【SEO対策】検索順位が下がった原因は?外部リンク(被リンク)ペナルティの対処法

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2019.05.16
【SEO対策】検索順位が下がった原因は?外部リンク(被リンク)ペナルティの対処法

2012年までは検索順位を上げるSEO対策として外部リンク/被リンクを用いた手法が非常に効果的に機能してきました。ですが2012年に行われたアップデート以降アルゴリズムの隙を突いたSEO対策は順位を下げられる措置を取られ今では逆効果となっているものがほとんどです。インハウスSEOを行っている場合、古い施策を放置している事例も多く特にリンクビルディングに関しては意図せずペナルティに抵触してしまい順位を下げる要因になっていることも少なくありません。

外部リンク(被リンク)ペナルティとは?

長い間Googleの検索エンジンにおいてコンテンツの質を直接評価するのではなく外部の要素をある種の指標として扱うことにより間接的にサイトの評価を行うという時代が続いていました。
その結果検索エンジンの隙を突いただけのスパムサイトや悪質な宣伝サイトが横行することになりました。

そういった状況を打破するためGoogleは幾度かアルゴリズムのアップデートを行い悪質なサイトを識別し、順位を下げるあるいはインデックスから弾くというペナルティを科しました。
それらのペナルティのうち、サイトに張られているリンクに関するものを外部リンクペナルティ/被リンクペナルティと呼びます。

外部リンク(被リンク)ペナルティを受けてしまう要因とは?

まずGoogleはウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に次のような基本方針を打ち出しています。

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
  • ユーザーをだますようなことをしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトやGoogle社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

参考URL:https://support.google.com/webmasters/answer/35769

つまるところGoogleは上記の方針に沿ってコンテンツのクオリティと検索順位が一致することを一つの目標としており、これに反するようなSEOを行うとペナルティを受けてしまいます。

ペナルティ概念の導入-パンダアップデートとペンギンアップデート

先述した通り検索エンジンの評価は長らく間接的手法に頼っており、抜け道的なSEOが横行していました。
しかし2012年に行われた二つのアルゴリズムアップデート以降、コンテンツの質以外で検索順位を挙げる手法に対してペナルティが科せられることになります。

この二つのアップデートはパンダアップデートとペンギンアップデートと呼ばれ、前者は悪質なコンテンツを、後者は不正なリンク操作を摘発するアルゴリズムを組み込んだことが最大の特徴です。
パンダアップデートはエンジニアのBiswanath Panda(ビスワナス・パンダ)氏が中心となって行ったことが名前の由来とされ、次のアップデートも同じく白黒をつけるという意味合いから白黒の動物であるペンギンの名が選ばれたと言われています。

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ブラックハットとホワイトハット

ペナルティ概念の導入以降、順位を上げるのに効率的か否かのみで判断されていたSEOにGoogleにとって好ましいか好ましくないかすなわちホワイトかブラックかという判定が下されるようになりました。
これは基本的に上記にあるウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に沿っているか否かで判断されガイドラインに準じたSEOはホワイトハット、反するものはブラックハットと呼ばれています。

ブラックハットSEOとみなされるリンク操作

外部リンク/被リンクペナルティはいわゆる不自然なリンクを行うことによって科せられます。具体的には下記の通りです。

リンクプログラム
リンクを簡易ないしは大量に獲得する行為。金銭または物品のやり取りによるリンク、過剰なリンク交換や相互リンクのみを目的としたリンクファームと呼ばれるページ群、大量もしくは文章と一致しないアンカーテキストの配置、自動化されたプログラムによる自サイトへのリンクの作成等。
クローキング
検索エンジンとユーザーに対してそれぞれ別の内容やURLを見せる行為。例としては検索エンジンにはテキスト、ユーザーに対してはflashや画像を見せるなど。順位操作のために過剰にキーワードを盛り込んだページをクローラーに見せることも。また、設定ミスなどで意図せずクローキングを行っている状態になることもあるので注意。
隠しリンクや隠しテキストによる操作
過剰なキーワードやアンカーテキスト、リンクを隠すことによって検索エンジンを騙す行為。背景と同じ色の文字を使用したりフォントサイズをゼロにしたりする、ハイフンやドットのように極小の文字にリンクを設定する、CSSによってページ外部にテキストを配置するなどの行為が該当。
不適切なマークアップのリッチスニペット
検索結果上に表示されるリッチスニペット(レビュー評価や画像等)を関係のないものと関連付ける手法。見えない情報や虚偽のページをマークアップすることによってクリックを誘導する目的で行われる。

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外部リンク(被リンク)ペナルティを受けたときの対処法

外部リンク(被リンク)ペナルティを受けることのデメリット

まず重要な点は外部リンク(被リンク)ペナルティというのはサイトのコンテンツや質に関係なく科せられるということです。
つまりどれだけコンテンツを向上させようともこれらのペナルティを受けてしまえば検索順位を上げるどころかインデックスからの削除という事態も招きかねません。

パンダアップデートの対象となるのは低品質なコンテンツなのである意味ペナルティを受けることは必然です。
しかしペンギンアップデートによる外部リンク(被リンク)ペナルティはこれまで非常に有用だった外部SEOが対象に含まれるため古い施策を放置したまま無自覚に罰則を受けることも十分にあり得ます。

何より多大な労苦をかけて作ったコンテンツが質以外の原因で検索順位を下げてしまうことは費用対効果の面から見て非常にロスが大きい行為だと言えます。
そういった意味でも外部リンク(被リンク)ペナルティは早急に解除する必要があります。

手動によるペナルティ

Googleがペナルティを下す場合、手動と自動の二種類の方法で行われます。
手動の方はGoogleの人間が直接サイトを検査し、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に反していると判定された場合Search Consoleにペナルティを科しているという旨の通知が来ます。

手動によるペナルティはインデックスからの削除という重い処置が下される可能性もあるため通知に従い一刻も早くペナルティの原因を取り除くべきです。

手動によるペナルティの解除方法

手動によるペナルティはGoogleの人間が直接確認し、明確な違反行為として通知しているため、送られたメッセージ通りに改善しなければ解除されることはありません。手順としては

  1. Search Consoleの「手動による対策」のページにある説明パネルを展開し、ペナルティの影響を受けているページ、問題の種類、簡単な説明を確認する。
  2. 「詳細」のリンクをクリックし詳細情報と解除までの手順を確認する。
  3. 解除までの手順に従い影響を受けている全てのページの問題点を解決する。
  4. Googleが各ページにアクセス可能か確認する。具体的にはログイン不要の状態であること、有料コンテンツでないこと、robots.txt または noindex ディレクティブでブロックされていないことです。
  5. ペナルティの影響を受けている全てのページの、全ての問題を修正したのち、レポートで『審査をリクエスト』を選択する。再審査リクエストに際しては、サイトの問題点の説明、問題修正の手順、修正の結果を正確に記述してください。
  6. 再審査の結果を待つ。メールにて進捗状況が届き、数日から一週間ほどで最終決定が通知されます。決定が下されるまでリクエストを再送信しないよう注意してください。
  7. 問題が解決されていればリクエストが承認された旨のメッセージが送られ、手動による対策のページの表示が「問題は検出されませんでした」に変わります。

以上が手動ペナルティ解除までの大まかな流れです。全ての問題を解決しなければならないことと、最終決定の通知が来るまで何度もリクエストを出さないようにする点については特に留意してください。

自動ペナルティ

人力で直接判断を行う手動ペナルティに対して、アルゴリズムによる判定で下される罰則が自動ペナルティです。
手動ペナルティとの最大の違いは通知なしにペナルティのみが下される点でしょう。
このため実際にペナルティを科されているのかが判断しづらいという特徴があります。

目安としては数十位以上の急激な下落や順位が頭打ちになっている場合などが挙げられますが確実には断定できません。
更に2016年9月23日に行われたバージョン4.0以降、ペンギンアップデートはコアアルゴリズムに統合されることになり常時更新が適用されることになり、他のアルゴリズムによるペナルティと判別が困難になりました。

このため自動ペナルティへの対処法は特効薬的なものは存在せず予防策を講じる方が効果的です。

自動ペナルティへの対処法

意図的にスパムサイトを作るのではない限り自動ペナルティ対策は古いもしくは誤った外部SEOの修正を行うことが重要になってきます。
すなわち上記の『ブラックハットSEOとみなされるリンク操作』で挙げられている行為を避けることと、リンク切れや不自然なリンクなどを排除することです。

方法としては、

  • リンク精査ツールを用いて被リンクの状態を調べ、設置元に依頼し不自然なリンクを削除するもしくはnofollowにする
  • 削除できないリンクに対してはリンク否認ツールを使う。

この二つを被リンクに対して繰り返し行い、ナチュラルリンク増やすことが地道ですが確実な自動ペナルティ対策と言えるでしょう。

まとめ

現在ペンギンアップデートはコアアルゴリズムに組み入れられ、常時更新が行われています。
このためアルゴリズムの隙をついた抜け道的な外部SEOで検索順位を上げることは非常に困難で、長期的な効果が期待できなくなっているのが実状です。

逆にこれまで有効だった手法が検索順位を下げる要因となることも多く、長期間SEOの方針を変更していない方はまず以前の対策を見直し、定期的にリンクの精査とふるい分けを行うことが外部リンク(被リンク)ペナルティへの確実な対処法です。

検索順位自体が外部リンク重視からコンテンツ重視へと移行しているため外部SEOは順位を上げることよりも順位を下げないための施策だと割り切る方が良いでしょう。

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