本来のSEO効果を発揮するためのnoindexの設定を解説

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2020.07.13
2020.10.20

noindexはサイトの質を高め、ユーザーの利便性と検索エンジンからの評価を上げるために重要なmetaタグの1つです。このページではnoindexの設定方法と注意点を解説します。

検索エンジンの仕組み

noindexについて理解するためには、まずは検索エンジンのことを知る必要があります。

Googleのランキングは、それぞれのウェブサイトの情報を収集し、それをGoogleのアルゴリズムで順位づけることによって決定されます。そのウェブサイトの情報を収集する役割を持つのが、クローラーというロボットです。

クローラーはウェブサイトを巡回し、集めた情報をGoogleのデータベースに格納します。これを「インデックスする」と呼んでいます。

これらのGoogleの動きに対して作用するのが、noindexです。

noindexとは?

noindexの設定方法と注意点を解説する前に、noindexについて解説します。

ページを検索エンジンにインデックスされるのを回避するmetaタグ

検索エンジンのインデックスに利用されるクローラーを制御するためのmetaタグの1つです。noindexに設定することで、クローラーがウェブページをインデックスしなくなるため、いかなる検索キーワードで検索しても、ウェブページが検索結果にでてくることは

なくなります。(後述しますが、検索結果に出てきてしまう場合もございます)HTMLファイルに記述することでnoindexに設定することが可能です。

サイトの質を上げウェブページの上位表示を可能にする

noindexにより、クローラーを制御してインデックスさせないことによりウェブサイトの質を高め、上位表示を狙うことができます。

ウェブページの上位表示にはウェブページの質だけでなく、サイト全体の評価も重要です。インデックスされ、検索結果に表示されるべきでないウェブページにnoindexを設定することにより、質の低いウェブページが減り、結果としてサイト全体の価値を上げることができます。

robots.txtとの違い

しばしばnoindexと混同されるのが、robots.txtによるdisallowです。

しかしnoindexとdisallowは異なります。noindexはクローラーがウェブページをクロールしてもインデックスするのを禁止する一方、disallowはクローラーがウェブページをクロールすることそのものを禁止するものです。

そのためnoindexを使用すると、クローラーはウェブページの情報を読み取り、例えばウェブページに発リンクがあれば、ページランクの受け渡しが行われます。一方で、disallowを使用すると、クローラーはウェブページの情報を読み取ることができないため、発リンクがある場合でも、ページランクの受け渡しは行われないという違いがございます。

canonicalタグとの違い

canonicalタグもnoindexと似た働きを持ちますが、使い分けが求められます。noindexが設定されているウェブページに発リンクなどがあれば、ページランクの受け渡しは行われますが、そのウェブページを検索エンジンは評価することはありません。そのため価値のないウェブページに使います。

一方で、canonicalは類似のウェブページが存在するとき、検索エンジンからの評価が分散しないように設定するものです。クローラーはnoindexが設定されているウェブページを評価せず無視しますが、canonicalが設定されているウェブページは評価したうえで、指定されたウェブページに評価を統合します。無価値でインデックスする必要がないウェブページにはnoindexを利用し、価値があるものの重複コンテンツが存在するページにはcanonicalを使うと覚えておくのがおすすめです。

canonicalを使うページの例として、商品を販売するECサイトにおける色違いの商品ページなどがあげられます。色違いの商品ページは必要性のあるものですが、商品紹介文などはほぼ同一文となるので、内容は重複してしまいます。このような場合にはcanonicalを使うことで、重複コンテンツを解消することが可能です。

canonicalについては、こちらで詳しく解説しています。

nofollowとの違い

noindexとよく混同されがちなのが、nofollowです。noindexは収集した情報をインデックスされることを禁止するタグですが、nofollowは収集することそのものを禁止します。つまり、nofollowに設定したページはクローラーが辿れなくなります。

使うタイミングとしては、設置したリンクに信ぴょう性がない場合などです。たとえば、ブログにコメント欄を設けるとします。そうすると、たまにコメント欄にはURL付きのスパムコメントが付きます。このURL先が低質なWEBページであった場合、クローラーはその情報をインデックスしてしまい、サイトの評価を下げる恐れがあるのです。

そこで、nofollowをする必要がでてきます。nofollowを設定しておけば、クローラーはそのページを辿ることができず、URL先にも飛べません。ゆえに、WEBサイトの評価が下がらずに済むのです。

また、リンク先が有料リンクの場合もnofollowは有効です。Googleがリンクの売買によってSEO効果を得るのを禁止しているからです。テキスト広告や自作自演の被リンクなどの有料リンクがある場合は、nofollowを設定しないとペナルティを受ける可能性があります。

このように、リンク先がWEBサイトの評価に影響を及ぼす可能性がある場合はnofollowを設定するとよいでしょう。

なお、nofollowは2019年9月から扱いが変わっています。同時に新たにsponsored属性とugc属性の導入が決定されました。

sponsored属性はリンク先が広告コンテンツや有料リンクの場合に使用し、「リンク先は広告である」と伝えるために使用するものです。対してugc属性はコメントなど閲覧したユーザーが作ったコンテンツ(User Generated Contents)に使用します。

nofollowの扱いの変更については、下記の記事で詳細に解説しています。

noindexを使用するべきページ

noindexを設定することで、クローラーがウェブページをインデックスし、評価するのを防ぐことが可能です。noindexを使用するべきウェブページとはどのようなものか紹介します。

編集中のページ

編集中のウェブページは検索結果に表示する必要はありません。編集中のウェブページをインデックスさせてしまうことで、検索エンジンからのサイト評価が下がる恐れがあります。特に注意するべきなのは、一度公開したウェブページを編集する場合です。WordPressで一度公開したウェブページは編集中に非公開にしても、インデックスされることがあります。そのためnoindexの利用をおすすめします。

XMLサイトマップページ

サイトマップには、ユーザー向けのHTMLサイトマップと検索エンジン向けのXMLサイトマップがあります。検索エンジン向けのXMLサイトマップは、検索エンジンさえ取得できればよいため、検索結果に表示する必要はありません。そこでnoindexを利用して、検索結果に表示されるのを防ぎます。

HTMLサイトマップページ

ページ数が多いサイトの場合、HTMLサイトマップページは非常に多くの発リンクを含むページとなり、検索エンジンにスパムと判断される可能性があります。必要に応じてnoindexを利用することをおすすめします。

なおページ数が数百程度の小規模サイトや、リンクなどが見やすく整備されたサイトマップページはnoindexを設定する必要はありません。

404エラーページ

404エラーページは検索結果に表示される必要のないページのため、noindexの使用が望ましいです。

雑多なタグページやカテゴリーページ

WordPressを使用しているサイトの場合、タグページやカテゴリページが自動生成されます。多くの場合、タグページやカテゴリページが雑多になっており、ユーザーの利便性に寄与しません。タグページやカテゴリページの整理が完了するまで、noindexにしておきます。

noindexの設定方法

noindexの設定方法は複数存在します。それぞれ簡単に解説するので、参考にしてください。

ファイルに直接タグを挿入する方法

HTMLファイルのhead要素に以下のmetaタグを記述することで簡単にnoindexに設定可能です。

  • <meta name=”robots” content=”noindex”>

WordPressで設定する方法

All in One SEO Packというプラグインをインストールすると、投稿ページと固定ページの編集画面下部に表示されるようになる「noindex」というチェックボックスにチェックを入れることでnoindexの設定ができます。なおAll in One SEO Packを利用せずとも、テンプレートにnoindexの機能がついていることが多いです。

サイト全体に対するnoindexを設定する

All in One SEO Packをインストールすると、投稿ページや固定ページを個別にnoindexに設定するだけでなく、サイト全体にnoindexを設定することができます。新規サイト

の準備中に使用することが多いです。

noindexを設定する際に注意するべき点

noindexを有効活用することで、検索エンジンからの評価を高めることが可能ですが、使い方を誤ると評価を落とすため注意が必要です。noindexを設定する際の注意点を解説します。

noindexにするべきページとそうでないページを見極める

noindexの使いすぎには注意しましょう。noindexを設定したページは検索結果に表示されなくなるので、noindexを使いすぎるとWEBサイトへの流入が減少してしまいます。noindexが必要なページと必要でないページをしっかり選別することが大切です。

また、上で紹介したようなnoindexを使用するべきウェブページと、noindex以外のrobots.txtやcanonicalを使用するべきページを見極めます。特に多いのが、重複コンテンツにnoindexを使用してしまう間違いです。価値がないウェブページであればnoindexにしてもよいですが、基本的には重複コンテンツにはcanonicalを利用します。

 

noindexを設定してもインデックスされる

ウェブページがインデックスされることを防ぐのがnoindexですが、noindexを設定していても、インデックスされることがあります。noindexに設定されたウェブページに被リンクがあり、そのウェブページがユーザーに利便性をもたらすと検索エンジンが判断した場合です。

noindexの解除を忘れない

サイトのリニューアルに伴いサイト全体にnoindexを設定している場合や、個別ページの編集中にnoindexを設定している場合、「公開」してもnoindexの設定を解除しなければ、検索結果に表示されることはないため、解除を忘れないように注意しましょう。インハウスSEO(SEO会社に依頼せず自社でSEOを行うこと)を行なっている会社にしばしば見られます。

クローラーが来てはじめてnoindexが反映される

一度インデックスされたウェブページをnoindexに設定した場合、クローラーがウェブページをクロールするまでnoindexは反映されません。クローラーがウェブページをクロールし、そのページがnoindexだと認識してはじめて反映されます。noindexに設定しても検索結果にウェブページが表示される場合、少し待てば解決することが多いです。

noindexを設定してもページのSEO効果は残る

noindexを設定しても、被リンクなどの効果やSNS上のシェアなどを含むSEO効果は残ります。発リンクがある場合、ページランクの受け渡しが行われます。

noindexされたページを探す方法

インデックスされるべきページがnoindexに設定されてしまっていた場合、受けられるべき評価が受けられなくなります。そのようなミスを防ぐためにも、noindexされているページを把握しておくとよいでしょう。最後に、noindexされているページを確認する方法を紹介していきます。

Googleサーチコンソールを使う

Googleサーチコンソールを使うことで、noindexが設定されているページを確認できます。

ガバレッジレポートを確認すると「noindexタグによって除外されました」というページのURL一覧を見ることができます。この一覧にインデックスされるべきページがないかチェックしてみましょう。

Googleアナリティクスを使う

GoogleアナリティクスはWEBサイトのアクセス解析ツールです。さまざまな情報をチェックできますが、それらの機能を使い、ページビュー数や流入数が激減したページがないかを探すことで、noindexが設定されているページをみつけることができます。

ページビューの減少はnoindexだけが原因とは限りませんが、それらのページをチェックすることでnoindexが設定されていないかを確認できるだけでなく、ページ内容の課題を探すことができるでしょう。

Googleアナリティクスの簡単な使い方については、こちらの記事をチェックしてみてください。

まとめ

noindexを利用することで、サイトの質を上げ検索順位を上げることが可能です。しかしnoindexにはrobots.txtによるdisallowやcanonicalなど、似た働きを持つタグがあり、使用方法を誤るとSEO上マイナスになってしまいます。利用する際には十分注意しながら使用するようにしましょう。

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