2018年11月にPageSpeed Insights(ページスピードインサイト)がリニューアル!使い方や見方を解説

SEO対策実例・コラム
2018.11.16
2019.10.21

2018年11月12日、PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)がリニューアルされました。今年1月にもリニューアルをしていますので、今回で2回目です。なお英語版ではありますが、以下のURLでサーチコンソールがリニューアルしたことが確認できます。11月にリニューアルされたものについて項目や見方について解説していきます。

Page Speed Insightsのリニューアル記事(日本語版)

 

PageSpeed Insightsとは?

PageSpeed Insightsは、Googleが無料で提供しているツールで、検索窓にURLを入力すると、該当のWebコンテンツの表示スピードを計測・評価し、より表示スピードを早くするための改善提案をしてくれます。リニューアル前では、URLの前にorigin:をつけるとサイト全体のスピードも計測できました。なおモバイル、パソコンの両方に対応しています。

リニューアル後のPage Speed Insightsチェック結果画面

リニューアル後のPage Speed Insightsチェック結果画面

リニューアルしたPageSpeed Insightsの項目解説

まず、以下のように測定結果のデザインが大幅に変更されました。

リニューアル前のPageSpeed Insightsトップ画面

リニューアル前のPageSpeed Insightsトップ画面

リニューアル後のPageSpeed Insightsトップ画面

リニューアル後のPageSpeed Insightsトップ画面

また、以前のPageSpeed Insightsは実際の表示速度を分析しているのではなく、表示速度を向上させるための最適化がどのくらいできているかを分析していました。そのため、実際の体感速度とスコアに乖離があることもありました。今回のリニューアルでは、Lighthouseが使われていますので、より実際の表示速度に合わせたスコアになるようです。

以下それぞれの項目について解説していきます。

フィールドデータ

以前と同様に、ChromeユーザーエクスペリエンスレポートをもとにFCPとFIDを算出しています。しかし、前と違うのは、該当ページとサイト全体のパフォーマンスメトリック(意味のあるコンテンツの初回ペイントと初回入力遅延)を表示することです(下の画像で言うと「origin summary」がサイト全体を表しています)。サイト全体のパフォーマンスメトリックを表示したい場合は、「提供元の概要を表示」をクリックします。なお、以前のバージョンでは使えていたorigin:コマンドは使用できなくなりました。

フィールドデータの比較

なおFCPとFIDの目安は以下のようになっています。なお、Chromeユーザーエクスペリエンスレポートに十分なデータない場合は、表示されません。

FCPとFIDの速度目安表
測定項目FCPFID
速い0~1000ミリ秒0~50ミリ秒
平均1000~2500ミリ秒50~250ミリ秒
遅い2500ミリ秒以上250ミリ秒以上

ラボデータ

Lighthouseを使用してURLを分析し、「コンテンツの初回ペイント」、「速度インデックス」、「インタラクティブになるまでの時間」、「意味のあるコンテンツの初回ペイント」、「入力の推定待ち時間」、「CPU の初回アイドル」のそれぞれの速度を評価します。各項目とも、速かった場合は、緑のチェックマークで、平均の場合はオレンジ、遅かった場合は赤の警告三角で表示されます。なお各項目の意味は以下となります。

コンテンツの初回ペイント

コンテンツの初回ペイントとは、最初のテキストまたは画像が表示されるまでにかかった時間を表します。

速度インデックス

速度インデックスとは、コンテンツを取り込んで表示されるまでの速さを表します。

インタラクティブになるまでの時間

ページが完全に読み込まれ、ユーザが操作できるようになるまでの時間を表します。

意味のあるコンテンツの初回ペイント

CPU の初回アイドルは、ページのメインスレッド処理が静止し、初めて入力の処理が可能になるまでにかかった時間を表します。

CPUの初回アイドル

意味のあるコンテンツの初回ペイントとは、ページの主要なコンテンツが表示されるまでにかかった時間を表します。

入力の推定待ち時間

ユーザーの入力に対するアプリの応答時間(ミリ秒)です。待ち時間が50ミリ秒より長い場合、アプリの反応が悪いと思われる可能性があります。

改善できる項目

こちらは従来と同様の改善提案機能です。改善できる項目と各短縮できる推定時間を一覧表で表示してくれます。これも先ほどのラボデータと同様、改善した方が良い項目の場合はオレンジ、要改善項目は赤の警告三角で表示されます。「^」をクリックすると、それぞれの改善項目の詳細が表示され、cssやjavascript、画像の場合は、具体的にスピード改善できるファイルのパスまで教えてくれます。

診断

アプリケーションのパフォーマンスに関する詳細が表示され、これも改善した方が良い項目の場合はオレンジ、要改善項目は赤の警告三角で表示されます。こちらも「改善できる項目」と同様に「^」をクリックすると、それぞれの改善項目の詳細が表示されます。

合格した監査

スピードテストの診断の結果問題ないと判断された項目が表示されます。

PageSpeed Insightsの使い方

リニューアル後も使い方は変わっていません。検索窓に計測したいしたいURLを入力し、「分析」ボタンをクリックするだけです。
ただ以前のバージョンでは使うことができたorigin:は使うことができなくなっています。入力すると、検索窓の下にエラーメッセージが表示されます。この理由は先ほどフィールドデータで説明した通りです。

まとめ

いかがでしたか?11月12日リニューアルされたPageSpeed Insightsは従来の機能に加えLighthouseの表示速度データも参照できるようになりました。これによって、わざわざChromeの拡張機能「Lighthouse」を使わずに、現状のサイトの表示速度分析と課題解決策が1つで見ることができるようになりました。確実に使い勝手がよくなっているかと思いますので、興味がある方はぜひ一度使ってみて下さい。PageSpeed Insights

SEOやWEB制作に関する情報を検索

コラム

ピックアップコラム

最新コラム

人気コラム

過去の記事

ご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら

03-5829-9912

受付時間:平日10:00~19:00(土・日・祝日を除く)