 1位
    ロングテールキーワードC 7,410 880 0.01 4位

    キーワードB(リフォーム系)

    こちらは昨年8月からサイト運用を運用を開始し、今年の1月から急激にアクセス数が上昇しております。

    キーワードBの月別PV数(2017年8月~2018年9月)

    アクセスが多いキーワード3つのアクセス数とキーワードの検索ボリュームは以下です。 なお集計期間は、2017年7月~2018年9月です。

    アクセスが多いロングテールキーワードと検索ボリューム
    キーワード アクセス数 検索ボリューム 競合性 検索順位(10/15時点)
    ロングテールキーワードA 10,842 90 0.1 6位
    ロングテールキーワードB 4,771 90 0.58 1位
    ロングテールキーワードC 2,525 210 0.04 2位

    今回は、アクセス数が多いロングテールキーワードを3つ程紹介しましたが、これ以外にもロングテールキーワードを中心に記事を定期的に作成しております。
    このように、メインのキーワードで上位表示を狙うのではなく、最初はロングテールのキーワードで記事を作成することで、サイトの質を上げるようにしていくと良いです。
    次に、ロングテールSEOで対策するときにどのようにしてキーワードを探せばよいかご紹介します。

    まとめ

    いかがでしたか?ロングテールSEOはビッグキーワードと比べ上位表示しやすくコンバージョン数が高いですが、 その反面サイトの管理が大変になります。しっかりとコンテンツを管理し、費用対効果の高いSEO対策を行うようにしましょう。

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