【SEO対策】モバイルファーストインデックス化に必須の8つの対処法

SEO対策実例・コラム
2019.05.13
2019.05.14
【SEO対策】モバイルファーストインデックス化に必須の8つの対処法

Googleの検索順位を決定する評価基準となるページが、PC向けページからモバイル向けページへ変更されたことを意味するモバイルファーストインデックス。ここではモバイルファーストインデックスの対処法を紹介します。

モバイルファーストインデックスとは?

モバイルファーストインデックスはGoogleの検索アルゴリズムにおける仕様変更を指します。これまで検索結果に表示される検索順位は、PC向けのページが評価基準となっていました。しかし、モバイルファーストインデックス化されると、検索順位はモバイルページを評価基準とします。

モバイルファーストインデックス化の実施理由

モバイルファーストインデックスを実施する理由は、スマートフォンで検索するユーザーが増えたことです。

これまでPCで検索するユーザーが多かったため、PC向けに作成されたページを基準にして、ユーザーにとってよりユーザビリティの高いサイトを検索順位に上位表示することで、全体のユーザビリティを向上することができました。

しかし2015年には、モバイル検索の割合が過半数を突破しています。そのためモバイル向けに作成されたページを基準として、ユーザーにとってよりユーザビリティの高いサイトを上位表示することで、全体のユーザビリティを向上することに変更したのです。そこでGoogleが行ったのがモバイルファーストインデックスです。

すぐにモバイルファーストインデックスの対処をするべきサイト

モバイルファーストインデックスに向けて、すぐに対処するべきサイトは、次のようなサイトです。

PCよりもモバイルの順位が低いサイト

PCで検索した場合の検索順位よりも、モバイルで検索した場合の順位が低いサイトの場合は、速やかな対処が必要です。モバイルファーストインデックスが進んでいくにつれ、PC向けページの検索順位が、モバイル向けページの検索順位まで落ちてしまう可能性があります。

モバイル向けページでコンテンツを省略しているサイト

モバイル向けのページで、PC向けのページよりもコンテンツを極端に省略している場合も、速やかな対処が必要です。コスト削減のために、PC向けページの主要ページのみでスマホサイトを作成している企業は少なくありません。しかし、モバイルファーストインデックスが実施されるとスマホサイトが検索順位の評価基準になるので、コンテンツが少ないサイトとして評価が低くなり、PC向けページもモバイル向けページも検索順位が下がる可能性があります。

モバイルファーストインデックスの対処法

個人でも行いやすいモバイルファーストインデックスの対処法は次の通りです。

「モバイルフレンドリーテスト」でユーザビリティの向上を図る

Googleはモバイルデバイスでのページの使い易さをチェックするための「モバイルフレンドリーテスト」というツールを提供しています。

検索窓にURLを入力してください。

このように「このページはモバイルフレンドリーです」と表示されれば問題ありません。

しかし、「このページはモバイルフレンドリーではありません」という表示がでてきた場合には、モバイルファーストインデックスの影響で、検索順位が下がる可能性があります。

上記の画像内の赤枠のように改善点を提示してくれますので、指示に従ってユーザビリティの向上を図りましょう。

モバイル向けサイト上のコンテンツを確認する

PC向けサイトのすべてのコンテンツが、モバイル向けサイトでも利用・閲覧できるのかを目視で確認します。少しでも不便に感じたり違和感を持つようなところは、ユーザビリティを上げることができる部分ですので改善していきましょう。

ロード時間とページスピードを測る

サイトのロード時間とページスピードを計測します。

計測にはGoogleの「PageSpeed Insights」を利用することができます。また、「GTmetrix」というGoogleのウェブサイトのページスピード(PageSpeed Score)とYahoo!のウェブサイトの表示スピード(YSlow Score)を同時に測定できるツールを使うと便利です。

GTmetrix」を見てみましょう。

赤枠内にURLを入力して「Analyze」をクリックします。

結果が表示されます。

赤枠で示されていますが、PageSpeed ScoreもYSlow Scoreも悪くないことがわかります。

下部には改善点が表示されていますので参考にしてパフォーマンスの向上を図りましょう。

この例では、赤枠のところを見ると、「Serve scaled images」がE判定となっています。

サイト内の画像データをCSSもしくはHTMLでリサイズしているため、処理に時間がかかりページの読み込みが遅くなっているということです。

「hover」を取り除く

「hover」とはカーソルが乗っている要素にスタイルを適用する擬似クラスのことです。

下の画像をみてください。

このページでは、「サーモンミール」にカーソルを合わせると、サーモンミールの説明が「hover」で表示されるようになっています。

しかし、モバイルデバイスでページを見る際は「hover」は使えません。モバイルユーザーにとって無駄なCSSがページ上に存在することになります。モバイルファーストインデックスに備えて「hover」の使用は避けましょう。

Flashコンテンツを取り除く

Flashコンテンツは、コンテンツを動的に見せることが可能で、デザイン性を追求したサイトなどに利用されることが多いですが、モバイルデバイスでは表示できないことがほとんどです。

Flashを利用したコンテンツを見ようとすると、下の画像のようなメッセージが表示され、ユーザビリティを下げます。

Flashコンテンツが非表示される場合

ポップアップを取り除く

モバイルデバイスでページを閲覧している際に、不意にポップアップが表示されると、意図せずタッチしてしまい別のページに移動してしまうことがあります。こんな時にユーザーは不便を感じ不快に思うこともあるでしょう。ポップアップ広告などをサイトに入れるのは、ユーザビリティを大きく下げることであることを認識しましょう。

企業サイトでメールアドレスを入力してもらいたい場合など、ユーザーに確認してもらいたい内容がある時は、フローティングメニューなどを利用すると良いでしょう。

大きな画像を避ける

大きな画像は読み込みに時間がかかり、またモバイルデバイスの小さなスクリーンでは見にくい画像になってしまう可能性があります。そのためページに画像を入れる場合には、読み込みに時間がかかる大きな画像になっていないか、またモバイルデバイスでも見やすい画像になっているかを確認してください。

その他の注意するべきポイント一覧

上記の点以外にも、いくつか注意するべきポイントがあります。

  • モバイルサイトはズームできるようになっているか
  • モバイルサイト上のボタンは押しやすいか、他のボタンを押してしまわないか
  • サイト上に電話番号を載せている場合は、その番号をタップすれば通話できるか
  • モバイルメニューは見やすいか
  • サイト上のフォントスタイルは変更可能か
  • モバイルサイトでナビゲーションウィンドウが利用できるか

モバイルファーストインデックスの対処法でよくある質問

モバイルファーストインデックスの対処法がよくある3つの質問とその回答を紹介します。

”canonical””alternate”などのタグを変える必要はある?

PC向けサイトとモバイル向けサイトが別々のURLで構成されていた場合、これまではPC向けサイトにcanonicalタグを、モバイル向けサイトにalternateタグを指定するのが普通でした。PCサイトが評価基準だったからです。

しかし、モバイルファーストインデックスでモバイルサイトが評価基準になると、タグを変更して、モバイルサイトにcanonicalタグを、PC向けサイトにalternateタグを指定しなくてはならないのかという疑問が湧きます。

Googleの発表では、タグの入れ替えには膨大な時間を要するため、タグを入れ替える必要はないとのことでした。

外部リンクの評価に変更点はある?

モバイルファーストインデックス化に伴う、外部リンクの評価に対する変更点はあるかということについての公式発表はありません。

PC向けのサイトのページ価値は下がる?

モバイルサイトが検索順位の評価基準になったことで、PC向けのサイトのページの価値は下がります。ただしどの程度価値が下がるのかに関する公式発表はありません。

まとめ

モバイルファーストインデックスは2018年3月から始まり、徐々に進んできました。そして2018年12月にはGoogleがウェブマスターブログで「全世界の検索結果ページにおいてインデックスしたWebページの半数以上にモバイルファーストインデックスを適用した」と発表しています。

これまでモバイルファーストインデックスの影響を受けなかったサイトでも、今後は影響を受ける可能性が高まっています。モバイルファーストインデックスに向けて対策を実施できていないサイトは、速やかに対応することが検索結果の順位を向上するための最善の策となります。

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