GoogleMyBusiness(グーグルマイビジネス)APIの活用方法と基礎知識
2019.04.26
以前「
GoogleMyBusiness API の申請と出来る事」という記事で紹介させていただいたGoogleMyBusiness(グーグルマイビジネス)APIですが
まず何から覚えればいいのか分からないという場合やどのような活用方法があるのか分からないという場合があると思いますので簡単にまとめました。
GoogleMyBusinessAPIの知っておくべきこと
GoogleMyBusinessAPIには参照型と更新型のAPIがあります。
参照型APIとは…GoogleMyBusiness上にある情報を取得する為のAPIです。この種類のAPIでは条件を絞って情報を取得する事が出来ます。
更新型APIとは…GoogleMyBusiness上にある情報を追加、更新、削除等を行えるAPIです。ブラウザ上で情報を操作するのと同様に情報を変えることが出来ます。
参照型のAPIを使用する際はGoogleアカウントでのログインは必要なくそれぞれの情報を取得する事ができます。
更新型のAPIはその情報を更新する権限を持っているGoogleアカウントでログインしていなければAPIを使用する事が出来ないので注意してください。
GoogleMyBusinessAPIを使う上でのポイント
GoogleMyBusinessAPIでは主に以下の内容を参照、更新する事が出来ます。
- アカウント情報:GoogleMyBusinessでBusiness情報を(オーナー)登録したアカウントの情報
- ロケーション情報:GoogleMyBusinessで登録されているBusiness情報
また各種情報はAPI内で取得できるIDを使って各種情報を特定します。
このIDはブラウザ上では確認出来ないものですので、今後そのIDのアカウント情報、ロケーション情報を継続して参照、更新
する場合はこのIDを何処かに保存しておかなくてはなりません。
アカウントを特定する為にはaccountと呼ばれるIDが、locationを特定する為にはaccountとlocationと呼ばれるIDが必要になります。
これらのIDと権限が付与されているアカウントでログインを行っている場合に
アカウント情報やロケーション情報を変更する事が可能になります。
GoogleMyBusinessAPIを活用する方法
GoogleMyBusinessAPIはJava、C#、PHP用のライブラリが用意されています。
このライブラリを使用して自動的にアカウント情報やロケーション情報を変更する事が出来ます。
更にデーターベースを連動させれば取得した情報を保存させる事も可能です。
コンピューターには定期的にプログラムを動作させる仕組みもある為、毎日定期的に同じ作業をしている場合等は
日々の負担を軽減できるでしょう。
今までその作業に当てていた時間を別の作業に割り当てる事ができるようになれば時間をうまく活用出来ていくと思います。
まとめ
GoogleMyBusinessAPIは現在GoogleMyBusinessを使用していて日々同じ作業が必要な問題を解決してくれるAPIです。
ですが、このAPIは申請が必要で使用するにはハードルが高くなってしまいます。
ですが既に申請が通りAPIが使用出来るようになった企業等に相談しシステム化を依頼する事で
様々な問題を解決していけるのではないかと考えられます。
是非、日々の作業を見直してみてはいかがでしょうか?
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