SEOの調査で役立つツール 〜外部チェック編〜
2017.08.22
前回の記事に引き続き、今回は「外部チェック編」ということで、サイトに張られている被リンクなどを効率よくチェックすることができるツールについてご紹介していきます。
被リンクチェックツール
Majestic SEO
無料で使用する場合、確認することができる情報に制限があり、さらに1日に2〜3サイトしか確認することができません。
有料の場合プランがいくつかあり、その中から自分にあったプランを選択して利用するようになります。
被リンクの検知数が他のツールより多いです。逆に削除されている被リンクなども表示してしまうため、選別に時間がかかってしまうのがデメリットです。
https://ja.majestic.com/
ahrefs
14日間だけ無料で使用することができ、その後、解約しなければ有料プランに移行となります。
1日当たり10億ページ以上をクロールしているため、情報の新鮮さはこちらの方が優れています。そのため、被リンクの選別に時間がかからないのがメリットとなりますが、細かいリンクは拾えない可能性があります。
http://ahrefs.jp/
MOZ(Open Site Explorer)
競合サイト調査ツール
SimilarWeb
無料で使用することができ、日本語にも対応しているツールとなります。
どの国からのアクセスか、どのサイトからの流入が多いか、流入の多いキーワードは何か、どのSNSから訪問されているかなど、競合サイトの情報を細かく確認することができます。
https://www.similarweb.com/ja
イーマークプラス
無料版もあるため、無料での利用も可能ですが、個人でのお申込みはできない可能性がございます。
こちらのツールで得られる情報は、競合サイトを見ているユーザーの属性(性別、職業、既婚・未婚など)や、
アクセス解析ツールで確認することができる指標(PV数、セッション数、直帰率など)、流入元などを確認することができます。
http://www.valuesccg.com/service/
SEOカウンセラー
順位変動チェックツール
サクラサクLABO
namaz
こちらのツールも、日々の順位変動率をグラフで確認することができるツールとなります。回数制限などはないため、何度でも確認することができます。
SEO関連のニュースがグラフの下に表示されるので、Googleからの公式アナウンスなどがあれば、順位変動の要因を知ることができます。
http://namaz.jp/
MOZCAST
こちらのツールも、日々の順位変動率を確認できますが、日本ではなくアメリカのデータとなります。
Googleがアルゴリズム更新を行う際に、英語圏から更新を行う場合もあり、そのような場合はこちらのグラフが最初に大きく動いた後に、日本の順位変動チェックツールが大きく動くという流れになります。
http://mozcast.com/
まとめ
今回は、サイト外部を調査する際に役立つツールについて紹介させていただきました。
今までも被リンクはGoogleの順位決定要素として重要な指標となっておりましたが、現在もそれは変わっていません。
一時期、「被リンクは必要ない」というような記事をよく目にしましたが、Googleが自身で順位を決める重要な要素として、「コンテンツ」と「被リンク」ということは言っているため、
自社サイトの被リンクを調べることも大切ですし、競合サイトの被リンクを調べてどのようなサイトからリンクを得ているかを調べることも大切なこととなります。
無料ですと、機能的に制限があったりしますので、本格的に調査をする場合は、有料プランを申し込むことも検討していただければと思います。
今回ご紹介させていただいたツールを使うことで、サイト外部や競合サイトの状態など知ることができます。
特にすでに上位化しているサイトは、Googleに評価されているサイトとなりますので、得られる情報は大きいです。
自身のサイトに取り入れることができる点は取り入れて、順位を上昇させる一助としていただければと思います。
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