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前回に引き続きもWordPressを理解する上でわかりにくかった要素について書きたいと思います。
今回はメインループ、メインクエリという、WordPressが自動的にデータを取得してくれる仕組みについてです。
<?php if ( have_posts() ) : while ( have_posts() ) : the_post(); ?> <div><?php the_title(); ?></div> <div><?php the_content('', false); ?></div> <?php endwhile; endif; wp_reset_query(); ?>
WordPressでは上記のようなコードがよく出てくると思います。
このコードの形が所謂メインループと呼ばれるもので、ページによってはこれだけでも投稿の一覧が表示されます。
2〜3行目は残りの投稿が無くなるまで繰り返す処理で、4行目のthe_postは投稿データを取り出す処理です。
the_postが呼ばれるとループ内で現在指している記事の投稿データが取り出され、6〜7行目のthe_***関数で表示される値が変わります。
また、the_postが呼び出されると指している記事が次の記事に切り替わります。
それが繰り返され、指される記事が無くなると、have_postsがfalseとなりループを抜けます。
では、メインループで使用される記事の一覧や、the_postで取り出される記事のデータはどこからやってくるのでしょうか。
それは、WordPressのメインクエリと呼ばれる仕組みで取得されています。
メインクエリは、WordPressがURLを解釈し、予めURLに沿った記事データを取得する仕組みです。
例えば、下記のURLの場合、web-columnから「Webサイト制作」カテゴリの記事の一覧が取得されます。
https://pecopla.net/web-column
このようにそれぞれのページで必要なデータは、明示的に取得しなくてもURLによって取得されるようになっています。
今回はメインクエリ、メインループを例に上げましたが、WordPressではプログラムを意識しなくてもサイトが作れる仕組みがたくさん盛り込まれています。
そのぶん、プログラムを知っていると???となる事も多いので、今後も自分がWordPressで開発を行う際に躓いた事を例に上げて、WordPressの理解の手助けになる記事を書いていきたいと思います。
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