役立つGoogleの検索テクニック12選!!
2018.08.31
何か調べ物をするときに、Googleで調べるという行為は日常的に誰もが行っていると思います。
ただ、なかなか目的の情報が見当たらなかったり、見つかったけど古い情報でちょっと信用できなかったりといった経験は誰しもあると思います。
そんなとき、Googleで検索する上でちょっとしたテクニックを知っているだけで、求めている情報が格段に調べやすくなりますので、今回はそのテクニックの一部をご紹介したいと思います。
1.完全一致検索「””」
こちらは、コピーコンテンツなどを探すときや検索したワードと全く同じワードを含むページを探す時に使える検索テクニックになります。
完全に同一の文章を探すことができるので、どのサイトを参考にしたか、他にも重複しているサイトがあるかなどを調べることができます。
例えば、「激安家電量販店」を普通に検索した場合、「激安」と「家電」と「量販店」の3つのワードが入っているページが検索結果に表示されますが、「”激安家電量販店”」と完全一致で検索した場合、「激安家電量販店」というひとかたまりの状態のワードが含まれているページしか検索結果に出てきません。
他にも「また逢いましょう」と検索すると、J-POPの動画が1位に表示されるのに対し、「”また逢いましょう”」と完全一致で検索するとAmazonの書籍販売のページが1位に表示されというような違いがあります。
普段の検索方法ではGoogleが誤字脱字や漢字・平仮名・カタカナも忖度した形で検索結果を表示してくれます。上記の「また逢いましょう」の場合ですと、1位は「マタアイマショウ」というカタカナの曲です。
それに対し、完全一致の場合は、誤字脱字がある場合は、検索結果が0件になることもめずらしくないですし、100%同じ状態のフレーズが入っていないと検索結果に表示されませんため、商品名など名前が確実にわかっているものに関しては完全一致の方が情報は見つけやすいかも知れません。
2.特定のサイト内を検索「site:」
こちらは、検索枠の中に「site:pecopla.net」という形で特定のサイト内だけで情報を探したいときに使用します。
さらに、キーワードもスペースを空けて入れられるので、「site:pecopla.net 会社概要」といった形で検索すると目的の情報を早く見つけることができます。
3.サイトの詳細情報を検索「info:」
こちらはサイトに関する詳細情報を調べるときに使います。「info:pecopla.net」という形で使用します。
また、インデックスを確認する場合もこちらを使用します。一般的には「site:」でインデックスを確認することが多いですが、Google社員のTwitterでの発言で、「site:」は正確ではないという発言がありましたので、確実にインデックスされているかを確認するには「info:」を使用します。
また、調べたいページが正しくGoogleに認識されているかを確認するのも、こちらの「info:」を使います。
Google Search Consoleのヘルプにも以下の文章がございます。(少し言い回しを変えています。)
どのページが正規ページかを確認するには、「info:URL」でGoogle検索すると、検索結果に正規ページが表示されます。
参考URL:https://support.google.com/webmasters/answer/7440203?hl=ja
4.キャッシュページを検索「cache:」
そのページの過去の状態を見たいときに使います。「cache:URL」
ただし、Googleが保存している最新のものになりますため、クローラーの巡回頻度が高いサイトはそこまで古い状態を確認することはできません。
逆にクローラーの巡回頻度がそこまで高くないサイトであれば、何日か前の状態を確認することができます。
5.ファイルの種類を指定して検索「filetype:」
論文などの情報だけをGoogle検索で探したいときなど、PDFを中心に探すと効率が良かったりするので、そのような場面で使用します。
例えば、PDFのファイル形式だけ探す場合は「キーワード filetype:pdf」とキーワードと一緒に付けるとPDFのファイルのみが検索結果に表示されます。
他にも、エクセルだけを探したい場合は「filetype:xls」など、ファイルの拡張子を入れていただければ、簡単に探すことができます。
6.除外ワードを指定「-」
こちらはよく使う検索テクニックになります。使い方は除外したいキーワードを「-」の後に付けるだけです。
例えば、「餃子 レシピ」と検索すると、餃子のレシピが書かれたページが検索結果に並ぶのですが、にんにく(ニンニク)を使っていないレシピだけを探したいときは、「餃子 レシピ -にんにく -ニンニク」と検索すると、にんにくが使われていないレシピを探すことができます。
レシピによって、平仮名のにんにくとカタカナのニンニクがありますので、上記のように両方とも除外キーワードとしていただくと、求めている情報が見つかりやすくなります。
7.関連するサイトを検索「related:」
こちらは、関連するサイトを探したいときに使うテクニックになります。
例えば、「related:www.starbucks.co.jp」とすると、スターバックスのサイトに関連する検索結果が出てきます。
ドトールコーヒー、マクドナルド、ケンタッキー、タリーズなど、確かに関連度が高いと考えられる企業のサイトが検索結果に表示されます。
8.不明なワードを検索「*」
なんとなく思い出せないけど、冒頭部分だけわかるという場合に使える検索テクニックがこちらです。
例えば、「*の街を背に」で検索すると、Mr.Childrenのイノセントワールドの歌詞のページが1位に表示されます。
他にも、「可愛い子には*」で検索すると、「可愛い子には旅をさせよ」ということわざを解説したページが1位に表示されます。
9.タイトルに特定のキーワードが含まれているページを検索「intitle:」「allintitle:」
こちらは、ページのタイトル内に含まれているキーワードを指定して検索したいときに使用します。
「intitle」は単ワードの検索時に使用し、「allintitle」は複数ワードの検索時に使用します。
例えば、「intitle:アルゴリズムアップデート」、「allintitle:グーグル アルゴリズムアップデート 8月」などという風に使います。
10.本文に特定のキーワードが含まれているページを検索「intext:」「allintext:」
こちらは、本文内に含まれているキーワードを指定して検索したいときに使用します。
「intext」は単ワードの検索時に使用し、「allintext」は複数ワードの検索時に使用します。
例えば、「intext:不動産投資」、「allintext:不動産投資 セミナー」などという風に使います。
11.URLに特定のキーワード含まれているページを検索「inurl:」「allinurl:」
こちらは、URL内に含まれているキーワードを指定して検索したいときに使用します。
「inurl」は単ワードの検索時に使用し、「allinurl」は複数ワードの検索時に使用します。
例えば、「inurl:ブランド」、「allinurl:ブランド エルメス」などという風に使います。
URLなので、英数の方が検索数は多くなりますが、日本語のディレクトリ名を付けているサイト(wikipediaなど)はヒットします。
※日本語ドメインはヒットしないのでご注意ください!
12.電卓「1+1」
こちらは、ご存知の方も多いと思いますが、検索枠に計算式を入れると答えが検索結果に表示されるという検索テクニックになります。
電卓が手元にないときなど、さっと計算することができるので便利です。
「√2+√2」などの難しい問題も一瞬で解いてくれます。答えは実際に検索してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。上記でご紹介させていただいた以外にもGoogleで使える検索テクニックは存在しますので、さらにマニアックな検索テクニックを知りたいという方は、是非調べてみてください。
個人的によく使うのは、完全一致検索と除外ワードの指定、「site:」、「info:」あたりをよく使います。
組み合わせることで、通常の検索方法ではたどり着くことができなかった情報を見つけることができますので、積極的に使ってみてください。
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