SEOのブラックハットとはどんな施策?ペナルティは?効果はあるの?

SEO対策実例・コラム
2019.04.18
ブラックハットSEO

webサイトを運営しているとよく耳にするSEOという言葉。

日本語ではサーチエンジン最適化と訳されます。Google、Yahooなどの検索エンジンで上位表示されるための施策を指した言葉ですが、大きくホワイトハットSEOとブラックハットSEOに大別されます。

ブラックハットSEOとは一体どんな施策のことなのか、イマイチぴんとこない方もいらっしゃると思います。

この記事では、ブラックハットSEOとはなんなのか、どんな施策で、どんな影響があるのか解説していきます。

サイト運営者のみならず、ライターやウェブデザイナー、動画投稿者を目指す方は参考にしてください。

ブラックハットSEOは検索上位に上げるための施策

どんなサイトを運営していても、そのサイトがユーザーに見つけられなければ意味がありません。

なるべく多くの人の目に留まるように、クリエイターやメディアは日夜様々な取り組みを行っています。

ブラックハットSEOは、SEOの手法の中でも「目に留まる」ことに重きをおいた手法です。

目に留まるために必要なテクニックを追求したブラックハットSEO

ブラックハットSEOの特徴としては「リピーターを重視していない」というものがあります。ファンを作ることを目指していない、ともいえます。

例えばあなたが「サイト運営 SEO」というキーワードで検索をかけたとしましょう。

Googleなどの検索エンジンがそのキーワードをもとに、世界中にあるウェブサイトから一致するものを選別して表示してくれます。

望ましいのは、弊社サイトのように一定のテーマを持ってサイトを作成し、扱うコンテンツもそのテーマに沿ったものを掲載し、検索ユーザーにとって有益なコンテンツを提供することです。

そうすれば、サイトのテーマに共感してくれたり、情報を求めて訪問してくれたりするユーザーから長期的に閲覧されるサイトの運営が可能になります。

つまり、ファンが生まれます。リピーターとして何度も訪れてもらえるでしょう。

ブラックハットSEOはこうした意識が低く、ブラックハットSEOを施したコンテンツで上位表示させ、そのページへのトラフィック(訪問数)を増やすことだけを追求しています。

ブラックハットSEOの具体的な手法とは

ブラックハットSEOの手法はいくつかありますが、有名なものをいくつか紹介します。

・被リンク数を増やし、多くのサイトと相互関係になる
・KWをとにかく散りばめて検索ワードと一致させやすくする

わかりやすい例はこの2つです。今では考えられませんが、この2つを行っただけのページが検索で上位に表示されることも以前はよくありました。

2000年代に横行していた手法として、ブラックハットSEOで上位表示させたサイトをアフィリエイトに登録することで、害悪なコンテンツであってもとにかく閲覧数を稼ぎ、収入を得るというものがありました。

このようなサイトを「コンテンツ・ファーム」と呼びます。

このような手法で上位表示されたページはユーザーにとって価値がありません。

Googleのアルゴリズムを逆手に取り、本来の「ユーザーのニーズに答えているか」「価値のある情報を提供しているか」という正当な評価から逸脱した行為だからです。

上位表示されているからといって必ずしも有益なサイトとは限らない、そんな状況をGoogleが黙ってみているはずもありませんでした。

アルゴリズムのアップデートで一斉に淘汰されたブラックハット

Googleによってサイトを表示してもらうには、まず「インデックス」に登録してもらわなければなりません。毎日新しいサイトが生まれては消えていくネットの世界で、あらゆるサイトが網羅的にインデックスされています。

そのインデックスのなかから、Googleはどのようにしてキーワードに対応したページを表示しているのでしょうか。また、上位表示されるための条件にはどのようなものがあるのでしょうか。

実は、Googleはアルゴリズムと呼ばれる一定の法則によってサイトの質を評価しています。ブラックハットSEOを排除すべく、Googleは2016年にアルゴリズムの改善を行いました。

2016年のペンギンアップデート4.0によってSEOの手法は変化を強いられた

ペンギンとは、Googleのアルゴリズムに名づけられた名前です。

ペンギンアップデートは、特に被リンク施策についての基準を見直すものでした。

しっかりと実績のあるサイトからリンクされる場合は良いのですが、リンク数稼ぎのために即席で作ったサイトからリンクを受けているページやサイトが評価されなくなるアルゴリズムの改善です。

これにより、リンク数をがむしゃらに稼いでいるだけのサイトは上位表示されなくなり、これまでブラックハットSEOを利用して運営していたサイトは役に立たなくなりました。

2014年5月に実施されたパンダアップデート4.0は世界を変えた

ペンギンに続いてパンダ、なんともかわいい名前ですが、これもGoogleのアルゴリズムの名前です。

パンダはペンギンとは異なり、ページの「品質」を評価するアルゴリズムといえます。

コンテンツ・ファームのように品質を軽視したサイトを除外することで、自然に高品質な情報を記載したページが上位に表示されるようになります。

その中でも、特にGoogleが重視したのは「独自性」や「内容の濃さ」「拡散力」です。

独自性とは、他のサイトには記載されていない内容に触れていたり、個人の経験に基づいた情報を記載している、ということです。

こうした記事を掲載していると、コンテンツは上位表示されるようになりました。

内容の濃さも同様に、他のサイトでは書いていない部分まで深く掘り下げて情報提供しているか、当たり前のことに終始していないかを基準として記事の濃度を判断しています。

拡散力は、リンク数やSNSでのシェア率を指します。

他のサイトから「参考」として取り上げられるような記事、またTwitterやFacebookなどで共有されるような記事は高評価を得やすいです。

いずれの条件も行き着く先は「ユーザーのためになっているか」という判断に基づいています。

ブラックハットSEOとは正反対の考え方であるといえます。

パンダ・ペンギンアップデートの過去の実施日とペコプラの沿革

ペナルティが課されるようになり、ブラックハットは姿を消した

アルゴリズムによって淘汰されるだけでなく、ブラックハットSEOを利用したサイトはペナルティが課されるようになりました。

GoogleがブラックハットSEOだと判断した時点で、そのサイトやページの表示順位を目につかないところまで引き下げるなどの措置を取るようになりました。

ブラックハットSEOだけで順位を伸ばすのはおそらく不可能でしょう。

こうしたペナルティが課せられるようになり、今ではブラックハットSEOでサイトを運営することは考えられません。

現状ブラックハットSEOではサイトは伸びない、おすすめのSEO施策は?

ブラックハットSEOの施策やペナルティについてご理解いただけたところで、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「それじゃどうやってサイトやページの閲覧者を増やせばいいんだ」

多くのサイト運営者、クリエイターが直面する壁です。そしておそらくweb業界に限った問題ではありません。

広告やマスメディア、一般企業の拡販、営業など、あらゆる職に就いている方が悩むポイントでしょう。

ここでおすすめするのがホワイトハットSEOです。

web業界に限らず、様々な職種で応用の効くテクニックですので、ぜひ身につけてみましょう。

ホワイトハットSEOで勝負しないと土俵に上がれない

まずwebコンテンツの作成やサイト運営を行う方は必須のテクニックとなります。

以前のようにブラックハットSEOの施策を行っても、サイトが目に止まらないばかりか、ペナルティを受けることになるためです。

ホワイトハットSEOの考え方を学ぶ前に「なぜGoogleはブラックハットSEOを禁じたのか」を考えてみましょう。

ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの大きな違いはたった一つ。「ユーザーのためになるか否か」です。

コンテンツ・ファームのように有益でないコンテンツを大量に生産するサイトは、ユーザーのためにはなりません。

つまり、ホワイトハットSEOの考え方はどこまでユーザー目線に立つことです。

その上で、すぐに取り組めて効果のある手法を、先程ご紹介したパンダアップデートにもとづいてご紹介します。

取材記事やコラムなど、個別性とニーズを結びつけてコンテンツを作成する

先程ご紹介した独自性に繋がりますが、競合サイトと差別化を図り独自性を生み出すためには同じ内容を表現を変えて掲載するだけでは不十分です。

他のサイトには真似出来ない独自性を生み出すためには、取材記事の掲載やインタビュー動画などの「希少性」がテーマになります。

他にも面白い企画や文章を作成できるクリエイターを起用するなどの方法を使って、サイトの色を全面に押し出すことで、競合サイトには真似出来ない独自のコンテンツを掲載できます。

同じ内容を繰り返すなど、内容を薄めるコンテンツは掲載しない

これもパンダアップデートで重視されていた「内容の濃さ」に繋がりますが、単に表現を変えただけの文章や、同一テーマについて何度も同じことを繰り返す記事の掲載は控えましょう。

内容が薄ければユーザーは離れていきますし、Googleのアルゴリズムによって低評価を下されかねません。

量より質を意識してコンテンツの製作に励むことで、内容は自然と濃くなっていきます。

そのためにはユーザーの悩みに的確に応える必要があります。

ユーザーのペルソナを策定して、わかりやすい構成や表現を心がけることで、内容は自然に深まっていきます。

SNSなどと連動させて相乗効果を狙う

「拡散力」に関連する部分ですが、SNSと連動させるのは最も取り組みやすく、効果の高い施策でしょう。

サイトに共有ボタンを設置したり、SNSのアカウントを運用したりするなど、手軽に始められることから始めましょう。

なかなか共有してもらえない、という方は人間の心理について学んでみるとよいでしょう。

「共感」にはいくつかのパターンがありますが、最も共感されやすいのは好意や悪意といった強い情動です。

共有され拡散されやすいコンテンツには強い情動を引き起こすパワーがあります。

それが共感を生み、自然と広まっていきます。

コンテンツを作成する時点で「感情に訴えかける」ことを意識しながら取り組んでみると、共感されやすいコンテンツを製作できます。

そうしたコンテンツはTwitterやFacebookといったSNSで拡散されやすく、多くの人の目に触れるきっかけとなります。

ユーザー視点に立ってコンテンツを制作するのが一番強い

ブラックハットSEOはすでに廃れつつあるSEOのテクニックですが、未だにブラックハット的な手法を用いるサイト運営者がいます。

確かに短期的にアクセスを伸ばす効果はありますが、いずれペナルティを受けることを考えると決して有効な手段とはいえません。

サイトを訪れたユーザーのためになるコンテンツを作成する、という視点に立てば既存のテクニックにとらわれないSEO施策が見えてきます。

その根幹の部分を大切にして、多くのユーザーに愛されるサイトを目指してサイト運営に取り組んでいきましょう。

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