Googleスプレットシートとエクセルを比較!関数からマクロまで解説

Webサイト制作
2022.03.08
【比較】Googleスプレッドシートとエクセル〜専用関数からマクロまで

Googleスプレッドシートをご存知でしょうか?
現在の日本ではオフィスソフトといえばMicrosoft社の製品という印象が強いです。
しかし、近年Google社がクラウドで動作するオフィスサービスを提供しています。
文書作成、表計算、プレゼンテーション作成までそれぞれの機能のサービスが用意されています。
更にこのサービスはGoogleのアカウントがあれば無料で使用出来る為、とても魅力的に見えます。
今回は、Microsoft社のExcelとGoogle社のスプレッド
シートに焦点をあてGoogleスプレッドシートはどのように使うと良いのかを考えたいと思います。

Googleスプレッドシートとは

Google社が提供している表計算サービスです。
このサービスはGoogleのアカウントを持っている方なら誰でも無料で使える表計算ソフトとなっています。
このサービスは、クラウドとなっておりアプリケーションをインストールする必要もなくブラウザのみで使用できます。
作成したデータはGoogleドライブ上に保存され、他のGoogleユーザーと共有する事も出来るようになっております。
更に、同じくGoogle社が提供しているブラウザのChromeを使うことで、様々な拡張機能が用意されておりより便利に使用できます。

Googleスプレッドはこちらから

Googleスプレッドシートとエクセルの比較

Googleスプレッドシートのメリット

  • クラウドである
  • Googleスプレッドシートは完全にクラウド化されています。
    ローカルにファイルは存在せずGoogleドライブ上に保存されています。
    Googleドライブ上のファイルはアクセス権限設定により自分のみ、もしくは他の人間もアクセスできよう用設定が出来ます。
    また、ブラウザさえあればGoogleスプレッドシートの情報を閲覧・修正する事が出来る為
    パソコンのOSの種類等に縛られず、タブレット等でも使う事が出来ます。

  • Googleアカウントがあれば誰でも無料で使える
  • GoogleスプレッドシートはGoogleアカウントとブラウザがあれば無料で使用できます。
    その為、ソフト購入等の初期費用がかからずとりあえず運用してみることが出来ます。

  • 共有と権限の設定が容易
  • Googleドライブ上でファイルやフォルダーに対して権限設定をクリックだけで設定出来ます。
    VPS等の設定を行わなくても限定共有出来るのは、テレワーク主体となった現代ではかなり重宝します。

  • 様々な形式のファイルでダウンロード出来る
  • xlsxファイル(エクセルファイル)、pdfファイル、csvファイル、tsvファイル等様々な形式のファイルとして情報をダウンロード出来ます。

エクセルのメリット

  • ローカルで作業を行える
  • ローカルにファイルを保存出来、編集などを加えられます。
    これはインターネットに接続していない状況でも作業が可能という事です。
    飛行機等の移動中等インターネットに接続出来ない場合は少なく有りません。
    そんなタイミングでも作業が行えるのは利点であります。

  • 一般的に使われている為互換性を気にしなくて良い
  • 一般的にビジネスで広く使われている表計算ソフトはエクセルである為
    クライアントへファイルを送付する際等、互換性を気にしなくてはならない場合も多いです。
    そのような時エクセル同士であれば問題は出ない為、気が楽になります。
    また、Googleスプレッドシートもファイルでダウンロード出来ますが、その際はxlsxファイル、エクセル形式になります。
    その為結果としてはローカルではエクセルで閲覧する事になります。

  • 画像の挿入にサイズ制限がない
  • Googleスプレッドシートで画像を挿入する場合、画像ファイルにサイズ制限があります。
    URL経由で挿入する場合も制限サイズまで画質が劣化してしまいます。
    ですが、エクセルでファイルを挿入する場合サイズ制限は無い為大きな画像を挿入しなければならない場合はエクセルを使ったほうが良いでしょう。

  • VBAがある
  • エクセルにはVBAがあります。
    VBAは表計算の枠を超えて様々な自動化や効率化を行う上で必要になります。
    GoogleスプレッドシートにもAPIやGASがあります。
    これは後述しますが、VBAの場合はマクロを記録という機能で実際行った動作をマクロ化出来る等の利点があります。

Googleスプレッドシートとエクセルの互換性

Googleスプレッドシートとエクセルには互換性があります。
Googleスプレッドシート上で作成したデータをxlsxファイル(エクセルのファイル形式)でダウンロードする事が出来ます。
また、xlsxファイルをGoogleスプレッドシートに取り込む(インポート)事も出来ます。
つまり、WEBを通じでファイルを共有したい場合にはGoogleスプレッドシート化するといった運用が可能となっています。
しかし、Googleスプレッドシートとエクセルが完全に互換があるかというとそうではないです。
エクセルに設定されているマクロはGoogleスプレッドシート上で使う事は出来ません。
更に、Googleスプレッドシートにしかない関数を使った場合はダウンロードしたファイル内でその関数が正常に動作しなくなる場合があります。
例えば、GoogleスプレッドシートにはIMAGE関数という画像のURLからセルに画像を表示させる関数が用意されていますが
エクセルには存在しない為、記載されているセルは表示がエラーとなります。

Googleスプレッドシートにしか存在しない関数

Googleスプレッドシートのみに存在する関数は沢山有ります。
その中でも特徴的な関数をいくつかご紹介いたします。
関数の細かい仕様は公式のドキュメントで確認出来ます。

IMPORTRANGE
別のスプレッドシートの値をリアルタイムに表示する関数です。
リアルタイムなので他の人が対象のスプレッドシートを修正した場合、その瞬間にこの関数の表示内容が変更されます。
クラウドならではの関数だと思います。
ARRAYFORMULA
複数のセルに対する関数の記載を1つで行える関数です。
この関数の利点は、関数自体が1つで済見ます。
その為、複数のセルそれぞれに関数を書かなくて済むので処理速度が格段早くなるという点になります。
UNIQUE
指定した範囲内の内容を重複を取り除きリアルタイムで表示する関数です。
この関数もリアルタムなので、参照元の範囲内が書き換えられた際はすぐに重複を取り除いた内容に反映されます。
IMPORTRANGEと組み合わせる事で別のスプレッドシートの表を重複削除して表示させるような事も可能です。
FILTER
指定した範囲内の内容にフィルターをかけリアルタイムで表示する関数です。
この関数もリアルタムなので、参照元の範囲内が書き換えられた際はすぐにフィルタリングされたた内容に反映されます。
この関数は性質上AND検索しか使えない為、OR検索が出来ない点が難点といえます。
SORT
指定した範囲内の内容にソートをかけリアルタイムで表示する関数になります。
この関数もリアルタムなので、参照元の範囲内が書き換えられた際はすぐにソートされたた内容に反映されます。
QUERY
指定した範囲内の内容をSQLのようにクエリを記載してフィルタリングやソート等を行うことが出来る関数です。
この関数もリアルタイムで反映されます。
この関数はGoogle Visualization API のクエリ言語で記述出来ます。
クエリは二重引用符で囲む必要があります。
IMPORTHTML
指定したURLのWEBサイト(HTML)内のテーブルやリストの情報を表示する関数です。
テーブルやリストを表計算の形式で取り込めるだけでなく
開き直す度にWEBサイトの情報を取り直す為、WEBサイトが更新された場合でも問題なく使用できると思います。
IMAGE
指定したURLの画像を表示する関数です。
Googleスプレッドシートでは添付出来る画像に容量制限がある為、大きい画像を表示する事が出来ません。
しかし、この関数でサイズ指定まで行うと大きい画像も鮮明に表示出来ます。
また、画像の添付と異なり画像自体が添付されている訳ではない為、データ容量も大きくならないという利点があります。
GOOGLETRANSLATE
指定したセルの文字列をGoogle翻訳にかけて表示する関数です。
WEB上のサービスであるGoogle翻訳をスプレッドシート内で使用出来ます。
複数のセルに対して1つの関数で処理出来るスプレッドシートの特性を生かして、一気に複数の文字列を翻訳出来るのでとでも便利だと思います。
REGEXEXTRACT
指定したセルの内容を正規表現で置換をかけて表示する関数です。
エクセルの置換機能と異なり、こちらは関数ですのでセルの値が書き換わった場合、再度置換を行い表示を行ってくれます。
常に指定した内容で文字列をそれぞれ抽出しなければならない場合等にとても役に立ちます。

Googleスプレッドシートがクラウドで有る事を生かした関数を紹介いたしました。
エクセルと異なり、容易に別のスプレッドシートの情報やWEBサイト(HTML)の情報を使えるようになっている為、これらの関数を生かした表を作成したい場合はGoogleスプレッドシートを利用したほうが良いでしょう。

GoogleスプレッドシートAPIとエクセルVBA

エクセルには表計算以外での作業の自動化の為にVBAが用意されています。
このVBAの存在によりエクセルの利便性が格段に向上してます。
GoogleスプレッドシートにはVBAは存在しないです。
しかし、GoogleスプレッドシートにはAPIが用意されており、更にそのAPIを簡単に使えるGAS(Google App Script)が用意されています。
GoogleスプレッドシートのAPIであるSheet APIはPHPやPython等様々な言語でライブラリが用意されており、本格的なシステムを構築することが出来ます。
GASはこのAPIを利用してGoogleの様々な機能と連携させたり、作業を自動化させたりする事の出来るプログラミング言語です。
WEBブラウザ上で動作するJavaScriptをベースとしていますが、本格的なプログラミングに比べて比較的容易に習得が出来ます。
GASはブラウザ上で開発する支援をGoogle社が提供している為、こちらをVBAの代わりとして利用する事が出来ます。
Googleカレンダー等の他のGoogle社のサービスと連携が必要な場合はVBAよりも効果的に利用できるでしょう。
Google App Scriptはこちらから

Googleスプレッドシートの活用方法、エクセルの代わりになるのか

ここまでにGoogleスプレッドシートとエクセルの比較を行ってきました。
Googleスプレッドシートは基本的なエクセルの表計算機能は全て補えます。
しかし、より高度な使い方を行おうとした場合にクラウドであるがゆえの利点と欠点が出てきます。
これはエクセル側も同じで、ローカルであるがゆえの利点と欠点があります。
エクセルを既に利用されている方は、Googleスプレッドシートは無料で利用できる為、両方の利点を生かした使い方を行っていくほうが良いでしょう。
しかし、まだエクセルを利用されていない場合は初期費用がかかる為、一旦Googleスプレッドシートのみで運用を行ってみるのはいかがでしょうか?

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