YouTubeにおけるSEO対策ガイド-検索順位を上げるためにやるべきこと

SEO対策実例・コラム
2019.08.02
2019.08.05
YouTubeにおけるSEO対策ガイド-検索順位を上げるためにやるべきこと

YouTubeでは一分間に400時間以上の動画がアップロードされており、ただ漫然と動画を投稿するだけではその膨大なデータの中に埋もれてしまいます。

そうならないためには、Webサイトを運営する際にGoogleのような検索エンジンに対して最適化を行うことが重要であるように、YouTubeにおいても独自のSEO対策が必要となります。

YouTubeにおける評価基準と傾向

YouTube検索においては二つの基本方針が存在します。一つは視聴者が要求する動画を効率よく見つけられるようにすること、もう一つは視聴者のエンゲージメント(思い入れ、愛着)や満足度をより長く維持することです。

アルゴリズムもこの方針に則しており、YouTubeの検索では視聴者の利便性と評価に関する指標が重要視されています。というのもGoogle含めて現行の検索エンジンでは動画そのものを判定する手段がほとんどなく、視聴者のレビューや利用状況、キーワードや説明文との関連付けといった間接的な評価が主要な判断基準となっているのです。

つまりYouTubeのSEOでは『視聴者に好まれること』と『視聴者が利用しやすいこと』が重要になってきます。

動画を作る前に-流行を調べる

多くの人間に視聴されるという条件を考えると流行のトピックについてのリサーチは必要になってくるでしょう。
YouTubeにある急上昇ワードを見ればトレンドとなっている話題をすぐ把握することができますが、常に自分が作ろうとしている動画に組み込めるものがあるとは限りません。

簡単かつ効果的なオススメの方法は検索のサジェスト機能を使うことです。下記のようにキーワードを検索エンジンに入力すればテーマと関連する人気の語句が一目見て判るようになっています。

加えて、Googleのキーワードプランナーのようなキーワードツールを使えば更に詳細に流行のトピックを知ることができるでしょう。

動画を作る前に-視聴者に好まれやすい動画

YouTubeに限らず流行りすたりというものは必ずついて回りますが一定して視聴者を引き付けやすい定番のコンテンツというものも存在します。
特に以下のタイプはあまり流行に左右されずコンスタントに視聴されるコンテンツの代表例です。

  • 実況型

ゲーム実況やいわゆるやってみた系の動画。動画配信者が実際に行い、始まりからの終わりまでの時系列をそのままライブ的に見せる。結果や正確性よりも過程の面白さが重視され、配信者の生の反応を楽しむタイプ。

  • 紹介型

商品のレビューや特定の知識、文化などを紹介する動画。個別の事例を列挙していく形式が多い。配信者の所感とともに情報を伝えるタイプ。

  • ハウツー型

特定の技術や手順を視聴者に教示する動画。製作や料理の実演など。チュートリアルやそのままハウツーと呼ばれるジャンルで、常に根強い人気がある。時系列がある点では実況型に似るが余計な過程はカットされ、より実用的な構成になっている。

  • 面白型

いわゆるネタ動画。日常では絶対にやらないことをやったり体を張ったりして興味や笑いを誘う。文字通り発想や行動がいかに面白くなるかを突き詰めるタイプ。

以上の分類は必ずしも独立しているわけではなく、中間のものや複合しているものもありますがひとまずこれらのタイプ一つを意識して動画を作ることを推奨します。

また、YouTubeのアルゴリズム自体は特定の形式を優先することはありませんが、低画質の動画や視聴時間が2分未満の動画はユーザー自体が好まない傾向にあるため避けた方が良いでしょう。また、視聴時間が4分から6分の帯域にある動画は再生回数が伸びやすく、10分から16分の動画が高評価を得られやすいという傾向があるようです。

YouTubeで動画をアップする際にやるべきこと

動画が完成しても終わりではありません。これまでは『視聴者に好まれること』に対するSEO施策であり、これからは『視聴者が利用しやすいこと』に対するSEOを行います。

YouTubeはユーザーの利便性向上のために適切なメタデータを設定することを強く推奨しており、同じ内容の動画でもメタデータの付け方によって再生数がかなり上下することが判っています。
詳しくは後述しますがYouTubeはキーワードの一致をかなり重視しているのでメタデータを充実させることはYouTubeのSEO施策で特に力を入れるべきことでしょう。
中でも重要となってくるのがタイトル、説明(ディスクリプション)、キーワードタグの三つです。

共通事項-やるべきこととやってはいけないこと

まず三つのメタデータについて共通してやるべきこと、やってはいけないことが存在します。

やるべきことは至ってシンプルです。評価の高い動画のタイトル、説明、キーワードタグを参考にすることです。

これは二つの大きなメリットがあります。
一つはすでに高評価を得ている動画はメタデータの設定も適切に行われていることがほとんどで具体的な指針となりやすい点。
もう一つはメタデータが近似することによって評価の高い動画からこちらの動画にユーザーが流入する機会が得られる点です。というのも、YouTubeの利用者は検索から動画を見ることは少なく、8割がたは関連の動画やおすすめの動画から視聴しており、メタデータが近似すればおすすめ動画に表示される可能性が高くなるからです。

やってはいけないことはある意味当然のことです。いくらメタデータが近似すれば関連動画からの流入が見込めるからとはいえ、虚偽の説明やデータを設定したりコピー&ペーストを行ったりすればペナルティの対象となります。特に最近ではユーザーを騙す行為やコピーコンテンツは厳しく取り締まられているので絶対に避けてください。

タイトルにおけるSEO

まず動画のタイトルは60字を超えると下記のようにYoutubeの検索結果のページにおいて、タイトルが途切れてしまうので可能な限り60文字以内に収める必要があります。

さらに、Googleでの検索結果においては28文字までしか表示されないため、Googleからの流入を考えますと、約30文字前後のタイトルが適切と言えます。

YouTubeの動画タイトルは60字を超えた部分は表示されない

上記の画像のように60字を超えた部分はマウスオーバーをしなければ見ることができません。
更に重要となるのが検索ワードとタイトルをいかに一致させるかです。YouTube検索の最大の特徴はキーワードの完全一致を重視する点にあります。
もちろんGoogleにおいても完全一致は重要なファクターなのですが、YouTubeでは部分一致や一致なしと比べてより高い効果があることが確認されています。

つまり特殊な語句や文章よりも、普段から使う言葉、特に検索で頻繁に使う言葉を用いた方がよりパフォーマンスが高くなる傾向があると言えるでしょう。

説明(ディスクリプション)におけるSEO

YouTubeの動画説明は最大で1600文字ほどまで書き込めますがあまり詰め込み過ぎるとユーザーから避けられる傾向があります。とはいえ前述したとおりYouTubeではキーワードの完全一致で高い効果が得られるためある程度の長さが欲しいところなので500文字以上の説明をつけるようにしましょう。

また、関連動画やURLが場合はそれらを追加するのも非常に有用な手段となります。

「カレー 作り方」で検索した際の結果

「カレー 作り方」で検索した際の一番上に来た動画の説明。文字数は約800文字ほどで要約と多くの関連URLを詰め込むことによって順位を上げる効果を狙っていると思われる。

加えてメインとなるキーワードを幾つか設定し、繰り返し使えば効果的です(例えば「オムライスの作り方についての動画です。
おいしいオムライスを作るためのマル秘テクニックを知りたい人におススメです」といったように)。

ここでもサジェスト機能を使い、メインテーマと人気の高いキーワードを用いればより効果を向上させることができるでしょう。注意する点はあくまで関連のあるワードを入れるということで文字数を増やせば良いというわけではありません。

キーワードタグにおけるSEO

実はキーワードタグは検索順位に対してはそれほど大きく影響しないと報告されています。

しかし、キーワードタグは最も重要な要素となり得るメタデータでもあります。というのも、このおすすめの動画で表示されるために大きなウェイトを占めているのがキーワードタグだと言われているからです。

キーワードタグの情報を見るためには動画外の画面を右クリックし「ページのソースを表示」を選択。その後「keywords」をページ検索するとキーワードタグが見つかります。

キーワードタグも他の動画との一致を重視するため多くのタグを入れた方が効果が上がります。

もちろん過剰に詰め込んだり関連のないタグを入れたりすればスパム扱いされるので注意が必要なのですが、最適なタグ数は31から40と言われており、むしろ余程意識しなければ到達しえない量です。
ここまで多いと入れるタグに苦労するのではという疑問を覚える方も多いと思います。

ではどうすればいいのかと言えば簡単なことです。コンテンツをタグでより詳細に説明するようにすればいいのです。
先ほど例に挙げたオムライスでいうと、「オムライス」の他に「卵料理」、「洋食」、「ご飯もの」、「作り方」に関しては「テクニック」、「ハウツー」など上位のカテゴリや並列するカテゴリのキーワードを入れて説明の精度を向上させましょう。

更に検索順位を上げるためのSEO

これまで上げてきたSEO施策は単体の動画で行うものです。
しかし前述した通りYouTubeは動画同士の関連性が重要となってくるので単体の動画で順位を上げる方法では限界があります。より効果的に順位を上げるためにはチャンネルを開設し、複数の動画をアップすることが近道です。

チャンネルのオーソリティーを高める

チャンネル自体の評価が高まればそのチャンネルからアップされた動画の評価も自動的に上がるという仕組みがあります。

このチャンネル自体の評価をチャンネルのオーソリティーと呼び、チャンネルを持つことの大きなメリットとアドバンテージとなるものです。
一般的にチャンネルのオーソリティーを判断する指標としては再生回数と総再生時間があり、後者は特に重要視されています。

以下に挙げるものはチャンネルのオーソリティーを高めるうえで重要な具体策の事例となります。

一貫性を持たせる

チャンネルを開設し複数の動画をアップすることの優位性の一つは自身のチャンネル内でそれぞれ関連性の高い動画を用意することができる点にあります。
二つならば動画AとB同士が、三つならばAとBとCがといった具合に数が多くなればなるほど相互の動画から他の動画に流入する機会が増えます。

このため動画のテーマはできる限り絞り(開設したばかりの頃は特に)、チャンネル内での動画の関連性を高めましょう。

カスタムURLを設定する

チャンネルを開設して最初の目標は登録者数を100人以上にすることです。登録者数が100を超えると自動生成されたURLではなくカスタムURLの設定が可能になるからです。
不規則な英数字のURL よりも動画に関連したワードが含まれる方がユーザーから動画が発見されやすい傾向にあります。シンプルに有効な方法はチャンネル名をローマ字で書いたもので、有名なYouTuberや公式チャンネルもこのタイプのカスタムURLを採用していることが多いです。

エンゲージメントを強める

視聴者がチャンネルに対してエンゲージメントを強く感じさせるというのもオーソリティーを高める上で有効でしょう。ハートやコメント欄を設置して足跡を残せるようにしたり、コメントの返信をこまめに行ったりしてユーザーとの一体感を出せることは双方向メディアの強みです。

収益化に向けて

ここで挙げた例はほんの一部ですが、繰り返し行うことでより効果を実感できるようになるでしょう。チャンネルを開設して大きな区切りと言えるのが収益化ですが、そのためにはチャンネル登録者数1000人以上かつ過去12か月間の総再生時間が4000時間以上という条件を満たすことが必要です。この条件をクリアするためにはSEOを適切に行った動画をアップし続けることが最大の近道です。

まとめ

ここまでYouTubeにおけるSEOを解説してきましたが要点は以下の通りです。

  • 現在の流行を調べる
  • 視聴者が好むタイプの動画を作る
  • メタデータ、特にタイトル、動画説明、タグ付けに対して関連動画を意識して行う
  • 動画同士の関連性やユーザーのエンゲージメントを高めチャンネルのオーソリティーを向上させる

Googleにしても同じですが近年ではいかにユーザーにとって利便性が高いかがYouTubeのSEOにおける基本方針となっています。
その点を留意して施策を行えばより多くの視聴者を獲得することができるでしょう。 

SEOやWEB制作に関する情報を検索

コラム

ピックアップコラム

最新コラム

人気コラム

過去の記事

ご質問やご相談などお気軽にお問い合わせください。

お電話でのお問い合わせはこちら

03-5829-9912

受付時間:平日10:00~19:00(土・日・祝日を除く)