【SEO対策】モバイルファーストインデックス化に必須の11の対処法

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2020.11.09
【SEO対策】モバイルファーストインデックス化に必須の8つの対処法

Googleの検索順位を決定する評価基準となるページが、PC向けページからモバイル向けページへ変更されたことを意味するモバイルファーストインデックス。ここではモバイルファーストインデックスの対処法を紹介します。

モバイルファーストインデックスとは?

モバイルファーストインデックスはGoogleの検索アルゴリズムにおける仕様変更を指します。これまで検索結果に表示される検索順位は、PC向けのページが評価基準となっていました。しかし、モバイルファーストインデックス化されると、検索順位はモバイルページを評価基準とします。

モバイルファーストインデックス化の実施理由

モバイルファーストインデックスを実施する理由は、スマートフォンで検索するユーザーが増えたことです。

これまでPCで検索するユーザーが多かったため、PC向けに作成されたページを基準にして、ユーザーにとってよりユーザビリティの高いサイトを検索順位に上位表示することで、全体のユーザビリティを向上することができました。

しかし2015年には、モバイル検索の割合が過半数を突破しています。そのためモバイル向けに作成されたページを基準として、ユーザーにとってよりユーザビリティの高いサイトを上位表示することで、全体のユーザビリティを向上することに変更したのです。そこでGoogleが行ったのがモバイルファーストインデックスです。

モバイルファーストインデックスへの強制移行

更にGoogleではモバイルファーストインデックスへ強制移行することをすでに発表しています。

本来ならモバイルファーストインデックスへの強制移行は2020年9月に行われる予定でしたがコロナウィルスの影響により2021年3月へと延期されました。

とはいえモバイルファーストインデックスへの移行はもはや決定事項なのでできることから対策を始めるべきでしょう。

モバイルファーストインデックスへの移行については以下の記事で詳しく解説しております。

Google公式発表!2020年9月から全てのサイトがモバイルファーストインデックスの対象に!

強制移行の延期については以下の記事で詳しく紹介しております。

Google、モバイルファーストインデックス(MFI)の強制移行を2021年3月末に延期すると発表

モバイルファーストインデックスの影響を受けやすいサイト

モバイルファーストインデックスに移行する際に影響を受ける可能性が高いサイトは、次のようなサイトです。

PCよりもモバイルの順位が低いサイト

PCで検索した場合の検索順位よりも、モバイルで検索した場合の順位が低いサイトの場合は、速やかな対処が必要です。モバイルファーストインデックスが進んでいくにつれ、PC向けページの検索順位が、モバイル向けページの検索順位まで落ちてしまう可能性があります。

モバイル向けページでコンテンツを省略しているサイト

モバイル向けのページで、PC向けのページよりもコンテンツを極端に省略している場合も、速やかな対処が必要です。コスト削減のために、PC向けページの主要ページのみでスマホサイトを作成している企業は少なくありません。しかし、モバイルファーストインデックスが実施されるとスマホサイトが検索順位の評価基準になるので、コンテンツが少ないサイトとして評価が低くなり、PC向けページもモバイル向けページも検索順位が下がる可能性があります。

モバイルファーストインデックスの対処法

個人でも行いやすいモバイルファーストインデックスの対処法は次の通りです。

「モバイルフレンドリーテスト」でユーザビリティの向上を図る

Googleはモバイルデバイスでのページの使い易さをチェックするための「モバイルフレンドリーテスト」というツールを提供しています。

検索窓にURLを入力してください。

モバイルフレンドリーテストの使い方

このように「このページはモバイルフレンドリーです」と表示されれば問題ありません。

モバイルフレンドリーテストの使い方

しかし、「このページはモバイルフレンドリーではありません」という表示がでてきた場合には、モバイルファーストインデックスの影響で、検索順位が下がる可能性があります。

モバイルフレンドリーテストの使い方

上記の画像内の赤枠のように改善点を提示してくれますので、指示に従ってユーザビリティの向上を図りましょう。

モバイル向けサイト上のコンテンツを確認する

PC向けサイトのすべてのコンテンツが、モバイル向けサイトでも利用・閲覧できるのかを目視で確認します。少しでも不便に感じたり違和感を持つようなところは、ユーザビリティを上げることができる部分ですので改善していきましょう。

ロード時間とページスピードを測る

サイトのロード時間とページスピードを計測します。

計測にはGoogleの「PageSpeed Insights」を利用することができます。また、「GTmetrix」というGoogleのウェブサイトのページスピード(PageSpeed Score)とYahoo!のウェブサイトの表示スピード(YSlow Score)を同時に測定できるツールを使うと便利です。

GTmetrix」を見てみましょう。

赤枠内にURLを入力して「Analyze」をクリックします。

GTmetrixの使い方

結果が表示されます。

GTmetrixの使い方

赤枠で示されていますが、PageSpeed ScoreもYSlow Scoreも悪くないことがわかります。

下部には改善点が表示されていますので参考にしてパフォーマンスの向上を図りましょう。

GTmetrixの使い方

この例では、赤枠のところを見ると、「Serve scaled images」がE判定となっています。

サイト内の画像データをCSSもしくはHTMLでリサイズしているため、処理に時間がかかりページの読み込みが遅くなっているということです。

「hover」を取り除く

「hover」とはカーソルが乗っている要素にスタイルを適用する擬似クラスのことです。

下の画像をみてください。

hoverタグの例

このページでは、「サーモンミール」にカーソルを合わせると、サーモンミールの説明が「hover」で表示されるようになっています。

しかし、モバイルデバイスでページを見る際は「hover」は使えません。モバイルユーザーにとって無駄なCSSがページ上に存在することになります。モバイルファーストインデックスに備えて「hover」の使用は避けましょう。

Flashコンテンツを取り除く

Flashコンテンツは、コンテンツを動的に見せることが可能で、デザイン性を追求したサイトなどに利用されることが多いですが、モバイルデバイスでは表示できないことがほとんどです。

Flashを利用したコンテンツを見ようとすると、下の画像のようなメッセージが表示され、ユーザビリティを下げます。

Flashコンテンツが非表示される場合

ポップアップを取り除く

モバイルデバイスでページを閲覧している際に、不意にポップアップが表示されると、意図せずタッチしてしまい別のページに移動してしまうことがあります。こんな時にユーザーは不便を感じ不快に思うこともあるでしょう。ポップアップ広告などをサイトに入れるのは、ユーザビリティを大きく下げることであることを認識しましょう。

企業サイトでメールアドレスを入力してもらいたい場合など、ユーザーに確認してもらいたい内容がある時は、フローティングメニューなどを利用すると良いでしょう。

大きな画像を避ける

大きな画像は読み込みに時間がかかり、またモバイルデバイスの小さなスクリーンでは見にくい画像になってしまう可能性があります。そのためページに画像を入れる場合には、読み込みに時間がかかる大きな画像になっていないか、またモバイルデバイスでも見やすい画像になっているかを確認してください。

ただし画質の低い画像やPCサイトとサイズの異なる画像を用いることは避けてください。

前者の場合は低クオリティなサイトと判定される可能性があり、後者の場合は同じサイトで異なる情報を提供していると判断され検索順位やページクオリティが下げられる危険性があります。

新たにGoogleから発表されたポイント

また、Googleはモバイルファーストインデックスへの強制移行の延期を発表した際に新しく見つかった幾つかの問題点について触れました。

これらはGoogleが明確に言及している問題点なので移行に際して評価の対象となる可能性が高く、特に注意して対策を行うべきでしょう。

詳細については以下の通りです。

Googlebot がコンテンツとリソースにアクセスしてレンダリングできるか?

  • モバイルサイトとPCサイトで同じ robots メタタグを使っているか?

モバイルサイトとPCサイトで別のrobots メタタグを使っていないかを確認して下さい。

特にモバイルサイトの方にnoindexやnofollowのようなGooglebotに対してクロールやインデックスをさせないタイプのrobotsメタタグがある場合、モバイルファーストインデックスの登録が有効になっていてもページのクロールやインデックス登録に失敗することがあります。

  • プライマリコンテンツのLazy-load(遅延読み込み)をチェックする

まず主要なコンテンツの読み込みにユーザーの操作(スワイプ、クリック、入力など)が必要なものがないか確認してください。こういったユーザー操作が必要なコンテンツはLazy-load(遅延読み込み)コンテンツと呼ばれており、通常Googlebotはこれらのコンテンツを読み込まないのでユーザー操作が必要のない形式に変えるかLazy-load(遅延読み込み)コンテンツを認識できるようにして下さい。

  • モバイルサイトとPCサイトのリソースを確認する

CSSや画像といった一部のリソースではモバイルサイトのURLとPCサイトのURLが異なる場合があります。GoogleでURL をクロールする場合、robots.txtファイルを使用して URL のクロールをdisallow ディレクティブによってブロックしていないことを確認してください。

このようにリソースのURLをブロックしているとGooglebotのクロールが通常通りに行われず、正確にレンダリングできなくなるため検索順位が下がる可能性があります。

画像の場合も同様で、Googleイメージに反映されなくなります。

PCサイトとモバイルサイトでコンテンツが一致しているか?

  • コンテンツの省略や縮小させたデータを使っていないか?

PCサイトとモバイルサイトでメインコンテンツに差が出ないようにして下さい。特に動作の軽量化のためモバイルサイトの方のコンテンツをPCサイトよりも少なくしている事例は比較的よく見受けられる事例ですので統一するようにしましょう。

もしPCサイトとモバイルサイトのコンテンツが一致しない状態でモバイルファーストインデックスを有効にした場合、Google側が取得できる情報に齟齬が生じるためトラフィックの損失が発生する危険性があります。

また、コンテンツは同じでもDOMやレイアウトが異なると別のコンテンツだと見なされる可能性がありますので特別な理由がない限り一致させるようにして下さい。

  • 見出しを統一する

モバイルサイトの方で見出しを省略しているのは割と見かけますがこれはマイナスにしか働きません。モバイルファーストインデックスへの対策だけでなく単純にSEOの観点から見ても見出しは具体的かつキーワードを多く含むものが望ましいからです。

例えばPCサイトでは<h1>90年代の洋楽オススメランキング</h1>となっているのに、モバイルサイトでは<h1>ランキング</h1>とするのは好ましくありません。

短すぎる、適切でない、具体的でない見出しは検索エンジンにとって理解しにくいものです。

また見出しタグを使用していない場合やタグが異なる場合も同様で、同じ見出しに対しては同一のタグをつけて下さい。

画像/動画データ関連

  • 画質について

上でも少し触れましたがPCサイトとモバイルサイトで扱う画像および動画は同じ画質のものを使用してください。

モバイルサイトに対して動作の軽量化のために縮小されたサイズの画像を使うと低品質なコンテンツと見なされてしまい検索順位が下がる、もしくはGoogleイメージの検索結果から弾かれる恐れがあります。

よく見られるのはスマートフォンの画面に収めるため低画質の画像をサムネイルとして使うパターンですが、プラスに働くことはほぼないので今すぐPCサイトと同じ画質のものを使うようにして下さい。

  • 画像の Alt 属性の記述について

Alt 属性は見出しと同様に明確な意味を持ったものを記述して下さい。

Alt 属性を記述しない、あるいは空の代替テキストのままにしておくことは順位を下げかねません。

  • 画像・動画のURLが一致しているか

PCサイトとモバイルサイトで異なるURLを使用している場合、モバイルファーストインデックスに移行するに際してGoogleイメージから一時的にトラフィックが失われる可能性があります。

これはモバイルファーストインデックスへと移行する過程で、モバイルサイトから新しくインデックスされるURLが正しく認識されるまでに時間的なラグが発生するためです。このため可能な限りPCサイトとモバイルサイトのURLは一致させるようにした方が良いでしょう。

  • 動画の構造化データ関連

schema.orgなどでVideoObjectの構造化データを記述している場合にもPCサイトとモバイルサイトで揃えるようにして下さい。でなければGoogleのインデックスシステムは動画に関する情報を十分に取得できず、検索結果に表示されない可能性があります。

  • 動画と画像のレイアウトに関して

動画や画像は見つけやすい場所に配置してください。PCサイトにおいてもモバイルサイトにおいてもスクロールを必要としないファーストビューの位置に配置するのが理想的です。

見つけにくい場所や余分な操作が必要な場所にメインとなる動画や画像を置くことはユーザビリティー評価の低下を招き、検索結果に動画や画像が表示されなくなるリスクを高めます。

また、広告表示によりPCサイトとモバイルサイトのレイアウトが変わってしまうのはしばしば見られるケースですが、これはユーザビリティーの観点から見ても情報の不一致という観点から見ても好ましくないので即座に改善するようにして下さい。

その他の注意するべきポイント一覧

上記の点以外にも、いくつか注意するべきポイントがあります。

  • モバイルサイトはズームできるようになっているか
  • モバイルサイト上のボタンは押しやすいか、他のボタンを押してしまわないか
  • サイト上に電話番号を載せている場合は、その番号をタップすれば通話できるか
  • モバイルメニューは見やすいか
  • サイト上のフォントスタイルは変更可能か
  • モバイルサイトでナビゲーションウィンドウが利用できるか

モバイルファーストインデックスの対処法でよくある質問

モバイルファーストインデックスの対処法でよくある3つの質問とその回答を紹介します。

”canonical””alternate”などのタグを変える必要はある?

PC向けサイトとモバイル向けサイトが別々のURLで構成されていた場合、これまではPC向けサイトにcanonicalタグを、モバイル向けサイトにalternateタグを指定するのが普通でした。PCサイトが評価基準だったからです。

しかし、モバイルファーストインデックスでモバイルサイトが評価基準になると、タグを変更して、モバイルサイトにcanonicalタグを、PC向けサイトにalternateタグを指定しなくてはならないのかという疑問が湧きます。

Googleの発表では、タグの入れ替えには膨大な時間を要するため、タグを入れ替える必要はないとのことでした。

外部リンクの評価に変更点はある?

モバイルファーストインデックス化に伴う、外部リンクの評価に対する変更点はあるかということについての公式発表はありません。

PC向けのサイトのページ価値は下がる?

モバイルサイトが検索順位の評価基準になったことで、PC向けのサイトのページの価値は下がります。ただしどの程度価値が下がるのかに関する公式発表はありません。

まとめ

モバイルファーストインデックスは2018年3月から始まり、徐々に進んできました。そして2018年12月にはGoogleがウェブマスターブログで「全世界の検索結果ページにおいてインデックスしたWebページの半数以上にモバイルファーストインデックスを適用した」と発表しています。

これまでモバイルファーストインデックスの影響を受けなかったサイトでも、今後は影響を受ける可能性が高まっています。モバイルファーストインデックスに向けて対策を実施できていないサイトは、速やかに対応することが検索結果の順位を向上するための最善の策となります。

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