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Google広告サービスを利用している人であれば、広告ランクを上げたいと誰もが思うはずです。
Google広告のランクを上げるためには品質スコアも重要になります。
そこで本記事では、品質スコアの基本を解説した上で、品質スコアを決める要素やアップさせることのメリットなどについて分かりやすく解説します。
Google広告の評価が低いと悩んでいる人は、是非、本記事を参考にしてみてください。
目次
Google広告の品質スコアとは、Googleが広告をどう評価しているか知ることのできる指標です。
Google広告の品質スコアはGoogle広告における以下の品質指標を主に表しています。
Google広告ランクの仕組みは以下の方法で算出できます。
広告ランク=入札単価(上限CPC)×品質スコア(1-10段階)+広告表示オプション
品質スコアはアカウント内のキーワードごとにあります。
評価は10段階で、評価するのに十分なデータがない場合は「-」と表示されます。
品質スコアが高い広告はGoogleからの評価が高いため広告が高い位置に掲載される他、入札単価が安くなります。
リスティング広告を運用して成果を出すためには品質スコアを上げられるよう、PDCAをまわさなければなりません。
Google広告の品質スコアの最大値は10です。
10を取れれば喜ばしいことですが、最大値を取るのは容易なことでないといえるでしょう。
品質スコアで10を取っているユーザーは少ないですし、10を取れないからといって落ち込む必要はありません。
品質スコアの平均値は5~7程度といわれていますので、5~7を目指してみると良いでしょう。
現在、品質スコアが5に満たない人は品質スコアをアップさせられるように努めてみることをおすすめします。
ただし、指名キーワードの場合は品質スコアの平均値はアップしますので、5や6では競合と比較して劣ってしまうこともあるかもしれません。
Google広告の品質スコアが高いと、クリック単価を低く抑えることができます。
そのため、予算をアップさせなくても多くのクリック数を獲得できるといえます。
加えて、品質スコアが高い広告は、広告が表示される機会が多くなるため、広告の効果を最大限得られると考えられるでしょう。
Google広告の品質スコアを決める要素は3つあります。
以下、Google広告の品質スコアを決める3つの要素について詳しく解説します。
広告との関連性とはユーザーの検索意図と広告のマッチ度を示した指標のことをいいます。
ユーザーの検索意図と広告の関連性を判断するにあたり、キーワードや広告、リンク先ページなどさまざまな要素が考慮されます。
推定クリック率とは過去のクリック率を基にしてクリック率の予想を行った指標です。
つまり、過去に多くクリックされている広告ほど高い評価を得られるということです。
推定クリック率は数ある要素の中でも重要な指標なので、ユーザーがクリックしたいと思える広告文となるよう心掛けましょう。
ランディングページの利便性とはユーザーの視点で見たページの利用のしやすさを測るための指標です。
具体的には、以下の項目で評価されます。
ランディングページの利便性を上げるには、自身の広告がユーザーにとって利用しやすいかという視点で見直しを行うことがポイントとなります。
Google広告の品質スコアを改善することで得られるメリットは3つあります。
以下、Google広告の品質スコアを改善することで得られる3つのメリットについて詳しく解説します。
Google広告の掲載順位を決めるための広告ランク要素の一つである品質スコア。
高い品質スコアがあれば広告ランクを引き上げることができますので、Google広告の掲載順位アップを期待できます。
品質スコアがアップすれば広告ランクを引き上げることができますので、Google広告の掲載順位がおのずと高まるはずです。
広告は上位に掲載されているほど高いクリック率を一般的に期待できますので、ランディングページのアクセス数をアップできます。
品質スコアが高いと、クリック単価を下げることができます。
品質スコアとクリック単価の関係性は、以下の算出方法に基いています。
クリック単価 = 競合サイトの広告ランク ÷ 品質スコア + 1
Google広告の品質スコアを上げるには以下4つの項目ごとに対策が必要となります。
以下、Google広告の品質スコアを上げる方法について4つの観点から詳しく解説します。
ユーザーにクリックしたいと思ってもらうためには価格や数字訴求の他、限定訴求がポイントになります。
対策例は以下の通りです。
自社のサービスや製品におけるウリにできる要素でのアピールや、限定割引の導入で効果を得られることも多いです。
品質スコアを上げるためには、広告と検索キーワードとランディングページとの関係性を高めることが重要になります。
前述した通り平均スコアは5~7ですが、7以上を獲得できれば高い効果を期待できます。
ランディングページと広告に関連性を出す必要があります。
関連性が見出されない場合、品質スコアの評価が低くなると考えられます。
また、ランディングページは自社サービスを知らないユーザーに対し、自社が提供するサービスを知ってもらう上で重要です。
ユーザーにとって「知りたいことは何か」「コンテンツ量は適切か」などを考えて作成するようにしましょう。
検索キーワードと広告テキストに関連性をもたせることが重要です。
多くのユーザーが自分の検索したキーワードがタイトルに入っているページをクリックしたくなると見受けられます。
タイトルや説明文にユーザーが検索するだろうキーワードを組み込むことをおすすめします。
品質スコアが低いと生じる問題は3つあると考えられます。
以下、品質スコアが低いと生じる3つの問題について解説します。
品質スコアが低い場合であっても、クリック単価を上げることで広告ランクを維持できることもあるでしょう。
しかし、クリック単価をアップすれば広告費がその分かさみますので費用に対して適切な効果が得られなくなると考えられます。
また、品質スコアが低い広告はランディングページに問題があるケースも多々あると見受けられます。
クリック単価を上げて流入数を増やした場合でも、コンバージョン率が低くなることもあるでしょう。
品質スコアが低い場合、広告ランクが下がることがほとんどです。
また、広告が最終的に表示されなくなってしまうことが懸念されます。
広告が表示されなくなると広告費はかかりません。
ただし、ランディングページへの流入もなくなります。
品質スコアが低いことによって広告ランクが下がってしまうと、クリック単価の調整が掲載維持のために必要になります。
クリック単価の調整により、コンバージョンの獲得は可能ですが、CPAが高騰するため広告費が利益を上まわると考えられます。
品質スコアを改善するための方法は3つあります。
以下、品質スコアを改善するための3つの方法について解説します。
広告文はランディングページと関連性をもたせることが重要です。
また、ユーザー目線に立ち、初心者にも分かりやすい文言にすることをおすすめします。
広告文ではユーザーが求めている内容を分かりやすく伝えられているかがポイントになります。
ユーザーの検索意図をランディングページに反映していく作業は重要です。
また、ユーザーの検索意図と関連性がある内容でランディングページが作成されていると、広告との関連性をもたせることができるはずです。
マーケティングでは広告を万人に向けるよりも、ターゲット層に絞ってアプローチを行う方が効果を期待できるといわれています。
ユーザーの性別や年齢、居住地の他、細やかな情報を記載してユーザーを絞るようにしましょう。
ユーザーを絞ることによって高いクリック率を期待できます。
ただし、ターゲット層をあまりにも絞ると、広告が表示される機会が極端に少なくなるので気をつけてください。
本記事ではGoogle広告の品質スコアについて解説しました。
Googleに広告を出している人であれば、「広告を上位に表示したい」「広告をクリックしてもらいたい」という気持ちに誰もがなるはずです。
本記事で説明したように、Googleは無作為に広告を表示しているわけではありません。
Google広告の表示には品質スコアが鍵となります。
高い品質スコアを獲得するためにはランディングページと広告に関連性をもたせることの他、ターゲット層を絞るなどの対策が必要になります。
高い品質スコアがあれば、広告の効果を低コストで得ることもできますので、高い品質スコアを取れるよう施策してみてください。