在宅ライターで稼ぐのは難しい?SEOを学んで効率よく稼ごう

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2019.08.02
在宅ライターで稼ぐのは難しい?SEOを学んで効率よく稼ごう

働き方改革の動きもあり、在宅ワークに注目が集まりつつあります。そんな在宅ワークのひとつ、「在宅ライター」。主に文章を書き、WEB上の記事を作成する仕事です。インターネットに接続されているパソコンさえあれば誰でもできる仕事なので、興味があるという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、在宅ライターが稼げる仕事なのかどうか、ということについてまとめています。また、在宅ライターとして仕事をするにあたって重要となるSEOについても解説しています。在宅ライターという仕事に興味のある方はぜひチェックしてみてください。

在宅ライターの月収は?

在宅ライターはどのくらい稼げるのでしょうか。まずは在宅ライターの月収についてみていきましょう。

収入はスキルによって大きな差がでる

在宅ライターが稼げるのかどうかについて検索していくと、「在宅ライターの平均月収は5万円」といった記事から「初心者の私でも月に30万円稼げた話」といったブログ記事まで出てきます。情報が錯そうしているような印象を受けますが、この「稼げない」という話と「稼げる」という話は、どちらも嘘ではないというのが事実です。

在宅ライターは、ほとんどの場合が完全出来高制です(稀に固定報酬制の契約もあります)。そのため、稼げる人と稼げない人で月収に差がでるのは当然のことなのです。

在宅ライターになりたての頃は、在宅ライターに必要なスキルがどのようなものなのかを知る必要があります。基礎的な文章力やSEOの知識、リサーチ力などさまざまなスキルが必要になってくるので、はじめの内はなかなか稼げないかもしれません。しかし、徐々にスキルを上げていくことで、月収30万円の人もいるように、在宅ライター一本で十分に稼げるようになっていきます。

ちなみにこの記事を書いている筆者の場合は、在宅ライターを始めた当初の月収は2万円程度で(当時は副業としてやっていたのもありますが……)、それから半年ほど経った現在は20~25万円程度となっています。

在宅ライターの報酬の形態

在宅ライターはほぼ完全出来高制と述べましたが、報酬の形態は大きく分けて3通りあります。仕事を選ぶ際には知っておきたい知識ですので、チェックしておきましょう。

文字単価による報酬

在宅ライターの場合はこのパターンが多いです。

文字単価というのは、1文字あたり〇円という計算の報酬のことです。1000字の文章の場合、文字単価1円であれば1000円、2円であれば2000円、0.5円であれば500円の報酬となります。

文字単価1円以上となると、ある程度のスキルを求められるようになってきます。「SEOの知識がある人」や「専門的な知識がある人」といった条件付きで募集していることも多いです。

記事単価による報酬

こちらのパターンもよく見かける報酬形態です。

記事単価の場合は、記事1本あたり〇円という計算になります。1本あたり10000円という設定であれば、1000字でも20000字でも10000円の報酬になります。ただし、大抵の場合は「〇字以上書くこと」というノルマがあります。

固定報酬制

企業に勤めている時と同じような固定報酬制もたまにあります。

こちらの場合は、月給〇円という報酬になっていることが多いです。リモートワークだったり、月〇本以上(もしくは〇万字以上)執筆というノルマ制だったりすることが多いです。

在宅ライターとして稼ぐには

在宅ライターは稼げる人と稼げない人で稼ぎに大きな差がでます。ただ、稼ぐコツというのがあるので、そのコツさえつかんでいれば、誰でもある程度の稼ぎは可能となります。

そのコツをいくつかご紹介いたします。

スキルを磨こう

まずは大前提として、スキルを磨く必要があります。在宅ライターは誰でもできる仕事ではありますが、あくまで「仕事」ですので、スキルは必須です。

しかし、そのスキルは卓越した語彙力や文章力というものではありません。もちろん読んでいて違和感を覚えない程度の文章を書く必要はありますが、在宅ライターに必要なスキルはそれとはまた別のものです。

在宅ライターの場合、ほとんどの場合がWEB上の記事を執筆することになります。そのため、WEB上で読んで読みやすい文章を書けるようになる必要があります。また、文章を書くスキルだけでなく、CMS入稿(ブログやWordPressなどへの入稿)のやり方も身に着けておくとよいです。さらに、WEB上の記事はアクセスしてもらうことが大切なので、アクセス数を上げるためのワザとも言えるSEOの知識も大切となってきます。これらのスキルを持っているライターを企業は必要としているのです。

スキルはインプットとアウトプットで磨いていきましょう。WEBライティングの仕方を本やネットで調べてインプットし、そして実際に記事を書いてみてアウトプットしていきます。初心者の方がアウトプットをする場合、初心者向けの案件を受注するという方法がおすすめです(仕事の受け方は次項で解説します)。自分でブログを立ち上げるという方法もありますが、実は自分のブログを立ち上げるという方法はある程度WEBライティングの技法が身に着いた中級者向けです。それは、自分のブログの場合はレギュレーション(執筆上のルール)が存在しないため、何が良くて何が悪いのかというのを書きながら身に着けるということができないからです。初心者の向けの案件を受注するという方法であれば、ほとんどの場合はフィードバックがもらえるので、書くたびに成長していくことができます。ただ、とりあえずネット上に文章をアップしてみたいという理由であれば、自分のブログから始めてみるというのもよいと思います。

仕事を探そう

仕事を受けなければ報酬は得られません。稼ぐためには、積極的に仕事を探してみましょう。

ここでは、仕事を探す方法をご紹介いたします。

クラウドソーシングを使う

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスを使うという方法です。

クラウドソーシングとは、仕事をしたい人と仕事をしてほしい人のマッチングサイトのようなものです。ライティングのほかにもプログラミングやデザインなどの仕事も募集していることが多いです。

この方法は初心者から上級者まで、簡単に仕事を受けられるのが魅力です。初心者の場合は高単価の仕事はなかなか受けられませんが、簡単な仕事であれば仕事をもらうことができます。

デメリットとしては、報酬が安い仕事は本当に安いということです。中には文字単価0.1円という仕事もあるので、仕事選びを間違ってしまうと全く稼げません。もちろん文字単価1~5円ほどの高単価の仕事もあるので、自分のスキルに見合った仕事を選んで応募してみましょう。

もうひとつのデメリットが、ほとんどのクラウドソーシングサービスが手数料をとられるということです。クラウドソーシングサービスはライターとクライアントの出会いの場となり、円滑で安全性の高いやりとりができるシステムを提供してくれているので、その分のサービス料がとられるのです。たとえばランサーズであれば報酬の20%を手数料としてとられるので、報酬が1万円だとしたら手取りは8,000円となってしまいます。中には手数料がないサイトもあるので(サグーワークス等)、そういったサイトを使うのもよいでしょう。

求人情報サイトで探す

この方法は、マイナビやindeedなどの求人情報サイトで探すという方法です。そういったサイトで「在宅ライター」と検索してみると、いくつか募集を見つけることができます。

企業に直接営業をする

企業のホームページからメールを送り、営業をする方法です。オウンドメディアを運営している企業や記事作成代行サービスを提供している企業などに、メールを送って営業してみましょう。

この方法は敷居が高いですが、高単価の報酬となることが多いです。仕事に慣れてきて、自信がついてきたらチャレンジしてみるとよいでしょう。

SNSで探す

SNSでも仕事を探すことができます。ライティングの仕事を探すのであれば、Twitterがおすすめです。検索で「ライター 募集」と検索してみると、意外と仕事を募集しているユーザーを見つけることができます。

また、「bosyu」というSNS上で仕事を募集するサービスがあるので、そのサービスを利用してもよいでしょう。Twitterで「#bosyu」と検索することで、仕事を探すことができます。

この方法で見つけられる仕事は、意外なことに高単価のものが多いです。ただし、仕事を募集している相手がどんな人物かしっかりと見極めてから応募するようにしてください。

集中力をあげる工夫をする

在宅ライターの仕事をする上で、もしかしたら最も難しいのは「集中力を持続させる」ことかもしれません。そのため、集中力を上げる工夫をするのも大切です。

自宅で作業する場合は、室温と湿度を快適にしておいたり、好きな音楽をかけたり、アロマを使ってみたりと色々と試してみるとよいでしょう。ポモドーロ・テクニックという作業と休憩を交互に取る方法を試してみるのもおすすめです。

参考:生産性がグングン上がる!「ポモドーロ・テクニック」って知ってる?

どうしても自宅で集中できない場合は、カフェやコワーキングスペースなどに赴くのもよいです。

強気の営業も大切

効率よく稼ぐには、強気の営業も必要になってきます。

自分に自信がないからといって、文字単価1円以下の低単価の仕事ばかり受けていると、いつまでも稼ぐことができません。低単価の仕事の場合はとにかく量をこなさなければ稼げないので、下手をすると正社員として企業に勤めている人よりも働いて、それでいて全く稼げないという状態に陥ってしまう可能性もあります。

多少は背伸びして営業しても問題ありません。むしろ、自分の実力よりもほんの少し上の仕事を受け続けていくことで、スキルがめきめきと上達していき、高単価の仕事を受けられるようになってきます。低単価の仕事をやりすぎると高単価の仕事では通用しない文章が身についてしまって、余計に稼ぎづらくなってしまうこともあります。

自分の実力をしっかりと見極め、適切な仕事を選ぶようにしましょう。

SEOを学ぶことの必要性

在宅ライターの仕事をしていると、どうしてもぶつかるのが「SEO」という概念です。

SEOは検索エンジン最適化のことで、検索されたときに記事を上位に表示させるためのテクニックことを言います。上位に表示されればアクセスが増えるので、企業はSEOのテクニックがあるライターを求めているのです。

SEOは上述した「在宅ライターのスキル」のうち、特に重要なスキルです。高単価の仕事を受注できるようになるためには、SEOの知識が必須になってきます。ネットで調べるだけでもSEOの知識は十分に身に着けられるので、在宅ライターを始めたいのであれば必ずSEOの知識を身に着けておきましょう。ただGoogleのアルゴリズムは日々進化しており、SEOのテクニックもそれと同時にアップデートしていく必要があります。そのため、ネットで調べたSEOのテクニックが、今の検索エンジンには通用しないということもあります。情報の見極めが大切となってくるので、注意しましょう。

SEOのテクニックを早期に身に着けることで、高収入の在宅ライターへの近道となります。在宅ライターを始めたい方やなかなか収入が上がらないと悩んでいる方は、SEOの勉強からはじめてみてもよいかもしれません。

まとめ

在宅ライターは完全出来高制の仕事なので、稼ぎ方をしっかりと知っておくことが大切です。逆を言えば、稼ぎ方のコツさえ身に着ければ誰でも稼ぐチャンスがあるので、やってみる価値はある仕事ということです。SEOの知識やWEBライティング向けの文章の書き方などを身に着ければ、高収入も夢ではありません。向き不向きはやってみなければわからないので、興味がある方はまずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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