SEO対策にかかる費用は?費用対効果の高いサービスを選ぶポイント

SEO対策実例・コラム
2019.07.30
2019.07.31
SEO対策にかかる費用は?費用対効果の高いサービスを選ぶポイント

検索エンジンで上位表示をさせる手法であるSEO対策は、どのくらいの費用・予算で取り組めば良いのでしょうか?
世の中には、月額数千円~利用できるSEO対策サービスもあれば、その100倍、1000倍のコストがかかるSEO対策サービスもあります。
ここでは、SEO対策にかかる費用・予算を、SEO対策サービスの種類・特徴を踏まえて紹介します。

SEO対策の費用相場はいくら?

主なSEO対策サービスごとの費用相場をまとめてみると、以下のようになります。

種類 概要 費用相場(月額)
リンクSEO 外部のサイトから被リンクを提供するサービス 5,000円〜100万円以上
コンテンツSEO 記事を制作し、サイトをメディア化するサービス 15万円〜200万円以上
SEOコンサルティング 設計から改修まで総合的にプロデュースするサービス 20万円〜500万円以上

表を見てわかるように、SEO対策の費用はかなり大きな幅があります。これは、一口に「SEO対策サービス」と言っても、各サービスの提供内容が大きく異なるためで、これがSEO対策サービスの大きな特徴とも言えます。

例えば、SEO対策と対をなすインターネットの集客手段の1つである「リスティング広告」は、SEO対策サービスほど各ベンダーのサービス内容に違いはなく、費用・価格についても手数料の割合が少し異なる程度です。

費用対効果の高いSEO対策を実施するためには、各サービスの特徴を踏まえて、費用・予算だけでなく、自社のホームページの状況、WEB戦略と合致するものを選定していくことが重要になります。

ということで、次は各SEO対策サービスの種類と特徴をご紹介します。

SEO対策サービスの種類と特徴

リンクSEO

費用相場:5,000円~100万円以上/月額

リンクSEOは最も古いSEO対策サービスで、「外部施策・外部リンク・被リンク」サービスなどとも言われます。SEO対策を施したいサイトに、外部のサイトから上位表示したいキーワードでリンクを張るサービスです。

上位表示したいキーワードの難易度によって変わるため、キーワード毎に費用の見積もりを行うのが一般的です。費用の支払い方法には、月額固定タイプ、成果報酬タイプがあります。

月額固定サービスは、提供される被リンク数が決められていて、月額数千円~十数万ほどの比較的安い価格帯のサービスが多くなっています。

一方、成果報酬タイプは、指定したキーワードが上位表示(一般的に検索順位で10位以内)された場合のみ費用が発生します。報酬は日割り計算される場合がほとんどです。結果が伴わなければ費用がかかりませんが、報酬単価は月額固定タイプよりも高めになります。非常に上位表示の難易度が高いキーワードでは、月額成果報酬単価が1キーワードだけで100~300万になるものもあります。

リンクSEOは他のSEO対策サービスよりも、早く効果を確認しやすいのが特長です。難易度が低いキーワードなら、1ヶ月ほどで効果が現れることもあります。難易度が高いキーワードでも半年ほどで効果を判断することができます。また、外部のサイトから被リンクを張ってもらうだけなので、基本的に自社サイトの改修の手間はかからず、ベンダーとの打ち合わせも、それほど時間はかかりません。

リンクSEOの注意点

Googleは、検索順位の操作のために意図的に外部から被リンクをもらうことを推奨しておらず、リンクSEOサービスを使うことでペナルティを受けてしまうリスクもあります。このリスクを考慮し、万一のときにはペナルティ解除の作業まで責任を持ってくれるサービスを選ぶのが無難です。

コンテンツSEO

費用相場:15万円~200万円以上/月額

コンテンツSEOは、ある特定のサイトテーマにもとづいたメディアサイトを制作し、そこで大量のアクセスを集める手法です。すでに保有しているサイトにコンテンツを追加することもありますし、新規サイトとして立ち上げることもあります。

具体的には、テーマに沿った多くのキーワードで記事を制作していきます。この記事制作費がコンテンツSEOの費用になります。通常、1記事あたり(2,000文字~4,000文字)5万~15万が相場です。医師や専門家などの監修を必要とする場合、1記事あたり(2,000文字~4,000文字)10万~30万と価格は高くなります。

すでにある程度コンテンツが充実しているサイトなら、コンテンツSEOとして記事を追加していくと、早ければ3ヶ月程度の早いタイミングで効果が出てきます。これまで、それほど力を入れていないサイトや新規サイトの場合には、コンテンツSEOの効果が出てくるまでに半年~1年ほどの時間がかかります。

コンテンツSEOの注意点

コンテンツSEOで集めるユーザー属性は、ある特定のテーマについて「何か知りたいことがある人」になるのが一般的です。そのため、商品やサービスの販売・案内には直接的に結びつかないことが多くなります。サイトへのアクセスは増えたのに、商品やサービスのコンバージョンが増えないという状況です。このような事態に陥ってしまう場合は、購買までの導線を意識してサイト全体の設計を見直す必要があります。

SEOコンサルティング

費用相場:20万円~500万円以上/月額

SEOコンサルティングは、サイトを総合的にプロデュースしながらSEO対策を実施するサービスです。コンテンツの改修、制作、及びそのディレクション業務を中心に、場合によってはSEOを含めたWeb戦略全体の見直しを図ることもあります。また、社内のSEO担当者育成サポートをしてくることもあり、その業務範囲は各社によって大きく異なります。

小規模サイトで20~30万/月、中規模サイトで30~100万/月、大規模サイトで50~100万/月ほどが相場になります。さらに、特に大規模サイトでデータベースを利用したシステム構築を行う場合には、数百万円の追加コストが発生することもあります。また、コンサルティング費用の中に、サイト制作や改修のディレクション費は含まれていても、制作費そのものは別扱いの場合があります。その場合には、SEOコンサルティング費に加えて、サイト制作や改修のリソース確保と費用が必要になります。

SEOコンサルティングは、既存サイトや競合サイトの分析などから始まり、サイトのWeb戦略全体に及ぶこともあり、成果を確認するまでに1年ほど時間を見たほうが良いでしょう。他のSEO施策に比べて、業務範囲が多岐にわたるため、どうしても時間はかかってしまいます。一方で、コンサルティング施策が功を奏すると、Web戦略全体の見直しにより大きな効果を得られる可能性があります。

SEOコンサルティングの注意点

SEOコンサルティングは、業務範囲が明確に定まっていないサービスです。発注する際には、作業範囲や納品物などを事前に確認し、明確な契約書を締結することが大切です。様々なサービスや施策の提案を受けられる一方、主体性を持ってプロジェクトに取り組まないと、成果が出にくいので注意しましょう。

SEO対策サービスを選ぶ際のポイント

これまで見てきたように、SEO対策サービスは提供内容も費用も大きく異なります。単純に、「安かろう悪かろう」でもありませんし、「料金が高ければ良い」ものでもありません。最後に、そんな多種多様なSEO対策サービスの中から、自社の状況や予算に合ったサービスを選ぶためのポイントをお伝えします。

ポイント1:相見積もりをとる

相見積もりをとって比較をすることは、自社の目的に合ったサービス内容かどうか、価格は適正か、ということを判断できるのでおすすめです。特にSEO対策サービスは、同じようなサービスだと思っても、単価・相場がベンダーよって大きく異なることがあります。相見積もりをとって、価格の違いだけでなく、提供されるサービス内容の違いもしっかりと把握しておくべきです。

ポイント2:自社の目的と予算を明確にしておく

特定のキーワードの検索順位ではなく、SEO対策によってサイトへの集客アップを図る「最終的な目標」を、数字ベースで明確にしておくことが大切です。サイトの数値目標としては、アクセス数・資料請求数・売上などを設定するのが定石です。検索エンジンで上位表示されることは、あくまで上記のような目標のための手段に過ぎません。

数値目標を明確にすると、それを達成するために使える予算もわかります。例えば、「月間の資料請求数を100件から300件に増やす」という数値目標を設定している場合には、増加分の200件の資料請求がいくらの価値を持つのか、を計算します。一般的な資料請求単価(BtoBサービス:5,000~15,000円/BtoCサービス:500~2,000円が相場)から計算しても良いですし、可能なら自社の資料請求からの成約率と売上・利益から逆算しましょう。

SEO対策サービスは効果が出てくるまでに、時間がかかります。早くて数ヶ月、長ければ2年以上かかることもあります。それでも、効果が出てくると1年後、2年後には、予算の2倍~10倍の売上・利益に貢献することもめずらしくありません。そのためにも、数値目標と予算を明確に設定することは、非常に重要です。

ポイント3:業界に詳しく、成功事例があるベンダーを選ぶ

意外に思われるかも知れませんが、Googleの公式サイトにSEO業者を選ぶポイントが紹介されています。その中に「SEO業者と面談を行う」ときには、以下の点を確認すべきだと指摘しています。

  • 過去の事例のサンプルを見せてもらい、成功事例を紹介してもらう。
  • Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)に従っているか。
  • オーガニック検索に役立つオンライン マーケティング サービスやアドバイスを提供しているか。
  • どのような結果が期待されるかと、その日程、成果を測定する方法。
  • 同業種での実績。
  • 該当する国や地域での実績。
  • 外国語サイトの開発経験。
  • 最も重視している SEO 技術。
  • 創業年数。
  • 連絡方法。サイトに加えたすべての変更に関する情報、およびアドバイスの内容に関する詳しい情報とその理由を伝えてくれるかどうか。
  • お客様やお客様のビジネスに関心を持っているかどうか。お客様に関心を持っている SEO 業者を探してください。そのような SEO 業者なら、以下のような質問をするはずです。
    • お客様のビジネスやサービスを特別で価値のあるものにしているのはどのような点ですか?
    • 対象顧客はどういった方々ですか?
    • お客様のビジネスはどのような方法で収益を上げていますか、また、検索結果をどのように活用していますか?
    • 他にどのような広告チャネルを使用していますか?
    • 競合相手はどこですか?
  • 参考URL:https://support.google.com/webmasters/answer/35291?hl=ja

すべて重要な項目ですが、特に「同業種での実績」「お客様やお客様のビジネスに関心を持っているかどうか」という点は注目すべきだと思います。

SEO対策サービスと聞くと、機械的なものと認識されがちですが、ビジネスを成功に導くための1つの手段ですから、業界の特徴、市場の動向などを理解し、その業界で成功した実績があるベンダーのほうが信頼できるのは間違いありません。キーワードの上位表示の事例を並べるばかりで、ビジネスや業界のことを理解していないベンダーには注意しましょう。

まとめ

SEO対策サービスの料金・費用は、幅が広すぎて「相場」と言えるものがないも同然です。
そのような状況で、費用対効果を高めるには、自社サイトの数値目標を明確に把握しておくことが重要です。その上で、業界やビジネスについて理解があり、またSEO対策の実績があるベンダーかどうかを見極めるようにしてください。

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