被リンク精査方法と被リンク削除・否認までの流れを解説

SEO対策実例・コラム
2018.06.29
2018.07.06

Googleがサイトを評価する上で被リンクは重要な項目となっています被リンクはいろいろなタイプがあり、中には質の低いサイトからの被リンクも存在します。質の低いサイトからの被リンクが大量にあった場合、ペナルティーの対象となる可能性があります。そのため、毎日・毎週とは言いませんが、定期的にサイトに貼られている被リンクを確認する必要があります。今回は質の低いサイトからの被リンクがあった場合の精査方法、質の低いサイトからの被リンクがあった場合どのように対応すれば良いかご紹介します。


被リンクとは?

被リンクとは、外部サイトサイトやWebページから自分のWebページにリンクが貼られている状態を指します。 かつて検索エンジンの精度が低かったときは、コンテンツの中身が薄かったり、文章として成立していない、質の低いサイトからの被リンクを獲得しても検索順位が上がっていました。また、複数ドメインで内容をコピーする被リンク用のサイトもあり、外部被リンクが検索順位を上げるためにかなり有効な手段となっていました。

しかし、2011年のパンダアップデート以降、徐々にコンテンツ内容が薄いサイトの評価が下がり、さらに2012年のペンギンアップデートで、偽装リンク、隠しテキスト、キーワードの詰め込みすぎといったスパムサイトの多くが順位を下げ、これにより質の低いサイトからの被リンクが多いサイトの順位も大きく下落しました。

現在は、良質のコンテンツが求められるようになり、以前よりも重要性が落ちては来ましたが、被リンクもWebサイトの評価に使われているため、依然として被リンクは重要なものと言えます。

被リンクの精査に役立つツール

依然として被リンクは重要ですが、質の低いサイトからのリンクが多いとGoogleからペナルティーを受ける可能性があります。 Googleのジョン・ミューラー氏は評価の高いサイトは、被リンクが多くなるため、その結果質の高いサイト、質の低いサイト両方からの被リンクがあると言及していますが、いつの間にかペナルティーになって順位が下落していたり、検索結果から表示されなかったりする可能性があります。そのため、被リンクは毎日ではないにしても、定期的にどんなサイトからリンクが貼られているのか確認する必要があります。 ここでは、被リンクを精査するときに役立つツールをご紹介します。

サーチコンソール

 まず、Googleサーチコンソールをご紹介します。左にあるメニューから、検索トラフィックを表示させ、「サイトへのリンク」をクリックします。

サーチコンソールトップ画面

次に「リンク数の最も多いリンク元」にある「詳細」をクリックします。

サイトへのリンク画面

最後に「最新のリンクをダウンロードする」をクリックするとcsv形式かGoogleドキュメントでデータがダウンロードすることができます。

被リンク一覧

下記画像は、サーチコンソールからcsv形式でダウンロードした弊社の被リンク例です。

ぺコプラの被リンク(例)

 しかし、サーチコンソールからダウンロードできる被リンクは一部であることに留意してください。  そのため、その他のツールから被リンクを取得する必要があります。

マジェスティックSEO

 マジェスティックSEOは被リンク精査ツールで、他のツールと比べ被リンクの検出数が多いのが特徴です。  そのため、被リンクを精査するには最適ともいえます。  なおマジェスティックSEOを利用するには、ユーザ登録(無料から有料まであります)をする必要があります。
 まず、真ん中の検索窓にURLやドメインを入力し、右隣にある虫眼鏡のアイコンをクリック

マジェスティックSEOトップ画面

 右にある↓のアイコンから対象URLに貼られている被リンクをExcelまたはcsvまたはtsv形式でダウンロードすることができます。  なお、そのサイト全てに貼られている被リンクをダウンロードしたい場合は、検索窓の右にあるプルダウンを 「URL」から「ドメイン」に切り替えてから↓のアイコンをクリックする必要があります。

被リンクエクスポート画面

なお、件数が多い(1000以上)とファイル形式ではなく圧縮された形式(gz)でダウンロードされます。 この他、被リンクを精査するものは、AhrefsとMOZというものがあります。

削除や否認したほうが良い被リンクとは?

前項のファイルで一通り精査対象サイトの被リンク一覧がそろったかと思います。 ここで、質の低い被リンクと良質な被リンクを見分けていきます。

Googleがペナルティー対象にする被リンクにはいくつか条件があります。 詳しくは以下に書かれています。

コンテンツの自動生成

少しイメージできない方もいらっしゃるかもしれませんので、もう少しかみ砕いていきます。 質の低い被リンクはざっと以下のとおりです。以下のような被リンクが大量にあった場合手動ペナルティーの対象となる可能性があります。

ワードサラダ

ワードサラダとは、他のサイトのコンテンツをつないだり、システムによって文章を自動生成したもので、文法上は問題ないが、文章としての意味が全く崩れてしまっているものです。 つまりコンテンツとして全く意味をなしていないため、質としては低いものになります。

相互リンク

 相互リンクとは、名前の通り、あるサイトAとBでお互いにリンクを貼っている状態のことを言います。  相互リンクは、Googleが明確にガイドライン違反として明示しています。

リンクプログラム

コピーコンテンツ

 こちらは、プログラムなどで、他のサイトに書かれている文章やデザインをコピーしそこから対象サイトへリンクを貼るやり方となります。Googleではコピーコンテンツと判断しますので、結果として質の低いコンテンツとなります。

アダルト情報が含まれている

 Googleのジョン・ミューラー氏は、アダルトサイトからの被リンクも通常の被リンクと扱い、アダルト=スパムではないと発言しています。グレーではありますが、アダルトサイトからの被リンクは、スパムサイトの可能性が高く、通常のコーポレートサイトであれば関連性は低いと考えられるため、質の低いコンテンツからのリンクと判断してよいでしょう。

デレクトリーサイトや関連が薄いサイトからのリンク集ページ

ディレクトリサイト(ヨミサーチなど)から、対象サイトと関係のないサイトからのリンク集ページからの被リンクは質が低いと考えて良いです。

1ドメインから大量の被リンク

 1ドメインからの大量の被リンクとは、例えばブログなどで、キーワード毎にアンカーテキストが貼られて、  ほぼ被リンク集のようなページになっているようなページです(以下参照)。ページ内で関連性がないため、こちらも質の低いコンテンツとなります。

大量被リンク例

隠しテキストと隠しリンク

 こちらも、Googleが明確に、ランキングを操作するためにコンテンツに隠しテキストや隠しリンクを含めることは、偽装行為と見なされることがあり、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたるとしています。どのような方法がガイドライン違反にあたるかは、以下のページをご参照ください。

隠しテキストとリンク

フッターなどの共通ページからの被リンク

 こちらは、質の低いというよりも、評価されない被リンクとなります。フッターなど共通ページに被リンクを貼れば、サイトのコンテンツ分だけ被リンク数を獲得することができます。しかし、Googleのジョン・ミューラー氏は、フッターなどの共通ページからの被リンクは、主要コンテンツとしてみていないと発言しています。

質の低い被リンクが少数だけなら、特に削除や否認ツールを使った否認をする必要はありません。これはGoogle側で処理してくれるからです。そのため、手動ペナルティーでなくても、質の低い被リンクが多かったら、被リンクの削除や否認の対応を行いましょう。

最新のペナルティーの解除事情

弊社でもクライアント様からの依頼でリンクの否認を代行することがあります。手動ペナルティーになっていないサイトのリンクを否認することもありますが、時には、手動ペナルティーになっているサイトのリンクを否認することもあります。

リンクの否認は、Googleが提供している否認ツールを使いますが、最近の傾向として、ただ怪しい被リンクを否認しただけでは手動ペナルティーが解除されることは少なくなってきています。

まずは、被リンクを貼っている業者やサイトにメールなどで直接問い合わせをして、リンク削除の依頼をするようにしてください。なお、手動ペナルティーが解除された場合以下のようなメッセージがサーチコンソール上に届きます。

再審査リクエスト承認画面

リンクの削除をしても、質の低いサイトからの被リンクがあった場合、否認ツールを使います。 否認ツールを使う前に、否認テキストファイルの作成方法をご紹介します。

否認テキストファイルの作成方法

否認ツールは、テキスト(.txt)形式でアップロードします。否認は、ドメイン単位かURL単位で行います。

あるサイトからの被リンク全てを否認する場合は、「domain:否認するドメイン名」で記載します。 特定のページからの被リンクを否認する場合は、対象のURLをそのまま記載します。 なおURLで否認する場合はwwwのありなしやhttpsのありなしは区別して記載する必要があります。 否認するテキストファイルが完成したら、UTF-8形式で保存します。 以下が、否認テキストファイルのサンプルです。

否認テキストファイル作成例

最後に被リンク否認ツールの使い方と再審査リクエストの仕方をご紹介します。

被リンクの否認ツールの使い方

ここでは、否認ツールの使い方をご紹介します。 否認ツールはサーチコンソールにあり、以下のURLからアクセスできます。

否認ツール

プルダウンから対象のサイトを選択し、リンクの否認をクリックします。 以下の画像が表示されたら、ファイルを選択ボタンから、作成した否認テキストファイルを選択し、送信ボタンをクリックします。

否認テキストファイルアップロード画面

※なお、以下のように既に否認済み被リンクのリストが存在する場合があります。その時は、ダウンロードボタンでファイルをダウンロードし、前回の否認テキストファイルに今回否認したいリンク一覧を追記します。 なお、コメント(#)で日付を記載すればよりわかりやすくなるでしょう。

否認テキストファイルアップロード画面(既にテキストがアップロードされている場合)

なお、否認ツールを使っても、必ずしもインデックスが復活したり順位が戻ってくるとは限りません。 逆に質が低いと思っていた被リンクが実はGoogleが高く評価している可能性もあります。 そのためツールで否認するリンクは、削除できなかった被リンクで、明らかに質が低いと判断できる被リンクのみにした方が確実かと思います。

なお、手動ペナルティーになっていない場合は、こちらで対応は完了ですが、手動ペナルティーになっていた場合Googleに再審査リクエストを出す必要があります。最後に再審査リクエストの方法をご紹介します。

再審査リクエストの方法

再審査リクエストは、サーチコンソール上から行います。検索トラフィックの手動による対策の中に「再審査リクエスト」の項目がありますので、クリックします。

再審査リクエスト選択画面

以下の画面から、再審査リクエストの文章を入力します。入力後再審査リクエストボタンをクリックすれば完了です。

再審査リクエスト入力画面

なお、再審査リクエストは、専用のチームが手動で確認するため3日~数週間かかります。2ヶ月経っても再審査リクエストの結果が来なかった場合、忘れられている可能性がありますので、再度再審査リクエストをしてみるのも良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?GoogleがWebコンテンツを評価する上で重要な役割を果たしている被リンク。 被リンクによって対象サイトの評価が上がったり下がったりしますので、削除や否認する被リンクの精査は慎重に行うようにしましょう。

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