初心者でも使える!リッチリザルトテストの使い方

SEO対策実例・コラム
コンテンツSEO・コンテンツマーケティング
2020.09.01
初心者でも使える!リッチリザルトテストの使い方

リッチリザルトとは具体的にどのようなものなのでしょうか。リッチリザルトについて、なぜ活用できると検索結果の情報量が増えるのか、どのようなものなのかという点から解説していきたいと思います。

リッチリザルトとは

リッチリザルトとは、通常の検索結果のリンクよりもより高度な機能を持っている検索結果のリンクのことです。この高度な機能というのは、例えば検索結果にイベントのスケジュール情報へのリンクがついていたり、検索結果のリンクに画像がついていたり、といった点を指しています。

実はリッチリザルトという名前がGoogleによってこの機能につけられたのは最近のことで、この名前に決まる以前はリッチスニペット、リッチカード、エンリッチ検索結果、リッチ検索結果など、様々な呼び方で呼ばれていました。リッチリザルトという名前を聞いたことが無くても、このような名前なら聞いたことがあるかもしれません。

では、このリッチリザルトは、SEOに対してどのような結果をもたらすのでしょうか。SEOとリッチリザルトの関係性について次の項目で詳しく解説します。

リッチリザルトはSEOにどう関係する?

リッチリザルトは、ただの検索結果のリンクの一つではありません。ただし、ここで勘違いしてはいけないのが、リッチリザルトを導入したからといって検索順位が上がるわけではない、ということです。

Googleの検索順位は、あくまでもGoogleのクローラーがデータを収集した結果に基づいて並べられています。そのため、リッチリザルトを導入したからといってすぐに検索の順位に影響を及ぼすということはありません。

しかし、リッチリザルトを使用することで、サイトのデータ構造化が進んでクローラーにより正確にクロールされるようになったり、リンクの結果が見やすくなってユーザーからアクセスを集めやすくなったりする、という点においては、SEOに影響があると言ってよいでしょう。導入すればすぐに効果が出るというものではありませんが、導入しておくとよりユーザーに対して親切な構造のサイトになることは明らかです。

リッチリザルトの主な種類とは

検索結果でよく見るリッチリザルトですが、リッチリザルトにはどのような種類のものがあるのでしょうか。実はリッチリザルトには29種類も種類があるのです。全てのリッチリザルトを解説するのは難しいので、今回はリッチリザルトとして扱われている検索結果の中から、よく見るものを抜粋して解説します。

パンくずリスト

最もよく見かけるリッチリザルトのうちの一つが、このパンくずリストではないでしょうか。

パンくずリストとは、サイトにアクセスした際にアクセスの道順を示してくれるリンクのことです。トップページから、TOP>コンテンツ>ページ……というように連なっているリンクがサイトの上部についているのを見たことがある、という方は多いでしょう。

このパンくずリストを設置していると、検索結果にもそのリストが反映されることがあります。

パンくずリストのスクリーンショット

パンくずリストのコンテンツに繋がるリンクの上に、pecopla.net>SEO対策実例・コラムというリストが載っているのがお分かりいただけるでしょうか。これが検索結果に出てくるパンくずリストの一例です。

求人情報

求人情報にもリッチリザルトが多く使われています。こちらは「東京 求人」で検索したときに結果として表示された求人情報のリッチリザルトです。

会社名のロゴが入っていたり、会社の名前や職種が記載してあったりなど、普通のリンクとは形式が違うことがお分かりいただけると思います。また、求人情報のリンクをクリックすることで、求人内容についてより詳しくわかるページへと移動することができます。

求人のリッチリザルトのスクリーンショット

このように、通常の検索結果で出てくるリンクだけではなく、会社名や職種なども同時に記載して見てもらえるため、求人情報にはリッチリザルト形式のリンクが多く使われています。

よくある質問

よくある質問ページのリンクやリザルトにも、リッチリザルトが使われています。下の画像ひかりTVのよくある質問のページの検索結果です。

よくある質問のリッチリザルト

「よくあるご質問」という項目へのリンクのほかに、どのようなサービスなのか、特徴や利用条件の問い合わせについてのリンクが貼られています。このように、よくある質問をリッチリザルトで表示することで、それぞれの回答ページに検索結果から直接アクセスすることも可能になります。

商品とそのレビュー

商品レビューのページにも、リッチリザルトは多く使われています。たとえば、iPhoneXRのレビューを知りたいと思ったとき、検索をかけるとこのような結果が表示されます。

iPhoneXRについてのスクリーンショット

この画像は価格.comのiPhoneXRのレビューページへのリンクなのですが、評価を示す星の数189件のレビューという情報がついているのがお分かりいただけるでしょうか。このように、何か商品のレビューが知りたいと思ったときに、簡単に星の数やレビューの数が分かるのもリッチリザルトの長所です。

イベント情報

イベント情報にもリッチリザルトが多く表示されています。下の画像は「東京 セミナー」で検索した際に出てきたイベント情報のリッチリザルトです。

イベント情報についてのスクリーンショット

イベントの名称や日付、場所といった情報がリンクになるのはもちろんですが、イベントのリッチリザルトには

  • チケットが完売したイベントは表示されない
  • 各イベントの個別URLがリンクとして表示される
  • 表示されるイベントの日程は最大3件まで

という三つの特徴があるのもポイントです。

リッチリザルトを導入するためには?

非常に便利に使えるリッチリザルトですが、このリッチリザルトを検索結果で表示されるようにするには「構造化データ」というものを設定する必要があります。

では、リッチリザルトを検索結果で表示させるためには具体的にどうしたらよいのでしょうか。構造化データとリッチリザルトについて解説します。

リッチリザルトの導入には構造化データが必須

リッチリザルトを検索結果に反映させるためには、サイトに「構造化データ」というものを設定する必要があります。

構造化データをサイトに導入する方法としては、大きく分けて二つの方法があります。まず一つ目は、サイトのHTMLに構造化データを記述するという方法です。

サイト内のheadまたはbodyタグに、構造化データのScriptタグを記述して埋め込むことで、サイトに構造化データを実装します。書式は色々ありますが、Googleが推奨しているJSON‐LDというJavascript方式のものがおすすめです。

二つ目は、Googleが提供しているデータハイライターという機能を使う方法です。Googleサーチコンソールに登録していれば、誰でも無料でつかうことができます。

データハイライターは、既存のページに含まれるテキストを構造化データにしてくれる優れものです。Scriptなどの専門的なことがわからなくても、データハイライターを使えばサイトのデータを自動で構造化データにしてくれます。

ただし、データハイライターの構造化データは何でも構造化データにできるわけではない、という欠点があります。商品や映画、書評、イベントなどのデータは構造化してくれますが、求人情報などには対応していません。そのため、求人やFAQなどをリッチリザルトとして表示したい場合は、HTMLでscriptを記述してサイトのデータ構造化をする必要があります。

リッチリザルトが正しく対応しているか確かめる方法

リッチリザルトが設定できたら、次はリッチリザルトが正しく対応しているかを確認する必要があります。というのも、リッチリザルトが不十分な状態で実装されている状態を放置しておくと、クローラーがサイト内を正しくクロールできず、リッチリザルトが反映されないどころか、Google側からガイドライン違反としてペナルティを受けてしまう可能性もあるためです。

では、リッチリザルトが正しく設定されているかは、どうやって確認すればよいのでしょうか。

リッチリザルトテストの使い方

リッチリザルトに必要な構造化データが正しく反映されているかどうかを確認したい場合に、便利なサイトがあります。

Googleが提供している「リッチリザルトテスト(https://search.google.com/test/rich-results?hl=ja」は、構造化データが正しくサイトに実装しているかどうかを確かめることができる非常に便利なツールです。

使い方も簡単で、サイトのURLを入力するか、サイトのコードを入れて「URLをテスト」というボタンを押すだけで簡単に診断してくれます。

リッチリザルトテスト

試しに当社のサイトがリッチリザルトに対応しているか調べてみましょう。

テストするURLを入力し、「URLをテスト」という部分をクリックします。

リッチリザルトテスト

すると、URL先の状況を分析してくれます。結果はこのように表示されます。

リッチリザルトテスト結果

当社のサイトは構造化データが正しく反映していることがわかりました。このように、URLを入力して「URLをテスト」というボタンをクリックするだけで、サイトがリッチリザルトに対応しているかどうかを簡単に確かめることができます。

未対応のリッチリザルトもあることに注意

非常に便利なリッチリザルトテストですが、欠点もあります。このリッチリザルトテストはあくまでもベータ版のため、対応していないリッチリザルトもあるという点です。

現在サポートされているリッチリザルトは、

  • 求人
  • レシピ
  • コース
  • テレビと映画
  • イベント

の5つのみとなっています。(参照元:https://support.google.com/webmasters/answer/7445569

対応しているもの以外の構造化データを確認したい場合は、同じくGoogleが提供している「構造化データのテスト(https://search.google.com/structured-data/testing-tool/u/0/?hl=ja」を使って構造化データを確認するか、以前のバージョンのGoogle Search Console内の「検索の見え方」→「構造化データ」を使って確認するのがおすすめです。

まとめ

リッチリザルトは、直接的にSEOに影響を及ぼすものではありません。しかし、リッチリザルトで検索結果の見え方を変えるだけで、よりユーザーに対して親切な構造のサイトになったり、クローラーがサイトをクロールしやすくなったりと、導入することで様々な影響を及ぼすことができます。

手軽に導入できるものではありませんが、SEOにお困りの方や、検索結果が伸び悩んでいるという方は、一度リッチリザルトの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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