インパクトを与えたいならパララックスデザインを使え!

Webデザイン
2024.02.05
パララックスデザイン

パララックスデザインは、Webデザインにおける手法の一つで、さまざまなWebサイトで使用されています。
「パララックスデザインって聞いたことはあるけどよくわからない…」
「パララックスデザインをWebサイトに取り入れるメリットってなんだろう…」
という方に向けて、解説していきたと思います。

パララックスデザインとは

パララックスとは日本語訳で「視差」という意味になります。
Webサイトにおいては、要素の位置関係をずらし、立体感をだしたり、スクロールすることで様々な要素が動くアニメーションがついているようなデザインのことをいいます。
素人感がなくなり、洗練されたイメージになるので、Webデザイナーを目指す方は知っておきたい技法です。

パララックスデザインのメリット

パララックスデザインをWebサイトに取り入れることで、どのようなメリットが得られるでしょうか。確認していきましょう。

世界観を伝えることができる

パララックスデザインの特徴である、立体感あるデザインや動きのあるアニメーション効果は、ストーリー時立てで物事を伝えるのに向いています。洗練されたイメージによって、ユーザーに世界観を伝えることができるのです。

ユーザーの興味をひくことができる

様々な要素にアニメーションをつけることで、視覚的効果が大きくなり、ユーザーの興味をひくことができます。
結果としてスクロールしてもらいやすくなるため、コンテンツの内容をしっかり伝えることが可能です。

パララックスデザインのデメリット

パララックスデザインはどんな時でも万能なわけではありません。
デメリットも知っておくようにしましょう。

Webサイトが重たくなる

画像を多く使用し、さらに要素ごとに動きをつける分、Webサイトが重たくなり表示速度が遅くなる可能性があります。

あまりに読み込みに時間がかかると、ユーザーがWebサイトから離脱してしまいます。
そうならないためにも、パララックスデザインを使用する部分を限定したり、ローディング画面を工夫したりするようにしましょう。

早く情報を知りたい人には向かない

世界観やストーリーは伝わりやすくなりますが、サイト自体の利便性は他より落ちることがあります。
パララックスデザインが適しているページかを見極めることが大事です。

パララックスデザインはどんな時に使う?

デメリットからわかるように、パララックスデザインはユーザーに情報を素早く伝えたいようなWebページには向きません。また、動きのあるWebサイトに慣れていない年齢層がターゲットの場合も使用しない方が良いでしょう。

Webサイトを通じて企業としてブランディングがしたい、ストーリー仕立てでユーザーに世界観を伝えたい場合に使用するのがおすすめです。

パララックスデザインを使ったサイト事例

では、実際にパララックスデザインを使ったサイト事例を見てみましょう。

東宝株式会社 新卒採用2023

URL:https://www.saiyo-info.net/toho/
背景の文字が常に動いており、楽しくポップな雰囲気が感じられるサイトになっています。
複雑でないアニメーションで、コンテンツの見やすさも兼ね備えており、印象的な採用ページです。

ブラザーグループSDGsスペシャルサイト

URL:https://www.brotherearth.com/j/
企業の取り組みを特設サイトで表現する際も、パララックスデザインと相性が良いです。
ブラザーグループのSDGsへの取り組みを伝える特設サイトでは、イラストをふんだんに使用したパララックスデザインを採用しています。
スクロールしていくと次々とコンテンツがあらわれる仕様で、ユーザーの興味を引くデザインになっています。

まとめ

パララックスデザインは洗練されたおしゃれなサイトに仕上がる、効果的な技法です。
動きがあり華やかで、ユーザーの興味を惹きつけることが可能です。

しかし、情報を素早くキャッチしたいユーザーや動きのあるサイトに慣れていないユーザーにとっては離脱リスクにもなりえます。
今作ろうとしているサイトにパララックスデザインが適しているかを検討するようにしましょう。


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