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様々なレンタルサーバーがある中で、お客様から設定が難しいとご相談をいただくのが「さくらのレンタルサーバー」です。
お客様に代わって「http→https」と「wwwの有り無し統一」のリダイレクト設定を行いましたので、詳しいやり方をこちらで解説致します。
http → httpsへのリダイレクトの設定は「.htaccess」を使用します。
以下のコードを記述することで、httpにアクセスがあった際に、httpsにリダイレクトされるようになります。
https化のメリットなどについては下記の記事で解説しています。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteCond %{ENV:HTTPS} !on RewriteRule .* https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
wwwなしで統一する場合は、さくらのサーバコントロールパネルにて、「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け)」という項目がありますので、そちらをチェックすれば、wwwなしに統一することができます。
wwwありなしの統一の必要性などについては下記の記事で解説しています。
wwwありに統一する場合が、一番設定が難しいのですが、順を追って説明致します。
1、wwwありのドメインとwwwなしの両方のドメインをコントロールパネルにて設定します。
2、wwwありなしどちらのドメインにもSSLの設定をします。
3、wwwありなし、両方のドメインにそれぞれディレクトリを作成
例)
wwwありのドメインには「www.●●●.com」というディレクトリを作成
wwwなしのドメインには「●●●.com」というディレクトリを作成
4、wwwなしのドメインに作成したディレクトリ内には「.htaccess」のファイルだけを入れておきます
書いておく内容は以下です。
Redirect permanent ●●●.com www.●●●.com
今回は少しニッチな内容について書かせていただきました。
レンタルサーバーは数多くの種類が存在しますので、各サーバーごとに設定が若干異なることがございます。
簡単に設定できるものもあれば、今回のさくらのレンタルサーバーのように一手間加えないとうまくリダイレクトできないサーバーもございます。
ここまで苦労してURLを統一する必要があるのかということなのですが、現状でもGoogleの検索結果の順位を決める上で重要な要素となっている被リンクを得る際に、
「wwwあり」のURLと「wwwなし」のURLどちらも表示されてしまう状況や、どちらしか表示されない状態ですと、せっかくの貼られたリンクを活かすことができなくなってしまうため、
やはり、httpとhttpsの統一やwww有り無しの統一は可能な限りご対応いただいた方がよろしいかと思います。
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