BingにおけるSEO対策

SEO対策
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2019.01.29

SEO対策と言えば、GoogleやYahoo!が有名ですが、そんな中シェア率が2%程度しかありませんが、BingのSEO対策もあります。Bingは、インターネットエクスプローラーやMicrosoft Edgeのデフォルトの検索エンジンとして搭載されています。ですので、ターゲット層がPCに詳しくない場合BingでSEO対策すると多少の効果はありそうです。ここではBingのSEO対策は具体的に何をすれば良いのかご紹介していきます。

目次

Bingとは?

BingとはMicrosoft社が提供している検索エンジンで、日本におけるシェア率は2.41%(2018年12月、「statcounter調べ」)となっております。Googleが74%、Yahoo!が22%ですので、シェア率はかなり低いです。 とはいえ、Windows10の主要ブラウザの検索エンジンとしてデフォルトで搭載されていますので、一定数のユーザーがBingを利用していますので、BingのSEO対策をすることで多少の効果は期待できそうです。

Bingの検索アルゴリズムが重要視していること

Bingの検索アルゴリズムが重要視しているのは「コンテンツ」、「被リンク」、「ソーシャルメディア」の3つです。

コンテンツ

 これはGoogleも最も重要視している項目で、明確で、見つけやすいコンテンツがインデックスされやすいようです。基本的にはGoogleのようにユーザーの検索意図に沿った有益な情報を書いていれば、Bingでも上位表示される可能性があります。 逆に、一昔前の被リンクサイトのような中身がないコンテンツはBingでもランク付けされません。

被リンク

被リンクもGoogleが重要視している項目です。信頼できるサイトやサイトと関係が深い権威のあるサイトからリンクされている場合、評価が高くなる傾向にあるようです。 なお、こちらもGoogleと同様、リンク購入や、相互リンクなど意図的にリンクを増やしているサイトはインデックス削除される可能性があるようです。

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ソーシャルメディア

こちらは、Googleと異なる点かと思います。Googleでは、ソーシャルメディアからのリンクは今ところランキング要因ではありません。しかし、Bingの検索アルゴリズムでは、ソーシャルメディアからのリンクやシェアは順位を上げるための役割を果たしているようです。

BingのSEO対策について

ここではBingのSEO対策についてご紹介していきます。Googleと同様BingのWebmasterガイドラインがありますのでご参考にしていただければと思います。

Bing Webmasterガイドライン


インデックスの作成やURLの送信をする

 Googleと同じように、インデックスを作成することが必要となってきます。Bingbotがコンテンツをクロールする方法を管理するには、Bing Webマスターツールの[クロール制御]機能を使います。この機能を使用すると、Bingbotがいつ、どの程度の速度でWebサイトをクロールするかを制御することができます。
なおサイトマップの送信の方法は、サーチコンソールと同じでです。

また、インデックスの登録を促すURLの送信は1日10件、1か月50件という送信数の制限があります。 URLの送信を使うのは、主に新規に記事を追加した場合となります。URLの送信を使うことで少し早くインデックス登録することができます。

なお、インデックスされているかの確認は、Googleの時と同じでsite:を使うと、bingにインデックスされているか確認できます。

重複コンテンツに注意する

 複数のURLにまたがってコンテンツを作成すると、Bingの検索エンジンは、それらのURLを信頼しなくなります。Googleでの重複コンテンツ対策と同様、重複しているコンテンツをrel = canonicalによって正規化するか、[URLパラメータを無視]ツールを使用する必要があります。

また、Bingのウェブマスターツールにある、「URL のブロック」も有効な手段です。これは、対象となるディレクトリーやページを、bingの検索エンジンに登録しない(ノーインデックス化)機能です。なお、Googleとは違い、ブロックの有効期間が90日と決まっています。

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クローキングはスパム対象となる可能性がある。

 クローキングとは、サイトによってアクセスしたユーザーやbotによって全く異なるHTMLを表示させる事です。クローキングは、Googleでもスパム戦術と見なされますので、意図しないクローキングになっていないか確認する必要があります。

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GoogleのSEO対策と異なる点

ここまでは、GoogleのSEO対策とそれほど変わりはないと感じるかもしれませんが、Microsoft独自の検索アルゴリズムを使用していますので、例えばGoogleでは圏外でも、Bingでは10位以内に表示されることも考えられます。

独自である例としましては、Bingでは、検索表記揺れに対応していません。同じ内容の記事でも、「!」と「?」等の記号ありなしで別記事と判断されるようです。※GoogleやYahooでは文章が記号の有り無しでは、同じ記事判断します。つまり、Bingでは、以下のタイトルは別記事扱いとなります。 「Googleが高品質ページに求めるE-A-Tとは?」
「Googleが高品質ページに求めるE-A-Tとは」

また、動的なURL(パラメータがついているもの)より静的なURLを好む傾向にあるようです。

Bing webマスターツールも参考にしよう

 BingでもGoogleのサーチコンソールのようなウェブマスターツールが存在します。サイトマップの送信やモバイルフレンドリーテスト、URLの送信、SEO上の問題点を指摘してくれます。

BingのWebmasterツール画面

まとめ

いかがでしたか?GoogleのSEO対策とは違いBingのSEO対策はまだまだ不明点は多いです。今回ご紹介したものは、GoogleでのSEO対策に通じるところもありますので、GoogleのSEO対策の一部がそのままBingのSEO対策ともなり得ます。

BingのSEO対策をし過ぎると、今度はGoogleやYahoo!からの流入が減ってしまう可能性がありますが、BingのSEO対策をすることで、一定の効果は期待できますので、GoogleやYahoo!からの流入が減らない程度にBingのSEO対策をして頂ければと思います。

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