【2023年版】国内・海外のおすすめVPS10選
2023.10.26
VPSは、企業でハイスペックサーバーを利用したい人やFXの自動売買ツールを利用したい人、マインクラフトなどのマルチサーバーを作りたい人など、様々な要望に適した仮想専用サーバーです。
共用サーバーよりもカスタマイズの自由度が高くコスパも良いため、利用者が増えています。
VPSは国内・海外を問わず多くの会社がサービス提供しています。
今回は、VPSを選ぶポイントと国内・海外のおすすめVPSを紹介していきます。
VPSを選ぶ際に重要なポイント4点
VPSを選ぶ際に特に重要なポイントを4点説明します。
機能
VPSは自由にカスタマイズできるため、利用する目的によって機能を選ぶ必要があります。
たとえば、マインクラフトなどのゲームのためにマルチサーバーを利用したい、FXの自動売買ツールを利用したい、法人でメールサーバーとして利用したい、などその目的によって適した機能が異なります。
各VPSサービス提供会社はそれぞれ何の利用に適しているか明示しているので、それを元に必要な機能を選定しましょう。
コスト
コストは大きく毎月一定額を支払う「定額制」か、使った分だけ支払う「従量課金制」がありますがVPS利用においては「定額制」のところが多いです。
各会社で複数の料金プランが用意されており、まずは利用に必要な機能・スペックを決定して、その条件を満たすVPSを選定し各社の料金を比較しましょう。
操作性
操作性は、日々の運用管理において重要なポイントです。
たとえばサーバー設定を変更する管理画面などはVPSを提供する各社によって異なるため、自身にとって分かりやすいものを選ぶ必要があります。
各社が提供している無料のお試しサービスを利用して、ユーザーインターフェースを確認しておくと良いでしょう。
データセンター
国内のデータセンターと比べて海外のデータセンターはレスポンスが悪くなる可能性があります。
国内外問わず利用する場合は海外のデータセンターも視野に入りますが、国内で利用する場合は、国内のデータセンターを選んだ方が良いでしょう。
国内・海外で多くの種類のVPSが提供されています。今回は、その中でも国内/海外に分けておすすめのVPSを紹介します。
企業で使用するのにおすすめなVPS
さくらのVPS
さくらのVPSは、非常に大容量のストレージを使用することができ、最大で3200GBのSSDを選択することができます。
企業等で容量を沢山使うことが見込まれる場合はおすすめです。
また、データセンターも日本国内の3箇所から選択できます。
https://vps.sakura.ad.jp/
KAGOYA CLOUD VPS
FXの自動売買ツールはWindows上で動かすものが主なため、初期インストールOSにWindowsが選択できるVPSを選ぶ必要があります。
KAGOYAはCPU/メモリとディスク容量の組み合わせで、月額550円からプランが設定されているため、用途に合わせて最適な構成を選ぶことができます。
そのため、適切な選択をすれば料金を安く抑えることができますので、どんな方でもおすすめできます。
データセンターは大阪市内/京都市内から近い、耐震耐水に優れた場所にあります。
https://www.kagoya.jp/cloud/vps/
Vultr
月額3.5ドルの時間課金プランから、仮想化されていない専用サーバーのベアメタルプランまで料金プランが充実していることに加えて、拡張性や操作管理画面も見やすい利点があります。
また海外のVPSですが東京にもデータセンターがあり、SLA(サービス品質保証)は100%に近いため安心感があります。
https://www.vultr.com/ja/
Digital Ocean
海外のVPSでは歴史のある大手VPSです。
無料SSLやロードバランサー、ログインの2段階認証など、便利なものが揃っています。
海外VPSなためデータセンターはシンガポールのみで言語も英語ですが、それでも問題なければ安心して使用できるVPSです。
https://www.digitalocean.com/
安く利用したい方におすすめなVPS
ServersMan@VPS
圧倒的な低価格プランから上位プランまで豊富なラインナップ。その手軽さが好評のため、プランによっては在庫が売り切れている場合もあるので注意が必要です。
https://dream.jp/vps/
UpCloud
UpCloudは海外のVPSなため全て英語になっていますが、翻訳機能などを使えば充分に登録は可能です。
時間単位の料金形態のため、なるべく料金を抑えたい方にはおすすめできます。
https://upcloud.com/
MinecraftのマルチサーバーにおすすめなVPS
ConoHa VPS
ConoHaは初心者でも簡単に操作が可能なコントロールパネルを備えた高性能な国産VPSサービスです。
特にMinecraft用のマルチサーバーはテンプレートが用意されているため、あまりサーバーの知識がなくても難しい操作が不要でマルチサーバーを立ち上げることが可能です。
他にも、KUSANAGIというWordPressの実行環境を導入しており、ブログの開設も簡単に行なえます。
https://www.conoha.jp/vps/
その他、海外の特徴的なVPS
Linode
まだ日本向けには提供されていませんがGPUを使用することができるプランが存在します。
CPUと比べて処理能力は高いですが消費電力や発熱量が高いためクラウドで利用できるのはありがたいです。
https://www.linode.com/ja/
Kinsta
スピード主義を謳っており、とにかくサイトを高速表示させたい方におすすめしたいVPSです。
特に、WordPressの知識を最優先事項としているため、WordPressに関するトラブル対応に優れています。
費用は月額30ドル~と少し高めです。
https://kinsta.com/jp/
Hostinger
無料のプランがある海外VPSです。
無料プランの場合は転送制限や選択できるデータセンターの制限がありますが、無料で使用してみたい方は選択肢に入ると思います。
https://www.hostinger.com/
まとめ
国内・海外でVPSを提供している企業は多くありますが、それぞれ機能や特色が異なります。
ペコプラでもいくつかのVPSを使用していますが、上記の中で私が個人的におすすめしたいのはKAGOYA CLOUD VPSです。
プランの選択幅が広く様々な用途で使用可能な上に比較的安価で使用できる点が良いと思っています。
また、VPS以外にもいろいろなレンタルサーバーの種類がありますので、こちらの記事も参考にしてみてください。
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