SEOでキーワードを選ぶ際は「包含関係」に注目!

SEO対策実例・コラム
2018.10.21
2018.10.24

包含関係という言葉をご存知でしょうか?
私はSEOについて勉強するまで知りませんでした。
調べると、数学の集合について勉強する際に説明に用いられる言葉のようです。
私の学生時代の数学教師がこの包含関係という言葉を用いて説明してくれていたのか、まったく思い出せないというのが正直なところ……。
ただ、SEOでキーワード選定をする際には有用な概念です。今回はこの包含関係というものを紹介しつつSEOのキーワードに関するノウハウをお伝えさせて頂きます。

 


包含関係について

包含関係とは?

そもそも「包含関係」という言葉を知らなかった私は、まずその意味を調べてみました。
インターネットで検索してみると、以下のコトバンクの解説ページがヒットします。

集合 A と B があって,A の元は必ず B の元であるとき,A は B に含まれる,または A は B の部分集合であるといって A⊆B で表わす。通常は,一つの集合 Ω の部分集合 A ,B の間で考え,このとき Ω の部分集合全体は,この順序関係でブール束になる。集合 A と B の間のこの関係を,包含関係という。

コトバンク:包含関係より引用

やはり数学的な考え方に寄った説明内容。
これをワードに関連して説明します。「モバイルノートパソコン」というワードの中に「パソコン」というワードが含まれている――この片方がもう片方の中に含まれている関係が包含関係です。

SEOのキーワード選定時に包含関係を意識するとどうなる?


では、この「モバイルノートパソコン」と「パソコン」という例をもとに、SEOでのキーワード選定について説明します。

持ち運びのしやすさが特長であるノートパソコンを紹介するページに対してSEO対策するとします。
どのようなキーワードを選んで対策すべきか、まずはキーワードプランナーを用いて考えてみましょう。
ここでは以下のようなキーワード候補について検索ボリュームや競合性を調べてみました。

 

 

「パソコン」以外はどのワードも競合性が高い……であれば競合性が低い「パソコン」を対策キーワードとして選ぶべき?
いやいや、持ち運びしやすい点が売りである商品なんだから、「モバイルパソコン」というワードを選んだ方が、ページの商品説明内容とマッチしてGoogleからの評価が得られやすいかも。いやでも、「モバイルパソコン」よりも「ノートパソコン」の方が検索ボリュームが桁違いに多いし、そちらをキーワードとして選んだ方が多くの人に見てもらえるかも……。
キーワード選定はSEOをおこなう上での重要な1歩目のステップ。深慮が必要なことは当然です。

ではここで、包含関係を意識してみると、どのような考え方になるでしょうか。

選択肢として挙げた「パソコン」、「モバイルパソコン」、「ノートパソコン」。この3つのワードは「モバイルノートパソコン」というワードの中に含まれています。
つまり、「モバイルノートパソコン」をキーワードとして選びSEO対策をおこなうことで、この3つのワードに対しても対策をすることができる、ということです。
「モバイルノートパソコン」というワード自体は選択肢に上げた3つのワードよりも検索ボリュームが少ないもの。ただ、その3つのワードを含んでおり、SEO対策をおこなうことでその3つのワードで検索した際にも表示される可能性を有しています。
そのため、複数のワードを含んでいる「モバイルノートパソコン」は狙い目なワードとして考えることができます。


SEOのキーワード選定では「占有率」にも要注目!

包含関係を意識し、複数のワードが含まれたキーワードを設定するという考え方は大切ですが、だからといってものすごく大量のワードが含まれた長いキーワードを設定すればいいというものではありません。
SEOでキーワードを選定する際には「占有率」という概念も意識する必要があります。
SEO対策をしたいワードの占有率が低くなるほど、SEOの効果が低くなると言われています。
占有率とは、選定したキーワードの中にSEO対策したいワードがどの程度の割合で含まれているかを示すもの。
例えば、包含関係のみを意識し複数のワードが含まれるキーワードとして「2018年秋季新作薄型低価格おすすめモバイルノートパソコン」という、29文字もの長いワードを考えたとします。
確かにこのキーワードには複数のワードが含まれていて、「2018年 ノートパソコン」や「モバイルノート おすすめ」という検索ワードにもヒットするよう意識されたものかもしれません。
ただ、本来最も狙いたいワードが「モバイルノートパソコン」という11文字のワードである場合、このキーワードだと占有率は11÷29=37.9%と低い数値となってしまいます。
複数の検索ワードでヒットするようにさせたいところですが、それで最も狙いたいワードがブレてしまい、そのワードを検索した際に表示されなければ本末転倒というもの。
「包含関係」と「占有率」の両方を意識し、キーワードを設定しましょう。

まとめ


SEOでキーワードを選定する際には、ワードの競合性や検索ボリューム、そもそもサイトやページの趣旨とマッチしているかなど、様々な考えるべきことがあります。その様々な考えるべきことの中に「包含関係」と「占有率」という概念も含まれている、ということです。
キーワード選定はSEOにおいて本当に重要です。そして、だからこそ考えるべき点も多いものです。
弊社のSEOコンサルタントは、お客様にとって最適なキーワード選定についてご相談を承り、ご提案させて頂くこともございます。
もしこの点でお困りでしたら、是非弊社までお問い合わせくださいませ。

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