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デザイン初心者の方は、「バナーをつくることになったけど、どうしたら良いかわからない…」「どうすれば効果的なバナーになるんだろう」とお悩みの場合も多いかと思います。
今回は、そんな方に向けてクリックされるバナーデザインのコツをご説明していきます!
コツさえ掴めば、サクサク効果的なバナーを作ることができるようになるので、一緒にみていきましょう。
目次
まずは、バナーとは一体何か、その定義を確認しておきましょう。
バナー(banner)とは、直訳すると、「旗」「横断幕」「のぼり」といった意味になります。
お店の前にある宣伝のぼりが思い浮かぶのではないでしょうか。
Webにおいても、このバナーは宣伝の役割を担う画像のことになります。
この画像をクリックすることで、他サイトに飛んだり、申し込みフォームなどにリンクしたりします。
弊社のサイトで言えば、赤枠で囲った部分がバナーです。
どんなにデザイン性に優れていても、下記の2点が明確でなければバナー本来の役割、つまりユーザーにクリックを促すことはできません。
▼バナーの必須要素
バナーには5つの基本ルールがあり、これを守ることで「一番伝えたいことが特定のペルソナに伝わる高品質バナー」が完成するのです。
▼バナーの基本ルール
バナーがクリックされるかどうかは、そのデザインが非常に重要なポイントとなります。
では、クリックされるバナーデザインのコツを見ていきましょう。
まず、余白をしっかりととることを意識しましょう。
余白のない文字が詰め込まれたデザインは、見る側がどこに注目したら良いかわからなくなってしまいます。
背景と文字にコントラストをしっかりとつけましょう。
同系色でコントラストのないデザインだと、文字が目立たずユーザーの目にとまりにくくなってしまいます。
商品を販売する目的でのバナーでは、写真を全面に出すのが効果的です。
サイトの一部にバナーを設置していても、目を引きやすいため、このように、インパクトのあるバナーは、クリック率が上がる傾向にあります。
「バナーをクリックしたら、詳細が見れる」ということがわかるようなデザインも効果的です。
そのためには、クリックを誘導するボタンや文言を入れると良いでしょう。
下の画像の例でいうと、右下に「詳しくはこちら」などの文言と、矢印が入っていますね。
バナーにおいて、文字組は非常に重要です。
伝えたいことが多いと、詰め込んでしまいがちですが、それではユーザーはどこを見たら良いかわからなくなってしまいます。
情報に優先順位をつけて、文字の大きさ、カラーを選択するようにしましょう。
では実際に、バナーを制作する際の工程を6つのプロセスに分けて見ていましょう。
この段階で重要なのは、「デザインはほぼ完成したのに必要な要素が漏れていた!」というミスを予防すること。
見た目のデザインにこだわる必要は全くなく、同じフォントサイズでバナーに入れたいテキストを並べるだけでOKです。
続いて、ピックアップした構成要素に優先順位を付けます。
サイズに限りがあるバナーだからこそ、最も伝えたいメッセージが一番目立つようにデザインしなければなりません。
▼構成要素の優先順位
ステップ3で写真を選ぶ目的は、配置する際のサイズを見定めるため。
つまり、この段階でバナーに入れる写真を決定する必要はなく、ある程度のサイズ感や横長・縦長などの基本フォルムさえ決まっていればOKです。
バナー向けのレイアウトを大きく分類すると、「分割レイアウト」と「全面レイアウト」の2種類に分けられます。
どの要素をメインにするかによって選ぶと良いでしょう。
▼レイアウトの選び方
「テキストエリア」と「画像エリア」がくっきりと分かれているのが、分割レイアウトの特徴です。
▼横分割レイアウト
▼縦分割レイアウト
エリアを独立させることで、テキストと画像の両方がスッキリと見やすくなります。
▼縦分割レイアウトで作ったサンプルバナー
「自社商品をメインにしたい」「写真の美しさを活かしたい」といった場合におすすめなのが全面レイアウト。
ただし、下記のサンプルバナーのように背景写真とテキストのコントラストを強くすることで、テキストを際立たせる使い方も可能です。
▼全面レイアウトで作ったサンプルバナー
ベースとなるレイアウトが決まったら、とりあえず盛り込みたいテキストメッセージと写真を使ってデザインを組んでみましょう。
この段階では、まだモノクロのままでも構いません。
何をどこに配置するかが決まったら、下記の手順でデザインを仕上げていきます。
修正と配色を同時進行で行うことで、「どうしたら最も重要なメッセージが伝わるのか」が具体的に見えてくるのです。
上記レイアウト例のように文字テキストと写真がきっちり分かれているデザインも、バナーとして悪くはありません。
しかし、下記の問題点は「クリスマスケーキコレクション」用のバナーとして致命的です。
▼問題点
そこで下記の解決策を講じることで、ケーキの写真を大きくしてもメッセージがしっかり伝わるようになりました。
▼解決方法
文字色やテキストエリアの背景色は、デザインのバランスを整えながら行うのがコツです。
▼問題点と解決方法
バナーのデザインに遊び心をプラスするのは、Webデザイナーの腕の見せ所。
今回は、下記の工夫を加えて仕上げてみました。
▼解決方法
では、デザイン初心者の方がやってしまいがちな良くないバナーデザインの特徴を見ていきましょう。
写真がサービスや商品の内容と合っていないものは、クリック率及びCV率が下がってしまいます。
なんとなくで写真を選ぶのはやめましょう。
せっかく考えたキャッチコピーもデザインが目立っていなければ、ユーザーの目にはとまりません。
余白をしっかりとり、情報を詰め込みすぎないように工夫しましょう。
背景と文字のコントラストが弱いと、パッと見た時に何が書いてあるかわからず、クリックにつながりません。
バナーはインパクトのあるビジュアルであることが重要です。
見づらさ、わかりにくさは徹底的に無くすということが必要です。
では、バナーを作るにあたっておすすめのツールをご紹介していきたいと思います。
出典:https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
Adobe社のPhotoshopは、写真データの細かい加工ができるため、商品画像を全面に出すバナーなどには最適のツールです。
文字が目立つように、しかし写真の質も落とさないよう細かい調節をすることができます。
出典:https://www.canva.com/ja_jp/
こちらはオンラインで編集することができる「Canva」というツールです。
登録すれば無料でも使用することができ、テンプレートも非常に豊富です。
初心者の方は、Canvaのテンプレートをオリジナルに編集する作業から始めてみても良いと思います。
参考になるバナーデザインを見ることができる、サイトをいくつかご紹介します。
良いと思ったデザインはストックして、自分が作る際の参考にしましょう。
良質なバナーデザインが集まっています。
カテゴリーごとの検索もでき、参考にしたいデザインを見つけることができます。
合計21,300のバナーが掲載されており、カラー別・業種別に検索することができます。
すでに利用している、という方も多いかもしれませんが、「banner ads」などと検索すると、多くのバナーが集まったボードを見ることができます。
普段からストックしておくことができ、便利ですね。
今回は、クリックされるためのバナーデザインについて解説してきました。
バナーはユーザーが一目見てクリックしたいと思うかどうかがポイント。
つまり、最初のインパクトが重要になってきます。
そのため、デザインの基本はしっかりと守りつつ、キャッチコピーは目立つよう構成を組むように工夫しましょう。