Google Search Consoleのメッセージ機能がわかりやすい位置に復活!

SEO対策実例・コラム
2020.01.06

GoogleはSearch Consoleのメッセージ機能を改良したと公式に発表しました。中には、まるで旧バージョンのように使いやすくなったと歓迎しているユーザーも少なくありません。そこで本記事では、2019年12月初旬に新しくなったSearch Consoleのメッセージ機能がどのように改良されたのか、具体的な使い方について画像つきで詳しく解説します。

Search Consoleのメッセージ機能で分かること

Googleはサイト運営者に対し、Search Consoleに備わっているメッセージ機能を通して下記のようなお知らせを通知しています。メッセージの内容は、設定が完了したという単純な通知から検索結果の順位が急落しかねない重要な通知まで、広範囲にわたるのが特徴です。

▼メッセージの種類

  • Googleウェブマスター向けガイドライン違反など、重大なペナルティが見つかった
  • 重複コンテンツや低品質コンテンツなど、スパムに関する問題が見つかった
  • 通知の受信後に実施した対策がGoogleに承認され、問題が回避された
  • モバイルフレンドリーテストで不具合が見つかった
  • モバイルファーストインデックスへの切り替えが完了した

実際、Googleの公式サイトでもSearch Consoleの存在意義について「ユーザーに問題点やアップデート情報を知らせるスタンダードな手段」だと解説されています。

Search Consoleは毎月数百万のメッセージを送信します。ウェブサイトに新しい問題が発生したことを知らせ、Googleでの存在感を高めるための更新と機会をユーザーに知らせるための主要な方法です。
引用元:Webmaster Central Blog

ただし、従来のSearch Consoleでメッセージ機能を利用する場合、その都度ダッシュボードからメッセージ欄へと移行しなければ表示できなかったため、手間がかかるのが難点でした。

公式発表!Search Consoleの新メッセージ機能

いち早く対応すべき問題点が通知される反面、決して効率的とは言えなかったSearch Consoleのメッセージ機能。サイト運営者の中には、メッセージの確認漏れによって対応が遅れたという苦い経験をした人も少なくありません。

そんなSearch Consoleのメッセージ機能がより効率的に使えるように改良されたと、Googleのオフィシャルサイトで公式に発表されたのです。

2019年12月4日付けWebmaster Central Blog

まずは、2019年12月4日に発表されたWebmaster Central Blogの説明文を確認してみましょう。

Search Consoleでメッセージの処理をより効率的にするために、メッセージを製品の不可欠な部分にするよう取り組んでいます。今日から、Search Consoleのページの上部にあるベルアイコンをクリックして簡単にアクセスできるパネルからメッセージを利用できます。古いインターフェイスとの主な違いは、製品全体でメッセージにアクセスできるようになり、レポートを残す必要がないことです。
引用元:Webmaster Central Blog

上記のコメントから、今回の改良について下記の4点が読み取れます。

  • 改良されたメッセージ機能は2019年12月4日から使用が可能
  • メッセージ機能を改良した目的は、効率性を向上させるため
  • 簡単にメッセージが確認できるよう、ページ上部にベルアイコンが新設された
  • 旧バージョンとの最大の違いは、レポートを残さなくても製品全体でメッセージにアクセスできるようになったこと

2019年12月4日付けTwitter公式アカウント

GoogleのTwitter公式アカウントであるGoogle Webmastersからも同様の内容が投稿されており、「ベルアイコンを探してお楽しみ下さい」とコメントされています。

どのページからでもベルアイコンでメッセージが確認できる

Google Search Consoleにアクセスしてみると、下記の画像の赤枠で囲ってあるベルマークがページ上部の右側に新設されているのが分かります。特筆すべきは、このベルマークがGoogle Search Console内の全てのページで表示されるという点でしょう。つまり、今後はわざわざメッセージ欄からアクセスしなくても、どのページからでも好きなタイミングでメッセージが確認できる仕組みになったのです。

サイト運営者の中には常にSearch Consoleを開きっぱなしにしている人も多いでしょうが、せっかく届いたメッセージも確認に手間取るようでは素早く対処できません。その点、今回の改良でUIが向上したメッセージ機能ならGoogleからの通知を確認する手間が格段に省ける分、たとえ深刻なトラブルが発生しても素早く対処できるようになるはずです。

メッセージリストに日付とカテゴリが表示される

ベルアイコンをクリックもしくはタップすると、メッセージリストのパネルが表示されます。ちなみに、下記の画像はGoogleから当社ペコプラのSEOブログに対して届いたメッセージの一覧です。届いているメッセージがリスト表示されるだけでなく、件名ごとに赤枠で囲ってある日付と緑色の枠で囲ってあるカテゴリが一緒に表示されているのが分かります。

さらに詳しい内容を表示させたい場合は、該当メッセージの件名をクリックもしくはタップしましょう。すると、下記の画像のように詳細ページへと切り替わります。

2019年2月に「ドメインプロパティ」が発表されて以降、トップドメインとサブドメインの両方をSearch Console上でまとめて管理できるようになりました。その反面、扱えるドメイン数に比例してGoogleから届く通知も増えるため、管理が煩雑になりがちだったのも事実です。

その点、改良後のメッセージ機能なら1度クリックしたメッセージを既読あつかいに設定することも可能です。そのうえ、複数の通知に対してリストビューから任意で既読または未読が選択できるため、メッセージ管理に手間取りません。

カテゴライズによって課題が一目で分かる

ドロップダウンリストから複数のカテゴリにフィルタリングできるようになったのも、新メッセージ機能の注目点です。下記画像の赤枠で囲っている項目の他に、パンくずリストをはじめモバイルユーザビリティやエンハンスメントタイプなどが利用できます。

効率と実用性を向上させたと謳うだけあって、カテゴリ別にフィルタリングできるようになった分だけ特定の課題が一目で見つかる仕組みになっています。

未承認の新管理者でも過去のメッセージが読める

新しくなったメッセージ機能には、もう一つ見逃せない改良点があります。まだGoogleから認証されていない新管理者であっても、対象のサイトに届いていた過去のメッセージにアクセスできるのです。過去のメッセージは、「以前のツールとレポート」から下記画像の赤枠で囲ってある「メッセージ」にアクセスすると一覧で表示されます。

たとえば、すでに運営中のサイトを譲り受けたり社内でWeb担当者が変更になったりした場合、新しいサイト管理者は正当な関係者だとGoogleから認証されなければなりません。ですが、今回の改良により新しい管理者はGoogleからの認証を待つ必要がなくなりました。その結果、たとえ旧管理者からの引き継ぎが不十分であってもサイトの運営状況が把握しやすくなったのです。

メッセージ機能の注意点

過去のメッセージにも対応しているとはいえ、全てが表示される訳ではありません。Search Consoleのメッセージパネルに表示されるのは、2019年5月23日以降に受信したメッセージ限定です。2019年5月23日より以前に届いたメッセージを読みたい人には、2種類の方法が用意されています。

  • 個別のE-mailに届いたメッセージ
  • 旧バージョンのメッセージリストからアクセス

Googleは当面の間、旧バージョンのメッセージリストを維持するとコメントしていますので、サイドバーにある「レガシーツールとレポート」からアクセスしてみましょう。

まとめ

Googleが無料で提供しているSearch Consoleは、一つで何役もこなす多機能ツールです。だからこそ、世界中のサイト運営者に愛用されているのでしょう。とはいえ、ここ数年は何度も繰り返されたアップデートによって、Googleの意図とは反対にメッセージ機能が使いにくくなったというネガティブな意見も寄せられていました。

しかし、今回の改良版メッセージ機能に関しては旧Search Consoleに装備されていた「メッセージ」並みに使い勝手が良く、ユーザーからの評判も上々のようです。Googleでは、公式フォーラムまたはTwitter経由でフィードバックを募集しています。更なる改善点や要望などがあれば、遠慮なくリクエストしてみましょう。

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