情報共有にWordPressを使った社内wikiを使用する
2024.12.20
弊社は全社員完全リモートワークで働いています。
その中で、特に大切だと感じている事が情報共有です。
業務上のノウハウや手順等、情報を共有することで、距離に関係なく業務のパフォーマンスを最適化できます。
なぜwikiなのか
社内の情報共有というと、まず情報をまとめたファイルを共有する方法が考えられます。
もちろん弊社でもDropbox等を使用してのファイル共有は行っていますが、情報の共有という点で考えると少し物足りない部分があります。
それは、情報の検索が難しいという点です。
情報が増えれば増えるほど、下記のような悩みを感じたことは無いでしょうか?
- どのファイルに情報があるのかわからない
- 情報を記載したファイルの所在がわからない
- 似たようなファイルがあって正しい情報がわからない
そこで社内wikiを使用し、そんな悩みを解消することを考えました。
wikiであれば、情報の内容に対して検索することができるので、欲しい情報を効率よく探すことができます。
もちろん、メニューやカテゴリを適切に設定することで情報を整理し、検索せずとも必要な情報へたどり着けるようにすることも大切なことです。
なぜWordPressなのか
さて、ではなぜWordPressを使用するのかという点です。
私はエンジニアですので、過去にはRedmone等のwikiを使用してきました。
これらはもちろん優れたツールで、前述したような便利さがあります。
ですが、Markdown記法を始めとした独特のルールがあり、慣れていないと気軽に情報を記載するという点で少し抵抗を感じる部分があります。
情報の共有という本来の目的に対して、記載を行う際に抵抗を感じてしまうと、本来の目的から逸れてしまうことになります。
そこで、弊社ではWordPressを社内wikiとして使用することにしました。
WordPressであれば、通常業務で普段から使用しているので、情報を記載する際の抵抗が少ないと考えたからです。
とにかく全員が情報を社内wikiにアップしていくことが大切です。
WordPressを社内wikiとして使う上で考慮した点
以下の2点を考慮して構築を行いました。
社内wikiへのアクセス制限について
社内で使用するwikiということで、情報へ外部からアクセスされてはいけません。
そこでwikiへのログイン機能を導入しました。
ログイン機能は「Ultimate Member」というプラグインを使用しました。
このプラグインは下記のような内容が用意されており、カスタマイズもできるので便利なプラグインです。
- wikiへのログイン機能
- ログイン画面の作成
- ユーザ毎の権限設定
等など・・・
Ultimate Member – User Profile, Registration, Login, Member Directory, Content Restriction & Membership Plugin
Markdown記法の使用について
もう一つは、Markdown記法を使用できるようにしました。
これは私の個人的な点かもしれませんが、やはり今まで使用してきたwikiと同じ使い勝手で使いたいという気持ちがあります。
具体的にどのようなプラグインを使用したか等は、過去に記事を書いておりますので、よろしければそちらも読んでみてください。
Markdown記法でWordPressでの記事作成時間を短縮!導入方法や記述方法を紹介
まとめ
リモートワークの需要が高まっていく中で、web上での情報共有が必要な状況も増えていると思います。
そんな中、WordPressを使用した社内wikiというのも一つの選択肢として、選ばれる機会が今後も増えていくのではないでしょうか。
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