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月間アクティブユーザー数が世界で4 億人を突破したピンタレスト(Pinterest)。いずれはピンタレストSEOを攻略してビジネスに取り入れようと思っている方も多いでしょう。そこで今回は、ピンタレストSEOの仕組みを踏まえたうえで、上位表示させるテクニックについて解説します。
目次
ピンタレスト(Pinterest)とは、「画像や動画の収集」を目的とした検索プラットフォームの一種です。
Instagramとイメージが似ているため、FacebookやTwitterといったSNSの一種だと誤解されている方も多いでしょう。
しかし、Pinterest側によるとコミュニケーション活性化を目的としたSNSではなく、あくまでブックマークツール(Visual Bookmarking Tool)と定義されているそうです。
ピンタレストは、生活のあらゆるシーンを彩るアイデアを、画像や動画で発見・保存・整理できるビジュアル探索ツールです。
ピンと呼ばれる画像から次の行動の役に立つアイデアを見つけて、インスピレーションを行動に移すことができます。
なぜ画像や動画を収集する検索プラットフォームがマーケティグ手法として注目されているのでしょうか?
その理由は、ピンタレストが「未来の自分のために使うサービス」と表現されている通り、ユーザー(Pinner/ピナー)の行動に下記の傾向が強くみられるからです。
▼Pinterest利用者の行動プロセス
つまり、Pinterestマーケティングとは、最終的に「Do」に相当する商品の購入やサービス利用といったアクションに至りやすいPinnerの傾向に着目したビジネス戦略なのです。
Webサイトからモバイルが主流のSNSへ、さらにピンタレストへとマーケターの注目度が変化している理由として、下記の3点が挙げられます。
▼Pinterestマーケティングの優位点
これだけのメリットがあるのですから、ブランド企業や副業ブロガーなどがピンタレストマーケティングに注力しているのも当然かもしれません。
ピンタレストSEOとは、品質・人気を評価する「単独スコア」と画像がユーザーの検索意図に沿っているかを評価する「関連性スコア」、という2つの評価基準を掛け合わせてスコアリングする仕組みになっています。
まずは、4種類で構成されている単独スコアの特徴について見てみましょう。
▼単独スコアの評価ポイント
一方、単体の関連スコアには下記のような目的と重視されているポイントがあります。
▼関連性スコア
ピンタレストSEOを強化することで得られるメリットとして、下記の7点が挙げられます。
▼ピンタレストSEOのメリット
対GoogleのコンテンツSEOであれば、上位表示やアクセスアップまでに半年ほどかかるのが一般的です。
一方、ピンタレストであれば購買などを目的にしている利用者が多いため、SEOの基本さえ押さえておけば効率的にPV・CVが増やせます。
ここからは、ピンタレストのSEO対策としておすすめしたい、具体的なテクニックについて解説します。
対Googleと同様に、ディスクリプション(詳細情報)の設定はSEO施策の基本です。
ピンタレストのディスクリプションは、画像をピンすると入力できる仕組みになっていますので、「キーワード」と「ハッシュタグ」の両方を設定しておきましょう。
なお、ハッシュタグは複数の設定も可能ですが、多すぎるとスパムとみなされかねません。
ピンタレストの公式サイトでは目安となる数は明記されていませんが、あまり欲張らずに的確なハッシュタグだけを厳選して設定した方が安全です。
FacebookやTwitter、Google+に比べて参照リンクへのアクセスが高いのもピンタレストならではの強みです。
この誘導率の高さを活用しない手はありません。
より多くのユーザーをピンタレストからWebサイトやブログへ誘導できるよう、リンクを設定して導線を作っておきましょう。
リンク設定の方法は、投稿した画像のディスクリプションを設定する際、まとめてWebサイトのURLを入力するだけでOKです。
ピンタレストの検索アルゴリズムは、ユーザーの趣味趣向を細かくリサーチしています。
そこで、自ボードのフォロワーがシェアしている画像や動画を観察し、好みや興味を持っているジャンルを探ってみましょう。
フォロワーの趣味趣向が分かれば、どのようなピン(投稿)を増やすべきかが見えてきますので、かなり精度の高いSEO対策になるはずです。
ピンタレストはSNSではなく、ブックマークを主力とした検索プラットフォームにカテゴライズされています。
とはいえ、フォロワーを通じて拡散する仕組みは一般的なSNSと同じです。
そこで、ユーザーに協力を仰いで下記のようなSEO対策に挑戦してみましょう。
▼ユーザー協力によるボードづくり
自身が紹介した商品やサービスの「タグ」を付けてもらうだけでも、かなりのSEO効果が期待できます。
ディスカウント情報や期間限定のイベント告知も、ピンタレストSEOに欠かせないテクニックです。
特に、ピンタレストはユーザーの93%がなんらかの購買意欲を持っているというリサーチ結果も報告されています。
つまり、検索結果の上位表示を目的としたSEO対策というだけでなく、最終目的であるコンバージョンの増加に繋がる見込みも高いのです。
ユーザーがボードにアクセスした時、素早く内容を理解してもらうにはキーワードと画像のマッチング精度を高める必要があります。
そこでおすすめなのが、ボードカバー画像のカスタムです。
特にユーザーのエンゲージメント(愛着心)を重視しているピンタレストでは、キーワードとコンテンツ内容の関連性スコアが上位表示に大きく影響します。
SEO対策としてはもちろん、無断転用を防ぐためにもボードカバー画像にテキストを加えるなど、カスタマイズしておきましょう。
同じジャンルを扱っているグループボードに参加してピンを共有するのも、効果的なSEO対策として知られています。
この方法は、トラフィックが2倍またはそれ以上も増えると評価されている、非常に優れたSEOテクニックなのです。
とはいえ、参加するグループボードが増えるにつれて「管理が面倒になってくるのでは?」と不安になる方も多いでしょう。
そんな時は、メンバーのコンテンツを自動的に再固定してくれる、Tailwindなどのスケジュールアプリを利用してみるのも賢い方法です。
ピンタレストは画像収集のブックマークツールとしてスタートしましたが、今では動画ピンにトレンドが移行しつつあります。
世界的なシェアを誇るYouTubeは日本でも人気が高い反面、ジャンルによってはペルソナが重なって競争率が高いのも事実。
その点、ピンタレストなら今から参入しても十分に旨味があります。
ピンタレストは対GoogleのSEO対策よりも、短期間で成果が見込めるのが大きな強み。
93%のユーザーが買い物の調査や購買目的で利用しているのも、多くのマーケターがピンタレントをビジネスフィールドとして活用している理由でしょう。
これからピンタレントを始めても遅くはありません。ライバルが増える前に、ピンタレントSEOに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ご興味をお持ちいただいた方はぜひピンタレストの始め方についての記事もご参考ください。
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