SEOの基礎!クリック率とは?検索順位別クリック率と改善方法

コンテンツSEO・コンテンツマーケティング
2019.12.09

検索上位に表示することができても、クリック率が低ければアクセスを稼ぐことはできないため、クリック率は非常に重要です。このページではクリック率の計算方法と検索順位別のクリック率、クリック率の改善方法を紹介していきます。

SEOの基礎のクリック率とは

SEOにおいてクリック率は、コンテンツが表示された回数に対して、どれくらいの割合でユーザーにクリックされたかを示す指標です。たとえばコンテンツが100回表示されたうち、30回クリックされれば、クリック率は30%となります。

また検索順位別の平均クリック率を利用して、獲得できるアクセス数を予想することも可能です。たとえば検索ボリュームが1万の検索キーワードに対して、検索順位が2番目であれば、2位の平均クリック率が15%のことから1,500程度のアクセスが見込めます。

掲載順位とクリック率の関係

クリック率は検索結果に掲載される順位によって大きく異なるものです。そこでここでは確認できた5年分の検索順位とクリック率を紹介します。

2019年4月の検索順位別クリック率

2019年4月の検索順位別クリック率は、以下の通りです。

検索順位

クリック率(PC)

(スマホ)

1位

31.19%

22.44%

2位

15.91%

14.06%

3位

10.07%

9.27%

4位

6.32%

6.09%

5位

4.28%

4.17%

6位

3.03%

2.87%

7位

2.19%

2.08%

8位

1.71%

1.67%

9位

1.38%

1.31%

10位

1.12%

1.01%

Advanced WEB RANKING

PC版の検索順位の1位から3位のクリック率は、1位が2位の2倍、3位の3倍になっています。検索上位の中でも1位を取れた時の恩恵は非常に大きいです。一方スマホ版でも検索順位1位が最もクリック率が高いことには変わりありませんが、検索上位5位までのクリック率のばらつきが小さいことがわかります。このことからPC版で1位の方がスマホ版で1位よりも価値が高いと言えそうです。

2018年4月の検索順位別クリック率

2018年4月の検索順位別クリック率は、以下の通りです。なお2019年との比較のため、クリック率の欄のカッコ内に2019年4月のデータも記載しています。

検索順位

クリック率(PC)

クリック率(スマホ)

1位

28.58%(31.19%)

22.02%(22.44%)

2位

14.19%(15.91%)

13.83%(14.06%)

3位

10.14%(10.07%)

10.23%(9.27%)

4位

6.27%(6.32%)

6.46%(6.09%)

5位

4.26%(4.28%)

4.29%(4.17%)

6位

3.01%(3.03%)

2.99%(2.87%)

7位

2.26%(2.19%)

2.15%(2.08%)

8位

1.78%(1.71%)

1.59%(1.67%)

9位

1.45%(1.38%)

1.16%(1.31%)

10位

1.15%(1.12%)

0.84%(1.01%)

Advanced WEB RANKING

2018年4月と2019年4月の検索順位別のクリック率を比較しても大きな違いはないことがわかります。このことから2018年4月から2019年4月にかけてPC版とスマートフォン版の検索順位とクリック率の傾向に変化はなかったと言えます。

2017年4月の検索順位別クリック率

2017年4月の検索順位別クリック率は、以下の通りです。なおカッコ内には2018年4月のデータを記載しています。

検索順位

クリック率(PC)

クリック率(スマホ)

1位

28.9%(28.58%)

23.7%(22.02%)

2位

14.3%(14.19%)

15.02%(13.83%)

3位

10%(10.14%)

10.9%(10.23%)

4位

6.47%(6.27%)

7.21%(6.46%)

5位

4.58%(4.26%)

5.07%(4.29%)

6位

3.29%(3.01%)

3.63%(2.99%)

7位

2.43%(2.26%)

2.67%(2.15%)

8位

1.87%(1.78%)

2%(1.59%)

9位

1.41%(1.45%)

1.47%(1.16%)

10位

1.06%(1.15%)

1.06%(0.84%)

Advanced WEB RANKING

カッコ内のクリック率を見てみると、2017年4月から2018年4月までの1年間でも大きな傾向の変化がないことがわかります。

2014年の検索順位別クリック率

2014年7月の検索順位別のクリック率は以下の通りです。なおカッコ内には2019年4月のデータを記載しています。なお6位以降はまとめての記載になっているため注意してください。

検索順位

クリック率(PC)

クリック率(スマホ)

1位

25.1%(31.19%)

32.54%(22.44%)

2位

10.02%(15.91%)

15.98%(14.06%)

3位

7.9%(10.07%)

10.89%(9.27%)

4位

4.89%(6.32%)

7.69%(6.09%)

5位

4.49%(4.28%)

5.7%(4.17%)

6位-10位

2.82%

3.84%

2ページ目

2.23%

5.04%

3ページ目

0.73%

2.9%

Advanced WEB RANKING

2019年4月と2017年7月検索順位別のクリック率を比較すると、スマートフォン版のクリック率が、2014年7月の段階では検索順位1位のページに大きく集中していたことがわかります。スマートフォン版の検索順位1のページは、2位の2倍、3位の3倍のクリック率を集めており、2019年現在のPC版に似た値となっています。このことから2014年から2019年にかけて、検索順位別のクリック率のばらつきが大きくなり、2位や3位のページでもアクセスを稼ぎやすくなったと言えそうです。

スマホ版のクリック率のばらつきが大きくなった理由

2014年から2019年にかけて、スマホ版の検索順位別のクリック率のばらつきが大きくなり、PC版の検索順位別のクリック率に近くなったのは、ユーザーが多くの情報をスマホで検索するようになったからだと考えられます。

以前のユーザーは、簡単な情報を手軽に調べる目的でスマートフォンを利用して検索エンジンを利用する傾向がありました。そのため検索結果のうち、検索順位が1位のページで簡単に情報を入手して、他のページは閲覧しなかったため、検索順位1位のページのクリック率が圧倒的に高かったのだと推測できます。

一方現在は以前であればPCで検索していたような、より多くの情報をスマホで検索するようになりました。そのため検索順位1位のページだけでは足りず、2位以降のページもクリックされるようになり、検索上位のページのクリック率の差が小さくなったわけです。

なおユーザーがスマートフォンを利用してより多くの情報を検索することになった背景には、以下のような背景があります。

  • スマートフォンのデータ通信の高速化
  • デバイスの巨大化
  • モバイルファーストインデックス等による、スマートフォン向けサイトの質の向上

クリック率を上げる方法

ここまで検索順位別のクリック率について解説してきましたが、ここまでしてきたのはあくまで平均的な数値の話です。当然検索順位を上げることができれば、最も効果的にクリック率を上げることができますが、2位から1位に検索順位を上げるというのは簡単ではありません。そこで検索順位はそのままでも、少しでもクリック率を上げる方法を解説します。

ユーザーのニーズや意図を汲み取る

ユーザーはタイトルやスニペットを見て、そのページに自分が求める情報があるかどうかを判断して、クリックするかを決定します。そのためユーザーのニーズや意図を汲み取ってページのコンテンツの作成やタイトル付け、スニペットの編集を行うのが重要です。

たとえば「SEO クリック率 とは」で検索する方はクリック率とは何か知りたいだけでなく、実際にSEOを行なっており、クリック率を改善したいという意図を持っていると推測することができます。

そのため単にクリック率の定義を紹介するだけでなく、過去の検索順位別のクリック率やクリック率の改善方法を紹介することで、よりユーザーにとって魅力的なコンテンツの作成が可能です。そして内容に応じてタイトルやスニペットを設定しましょう。

タイトルを見直す

ユーザーのニーズや意図を汲み取ってタイトルをつけるのは当然ですが、それ以外にもタイトルで拘るべき点は存在します。6W2H(WHO(誰が),WHOM(誰に),WHAT(何を),WHY(なぜ),WHERE(どこで),WHEN(いつ),HOW(どのように) HOW MUCH(どれくらい))の中でも特にWHAT,WHY,HOWを意識してタイトル付を行いましょう。

たとえば「保険 おすすめ」というキーワードでWHAT,WHY,HOWを意識してタイトルをつけると、「これだけ読めば安心(HOW)!将来の不安がなくなる(WHY)プロ目線のおすすめ保険(WHAT)」というようなタイトルをつけることができます。よりユーザーがクリックしたくなるようなタイトルを作成しましょう。

meta descriptionを見直す

meta descriptionは検索結果のスニペットに表示されるWEBページの内容を説明する文章のことです。タイトルにはこだわってもmeta descriptionにはこだわらないというサイトは少なくありませんが、meta descriptionはタイトル同様にユーザーに見られています。

デフォルトだとページの冒頭部分が抜粋され、meta descriptionとして検索結果に表示されます。しかしそのままだとユーザーにページの内容が十分に伝わらないことが多いため、meta descriptionは手動で設定することをおすすめします。

まとめ

以前はスマホ版の検索順位別のクリック率は、1位のページに集中していましたが、スマートフォンを利用しての検索エンジンの利用がより一般的になった現在、スマホ版のクリック率は以前ほど1位に集中しなくなりました。検索順位が1位でなくても、タイトルやスニペット次第でクリック率を改善する余地が生まれたということです。WHATやWHY、HOWを意識したタイトル付けや、内容をよりよく伝えるmeta descriptionの設定などを行なって少しでもクリック率を改善させましょう。

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