Googleサジェストって何?サジェストの活用法や調べ方を紹介

SEO対策
コンテンツSEO
2021.02.18
サジェストキーワードイメージ画像

Googleサジェストと言う言葉をご存じでしょうか。パソコンやWEBに詳しくないという人にはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、Googleを利用して検索する際にキーワードを入力すると、一緒に検索されやすいキーワードが提案された経験はありますよね?それがサジェストです。今回は、Googleのサジェストの有効な利用方法や調べ方などについて分かりやすく解説していきます。

サジェストとは?

Googleサジェストとは、Googleで何か検索をする時に、検索窓の下に検索したいキーワードと一緒に候補として、いくつか表示される”あれ”の事です。言葉は聞いた事なかったけど、言われたら「あれか!」という人も少なくないのではないでしょうか。そんなサジェストは、検索候補を提案してくれる事で検索のスピードが上がり、知りたい情報をいち早く知る事が出来る便利な機能です。現在Googleサジェストは「オートコンプリート」と呼ばれています。

サジェスト表示の仕組み

Googleサジェストがどのようなものかは理解して頂けたと思いますが、サジェストはどのような仕組みで表示されているのか知っている人は少ないでしょう。調べたことがないのに、サジェストに表示されて驚いた!と言う経験もありますよね。
サジェストが表示される仕組みは

  • Googleの定義
  • 検索ボリューム
  • 過去の検索履歴
  • 検索位置情報
  • 検索のトレンド

が関係しています。それぞれの詳しい解説をして行きます。

Googleの定義

今回はGoogleサジェストについてのお話しなので、Googleサジェストの表示の定義についてお話します。
Googleの定義には

  • 入力した検索キーワード
  • 過去に行った関連する検索
  • 他のユーザーが検索しているキーワード

とあります。ただGoogleの検索候補は人間の関与なしにアルゴリズムによって自動生成されると明記しているので、検索数やトレンドなどをベースにアルゴリズムによって表示されています。

検索ボリューム

また、検索ボリュームもGoogleのサジェストに影響を与えています。これは検索ボリュームが大きいほど検索されやすく、ニーズが高いと判断されてサジェストに表示されやすくなります。
Googleで検索した際に、検索ボリュームの大きい=ニーズの高いサジェストを表示させる事で、よりユーザーの利便性が上がるという点でも、Googleのユーザーファーストに適っています。

SEO施策の検索ボリュームに関する解説はこちらからどうぞ!重要なポイントや検索ボリュームの効果的な調べ方についてご紹介しています。

過去の検索履歴

Googleでは、ユーザーが検索エンジンで使用した過去のキーワードを記憶する仕組みになっています。ユーザー自身が過去に検索したキーワードには、ニーズがあると判断してGoogleサジェストに表示されます。

検索位置情報

Googleの検索窓に「ディナー」などと入力し検索しようとすると、サジェストに近くの地名が出たことはありませんか?これは検索している位置情報を入手して表示しているようです。

検索のトレンド

先ほど検索ボリュームが大きいほど、サジェストに表示されやすくなるというお話をしましたが、検索ボリュームだけでは、仮に一人でGoogleのサジェストに表示させたい検索キーワードに何万回も検索していたら、表示されてしまう可能性があります。それを回避するために、検索トレンド、つまり、より多くの人に検索されている事も基準にしています。これにより、トレンドになっているキーワードが表示されやすくなっているようです。

 

Googleサジェストの活用法

Googleサジェストの仕組みを理解したところで、次に活用する方法を説明します。Googleサジェストはユーザーの関心が高いキーワードが表示されやすいので、コンテンツを作成する際に有効活用することが可能です。具体的な活用方法については「ユーザーの興味を知る」「SEOに活用」があります。

それぞれ解説していきます。

ユーザーの興味を知る

Googleサジェストは、検索ボリュームや検索トレンドなどが影響しており、今ユーザーの興味や関心がどのような事なのかという事を知るためにも活用する事ができます。次に話しますが、ユーザーの興味関心を知りキーワード選定することで、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成することにも繋がります。

SEOに活用

ユーザーの興味関心を知りコンテンツを作成するために、Googleサジェストを有効活用するのですが、具体的には、キーワードの選定やリライトの作業に活用できます。

キーワード選定

Googleサジェストは、ユーザーが検索したいキーワードに、検索の可能性が高いワードを表示してくれます。この仕組みを利用してどのようなキーワードが検索されやすいのかを知る事ができます。現在のSEOの傾向は、1記事に対して複数のキーワードから流入してくるパターンが多いのですが、Googleのアルゴリズムが1つのページでたくさんのニーズに答えていると、上位表示されやすくなる傾向にあります。このことから、Googleサジェストから判断してキーワードを選定すると、有益なコンテンツ作成に繋がります。

キーワードの選定方法については下記の記事でも詳しく解説しています。

リライト作業にも活用

検索ユーザーの興味関心は、月日とともに変化をしていきます。その変化に合わせてコンテンツも変えていく事が、Googleの上位表示を保つためには大切です。定期的にコンテンツのサジェストを確認し、今まで入っていなかったキーワードが確認出来たら、リライト作業に活用しましょう。

Googleサジェストの確認方法

ここまでは、Googleサジェストの活用方法をご紹介しました。コンテンツ作成をするためにサジェストを確認したいけど、どのように確認するのか?と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
Googleサジェストを確認するには、手動で行う方法とツールを利用する2つの方法があります。それぞれの方法について解説していきます。

手動で行う方法

手動で確認するためには、Googleの検索窓にキーワードを直接入力します。これは一つ一つの検索ワードを入力して、表示されるGoogleサジェストを確認していく事になるのでかなり手間がかかる作業でしょう。ただ現在地に関するサジェストは、手動で確認する方法しかないようです。

ためしに「SEO対策」と検索窓に入力すると下記のようなサジェストが表示されました。

SEO対策のサジェスト

ツールを使用する方法

手動で確認する方法は、時間と手間がかかるため実際にGoogleサジェストを確認する作業には、多くの人がツールを利用しています。サジェストの確認に便利なツールはたくさんありますが、今回は「Googleキーワードプランナー」と「ラッコキーワード」、また弊社無料ツールの「PSSS」をご紹介します。

Googleキーワードプランナー

キーワードプランナー

出典:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

Googleキーワードプランナーは、サジェストだけでなく、全てのデバイスを合わせた検索ボリュームが表示されます。Googleアカウントさえあれば無料で使用することができる便利なツールです。Googleサジェストキーワードと検索ボリュームを一度で確認して、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成するのに非常に有効なツールと言えます。

ラッコキーワード

ラッコキーワード

出典:https://related-keywords.com/

ラッコキーワードはサジェストキーワードをテキスト形式にしてコピーすることができます。さらにGoogle以外のYahoo!や楽天市場にも対応しているので、より詳しく検索ワードを知りたいという人におすすめのツールです。

PSSS

PSSS

PSSSは弊社ペコプラが社内で活用していたサジェスト検索ツールを無料一般公開したツールです。

※現在は、まだベータ版となっております。

PSSSでは対象キーワードのサジェストキーワードを3階層まで根こそぎ所得することができます。

一般的なサジェスト検索ツールでは2階層までの所得が多いので、その差は最大17倍となります。

▼2階層までの所得の場合(指定キーワード+a〜z、あ〜ん、0〜9)
例)SEO対策 WordPress

▼3階層までの所得の場合(指定キーワード+a〜zz、あ〜んん、0〜99)
例)SEO対策 WordPress プラグイン

この結果多くのキーワード候補を所得することができますので、ご興味のある方は是非使用してみてください。

詳しくは下記のページをご覧ください!
https://pecopla.net/psss/suggest

Googleサジェストを削除できる?

Googleサジェストは便利な反面、サジェスト汚染と言って、特定のキーワードを入力するとネガティブなサジェストが表示されてしまうことがあります。

サジェスト汚染の例

企業や個人名を入力するだけでネガティブなサジェストが表示され、知らなかった人に対しても、イメージ低下に繋がってしまうこともあり、問題として扱われています。
このサジェストを削除すれば良いのでは?と考える人もいるかもしれませんが、Googleサジェストはアルゴリズムが自動生成されているため、Googleは責任を負わないとしています。

サジェストの削除申請もすることは可能ですが、Googleが定めている「オートコンプリートポリシー」に違反しているサジェストワードしか対応してくれません。

ですので、基本的にはサジェストワードは簡単に削除できないものと思っておくと良いでしょう。

Googleが定めているオートコンプリートポリシーは下記の内容となっております。

暴力的または残虐な内容の検索候補
露骨な性的表現、下品な表現、冒とく的な内容を含む検索候補
特定の集団に対して差別的な内容の検索候補
著名人に対する不適切かつ中傷的な検索候補
危険な検索候補

引用:https://support.google.com/websearch/answer/7368877?hl=ja

これらに該当する場合には、削除申請を行いましょう。

まとめ

今回はGoogleサジェストについて解説しました。Googleサジェストはその仕組みから、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成するために非常に有効なものです。SEO対策にも利用されており、現在のコンテンツ制作に欠かせないものの一つです。有益なコンテンツとして上位表示させるため、ユーザーの興味関心がどこにあるのかをきちんと把握し、分析に便利なツールを利用して、Googleサジェストを活用してみてはいかがでしょうか。

SEOやWEB制作に関する情報を検索する

コラム

最新コラム

人気コラム

過去の記事

ご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。