WEBデザインを成功させる為に抑えるべき、たった4つのヒアリング項目
2017.11.10
「デザインって答えがあるの?」
デザインに携わった事のある多くの方が一度は考える事ではないでしょうか。
「かわいい」「かっこいい」「おしゃれ」こういった言葉からのイメージは、十人十色です。なのでデザインって答えがあるの?といった疑問が出るのも当たり前です。
確かに「かわいいデザイン」の答えはないと思います。
しかし、そもそもデザインというのはアートでもなければ、デザイナーの自己満でもありません。「かわいい」がどうとか、「おしゃれ」はこうだと言った議論は、メインではないと思います。
デザインはあくまでお客様の抱える問題や課題を解決する為の、1つの手段なのです。
今回は、“問題解決する為のデザイン”をご提供出来るよう、WEB制作やランディングページをご依頼をいただく際に弊社が必ず行っているヒアリング内容をご紹介をいたします。
デザイン制作を行う前に必ず行うヒアリングの項目
- ターゲット
- 参考デザインURL
- インプレッション・与えたい印象
- サイトイメージ色
- Webに掲載したい内容等
- コンテンツ素材(素材・原稿)
- スケジュール/予算・費用
重要な項目はたったの4つ
ターゲット参考デザインURLインプレッション・与えたい印象サイトイメージ色
特に重要なものはこの4項目です。
各項目についてまとめましたので、企業のWEB担当者様やディレクターの方は是非チェックしてみてください。
(これでもうデザイナー泣かせのディレクターだなんて言われませんよ!)
ターゲット〜ターゲットは誰ですか?〜
マーケティングでターゲットを設定する事は、5W1Hの1つでもあり、基本です。
もちろんこれはWEBデザインであっても基本となります。
お客様の中には、「20代〜40代女性」や、もっと曖昧ですと「子供から大人まで幅広い層に」をご希望される方もいます。
しかしこれではデザインが成功する確率は低くなります。
次に挙げる2つのターゲット例を見て、どのような「女性」をイメージしますか?
- ターゲット例1
- 30代女性
- ターゲット例2
- 37歳女性
- 独身
- 都内で働く会社員で年収は450万
- 趣味は年1回の海外旅行と週1で美味しいものを食べる事
- 仕事も楽しいし、今の生活に満足している
同じ30代女性がターゲットですが、全く違う人物像を想像されるかと思います。
このターゲットの人物像の共有こそが大切であり、ここがしっかり固まっている程、マーケティングはもちろんデザインも成功に近づきます。
“全員にウケる”というのはどの分野においてもとっても難しい事ですよね?
今回はターゲットの設定方法について詳しくは述べませんが、このターゲット設定はデザインの為ではなく、顧客として獲得していきたいユーザーの設定です。
あくまでデザインはそれを叶える為の手段なのです。
ですので、細かいターゲット設定を是非共有していただければと思います。
参考デザインURL〜イメージするデザインに近いWEBサイトはありますか?〜
ターゲットの次は参考サイトについてです。
「デザインの事はよくわからないので・・・」というお客様もけっこういらっしゃいます。確かに普段あまりWEBサイトを見ない方にはこの項目は難しいかもしれません。
こちらに関しては、ターゲットさえしっかりと決まっていれば、お客様の中にサイトのイメージがなくても、こちらからご提案出来る部分です。
また、「このサイトよりもっと明るい感じで」「このサイトの色合いが良い」などでも構いません。少しでも何かイメージがあるようでしたらご共有いただけると、とてもスムーズに進みます。
インプレッション・与えたい印象〜ユーザーに与えたい印象はなんですか?〜
ずばりこれはターゲット設定したユーザーにどう思われたいかです。
ターゲットに対し、「かわいい」印象を与える為には?「安心感」を与えるには?
お客様とユーザーとのコミュニケーションの役割を、デザインが果たすために必要な情報となります。
サイトイメージ色〜サイトイメージ色はありますか?〜
コーポレートサイトですと、お客様の企業のイメージカラーに基づくケースが多いですし、
ブランディングサイトや、ランディングページの場合は商品カラーとバランスの良い配色を取る事もあります。
こちらも弊社からご提案出来る部分ですが、もしイメージするカラーがございましたらお伝えくださいませ。
まとめ
この他にも最初に一覧に記載したように、Webに掲載したい内容や、コンテンツ素材の有無、スケジュール/予算・費用になどについても伺っております。
どれもデザインをさせていただく上で必要な項目です。
ペコプラはお客様のWEB制作の問題を解決できるデザインこそが、答えであると考えます。
ヒアリング項目の内容で悩まれた場合であっても、経験豊富なディレクターが親身にアドバイスさせていただきます。
是非お気軽にご相談くださいませ。
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