WordPressでおすすめのプラグイン【サイト制作編】

Webサイト制作
サイト制作
2021.09.14
WordPressでおすすめのプラグイ

「WordPressを使い始めたけど、プラグインがたくさんあってどれを使えばよいかわからない」と思っている方は多いのではないでしょうか?

WordPressのプラグインは便利な反面、WordPressサイトの読み込みが遅くなってしまったりWordPressの更新によって不具合が生じたりなど問題の原因になることもあります。

そのため今回は、サイトのスタートアップ時に必須になるおすすめプラグインに絞って解説していきます。

WordPressのおすすめプラグイン10選

WordPressのおすすめプラグインを10個選定しましたので、詳しく紹介します。

1.yoast seo

yoast seoはwordpressサイトにSEO対策の設定ができるプラグインです。
有効インストール数はなんと500万以上に登り、世界中のwordpressユーザーに愛されています。

yoast seoは、無料で以下のような機能を使うことができます。

  • タイトルタグ・メタディスクリプションタグをページごとに個別設定できる
  • 投稿に複数のカテゴリーを設定した場合、メインとなるカテゴリーを設定できるため便利
  • XMLサイトマップ自動生成
  • ソーシャルメディアの設定、連携
  • Googleリッチリザルトへの対応
  • パンくずリストの設置
  • 各ページ別の可読性チェック
  • 重複コンテンツの防止…etc

有料版ではさらに便利な機能が提供されています。
特に注目の機能は以下の3つです。

  • キーワードを複数設定できる
  • 内部リンクの自動最適化
  • 削除したページの自動リダイレクト

無料版で利用できる機能も十分魅力的ですので、小〜中規模のサイトなら無料版で運営していくのも良いでしょう。
大規模なサイトの場合、自動設定機能が強力で管理のしやすさがグッと上がる有料版がおすすめです。

yoast seoはインストールして有効化するだけでは十分な力を発揮しません。
数多くの項目を手動設定していく必要がありますが、その分とても強力です。
ぜひ利用してみてください!

Google XML Sitemaps

「Google XML Sitemaps」は、検索エンジンのクローラーにサイトを正しく認識してもらうために必要な、サイトマップを生成してくれるプラグインです。

サイトマップはサイト設計書のようなものであり、Googleのクローラーにサイト構造を認識させるために必要なものです。

コンテンツ更新に応じてサイトマップを自動生成してくれて、あとはそれをGoogle Search Consoleに送信するだけで済むので、便利なプラグインです。

ですが、上記で紹介したAll in One SEO Packを導入すれば、XMLサイトマップ作成の機能もありますので、「Google XML Sitemaps」は不要となります。

Akismet

「Akismet」はコメント欄へのスパム投稿を防止するためのプラグインでWordPressに最初から入っています。

国内外から大量に投稿されるスパムコメントをこれひとつで除外・通知してくれるので、「インストール済みプラグイン」画面から有効化しておきましょう。

Broken Link Checker

「Broken Link Checker」は他サイトへのリンクが切れている場合に、それを通知してくれるプラグインです。

投稿記事数を増やしていく中で、以前まで存在していたサイトがなくなったりURLが変わったりなどしてリンク切れが起こることがあります。

リンク切れをそのままにしておくとユーザーの利便性に悪影響を及ぼしてしまいます。

Broken Link Checkerはリンク切れの起こった瞬間にメールやダッシュボード画面でそのことを通知してくれるので、これを導入していればリンク切れに素早く対処できます。

Contact Form 7

「Contact Form 7」はサイト内にお問い合わせフォームを設置できるプラグインです。

通常、お問い合わせフォームを実装する際はHTMLとPHPコードを書く必要があり、非常に手間がかかります。

しかしこのContact Form 7は管理画面からフォーム内の必須入力項目や通知送信先などを設定し、ページ内にタグを埋め込むだけでお問い合わせフォームを設置できます。

WP Super Cache

「WP Super Cache」 は通常、ページ表示ごとにHTMLファイルを読み込むところを、静的なHTMLファイルを自動生成することでサイト表示速度向上につなげられるプラグインです。

WP Super Cache はWordPressの開発元が提供しているプラグインで、簡易設定画面で「キャッシング利用」を有効化することで機能します。

WordPress Popular Posts

「WordPress Popular Posts」は人気記事表示用プラグインであり、WordPressの管理画面のウィジェットから設定することでサイドバーに人気記事を表示できます。

期間を指定して訪問者数の多い記事を表示したり記事のサムネイルを設定したりなどでき、専用タグを使ってデザインをカスタマイズできます。

サイト内の回遊率向上にぴったりのプラグインです。

BackWPup

「BackWPup」はWordPressのバックアップを取れるプラグインです。

万が一のときに備えてサイトをバックアップしておけば、仮にデータが全て消えてしまっても復元可能ですので、こちらも導入しておきたいプラグインです。

SiteGuard

SiteGuardはWordPressのセキュリティ向上に役立つプラグインです。

ログインページへの画像、かな認証追加やログイン失敗を繰り返すアカウントへのロック、ログインがあったことのメール通知、などを駆使してWordPressのセキュリティを向上してくれます。

Revision Control

「WP Revisions Control」はWordPressの投稿ページ、固定ページのリビジョン保存数を制限できるプラグインです。

リビジョンとは固定ページや投稿ページに備わっている投稿バージョン管理機能であり、これがあることで、投稿編集後でも編集前の状態に戻すことができます。

ただ、何度も投稿を保存更新しているとリビジョンが増えていき、それによってデータベース容量が肥大化し、ページ表示速度が遅くなってしまいます。

WP Revisions Controlはリビジョン数を制限することで、リビジョン蓄積によるデータベースの肥大化やパフォーマンス低下を未然に防いでくれます。

WordPressのおすすめプラグインを入れる前に

プラグインはWordPressに便利な機能を手軽に追加できることが魅力であり、高い機能性を持ったプラグインもあることから、あれもこれもと何十個もインストールしてしまいがちです。

しかしWordPressのプラグインは便利な反面、「プラグイン同士が競合して不具合を起こす」、「使用中のテーマと相性が悪く、エラーが出る」、「WordPressの更新によって問題が発生する」などのリスクも抱えています。

そのためプラグインを導入するときには、必ず次のことに注意するようにしてください。

プラグイン導入時の注意事項

WordPressにプラグインを導入するときに注意すべき点は、以下の通りです。

  • なるべくプラグインの本数を少なくする
  • 不具合が起こる可能性のあるプラグインは入れない
  • WordPress本体やテーマとの相性を考える
  • 定期的にプラグインをアップデートする

以下、詳しく見ていきましょう。

なるべくプラグインの数を少なくする

WordPressに導入するプラグインの数はなるべく少なくしましょう。

その理由はプラグインの数が多いとサイトの表示速度が低下し、プラグインの管理がしにくくなりセキュリティが下がるからです。

そのためあれもこれもとプラグインを導入するのではなく、本当に必要なものだけをWordPressにインストールするように心がけていきましょう。

具体的には、SNSボタンやタグの設定などを行いたい場合にプラグインを導入せず自分でコーディングをして実装するなど、少し手間をかけることでプラグインの数削減につながり、結果セキュリティの向上に繋がります。

不具合が起こる可能性のあるプラグインは入れない

不具合が起きそうなプラグインはWordPressに導入しないようにしましょう。

「不具合が起きそうなプラグイン」とは、その多くが以下の特徴を持っています。

  • バージョンが古い、アップデート回数が少ない
  • インストール回数が少ない

プラグインのバージョンが古いということは、それだけ最新のセキュリティ情報に対応できていない可能性が高く、インストール回数が少ないということは、それだけ問題のあるプラグインである可能性が高いと推測できます。

管理画面からプラグインのインストール画面にアクセスすると、各プラグインの詳細情報が載っているので、インストールして不具合が起きそうかどうかをそこでチェックしましょう。

WordPressやテーマとの相性を考える

WordPressで現在使用しているテーマと、プラグインの相性も確認しておきましょう。

テーマごとにホームページでプラグインとの相性について発信している場合もありますが、プラグインのインストール画面に明記されているPHPやWordPressのバージョンを確認することでも対応できます。

導入しようとしているプラグインが使用しているWordPressやテーマに対応しているかを確認しましょう。

定期的にプラグインをアップデートする

プラグインは定期的にアップデートするようにし、セキュリティ上の脆弱性をなくすようにしましょう。

プラグインを更新せずに放置してしまうと、外部からの攻撃者によってセキュリティの脆弱性を突かれて被害を受けることも考えられます。

最近ではプラグインの自動更新機能も用意されていますが、一部プラグインは手動更新が必要なものもあります。

ですからWordPressに導入したプラグインは、必ずこまめに更新することを心がけてください。

 プラグインの導入方法

ここからはWordPressにプラグインを導入する方法について解説します。

WordPressにプラグインを導入する手順は、以下の3つです。

  • 管理画面から「プラグイン」の「新規追加」を選択
  • 検索窓からプラグインを検索する
  • プラグインをインストール後、有効化する

「プラグイン」の「新規追加」を選択

WordPressの管理画面から「プラグイン」をクリックし、「新規追加」を選択します。

右上の検索窓からプラグインを検索する

WordPressでのプラグインの検索

「プラグインを追加」画面右上の検索窓に追加したいプラグインの名前を入力し、目的のプラグインを探します。

プラグインをインストール後、有効化する

一覧に表示されたプラグインの中から、目的のプラグインを見つけて「今すぐインストール」ボタンをクリックし、続けて「有効化」ボタンをクリックします。

これでプラグインが有効化されます。

プラグインを選ぶ際に見るべきポイント

WordPressにプラグインを導入する前の注意点を踏まえると、プラグイン選択時に見るべきポイントが明確になります。

  • プラグインのダウンロード数や評価、知名度を見る
  • 継続的にアップデートされているものを選ぶ

以下、プラグイン導入時に見るべきポイントを解説します。

プラグインのダウンロード率や評価、知名度を見る

プラグインのダウンロード数が多く、ユーザーによる評価や知名度が高いプラグインを選ぶことで、問題が発生するリスクを低減できます。

仮に問題が生じたとしても、多くのユーザーが使っているプラグインであれば対応方法もネット上に載っている可能性が高いので、自分で対処可能です。

継続的にアップデートされているものを選ぶ

継続的にアップデートがされていれば、開発者がきちんとサポートしているプラグインということがわかりますので、セキュリティ面でも信頼できます。

ですので、定期的にアップデートされているかも調査をし、導入するようにしましょう。

まとめ

以上、おすすめプラグインの紹介でした。

WordPressは必要な機能をプラグインで追加できるので、使用方法にあったプラグインを導入してより便利にサイトを運用できます。

ただ、プラグインの導入しすぎはサイト表示にかかる時間を遅くしてしまい、ユーザビリティの低下につながるので注意が必要です。

プラグインと上手に付き合って、WordPressサイトを運用していきましょう。

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