コンバージョン率とは?調べ方や上がらない原因・対策法を紹介
2021.02.09
コンバージョンを獲得するためには様々なデータのチェックが欠かせませんが、コンバージョン率も重要な数字。
ではそのコンバージョン率とは何を意味する数字なのか、上がらない原因と合わせて解説していますのでご覧ください。
コンバージョン率の目安について
コンバージョンとは成約を意味するものです。WEB上では様々なビジネスが展開されていますが、コンバージョンを目指して様々な施策を行っています。
しかし、コンバージョンは数はもちろんですが、率も重要です。コンバージョン率が高ければ展開しているビジネスが決して悪くはない証左になりますが、コンバージョン率が低い場合、訴求が弱いと考えることができます。
そのため、コンバージョンは数だけではなく、率も軽視できない数字として、常に注視しておかなければなりません。
コンバージョン率の計算方法
コンバージョン率の計算方法は次の式となっています。
コンバージョン率=コンバージョン数÷セッション数
例えばコンバージョンを10獲得したとします。その際、セッション、つまりは訪問回数が10であればコンバージョン率は100%となりますが100セッションで10の場合はコンバージョン率は10%。1000セッションであれば1%となります。
このことから、コンバージョン率が高いほど、ニーズにマッチしたコンテンツを提供できていると考えてよいでしょう。逆にコンバージョン率が低い場合、何らかの問題があると言わざるを得ません。
コンバージョン率の平均アベレージは業種・商材によって異なる
一般的なコンバージョン率の平均は2~3%とされています。つまり、100セッションで2~3回コンバージョンを獲得していることになります。
しかし、業種によって平均コンバージョン率は異なります。
Dating & Personals(出会い) |
9.64% |
Legal(法律) |
6.98% |
Consumer Services(顧客サービス) |
6.64% |
Auto(自動車) |
9.64% |
Dating & Personals(出会い) |
6.03% |
Employment Services(人材サービス) |
5.13% |
Finance & Insurance(金融と保険) |
5.1% |
Travel & Hospitality(旅行) |
3.55% |
参照:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry
上記は検索エンジンからのコンバージョン率となっていますが、業界・サービスによって平均コンバージョン率は異なります。
そのため、コンバージョン率を意識するのであれば、全体的な平均コンバージョン率よりも業界のコンバージョン率と比較しましょう。
コンバージョン率が上がらない原因
コンバージョン率が低い、あるいは上がらない理由には訳があります。そこでよく挙げられるコンバージョン率が上がらない原因をご紹介しましょう。
関連キーワードとニーズがミスマッチしている
関連キーワードと消費者・閲覧者のニーズがミスマッチしていると、コンバージョン率は上がりません。セッション数はそれなりにあるものの、コンバージョン獲得に至らず、コンバージョン率が低い場合に考えられる原因です。
検索エンジンの場合、狙ったキーワードでの流入だけではなく、想定外のキーワードからの流入も考えられますが、キーワードによっては閲覧者の興味を満たせず、セッション数だけがカウントされてしまうこともあります。
また、リスティング広告に関してもある程度キーワードを狙い、かつセッションを獲得しているとしても、そもそもキーワードの設定が悪ければ、コンバージョンの獲得に至らず、コンバージョン率は低下してしまうでしょう。
広告コンテンツの訴求力が弱い
セッションを獲得したとしても、広告コンテンツの訴求力が弱ければ、サイト訪問者・閲覧者は見て終わりです。
ある程度興味があったとしても、広告・商品コンテンツを見て「思っていたものと違う」「購入するほどではない」と判断されてしまいます。セッション数がそれなりにあるもののコンバージョン率が低い場合、閲覧者がサイトにアクセスするということは、それなりに興味を持っているのですが、訴求力が弱いため、興味を購入・成約まで導くことができないケースが考えられます。
広告が表示されるタイミングが悪い
せっかく興味を持ってサイトを訪問してくれたものの、閲覧者にとって広告が表示されるタイミングが悪く、コンバージョン獲得に至らず、コンバージョン率を低下させてしまうケースもあります。
例えば購入ボタン。コンテンツの最上段に置いても意味はありませんし、逆に最下部に設置した場合、最後まで閲覧してくれるか分からりません。ページの途中で離脱する閲覧者・訪問者は決して珍しくありませんので、最下部のボタン設置にこだわる必要はありません。
他にもせっかくコンテンツを見ている最中でありながらディスプレイ広告が表示されてストレスになったりなど、広告表示のタイミングによってコンバージョン率は変わります。
コンテンツが悪い
広告ページだけではなく、コンテンツそのものが悪い場合もセッションに対してコンバージョン率は低くなりがちです。
消費者が購入・成約に至るまでには様々なものを判断します。サイトが安っぽいので信頼できないから購入を見送るケースもあれば、あまりにも購入の催促が多いので購入意欲が減退してしまうことも。
また、コンテンツの細かい部分だけではなく、サイトのデザインがうるさいので閲覧が億劫になってしまったり、サイトが重いのでなかなかサイト全体が表示されず、結局はサイトの中身をすべて見る前に離脱してしまったり。
このように、様々な悪い部分が原因となり、コンバージョン率が上がらないケースも珍しくありません。
コンバージョン率の改善方法
コンバージョン率が低い場合、放置していても勝手にコンバージョン率が上昇する可能性は低いので、何らかの対策が求められます。そこで具体的に、いくつかの対策をご紹介します。
コンバージョン率など様々なデータから問題点を探る
サイトを運営していれば、コンバージョン率だけではなく様々なデータがあるはずです。セッション、滞在時間、流入元など細かいデータを分析し、問題点を探りましょう。
例えば滞在時間が短い場合、コンテンツが訪問者のニーズを満たしていないことが浮かび上がります。リスティング広告を出しているものの、広告先からの流入が思ったほど伸びていないのであれば広告出稿のキーワード設定が想定するターゲットとマッチしていないのでしょう。
このように、データは様々な事実を教えてくれます。コンバージョン率はいわば結果。結果が悪いのはプロセスに問題があるからこそですので、データを通して、どのプロセスに問題があるかを確認することで、コンバージョン率改善に繋がるヒントが得られます。
魅力あるコンテンツを作る
リスティング広告やSEOの順位など、コンテンツの中よりも外に力を入れるケースは多いです。確かに自社サイトを多くの人に知ってもらうことがコンバージョンに繋がりますので外部に向けての対策も決して無駄ではありません。
しかし、コンバージョン率が低い場合、コンテンツの中身そのものに魅力がないと考えられます。どれだけリスティング広告やSEOに力を入れ、コンテンツの外からの流入者を増やしても、肝心のコンテンツそのものに魅力・訴求力がなければ閲覧者・訪問者は興味を購入という行動に移すことはありません。
では「魅力」とは何かといえば、データが示してくれます。こちらは先にもお伝えしたように、コンテンツの滞在時間を見れば、コンテンツをどれだけみてくれているのかが分かります。
見てくれているけど購入にまで至っていないのか、あるいはそもそもみられていないのか。検索エンジンやリスティング広告、あるいは他のリンクから辿ってきたものの、ほとんどコンテンツの中身を見ずに画面を閉じられているのか。これにより、どこを改善するべきかが見えてきます。
ユーザーのストレスを極力排除する
画面表示が遅かったり、画面を見ているとチカチカしたりといった、ユーザーのストレスは極力排除しましょう。
例えばですが、購入を決意したものの、なかなか入力の画面が表示されなければ「もういい」になってしまうでしょう。せっかく流入したものの、コンテンツの表示が遅いので画面を閉じられてしまうこともあります。
このように、ユーザーにとって「閲覧ストレス」となることは極力排除しましょう。コンテンツの中身だけではなく、サーバーの調子、表示速度等もまた、コンバージョン率を左右する要素です。
まとめ
コンバージョン率は高い方が良いのは言うまでもありませんが、業界の平均的なアベレージよりも低い場合、何らかの問題があることが考えられます。
放置で改善するものではありませんので、対策を講じ、コンバージョン率上昇を目指しましょう。
少し改善しただけでコンバージョン率が上昇するケースも珍しくないだけに、すぐにでも取り掛かることをお勧めします。
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