未経験からWebサービスを開発するために勉強するべきプログラム言語とは
2021.04.30
未経験からWebサービスを開発しようと思った場合にまず頭を悩ませるのが、どの言語を選ぶべきかという点だと思います。
実際、Webサービスを開発できるプログラム言語は沢山あり、経験がないとどの言語を選んでいいのかわかりません。
本記事ではどの言語を勉強していくか悩んでいる方に、おすすめの勉強するべきプログラム言語を紹介します。
サーバとブラウザ
まず、Webサービスを開発する前に覚える事があります、それがサーバとブラウザの関係です。
世の中のほとんどのWebサービスは、サービスを提供するサーバと、それを受け取るブラウザで成り立っています。
サーバとは
サービスを提供する側が管理をしているPCです。
あなたが今見ているペコプラのサイトの場合、ペコプラが管理しているPCと考えるとわかりやすいかと思います。
今後、Webサービスを開発、運営していくという事は、サーバを管理してくという事になります。
サーバをレンタルしている業者も多数ありますので「レンタルサーバ」等で検索すると沢山見つかります。
ブラウザとは
このサイトを見ているアプリケーションソフトのことを言います。
ChromeやInternet Explorer、Safari、Firefox等、色々種類がありますがこれらは全てブラウザの名称です。
ブラウザは、サーバから送られてくるHTMLを解釈して文字や画像を表示します。
勉強するべきプログラム言語
HTML
HTMLはWebサービスを作る上で最低限覚えるべき言語です。
HTMLを書くことでこのように文字を装飾したり
配置したり
することができます。
厳密にはプログラムではないのですが、ほとんど全てと言っていいWebサービスは、このHTMLで成り立っています。
また、HTMLを勉強する上でセットになるのがCSSというものです。
CSSとはHTMLに対してデザインを設定するもので、ごく単純なHTMLであれば不要なのですが、
Webサービスを作る上でデザインを行うは必須ですので、HTMLとCSSはセットで勉強するべきです。
PHP
PHPはサーバで動くプログラムです。
ブラウザからアクセスが来た際に実行され、HTMLを生成してブラウザに送るのが主な役目です。
この、サーバで動くプログラムというものが非常に多く、未経験の方を悩ませるポイントになっています。
ですが、ここに関しては迷わずPHPを選択する事をおすすめします。
PHPをおすすめする理由は大きく2つあります
理由1:普及率が高い
PHPは多くのサイトで使われているため、必然的に情報量も多くなります。
サンプルのプログラム等も沢山手に入れられるので、実際のサンプルを動かしながら勉強することで勉強効率が良くなります。
理由2:簡単に動く
PHPのプログラムは、多少間違っていても間違ったなりに動くという特徴があります。
他の言語にはコンパイルという作業をしないと動かないものもあり、間違いがあるとコンパイルが失敗するため、動かすまでの苦労があります。
また、PHPはHTMLに少し追記してプログラムを書くことができるため、HTMLを勉強してからのステップアップとして勉強しやすい言語となっています。
Javascript
Javascriptはブラウザ上で動くプログラムで、サーバからHTMLとセットでブラウザに送られてきます。
ユーザの操作に合わせて画面が動くようなものに関してはJavascriptを使って開発する事になります。
ですので先の2つと比べた場合、勉強する優先度は低いかもしれません。
しかし、昨今のWebサービスではJavascriptを使った画面の表示は避けては通れない道となっています。
そのため、Webサービスの開発を続けて行けば必ず勉強する事になると思います。
MySQL
こちらはプログラム言語ではなくデータベースと呼ばれるものです。
データベースにはPHPのプログラムを使ってアクセスする事になります。
最初から使おうと思うと少し難しいですが、Webサービスを開発していくといつかデータを保存したいと思うことがあります。
その時のために、データの保存先にはデータベースを使えば良いという事を覚えておくのが良いでしょう。
まとめ
本記事で紹介したプログラム言語は、未経験の方でも習得しやすいものを紹介しています。
もちろんこれら以外にもプログラム言語は数多くあります。
実際にWebサービスを開発してみてプログラムに興味が湧いたら色々な言語に触れてみるのも楽しいかもしれません。
言語は違っても、Webサービスの開発に共通する事は以下の2点です。
- WebサービスはHTMLで構成されている
- サーバで動くプログラムと、ブラウザで動くプログラムがある
この2点をしっかり押さえておく事が、Webサービスのプログラマへの第一歩になります。
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