トレンドレポート(2016年7月)続々とAMP(アンプ)導入コンテンツが増えている!?

そもそもAMP(アンプ)とは?
最近良く耳にする「AMP(アンプ)」とはそもそもどういったものかご存知でしょうか。2016年3月のレポートにてご説明させて頂きましたが、改めてご説明させて頂きます。
AMPとは「Accelerated Mobile Pages Project」の略で、モバイル環境で素早くウェブページを表示させることを目的にしたものです。
AMP HTMLを使用したサイトであれば、Google側でそのコンテンツを処理してくれるので、読み込み時間がなく瞬時に表示されます。そのため、ユーザーはストレスなくサイトにアクセスできるようになります。

AMPページ対応は、ランキングシグナルとして使用しない
米Googleのジョン・ミューラー氏は、2月26日に行われたウェブマスター向けのオンラインQ&Aセションにて、2016年2月26日時点では、AMP対応の有無によってランキングに影響することはないと明らかにしています。ただ、現時点での話しですので、今後ランキングシグナルとなりえる可能性もあります。引き続きAMPの動向に注目していきましょう。
現在2つのプロダクトがAMP(アンプ)をサポート
Googleは現在、「Google検索」と「Googleニュース」の2つのプロダクトでAMP(アンプ)をサポートしています。
また、Google検索のAMPはChrome・Safari・Firefoxなどのブラウザに加えて、iOS向けGoogleアプリでもサポートされています。

AMP対応での表示速度と今後導入されるコンテンツ
Googleが内部調査した結果、AMPに対応していないページの表示速度は22秒でしたが、AMPに対応しているページはわずか0.7秒と驚異的なスピードを誇り、まさに一瞬で表示される結果となりました。閲覧ユーザにとってストレスなく見られる環境は素晴らしいですね。
Googleの発表では現在インデックスされているAMPページは約1億2,500万URL以上、AMP対応しているドメインは約64万ドメインとなっております。
2月末の公式発表から約4ヶ月でのこの数値は多いのではないかと思います。今後も続々とAMPに対応しているようです。次回、AMPが導入されるコンテンツはAMPに向いているコンテンツだと言われています。
主に「静的なページ」「遅延読み込みを利用しやすい」がAMPに向いているコンテンツの特徴です。具体的には、「ブログの投稿」「レシピ」「商品一覧」があげられます。
Search Consoleに出ているページからのリンク評価
ここでは、「Googleで検索した際には表示されないが、Search Consoleに表示されるリンクレポートのページからのリンクは評価対象なのか?」という話をします。
検索で出ないのであれば評価されないのでは?と思う方もいらっしゃると思いますが、Googleのジョン・ミュラー氏によれば、Search Consoleにでているなら、そのページはGoogleにインデックスされるということでした。
そのため、リンクレポートにでていれば有効なリンクということになります。
- noindexのタグを記述している。
- ページ内にリンクが既に存在していない。
- URL削除ツールにてindexが削除されている。
ただ、上記の場合、検索結果にリンク元のページは表示されないでしょう。
また、Search Consoleに最新の状態が反映されていない可能性もありますので、必ずしもSearch Consoleのリンクレポートにでていれば評価対象として含まれるわけではないことだけ覚えておくと良いでしょう。

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