descriptionって何?適切な表現方法について解説!

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2021.01.27
contents-description

みなさん、こんにちは。
Web制作・SEO対策において大切なルールを記載している「Google検索エンジン最適化スターターガイド」ですが
ちゃんと守れていますか?

今回はGoogleガイドラインの中からdescriptionについて焦点を当て、
概要から適切な表現方法までご紹介します。

descriptionとは?

descriptionとは、検索エンジンに伝える「サイトの概要部分」を指します。
どのようなサイトなのかを検索エンジンに伝える、というイメージで良いでしょう。

descriptionは、「descriptionメタタグ」を用いるだけで簡単につけられます。


<meta name="description" content="特別な日に、大切な人へプレゼントを贈りたい方におすすめのギフト用品をご用意しております。食べ物やプリザーブドフラワーなど多数ございますので、シチュエーションに応じたギフトチョイスが可能です。包装・のし袋の有無もオーダーできます。">

WordPressの場合は、「meta description(メタディスクリプション)」を入れる欄があるので、写真の部分に文章を入力すればOKです。

WordPressのdescription

なぜdescriptionメタタグをつける必要があるのか

スニペットとして採用されやすい

スニペットとは、検索した際にタイトルの下に表示される2~3行程度の文章部分を指します。

スニペット

Googleは検索されたキーワードを手掛かりに、サイトの文章の中から一部を抜き出しスニペットとして表示します。

その際にdescriptionメタタグを入れておけば、検索エンジン側が
適切なスニペットとして探しやすくなるというメリットがあるのです。
descriptionメタタグを入れたからといって必ずしも採用されるわけではありませんが、
検索エンジンの足掛かりとしてdescriptionメタタグを忘れないように入れておきましょう。

descriptionメタタグ以外にGoogleが公式にサポートしているメタタグについては下記の記事で解説しています。

集客効果を高める要因になる

descriptionメタタグは直接、SEO効果を高める要素にはなりませんが、
タイトルの補足情報としての役割を果たしています。

なぜならユーザーは大抵、タイトルだけで内容が読み取れない場合、
スニペット部分を見ることが多いためです。
スニペットから情報を仕入れ、検索意図と一致した内容であれば自然と
集客効果を高めることができます。

適切なdescriptionメタタグを入れ、少しでもサイト内容が分かりやすくなるように設定しましょう。

ページごとにディスクリプションの内容を変えるべき?

結論から言うと変えるべきです。

というのも、検索結果にはサイトの全てのページが表示されるので、同じディスクリプションを使用した場合違うページなのに同じスニペットが表示されてしまってかなり不自然な印象をユーザーにあたえてしまいます。

当然、そのような状態ではユーザーが積極的にページをクリックするわけもなく、下手をすると同じ内容でページを水増しした悪質なサイトだと判断されかねません。

そもそも論として、ディスクリプションはページの説明なのでページが変わればディスクリプションも変わるのは必然です。

descriptionを設定しない場合のデメリット

前述したようにdescriptionを設定しなかった場合、あるいは設定しても採用されなかった場合はGoogleが自動的にサイト内の文章を抜粋しスニペットを作成します。

Google側で関連性の高い文章を元に作成してくれるため一見するとデメリットはないように思えますが、あくまで機械的に抽出された文章なので不自然になることも多く、集客という面から見ればやはりマイナスに働く可能性が高くなるでしょう。

適切なdescriptionとは?

最後に、descriptionを入れるにあたって守るべきポイントをご紹介します。

descriptionの設定方法

HTMLでmeta descrotionを記述する際には必ずheadタグ内で行ってください。

例えばbodyタグなどの違う場所に記述した場合、meta descriptionの内容は無視され自動的に抽出された文章が表示されてしまいます。

HTMLのheadタグ内にmeta descrotionを記述するには、手動もしくはプラグインを使う方法があります。

手動で行う場合はHTMLファイルをDreamweaverやBracketsなどの専用のエディタで開いてください。
その後headタグを見つけて、そのheadタグの中に<meta name=”description“ content=“説明文~“ />のタグを作成し、 「説明文」の場所に任意の文章を入力すれば設定できます。

ただし、上でも少し触れましたが、形式としてはただheadタグ内にmeta descrotionを設定しても絶対に検索結果に反映される訳ではありません。

後述するdescrotionの適切な書き方を踏まえ、任意の文章がスニペットに表示されるようこまめにチェックと更新を心がけてください

Googleではなくユーザーに対して書く

度々言及していますが、description自体が直接検索順位に影響を与えるわけではありません。

ですが検索結果においてユーザーが参考にする情報としては常に上位に位置しており、他のSEO対策と同様に重要なファクターであると言えます。

このことからdescriptionは検索エンジンに対してではなくユーザーのクリックを誘発するような、明快かつ興味を引く文章が理想的です。

特に重要なのは、ユーザーが特定のキーワードを検索する際に、どのような意図を持って、何を知りたいかを意識することです。

ユーザーの検索意図を把握するためにキーワードマップツールやサジェスト機能を活用するのも有効な手段と言えるでしょう。

各ページごとに違う表現にする

「Google検索エンジン最適化スターターガイド」に記載があるように、重複コンテンツはサイトの評価が下がる要因になります。

サイトの全体や大部分に同じdescriptionメタタグを使わない
出典:Google検索エンジン最適化スターターガイド

スターターガイドを守り、ページごとに異なるdescriptionをつけるようにしましょう。

キーワードを必ずいれる

descriptionを入れる際は、狙いたいキーワードを必ず入れるようにしましょう。
キーワードに一致した単語がdescription内にあった場合、太字で表示されるようになります。

キーワード:「天気」の場合

スニペットの太字

文字が強調されると、その分ユーザーの目に留まりやすくなるため、アクセス数の増加につながります。

120文字程度の文量にとどめる

文字数が120文字を超えてしまうと「…」という表記になり、検索結果で表示されなくなってしまいます。

表示されないdescription

せっかく良い文章を書いたとしても、長すぎては意味がありません。
ユーザーに読んでもらえるよう120文字前後にまとめておくようにしましょう。

descriptionの文字数については下記の記事でも解説しています。

わかりやすく、簡潔にまとめる

descriptionで最も大事な部分です。
どんなサイトなのか、どういう人に見てほしいのかなどを簡単にまとめましょう。

決してキーワードばかり並べる、「これはWebサイトです。」のような当たり前な文章を
書くのは控えておきましょう。

ただ、難しく考える必要はありません。誰が読んでも理解できる内容にすれば大丈夫です。

description文章例

ダイエットに関するコラムサイトの場合 キーワード:ダイエット 健康

ダイエットで健康的に痩せるためには、日々の食生活が重要です。
ここでは、時間をかけて痩せたい方に向けたコラムを配信しています。
美しい体型を手に入れたい方必見の情報が満載です。
(86文字)

占い系サイトの場合 キーワード:タロット占い

あなたの未来、占いに託してみませんか?的中率の高い有名な占い師による
タロット占いを体験できます。仕事や人間関係で疲れている方も、タロット占いがきっかけで
運命が変わるかもしれませんよ?まずは、自分の現状について見てもらいましょう。
(114文字)

その他のmeta descriptionに関する重要なポイント

上記の方法を用いてmeta descriptionを設定してもそれで終わりではありません。

その他の注意点については以下のようなものがあります。

meta descriptionが反映されない時

十分な時間が経っていない

descriptionが検索結果に反映されるまでにはある程度の時間が必要です。

トップページのようにクローラーが頻繁に訪れる浅い階層の場合は数日以内で反映されますが、深い階層のページは数ヶ月ほどかかることがあります。

どうしても早くdescriptionの内容を反映させたいのであれば Google search consoleに再クロールのリクエストを行なってください。

また、クローラーは更新頻度の高いサイトやページを優先的に巡回するため定期的に有益かつ新鮮な情報を追加するとdescriptionの反映も早くなります。

時間が経っても反映されない

十分な時間が経過した、あるいはGoogleに再クロールのリクエストを行なったにも関わらずdescriptionが反映されていない場合は検索エンジンに適切な内容でないと判断されている可能性があります。

再度サイトの内容を確認しdescriptionが適切な要約となっているか検討してください。

meta descriptionをリライトするタイミング

既存のサイトのdescriptionを変更する際のタイミングも重要です。

場合によっては逆効果になる可能性があるのでなるべく下記のタイミングに合わせてリライトを行うようにしましょう。

対象のページをリライトした時

ページの本文をリライトした際はコンテンツそのものが変更されていますので更新した内容をきっちりとdescriptionに盛り込む必要があります。

また、以前のdescriptionの内容に不備があると感じた場合もリライトのタイミングに合わせて変更しておくと良いでしょう。

逆に然程コンテンツに大きな変更がなかった場合や不備が見られなかった場合はdescriptionの方も手を加える必要はありません。

スニペットの表示が変化した時

前述した通りmeta descriptionに記載された内容がGoogleから見て適切ではないと判断された場合、コンテンツから一部抜粋する形でmeta descriptionが自動で書き換えられて表示します。

Google検索エンジンのアルゴリズムは定期的にアップデートされているので今まで有効だった施策や形式が今後も効果を発揮するとは限りません。

descriptionも例外ではなく、これまでスニペットとして表示されていた文章が自動抽出された文章に変わっていることもしばしば見受けられます。

影響が特になさそうだったり以前の文章と大きな違いが感じられない場合はしばらく様子を見ても結構ですが念を入れるのであればdescriptionのリライトを行った方が良いでしょう。

特にコアアルゴリズムのアップデータがあった直後や検索順位に大きな変動があった後はこまめにチェックしておくことをおススメします。

スマホ向けの対策を念頭に入れる

PCサイトとモバイルサイトではスニペットに表示される文字数は変わってきます。

現在のインターネットユーザーの半数以上はスマホなどのモバイル端末を用いていますのでスマートフォンの画面で見づらい・理解しにくいdescriptionはそれだけで敬遠されかねません。

スマホにおけるスニペットの表示はおおよそ50文字程度と言われているので、PCでの表示である120文字にも同時に対応できるよう一旦50で区切れるようにして残りの文章を作成すると良いでしょう。

まとめ

今回は、Google検索エンジン最適化スターターガイドに記載されているdescriptionについてご紹介しました。
文字数は120文字前後と短いですが、スニペットとして採用されれば多くのユーザーが目にする文章になります。

もし、descriptionにどういう文章を入れて良いかがわからない方は、狙いたいキーワードで検索し
上位に表示されているサイトを参考にするのも一つの手です。

直接、SEO効果を高めるわけではありませんが、少しでも集客率やクリック率を上げたい方は
今一度descriptionを見直し、Web制作の役に立ててみてください。

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