効率的なWebサイト運用のためのWebサイト改善方法

SEO対策実例・コラム
2018.05.30
2018.06.28

Webサイトは、完成したら終わりではなく、Webサイトを運用していくうちに改善していく必要が出てきます。特に現在のWebサイトの運用はWebサイトの更新・修正、障害対応の他にアクセス解析、SEO対策、広報活動、SNSとの連携などやることが多くなっています。今回はこの春からWeb担当者になった方もいるかもしれませんので、効率的にWebサイトを運用するためのWebサイトの改善方法をご紹介します


Webサイトを改善する目的を把握

Webサイトを改善する目的はいろいろあると思います。例えば質の高い問い合わせを増やしたい、アクセス数を増やしたい、UIを改善してユーザに見やすいページにしたいなど。。 目的によってどのページを増やす、どういった施策を施すのか変わってきます。Webサイトを改善するのは良いですが、闇雲に改善するのではなく、まずはWebサイトの目的・最終ゴールをしっかりと把握し、Webサイトを改善していきましょう。

まずはWebサイト改善のための現状把握

Web担当者になって一番最初にやるべきことは、サイトの現状を把握することです。Webサイトを立ち上げた目的の大半は、サービスや商品を売るためだと思います。売るためには、例えば問い合わせページがあったり、メールフォームや電話番号が記載されているページがあったりすると思います。最終的に集客に繋がっているのか現状を確認しましょう。
確認方法としては、営業や販売担当者にどのくらい売れているのか確認したり、顧客にアンケートなどでヒアリングしたり、また目的のページにどれだけ集客しているのかをアナリティクスなどの解析ツールを使うのも良いです。またどのキーワードから流入があるのかはサーチコンソールにあるキーワード毎の順位や、キーワードごとのホームぺージのクリック率、クリック数を見ていくと良いでしょう。

Webサイト改善のためのチェックポイント

Webサイトの現状がある程度把握できたら、今度はWebサイト改善のためのサイトの分析や改善点を抽出します。

この時点でサイトを分析するために必要な、サーバ情報(FTPなど)、テスト環境、サイトデザインのデータ、システムの開発設計書などドキュメントも併せて用意しましょう。もしなければ担当者に聞いて、出来れば用意してもらうようにしてください。

また、サイト制作時に作った資料やコンセプトの資料など、デザインに関わるものも共有してもらいましょう。そうすることで、Webサイトを改善する際に、間違った方向で改善するすることを防ぐことができます。

次に、Webサイト改善のためのチェックポイントをご紹介します。

メタディスクリプションが適切に設定されているか

直接的に検索順位に影響しませんが、メタディスクリプションは、検索結果に表示され、ユーザはその文章の内容を見てページにくるか判断することが多いです。そのため、メタディスクリプションの内容と本文の内容が一致しているか確認することと、メタディスクリプションは他のページと重複していないか確認してください。

なお、ディスクリプションの重複は、以下のツールをダウンロードすることで確認することもできます。

Screaming Frog SEO Spider Tool & Website Crawler

Webサイトのコンテンツの内容がユーザにとって役立つ情報であるか

例えば、文字数が少ないコンテンツが多かったり、外部リンクが多いコンテンツだったりした場合、Googleは質の低いサイトと判断し検索順位が上がってきません。現在の検索エンジンに有効なのは、コンテンツの質を見ていると言われています。

どんなコンテンツが書けば良いか分からない場合は、上位サイトの傾向を見ると良いです。例えば、「アンテナ工事」であれば、アンテナ工事を検索するユーザは、 何らかの理由でアンテナ工事を依頼したいと考えているはずです。そういったユーザに対して、アンテナ工事の業者の選び方や、アンテナの種類、アンテナ工事にかかる費用など、ユーザの検索意図に沿った形で網羅することで、検索エンジンから評価される可能性が高くなります。

コンテンツの内容が把握しやすいものになっているか

これは、誤字脱字がないことはもちろんのこと、文章がコンパクトにまとめられているか、同じことを何回も繰り返していないかなど校正にかかる部分の他、目次、見出しや箇条書きを多用して一目でコンテンツ内容分かるなど構造的な部分もチェックして下さい。

サイトの構成がユーザの目的とするページにスムースに到達できるか

検索エンジンから下層ページから流入したとしても、トップページから流入したとしてもサイト構成がわかりやすく階層化(整理されている)されていないと、せっかくユーザがサイトに訪れても、利用しずらいと判断されます。

さらに検索エンジンも同様で、情報がまとまっていない、関係のないリンクが貼られていたりすると、評価が下がり検索エンジンにも影響が出てきます。

ここで、サイト構成を見直すためのポイントを簡単にご紹介します。

1.ユーザが今自分がどこにいるのか分かるようにパンくずを作成する

ユーザが検索してあなたのサイトに訪れる入口は、トップページではなく下層ページということも考えられます。 特に初めてそのサイトに訪れた場合、どんなサイト構成なのかわかりません。そこでパンくずリストを作成し、 今見ているページがどこなのか認識してもらうことで、他のページも見てもらえる可能性が高くなります。

また、クローラーの巡回を手助けすることもできます。クローラーがパンくずリストを読み取ることで、そのサイトの全体の構成を理解することができます。

2.トップページの他にコラムやサービスを扱うディレクトリを作成し、その中にカテゴリに属するコンテンツを配置する

例えばコラムとサービス情報があった場合以下のようにディレクトリを設定します。

  コラムの場合:http://aaaa.bbbb.com/column/
サービスの場合:http://aaaa.bbbb.com/service/

3.内部に遷移するアンカーテキストは内容が分かるようにする

例えばSEOに関するコラム一覧の場合以下のように設定します。アンカーテキストがわかりやすいと、ユーザーは、リンク先の内容を判断することができ、自分にとって興味のあるページを選んでアクセスできるようになります。

  良い例:SEO関連コラム一覧
悪い例:コラム

4.目的のページまでクリック数が多くなりすぎないように構成する(1~3リンク程度)

あまりにも階層が深いページに記事やコンテンツがあるとユーザが途中で離脱してしまう可能性が高くなります。 また、Googleのゲイリー・イリェーシュ氏は、階層の深さは順位には影響しないが、深くなればなるほどその目的のページが重要ではないと判断し、クローラーが目的のページを見つけるのに時間がかかってしまいます。

せっかくページ作成したのにも関わらずインデックス登録が遅れてしまう可能性がありますので、目的のページはトップページから1~3クリックで遷移できるところに置くようにしましょう。

5.内部リンクを最適化する

 内部リンクを最適化することでユーザにとって使いやすいサイトとなります。サイト構造がわかりやすく欲しい情報へすぐに遷移できるとユーザにとってもストレスが少なくなります。

また、クローラーも内部リンクをたどりながら情報をインデックスしていきます。そのため、内部リンクを最適化することでクローラーからも巡回しやすいサイトとなり、サイトの評価アップにつながる可能性があります。

内部リンクの最適化は、先ほどの挙げたパンくずリスト、アンカーテキストにキーワードを含めることの他に、重要なページに内部リンクを集める(通常はトップページ)やロゴ画像に内部リンクを貼っている場合はアンカーテキストに関連性が高いキーワードを含めると良いです。

6.各ページのURLは分かりやすく可能であれば英語で

 検索エンジンには影響ありませんが、URLがシェアされた場合、日本語部分がエンコードされていしまい、クリックされにくくなってしまいます。

どんなユーザーに対しても操作・理解が可能な状態になっている

これは、ユニバーサルデザインになっているかどうかということです。Webサイトには、PCやスマホなどデバイスの違いはもちろんのこと、耳が聞こえない人、色の識別がしにくい人、目が見えない人なども訪れてきます。 例えば、耳が聞こえない人には、ページから音が出ている場合はそのことを文字で伝えているか、色の識別がしにくい人に対しては色のコントラスト比が守られているか、目が見えない人には音声読み上げに対応しているかになります。

デバイスの違いで言いますと、PCとスマホでコンテンツに差異がないことが重要となります。既に検索エンジンがWebサイトの評価をPCからモバイル(スマホ)に切り替わるモバイルファーストインデックスが始まっています。そのため、PCにあってスマホにないコンテンツは評価されず、検索順位に影響してくる可能性があります。

上記の項目で達成できていることと達成できていないことを分けてみてください。全ての項目が対応できていない場合は、まず取り掛かりやすいところから始めてもよいです。

しかし、コンテンツの内容は、Googleも重要視している項目になり、コンテンツの質が低いと検索順位に影響し、集客に繋がらなくなってしまいますので、できるだけコンテンツの質を上げるようにしてください。

やるべきことと今やらなくても良いことの取捨選択

Webサイトの改善点を抽出したら、今度は実際の改善をしていくのですが、一度に全てのことを行うのは、費用や時間的な問題でできないことも多いと思います。

そのため、自社にとって効果の高い(一般的にはランディングページや問い合わせページ、またはPV数が多いページ)、またすぐに対応できる項目から改善していく必要があります。

それでも効果が薄い場合はリニューアルなどの大規模な対応が必要になってくることもあります。

Webサイトの改善結果の確認

Webサイトの改善ができたら、1ヶ月程度をめどに効果があるのか確認します。成果が出た場合は、次の改善に着手すると良いです。しかし、改善が出なかったら元の状態に戻したり、違うページを改善する必要があります。

そのため、当たり前ではありますが、Webサイトを改善する際にはすぐに元の状態に戻せるよう、作業する前にバックアップをとっておきましょう。

Webサイトを改善したらマニュアルを作成し、プロセスを標準化する

Webサイトを改善したら、どうやって継続的にWebサイト運用を維持・向上していくかです。改善の質を保つためには、やったことをマニュアルなどで可視化し、ナレッジとしてためて行くのが良いです。

なぜなら、同じ事例があった場合、すぐに対応でき、今後のWebサイトの運用が効率的になっていくからです。

まとめ

いかがでしたか?今回はWebサイトの改善のポイントをご紹介しました。特にWebサイトの現状把握が、その後の改善に左右しますので、しっかり行うようにして下さい。

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