YouTubeの再生回数を伸ばすには?大事なのはSEO対策!
2021.08.31
「Youtubeに動画を投稿したけど全然伸びない」という経験をしたことがある方はいますか?
始めたばかりだから仕方がない、誰もチャンネル登録してくれない、など色々と考えることはあると思います。
Youtubeには1分間の間に400時間以上の動画がアップロードされており、ただ動画を投稿するだけではすぐに埋もれてしまいます。
そんな時に、少しでも自分の動画を目立たせるのはどのようにすればいいのでしょうか。
YouTubeの仕組み
YouTubeに動画を投稿するにあたって、必ず押さえておかなければならないポイントは仕組みです。
検索した時に上位に表示される動画は、たまたま上位にいるわけではありません。
しっかりとした仕組みに基づいてYouTubeに評価され、上位に表示されているのです。
評価基準は公表されていない
検索結果の上位に表示される動画が、YouTubeから評価されていると言いましたが、この評価基準の詳細は明かされていません。
ある程度人気のある動画投稿者は、既に人気があるため、動画を投稿するだけで安定した再生回数が獲得できるかもしれません。
では、YouTubeを始めたばかりの人はどうするべきなのでしょうか。
そんな時に重要なポイントが ” SEO対策 “ です。
検索の基本方針
YouTube検索においては2つの基本方針が存在します。
- 視聴者が要求する動画を効率よく見つけられるようにすること
- エンゲージメントや満足度をより長く維持すること
※エンゲージメントとは、視聴者からの思い入れや愛着のようなものです。
動画に対する評価基準においても、この基本方針に則しており、視聴者の利便性と評価に関する指標が重要視されています。
とはいえ、Googleを含め、YouTubeなどの検索エンジンでは、動画の内容を判定する手段がほとんどありません。
そのため、YouTubeが実際に評価するポイントは、視聴者からのレビューや視聴状況、動画のキーワードや説明文などになります。
つまり、結果としてYouTubeのSEO対策では、
- 『視聴者に好まれること』
- 『視聴しやすい動画であること』
が重要になってきます。
再生回数の仕組み
次に、YouTubeの再生回数の仕組みについて解説します。
YouTubeは不正対策として、再生回数のカウントの仕組みを公開していませんが、判明しているものもあります。
まず、YouTubeの再生回数は、投稿者本人が1回見ても1増えます。
これだけ聞くと、自分で何度も再生して再生回数を増やせるのでは、と考える人もいるかもしれません。
しかし、「同一のIPアドレスからの再生は一定期間に1回のみ」という仕組みになっています。
その他にも、F5リロードを繰り返したり、再生回数を金銭で買うといった手法が存在しましたが、現在このような行為は、規約に違反するものと判断され、ペナルティを受ける場合があります。
最悪の場合、チャンネルが削除されますので、これらの行為は絶対にしないようにしましょう。
動画を最後まで視聴しなくても、再生回数は増えるとされていますが、逆に極端に再生時間が短いと再生回数に反映されない場合があります。
サムネイルに興味を唆る内容を掲載し、実際に見てみると内容が違う(通称 サムネイル詐欺)といった場合などは、維持率が下がり再生回数が伸びにくい可能性があります。
再生回数を増やす際に重要なポイント
再生回数を増やす重要なポイントは、
の2点になります。
いかにユーザーの画面に表示され、クリックされるかが重要になってきます。
これは簡単にできることではありませんが、
YouTubeの仕組みを理解し、意識しながら動画を投稿することで着実に再生回数を増やすことができます。
YouTube検索に有利なキーワードを選定する方法
YouTube検索のSEO対策として、最も重要かつ最初に行うべきなのが「キーワード選定」です。
そもそも、YouTubeのアルゴリズムは日本語の音声ではなく、メタデータに含まれている情報によって動画の内容を識別しています。
したがって、タイトルやディスクリプションなどのメタデータに必ず入れる「検索キーワード」こそ、最も基本的なYouTube検索のSEO対策と言えるのです。
ただし、話題性やユーザーニーズの高さといった共通点はあるものの、テキストコンテンツとYouTube動画とではキーワード選定の方法が全く同じという訳ではありません。
ここからは、YouTubeに有利なキーワードを選定する3つのポイントについて解説します。
▼YouTube用キーワード選定の3原則
- 最初にKWを選定してから動画を作成する
- ビデオキーワードから探す
- 程よい検索ボリュームのキーワードを選定する
収録後では手遅れ!KWを選定してから動画を作成する
最初にキーワードを選定してから動画を作り始める…と聞くと、「テキストコンテンツと同じでは?」と思う方も多いでしょう。
しかし、決定的に違うのがアップロード後の「修正」や「更新」の難しさです。
細かい手直しや追記、更新が簡単にできるテキストコンテンツとは違い、YouTube動画では修正に大きな手間がかかってしまいます。
収録後の修正が難しいYouTube動画だからこそ、「キーワード選定→企画→収録」の順で進めることで高いSEO効果が得られるのです。
▼KW選定の順序による影響
- KW選定→収録 :内容がブレにくく、ユーザーの満足度が高い仕上がりになる
- 収録→KW選定 :内容とKWが微妙にズレて、独りよがりでニーズの低い仕上がりになる
選ぶべきは「ビデオキーワード」!Google検索でも上位表示されやすい
ビデオキーワードとは、「YouTubeの内部検索」に加え「通常のGoogle検索」でもランキング結果に表示されるキーワードを指しています。
つまり、ビデオキーワードにはYouTubeだけでなく通常のGoogle検索からもアクセスが見込める強みがあるのです。
中でも、下記のようなKWは通常のGoogle検索でもYouTube動画が上位表示されやすいため、「ビデオキーワードで最適化された動画」と評価されるほど高いSEO効果が期待できます。
▼ビデオキーワードの有力候補
- ハウツー
- ノウハウ
- 実験、デモンストレーション
- プレゼンテーション
- チュートリアル
- レシピ
- レビュー
KWの月間検索ボリュームをリサーチ!便利ツール2選
ビデオキーワードの候補をリストアップした後に行うべきは、「月間検索ボリューム」の調査です。
下記の通り、検索ボリュームの大きさは「ニーズ」および「競争率」の高さを知るヒントになります。
▼検索ボリュームから分かること
- 検索ボリュームが大きいほど、ニーズも競争率も高くなる
- 検索ボリュームが小さいほど、ニーズも競争率も低くなる
検索ボリュームの優位性は一概には言えませんが、ある程度の集客が見込める数値としては「300以上」が目安と言われています。
Googleのキーワードプランナー
出典:Googleキーワードプランナー
検索ボリュームのチェックツールには、無料版と有料版の2種類があります。テキストコンテンツを含めた通常のGoogle検索上のボリュームを調べたい時は、無料のGoogleキーワードプランナーがおすすめです。
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Ahrefs(エイチレフス)
出典:Ahrefs
一方、YouTubeだけをリサーチ対象にしたい時は有料のAhrefsがおすすめです。料金プランは、米ドルで$99〜$999/月の4種類から選べます。
YouTubeのSEO対策一覧
YouTubeのSEO対策にはどのようなものがあるのでしょうか。詳しく解説していきます。
動画のSEO対策:5つのメタデータ
以下のようなものはメタデータと呼ばれ、評価基準において重要視されていると考えられています。
タイトル
まず動画のタイトルですが、60字を超えると検索結果のページにおいてタイトルが途切れてしまうので、可能な限り60文字以内に収める必要があります。
また、Googleでの検索結果では、28文字までしか表示されないため、Googleからの流入も意識するのであれば、30文字前後が適切といえます。
スマートフォンで表示した場合、説明文が表示されないため、動画の内容を簡潔にわかりやすく伝える必要があります。
サムネイル画像
最近では、タイトルよりもサムネイル画像を見て視聴するかどうかを判断する傾向が強くなっています。
そのため、一枚の画像でユーザーの興味を得るものでなくてはなりません。
サムネイルは何も設定しなくてもYouTubeが自動的に作成します。しかし、ユーザーの興味を引くためには、テキストを入れ、加工する等の工夫が必要です。
タイトルと同じように、スマートフォンでは説明文が表示されないため、一目で内容がわかるものにすると良いでしょう。
YouTubeは1280×720ピクセルのJPG、GIF、BMP、PNGを推奨しています。
説明文
スマートフォンには表示されないと先述しましたが、説明文に関してもなくてはならないものです。
YouTubeの説明文は、最大で5000文字まで入力することができます。
説明文には、動画投稿者によって様々ではありますが、検索上位に入るためにはここにキーワードが入っているかどうかが重要になります。
説明文中に自然な形でキーワードを入れることで立派なSEO対策になります。
注意点としては、検索結果に表示される説明文は2~3行ですので、狙っているキーワードはできるだけ最初に持ってくることです。
また、検索上位にある動画の説明文は、動画の説明だけでなくリンクを貼っている場合が多いです。
リンクにも様々な種類があるのですが、関連動画や、SNS、ブログなどが挙げられます。
リンクを設置することのメリットは、その動画を起点にして繋がりを強めることができます。
関連動画に自身の動画を設置することで、そちらの動画の再生回数の増加、SNSのフォロワー増加、ブログのユーザー増加にも繋がる可能性が高まります。
説明文にハッシュタグ(#)を入れることもSEO対策になります。
狙っているキーワードをハッシュタグにして入力することで、自身の動画を見つけてもらえる可能性が高まります。
タグ
タグを設定することで、同じタグを付けている動画の関連動画として見てもらいやすくなるという利点があります。
タグの設定方法は以下のようになります(新しい動画の場合)。
- YouTube Studio にログインします。
- 右上の [作成] [動画をアップロード] をクリックします。
- アップロードするファイルを選択します。
- 動画をアップロードする際に、[その他のオプション] をクリックしてタグを追加します。
参考:YouTubeヘルプ
字幕
字幕は設定しなくても自動で生成されますが、不自然な言葉になったり、違和感を感じるような言葉になる可能性が高いです。
字幕を自作する時間を短縮できるメリットはありますが、視聴者の気持ちを考えると自作した方が良いでしょう。
自身で正確な字幕を設定することで、動画の評価や信頼性が高まります。
その他
その他の対策として挙げられるのがカードです。
動画再生中に、画面の上部に表示される四角形のリンクのことです。
カードの強みは、再生中に必ず目に入る点です。
例えば、商品紹介の動画で、「購入はこちらから」というカードを設置することができます。
リンクが説明文にあるより、動画内に存在している方が誘導しやすくなります。
このように、カードは動画の再生中に宣伝や告知が出せるメリットがあります。
動画に追加できるカードは4種類あります。
動画カード |
YouTubeの公開動画へのリンクを作成 |
再生リスト カード |
Youtubeの公開再生リストへのリンクを作成 |
チャンネル カード |
YouTubeチャンネルへのリンクを作成 |
リンク カード |
視聴者と共有する外部ウェブサイトへのリンクを作成 |
※リンクカードは、YouTubeパートナープログラムに参加する必要があります。
また、動画の長さも重要な項目になります。
内容にもよりますが、動画の長さは5分程度が良いとされています。
そして、5分の中でも冒頭の30秒間で視聴者を惹きつける内容にしてください。
公式ガイドラインによると、冒頭の30秒で視聴をやめるユーザーが多いとされています。
冒頭の30秒で離脱されないためには、
- 動画のインパクトを伝える
- 先が気になる内容を最初に見せる
- 動画を見るメリットを伝える
などが挙げられます。
冒頭で視聴者を惹きつけることで、離脱率を減らすことができ、YouTubeから優良な動画と判断されます。
逆に、視聴してすぐに離脱されたり、離脱率が高いと、この動画は検索意図と合っていないと判断され検索結果の上位に表示されなくなってしまいます。
参考:YouTube 公式ガイドライン
チャンネルのSEO対策
チャンネル自体の評価が高まれば、そのチャンネルからアップされた動画の評価も自動的に上がるという仕組みがあります。
このチャンネル自体の評価をチャンネルのオーソリティーと呼び、チャンネルを持つことの大きなメリットとアドバンテージとなります。
つまり、チャンネルのSEO対策とは、チャンネルのオーソリティーを高めることなのです。
では、どのようにしたらチャンネルのオーソリティーが高まるのでしょうか、詳しく解説していきます。
エンゲージメントを意識する
YouTubeの世界において、動画と同じレベルで必要な存在が視聴者です。
そんな視聴者をいかに大切にし、大切に思われるかが重要です。
一貫性を持つ
動画投稿者には、様々な種類があります。
有名どころでは、
などが挙げられます。
現在では様々なタイプの動画投稿者が存在していますが、人気な方のほとんどが一つの方向性に絞って動画を投稿しています。
全く違うジャンルの動画を投稿したくなった場合にサブチャンネルを開設する方も増えています。
つまり、チャンネル内の動画の関連性が高い方が見やすいということです。
カスタムURLの設置
チャンネルを開設して最初の目標は、登録者数を100人以上にすることです。
なぜなら、登録者数が100を超えると自動生成されたURLではなくカスタムURLの設定が可能になるからです。
不規則な英数字のURL よりも動画に関連したワードが含まれる方がユーザーから動画が発見されやすい傾向にあります。
シンプルに有効な方法はチャンネル名をローマ字で書いたもので、有名なYouTuberや公式チャンネルもこのタイプのカスタムURLを採用していることが多いです。
YouTube アナリティクスを活用する
最後に、YouTube アナリティクスを活用する方法を紹介します。
YouTube アナリティクスとは
Webサイトの解析に用いるGoogleアナリティクスというものがありますが、YouTubeにはYouTubeアナリティクスというものが存在します。
YouTubeのアカウントがあれば誰でも無料で利用可能で、総再生時間や視聴回数、ユーザー層など様々な項目から、自身のチャンネルを分析することができる機能です。
YouTube Studioを開き左タブのアナリティクスをクリックすることで、アナリティクス画面が表示されます。
タブを切り替える事でリーチやエンゲージメントなどの様々な見方で分析することができます。
リーチ
主にトラフィックソースについて確認することができます。
視聴者がどのようにして自分のコンテンツを見つけたのかを分析することができます。
項目としては、外部サイトのリンク、関連動画、YouTube検索などがあります。
エンゲージメント
どのコンテンツが人気なのかを確認することができます。
人気の動画や、人気の終了画面、クリック率の高いカードなどを分析することができます。
視聴者
主に視聴者層を確認することができます。
視聴者の年齢や性別、視聴者が見ている他のチャンネルと動画、視聴者がアクセスしている時間帯などを確認することができます。
自身のコンテンツを視聴している方を分析するだけでなく、自身がターゲットとしている視聴者層と相違がないかを確認することもできます。
詳細モード
詳細モードをクリックすると、これらの情報をさらに詳細に分析できるようになります。
例えば、視聴者の年齢や性別だけでなく、どの年齢層が何時間視聴しているか等を確認することができます。
動画を拡散する方法
ここまで動画の再生回数を上げるには、SEO対策が必須であるということを伝えてきましたが、更に再生回数を伸ばす方法として重要なことは、動画を拡散することです。
主な方法としては以下が挙げられます。
- SNSを活用
- メディアで紹介
- インフルエンサーを起用
SNSを活用する方法が、一番手軽で高い効果が得られると見込めます。
例えば、twitterやInstagramのアカウントを作成し、動画の宣伝をすることで、目に付く人が増えるのは確実です。
また、YouTubeのコメント欄より視聴者と関わりやすい環境でもあるため、交流を深めることも可能です。
動画投稿者のスタイルによって、交流した方がいいのか悪いのかは様々ですが、気軽に無料で宣伝できるという点が大きなメリットです。
メディアやインフルエンサーの起用に関しては、動画投稿を初めたばかりの人にとっては少々ハードルが高いかもしれません。大きな理由としては、費用がかかるからです。
また、メディアやインフルエンサーとの共通点や、要素がなければ掲載、起用が難しい可能性もあります。
インフルエンサーに対しては、宣伝してもらうという点から、拡散する目的や意図をしっかりと伝えておく必要がありますが、多くの人に見られることになるので、宣伝効果は絶大でしょう。
収益化に向けて
最後に収益化について簡単に解説します。
チャンネルを開設して大きな区切りと言えるのが収益化ですが、以下の条件を満たす必要があります。
- チャンネル登録者数1000人以上
- 過去12か月間の総再生時間が4000時間以上
この条件をクリアするためには、SEO対策を適切に行った動画をアップし続けることが最大の近道です。
まとめ
今回はYouTubeでの再生回数を伸ばすために、絶対に必要なSEO対策について解説しました。
現在、YouTubeは毎日何本もの動画が投稿され、何も対策しなければあっという間に埋もれてしまうような時代になりました。
何よりも、視聴者の満足度が大切です。自身の方向性と視聴者層がマッチしているかどうか等チェックしながら動画を作成しましょう。
そして、意外と意識されていないSEO対策をしっかりと行い、ライバルに差をつけましょう。
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