新しいサーチコンソールで廃止された機能とは?

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2019.03.29

3/28から旧バージョンのサーチコンソールから新バージョンのサーチコンソールへ切り替わりました。
Googleウェブマスター向け公式ブログによりますと、ユーザーの利便性を第一に新機能の開発に力を注ぎ、その結果、従来のサーチコンソールの古い機能を一部廃止し、新しいサーチコンソールに機能を追加し改善したとの事です。

では、今回大きく変わった機能、また廃止になった機能など確認していきます。

廃止になった機能

下記の機能も廃止されました。

一部他機能で確認できますので、こちらも一緒にご確認ください。

プロパティ セット

検索アナリティクスのレポートをまとめることができる機能でしたが、利用者が少ないことから2019年三月末で廃止。

Android アプリ

自分のアプリがウェブサイトと同じように、CTRやクリック数、どんなキーワードで表示されていたかなど確認することが出来ましたが2019年三月末で廃止。

HTML の改善

HTMLの改善レポートが表示されていましたが、2019年三月末で廃止。

置き換わった機能

・クロールエラー

クローラーエラー

クロールエラーレポートは廃止されますが、代わりにクロールエラーは、インデックス>カバレッジで確認できます。

今回新しくなったサーチコンソールでは、重要なエラーだけが検出されるようになりました。

以前は解決する必要のない404エラーまで大量に検出されるようになっていました。

ここでは、以前の機能が置き換わったり、旧機能ではあったが、新サーチコンソールでは、別の方法で確認できたりするものをご紹介します。

・ブロックされたリソース

サイトレベルでのレポートは廃止されましたが、URL検査ツールから個々のURLでブロックされたリソースのリストは確認が可能。

・Fetch as GoogleはURL検査へ

以前のFetch as Googleの機能はURL検査で使用可能となります。

URL検査

URL検索ツール>URL検索>インデックスの登録で完了です。

もし、インデックスされている場合は「URLはGoogleに登録されています」と表記されます。

この他の結果としましては、以下のものがあります。

  1. URL は Google に登録されています
  2. URL は Google に登録されていますが問題があります
  3. URL が Google に登録されていません。インデックス登録エラー
  4. URL が Google に登録されていません
  5. URL は代替バージョンです

詳しくはGoogleヘルプで確認できますのでご確認ください。

また、URL検査では現在公開されているURLのライブテスト機能も追加されました。

主な内容としましては、HTMLやスクリーンショットの機能、その他の機能が追加されています。

「その他の機能」では、「HTTPレスポンス」や「ページのリソース」、「JavaScript コンソール メッセージ」を確認できます。

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・構造化データ

サーチコンソール・拡張

サイトへのリッチリザルトの実装を容易にするため、新しいサーチコンソールでは、拡張の中にレポートが追加されます。

リッチリザルトのレポートに追加されている項目は、こちらから確認することができます。

ページ上の構造化データの解析中に見つかった構文エラーについても、重大な問題はレポートに表示されます。この拡張の項目に関しましては、サイトによって違いますので、ご確認くださいませ。

また、リッチリザルト機能でサポートされていないその他の構造化データタイプは、今後はサーチコンソールのレポートに表示されません。

そうする事で、重要性の低い問題を意識せずに、Google検索表示に影響する可能性のある問題(重要性が高い問題)に集中できるようになりました。

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・ユーザ管理機能

これまでは複数の場所に分かれていたユーザー管理機能を新しいサーチコンソールでは、「設定」に統合されました。

改善された機能

・サイトマップ

サーチコンソール サイトマップ

新しいサイトマップに関しましては、インデックス>サイトマップで確認することができます。

赤枠の部分でインデックスカバレッジとも連携していますので、サイトマップ単位でインデックス状況を把握可能となりました。

また、画像や動画などの情報も充実させる事を予定しています。

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新旧バージョンのサーチコンソールでの対応

データ送信の繰り返しは不要です。

データやリクエストは、古いサーチコンソールと新しいサーチコンソールで共有されるので、新旧両方のバージョンで送信する必要はありません。

たとえば、旧バージョンのサーチコンソールで再審査リクエストやサイトマップを送信した場合、新バージョンのサーチコンソールで同じデータを再送信する必要がないということです。

まとめ

今回は新しくサーチコンソールで廃止された機能に加え、置き換わった機能や改善された機能もご紹介いたしました。

従来のサーチコンソールから新しいサーチコンソールの機能比較や、詳細に関しましてはSearch Console ヘルプで確認出来ます。

また、弊社のコラムでもサーチコンソールについて解説しておりますので、是非ご覧ください。

今後も新しくなるであろうGoogleのサービスに注目です。

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