サブドメインとは?サブディレクトリと何が違うの?サブドメインのSEO効果を解説!

SEO対策実例・コラム
2019.09.20
2019.09.25
サブドメインとは?サブディレクトリと何が違うの?サブドメインのSEO効果を解説!

コーポレートサイトにしろECサイトにしろ、サイトには必ず個別のURLがあります。新しくサイトを制作する際に、URL、つまりはドメインをどうするのか悩むこともあるではないでしょうか。また、すでにドメインを取得している場合には、サブドメインやサブディレクトリでサイトを構築する場合もあるでしょう。
今回は、サブドメインとサブディレクトリの違いを明確にし、サブドメインのSEO効果について解説します。

サブドメインとは?

そもそもサブドメインとは何なのでしょうか。URLはインターネット上の住所のことで、その一部がドメインです。 ペコプラのSEO対策実例・コラムページのURLは「https://pecopla.net/seo-column/」です。このURLの「pecopla.net」の部分がドメインにあたります。

そして、サブドメインは「pecopla.net」というメインドメインを分割したものを指し「https://sub.pecopla.net/」といったURLになります。「pecopla.net」というドメインの中に、「sub」というサブドメインで区切られた部分があるとイメージすればわかりやすいでしょう。

例えば「https://net-shop.net/」というECサイトを運営している場合、サブドメインでカテゴリ別にURLを増やすとすると、本を販売する「https://book.net-shop.net/」、おもちゃを販売する「https://toy.net-shop.net/」とサイトを分けることができます。サブドメインはメインドメインを区分けする際の名前なので、自由に設定することが可能です。

下記ページでドメインやドメインの選び方について詳しく説明しているので、併せて参照してみてください。

ドメインのSEO上の効果と効果的なドメインの選び方

サブドメインとサブディレクトリの違いは?

サブドメインとの使い分けに悩みがちなのがサブディレクトリです。
サブディレクトリは「https://pecopla.net/sub/」という形のURLになります。ペコプラのコラムページのURLは「https://pecopla.net/column/」となっており、「column」というディレクトリが設定されていて、その中にコラムコンテンツが入っているという状態ということがわかります。

サブドメインが分家でサブディレクトリが部屋

URLで比べてみると下記のような形となります。

  • サブドメイン:https://sub.pecopla.net/
  • サブディレクトリ:https://pecopla.net/sub/
イメージとしては、メインドメインが本家、サブドメインが分家、サブディレクトリが本家の一部屋です。

本家と分家はしっかりとしたつながりがありますが、あくまでも別の家です。メインドメインとサブドメインもそのような関係性で、サブドメインはクローラーに新しいひとつのドメインだと見なされます。サブドメイン同士はお隣さんといったイメージです。

対するサブディレクトリは、メインドメインの中にあるひとつの部屋にあたります。いくつかのサブディレクトリは、メインドメインという家の中にある部屋同士になります。
メインドメインの下層に作られるのがサブディレクトリで、サブドメインの下層にサブディレクトリを作ることもあります。
また、サブディレクトリの下にさらにディレクトリを作成し、「https://pecopla.net/sub/directory/」のように階層を深めることもあるでしょう。その場合は、「sub」も「directory」もサブディレクトリと呼びます。

サブドメインとサブディレクトリどっちを選べばいいのか

サブドメインとサブディレクトリでは、その役割が違います。単純にどちらを選べばいいというわけではなく、目的やコンテンツの内容によって使い分けましょう。

メインドメインで作成しているコンテンツとの関連性が強い場合は、サブディレクトリで細分化しましょう。サブディレクトリはメインドメインの一部です。そのため、サイト内に全く関係のないコンテンツが混ざってしまうと、SEO評価が下がってしまう可能性があります。

メインドメインとの関連性が薄い場合には、サブドメインでのサイト構築が良いでしょう。サブドメインは、前述の通り、新しいひとつのドメインだと見なされます。そのため、メインドメインの内容とは違うコンテンツを作成する場合は、サブドメインの方が向いています。

例えば、メインドメインでECサイトを運営していて、追加でオウンドメディアを立ち上げたい場合にはサブドメインでの運営が良いでしょう。

サブドメインのSEO効果は?

次いで、サブドメインのSEO効果について見てみましょう。

サブドメインを利用する際のSEOのメリット・デメリット

サブドメインを利用するSEOのメリットらしいメリットは特にありません。強いて言えば、メインドメインとは違った内容のコンテンツを、新たなサイトとして運営できる点が挙げられます。

メインドメインで構築しているサイト内で分野の違うコンテンツを展開してしまうと、サイトの一貫性が失われ、検索エンジンに専門性の薄いサイトだと見なされてしまうかもしれません。そのような場合にメインドメインと分野の異なるコンテンツを分離できるのがサブドメインのメリットだと言えるでしょう。

そして、それはメインドメインとは別サイトとして運営することで、サブドメインの専門性の高さをメインドメインとは別にアピールできるということでもあります。分野の異なるコンテンツを分離してそれぞれの専門性を損なわせないことで、メインドメインの順位が下がるのを防ぎ、さらに、サブドメインで構築したサイトも上位表示の可能性があるということです。 対してデメリットは、サブドメインの評価はどうしてもメインドメインより下がるということです。
サブドメインは、メインドメインからの評価を受け継ぐため、全くゼロの状態から評価されるわけではありません。そのため、新しくドメインを取得した新規サイトよりもインデックスされやすい傾向にあります。

Googleが忠告するサブドメインのSEO手法

サブドメインやサブディレクトリに関して、Googleが2019年8月15日に下記のようなツイートをしています。

サブドメインに第三者がコンテンツを公開して良いかということなのですが、Googleによるとその行為自体はガイドラインに違反していないということです。
どうやら、第三者にサブドメインを提供してコンテンツを作成してもらうことで、検索結果からの流入を増やそうというSEO手法があるようです。
前述の通り、サブドメインは新たなドメインとしてGoogleに認識されます。しかし、SEO評価に関しては、メインドメインとサブドメインに関係性があります。つまり、サブドメインへの検索流入を増やすことで、サブドメイン及びメインドメインの評価を上げようとすることができるということです。

Googleは上記ツイートを通して、こういった手法を推奨しないと明確に宣言しています。ツイート時点では、不正とはされていませんが、規模に応じてメインドメインから独立しているとしてみなされるようです。

今後はガイドラインが変更になる可能性もあるので、メインドメインの一部に見せ掛けるためのサブドメイン、サブディレクトリの第三者への提供は避けておく方が無難でしょう。

サブドメインの管理メリット

サブドメインには、管理上のメリットがいくつかあります。

管理コストの削減

サブドメインは、メインドメインを取得していれば作成することができるので追加費用が掛かりません。新たなサイトを構築する際に、その都度新たなドメインを取得していては、その分手間とコストが掛かります。希望するドメインが新たに取得できないこともあるかもしれません。

複数のサブドメインでサイトを運用する場合も、URLのメインドメイン部分は共通なので、メインドメインとサブドメインの運営者が同じだとすぐにわかるのもメリットだといえるでしょう。追加費用なしでドメインを使い分けられるメリットは、管理コストの削減につながります。

ただし、サブドメインの追加可能数や設定方法などはサーバーによって異なります。基本的にサブドメインの追加に費用は掛かりませんが、サーバーによってはオプション料金などが必要となる場合があります。事前に契約サーバー会社によく確認しましょう。

独立したアクセス解析が可能

サブドメインはメインドメインとは異なる新しいドメインとして認識されます。独立したサイトとしてサブドメインごとにアクセス解析できるので、サブドメイン単体での問題点に気付きやすいというメリットがあります。広い範囲だと見落としがちな課題点も、サブドメインという範囲を絞った枠組みの中なら見つけやすいこともあるでしょう。即座に課題点を改善していくことで、よりユーザーにとって有用な記事となりSEO効果も見込めるかもしれません。

また、Search Consoleはサブドメインごとに設定を行う必要があります。
サーチコンソールについては下記記事でも詳細を解説しています。併せて参照してみてください。

新しいGoogle Search Consoleの使い方

【2018年9月】サーチコンソールがリニューアル!新しいサーチコンソールの機能と使い方について解説

独立したサイト設計

サブドメインの最大のメリットは、メインドメインと切り離して独立したサイト設計を行えることです。例えばメインドメインで運営するコーポレートサイトがあり、新たにオウンドメディアを運営する場合など、コンテンツ内容がどうしてもコーポレートサイトの枠組みから外れてしまうことがあるでしょう。そういった場合、独立したサイトとみなされるサブドメインであれば、新たなオウンドメディアの特化性だけを評価してもらえます。メインドメインにさまざまな情報が混在して専門性を損なうといった事態も避けることができます。

逆に、メインドメインと関連性の高いコンテンツを作成する場合は、サブドメインでなく、メインドメインから独立させないサブディレクトリでの運営の方が適しているでしょう。

まとめ

SEO効果において、サブドメインでのサイト運営は大きなメリットもデメリットもありません。しかし、メインドメインの専門性に影響を及ぼすような、メインドメインと関連性の薄いサイトを構築する場合には大きなメリットがあるといえるでしょう。運営するサイトの内容によって、うまくサブドメインを使い分けましょう。

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