2020年5月5日に実施された2回目のGoogleコアアルゴリズムアップデートの状況について

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2020年5月5日に実施された2回目のGoogleコアアルゴリズムアップデートの状況について

日本時間2020年5月5日、Googleが今年2回目となるコアアルゴリズムアップデートを実施したと公式に発表しました。本記事では、あらかじめアナウンスされた事前告知の様子をはじめ、特に影響が大きかった分野や各KWでどの程度の順位変動があったのか、詳しく解説していきます。

2020年5月5日にコアアルゴリズムアップデートを開始

今年2回となるGoogleのコアアルゴリズムアップデートは、太平洋時間2020年5月4日、日本時間としてはゴールデンウィーク真っ只中だった5月5日に実施されました。

およそ3カ月ごとのスパンで実施された2019年度の経緯から、「そろそろかも?」と待ち構えていたサイト運営者も多いのではないでしょうか。

▼2019年度のコアアルゴリズムアップデート履歴

  • 3月12日
  • 6月4日
  • 9月24日

実際、今回のコアアルゴリズムアップデートは1月14日に実施された2020年度初回から4カ月も経たずに行われたことになります。

ちなみに、前回実施されたコアアルゴリズムアップデートの傾向と順位変動の様子については、下記の記事で詳しく解説しております。

Googleのゲイリー・イリェーシュ氏からのヒントも、アップデート後の対策に役立つはずです。

Google 2020年初のコアアルゴリズムアップデート!1月14日~20日の状況

Google公式Twitterの事前告知

ここ数年、Googleは年に数回ほど実施しているコアアルゴリズムアップデートの際に、全世界へ向けて事前告知を行っています。今回も、このところ定例化しているTwitterの公式アカウントを通して予告されました。

上記のツイートから、概要となる3点をピックアップしてみました。

▼事前告知のポイント

  • 本日後半に、年に数回行っている広範なコアアルゴリズムの更新をリリースする
  • 名称は「May 2020 Core Update」
  • 詳細については、このブログ投稿を参照して下さい

上記の事前告知は実施当日の午前3:29にツイートされ、その後1時間半ほど経った4:52に途中経過について更新されました。

▼途中経過に関するツイートの概要

  • 現時点で、すでに順次展開中
  • 通常通り、完全にロールアウトが完了するまで1~2週間ほどかかる予定

Google日本法人スタッフによるアナウンス

同日の午前10:11には、Google日本法人の金谷武明氏が個人アカウントで下記のようにツイートしています。

金谷氏は、日頃から検索に関する情報などを数多くツイートして下さっています。

英文のGoogle公式ツイートを日本語に翻訳して発信されているので、「英語は苦手だけど重要なアナウンスは逃したくない!」という方ならFollwしておきましょう。

新型コロナウイルス(COVID-19)で検索行動が変化!

Googleは、今回のコアアルゴリズムアップデートに関する事前告知をアナウンスする30分ほど前、下記のツイートで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界中に拡散した影響を受けて変化した、ユーザーの検索行動について言及しています。

上記のツイートから、注目すべきポイント2点をピックアップしてみました。

▼注目すべきポイント

  • 1つのトピックに対する検索数が、ここまで持続的に続いたのは初めて
  • 検索ユーザーの多くが、特定の地元で起きているニュースを求めている

上記の情報から、より身近で地域に密着した情報を探している検索ユーザーが多い、という事実が見えてきます。

時系列から推察すると、今回のコアアルゴリズムアップデートでもローカル情報に特化したSEOが考慮されているのかもしれません。

コアアルゴリズムアップデートが実施された5/5日以降の順位変動

ここからは、コアアルゴリズムアップデートが実施された後、順位計測ツールに反映された影響について見てみましょう。

ただし、通常通り今回のアップデートも全世界同時にスタートしましたが、時差の関係で日本の実施日が5/5日だったのに対し、海外は5/4日となります。

順位変動のピークを比較してみると、国内ではアップデート翌日の5/6日、海外では主に実施翌日の5/5から始まった変動が3日後の5/6日に最も大きくなっていました。

国内の順位計測ツール2つ!順位変動の状況をリポート

まずは、国内の順位計測ツールにおける変動状況について見てみましょう。

namaz

以下の通り、namazではアップデートが実施された翌日の5月6日に最も順位変動が大きく、さらに2日かけて元の水準まで戻っているのが分かります。

出典:namaz.jp

サクラサクラボ

こちらも、PCとスマホの両方で5月6日の順位変動が吐出して大きく現れています。

出典:サクラサクラボ

海外の順位計測ツール5つ!順位変動の状況をリポート

今回のコアアルゴリズムアップデートは、太平洋時間5月4日に実施されています。

その点を踏まえて、海外の順位計測ツール5種類について見てみましょう。

rankranger

日本の順位計測ツールと同様に、PCとモバイルの両方で似たような形状が描かれています。ただし、国内では実施から2日目の5/6日がピークだったのに対し、rankrangerでは実施翌日の5日から順位変動が拡大し、3日目の5月6日に最も大きな変化が現れていました。

出典:rankranger

UScomSERP Fluctuation

UScomSERP Fluctuationでは、コアアルゴリズムアップデートが実施された当日は順位変動にほぼ変化がなく、翌5日~6日にかけて急激に変動していました。

出典:UScomSERP Fluctuation

moz

他の海外順位計測ツールではコアアルゴリズムがアップデートされた3日後の5月6日がピークだったのに対し、mozでは当日と翌日の変動が際立っていました。

出典:moz

AccuRanker

AccuRankerの計測データはrankrangerと非常に似ており、実施翌日の5日から順位が変動し始めて3日後の5月6日にピークを向かえています。

出典:AccuRanker

Advanced WEB RANKING

順位変動のピークが実施から4日後の5月7日だったのは、Advanced WEB RANKINGだけ。しかも、他の海外順位計測ツールで順位変動の拡大が始まった5月5日を見てみると、反対に変動値が低下していました。

出典:Advanced WEB RANKING

今回のアップデートの傾向と影響があったキーワード

弊社が監視しているキーワードではジャンルとしてまとまった大きな変動はありませんでしたが、いくつか大きく動いたワードがありますのでそちらをご紹介します。

医療系ワード

歯科医や眼科医のクリニックサイトなどでは、影響がなかったサイトがほとんどでしたが、中には1ページ目に表示されていたサイトが2ページ目に下落していたり、逆に2ページ目から1ページ目に上昇しているサイトもあり、他のジャンルと比べますと比較的影響が大きかったワードとなります。
医療系ワードはYMYL系のワードとなりますため、コアアルゴリズムアップデートの度に影響が大きいワードですが、今回も例外なく影響が大きかったと言えます。
上位サイトの傾向としては、クリニックサイトはコアアルゴリズムアップデート前と後での優位性は変わっておらず、やはり口コミ系サイトや複数の医院を比較できるサイトが相変わらず強い状況です。

美容系ワード

アップデート前に10位以内に表示されていたワードが、コアアルゴリズムアップデート後に2〜3ページ目に下落しているのが散見されました。
ただ、その後徐々に上昇し元の順位に近い位置まで戻るワードと、さらに下落するワードの2パターンがありコアアルゴリズムアップデート後にもなんらかの調整が入っているのではないかと推測される動きが確認できております。

健康系ワード

昨年9月のアップデート、今年1月のアップデートともに影響を受けているワードですが、5月のアップデートでも影響を受けているサイトが散見されました。
前2回よりも大きく順位が下落しているサイトもあり、今回は健康関連のワードに影響が大きいと思われましたが、その後戻るワードがかなり多く、2週間経過後では影響はかなり少ない状態となっております。

翻訳系ワード

大きな影響が出ているサイトは少ないですが、アップデートのタイミングで順位が変動しているサイトが比較的多いワードとなります。
更新頻度が低いサイトは1ページ目に表示されていたキーワードが2〜3ページ目まで下落しているものもあり、ワードによっては下落幅が大きい状態です。
ただ、こちらのワードも徐々に回復し2ページ目まで戻ってきているものもあり、なんらかの調整が入っていると考えられます。

コアアルゴリズムアップデート後のSEO対策

Googleでコアアルゴリズムがアップデートされた直後は、多かれ少なかれ順位変動が起こります。そのため、どうしても「何かしなければ!」と脅迫観念に駆られている方も多いしょうが、慌てる必要はありません。

事実、今回もアップデートが実施されてから1週間も経たずに元の水準まで戻っています。つまり、たとえコアアルゴリズムアップデート直後に検索順位が下落したとしても、一時的で済む可能性が高いのです。まずは下記の記事を参考に、コンテンツ作りの基本から見直してみましょう。

9月24日にGoogleがコアアルゴリズムアップデートを実施!今回のアップデートの特徴と対策は?

文章量はSEOに影響する?テキスト量が多いサイトが上位表示される理由とは

まとめ

2020年の初回コアアルゴリズムアップデートが例年より早く始まり、5月初旬の段階ですでに2回目が実施されました。この点から推察し、「年内にあと2回は行われるのでは?」と予測しているサイト運営者も多いようです。

なお、今回のアップデートは世界的に新型コロナウイルス感染症が拡大している中で実施されたため、今後の傾向としてE-A-Tを備えた信憑性の高いコンテンツが求められていると考えられます。

Googleが重要視するE-A-Tとは?具体例を踏まえたコンテンツSEO対策

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