文章力を楽しく身につける、たった2つの方法
2017.06.19
皆さん、こんにちは!
前回、稼げるライターになるならSEOを学ぼう…というお話をしました。
詳しくはこちら→https://pecopla.net/seo-column/contents-seo/seo-writer
ただ、初めてライティングに挑戦する方や苦手な方にとっては、
「SEOとかライター以前に文章ってどうやって書けばいいの?」
「そもそも文章を書いたことがわからないから何が良い文章なのかわからない」
「集中して文章が書けない、どうしよう…」
というツッコミをしたくなるかもしれません。
そこで今回は前回を踏まえ、元在宅ライターの私が考える
「文章力を楽しくつけながら、学習できるワザ」をご紹介します!
方法1.好きなコンテンツを読み漁る
まず、文章を書くことを仕事にするのであれば、
ある程度の文章力をつける必要があります。
読者を納得させる作品でなければ読んでもらえないし、読まれたとしても途中で飽きられてしまうからです。
そこで、他の人が書いた文章を参考に真似してみることが大切なのです!一般的によく挙げられているのが、「本を読もう!」「新聞を毎日読もう」…などが当てはまるでしょう。一度は耳にしたことがある方もいるかもしれません。
ただ、私は活字があるものであれば、なんでもいいと思っています。
確かにライターであれば様々な表現を身につけなければなりませんが、自分が苦手な、取っつきにくいものを選んでしまったらどうでしょうか。文章力をつけるつけない以前に「楽しくない」と感じてしまうのではないでしょうか?
だから、初めは簡単なコンテンツを読み漁ったほうが良いのではないかと私は考えています。
私のおすすめとしては、
・「パソコンの性能を比較してみた!」「エアコンの電気料金を確かめよう!」
などのやってみた系記事
・「なぜiPhoneは国内で人気なのか?」「世界ではなぜAndroidのシェアが高いのか」
などの考察系記事
・「話し上手な人に見られる3つの特徴」「モテない人にありがちな5つの性格」
などの項目まとめ系記事
※ただし、漫画系は文章より絵の表現力が大きいため、控えた方が良いでしょう。
が良いと思います。どの記事も最初の時点で「ちょっと読んでみようかな?」と思える要素がいくつか入っていますし、上記で挙げた記事をイメージしながら書いてみれば、自ずと良い記事が書けるようになってきます。
ある程度自分の文章に自信が持てるようになったら、少し難しめの、お堅めな文章にチャレンジしてみてください。ビジネス向けの文章スキルがぐんと上がることでしょう。
このように、文章がうまく書けないのは、慣れないコンテンツばかり触ってしまい「文章を書くのがつまらない」というインスピレーションを感じながら書いているからです。
難しく考えず、気楽になって楽しいコンテンツを読んでみましょう。
方法2.文章が書きたくなるような環境をつくる
今度は文章力をつけるための
環境を整えていきましょう。
環境って何?と思うかもしれませんが、簡単に言えば「自分から文章を書きたい!」と思わせてくれる世界を作ることです。
ここから具体的な例を挙げるので、試せる人はぜひ今日から始めてみてください!
2-1.使いやすい文具を揃えておく
「パソコンが主流なのに、なぜ文房具が必要なの?」と考える方が多いかもしれませんが、実は意外と大事なのです。手で操作する行為は記憶に残りやすく、手書きのメモの方が、パソコンやスマホにメモするよりもずっと鮮明に残っています。
引用:あなどれない「手書き」の学習効果
http://jp.wsj.com/articles/SB12748367622113273976104581644331252188072
そのため、書くものとメモ用紙は最低限用意しておくべきでしょう。ただ、やみくもに文房具を集める必要はありません。いくつか使用し、自分が使いやすいと思うものだけで十分です。
左の写真は、私が実際に仕事で使用しているペンとマウスです。左から順番に紹介しましょう。
下書きやちょっとしたメモで役立つ芯の折れない「クルトガ」、水性のペンだと水や汗でにじんでしまう恐れがあるため、油性かつなめらかに書ける「ジェットストリーム」、(マウスが文房具に当てはまるかはわかりませんが・・・)2,880円で購入した「ブラウザを進む・戻る」機能がついた「ゲーミングマウス」です。
メモをする程度なら、この3本で十分です。他にも文房具が欲しいと思ったら、一旦本当に必要か考えてから購入するようにしましょう。
ノートも、仕事のタスク用となんでも用といった目的別に分けるようにし、大事なものとそうでないものを区別するようにしています。一つのノートにまとめてしまうとどこに何を書いたか分からなくなります。メモをする際は混乱しないように注意しましょう。
2-2.SNSを駆使する
SNSを活用してみるのも文章力をつけるための良いトレーニングになります。TwitterでもFacebookでも構いません。気に入ったSNSがあれば、投稿してみてください。SNSでの投稿は、自然と読み手を意識した考えになりますし、フィード画面を見た際に自分の投稿した内容を確認することができます。
そこで誤字脱字があったり、おかしいと感じたりしたことは忘れずにメモをしておきます。次の投稿に活かせるようにするためにもぜひSNSを利用してみてください!
2-3.実際に仕事をやってみる
文章スキルを活かしたいのであれば、思い切って文章を使った仕事に臨んでみてはいかがでしょうか。数年前からクラウド市場が成長し、パソコン一台であらゆる仕事ができるようになりました。
中でも文章作成は簡単なものから専門性の高いものまで幅広く揃っており、お小遣い稼ぎから本格的な収入を目指したい方まで誰でも挑戦することができます。
有名なものであれば「クラウドワークス」「ランサーズ」などが当てはまるでしょう。
初めは数円~数十円程度の利益しか得られませんが、良い案件をこなせるようになれば数万円の収入も夢ではありません。文章力をつけるなら実践が良い!という方は早速、登録から始めてみてください。
まとめ
文章を書くのは簡単なことですが、人に読んでもらう目的で書く場合、難易度はその分高くなります。
誤字・脱字に気をつけるのはもちろん、人の目を引くような表現を使ったり読みやすい構成に直したりと様々な工程が必要なのです。作業をしていくうちに、「嫌だな」「面倒だな」と思う瞬間がきっと訪れることでしょう。
そんな時に試してほしいのが、今回紹介した2つの方法です。
何事も「つまらない」と思いながら作業を行ってしまっては、良いものが生まれません。「楽しみながら作業する」ことで、良い文章・良いコンテンツができるのではないかと思います。
最初は慣れない部分が多くて苦労するかもしれませんが、文章はコツさえ掴めば上手に書けるようになります。初めて挑戦する方も挫折した経験のある方も今一度、ご自身が楽しんで文章を書ける環境であるかどうか、見直してみてはいかがでしょうか。
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