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【2020年】SEO対策会社の特徴(費用)と今後
2020年2月の順位変動状況について、国内・海外の順位計測ツールの動きをまとめ、併せて、弊社が観察しているキーワードで顕著に変化が観測できたものをピックアップして傾向と対策をご紹介します。
目次
2月の各順位計測ツールの変動状況について、国内では大きな動きが見られず、海外では2/7~2/13付近で大きい順位変動がありました。
2月における国内の順位計測ツールの変動状況は以下のとおりです。
namazの変動状況:2/7に順位変動が見られます。
出典:namaz.jp
サクラサクラボの変動状況:2/4~2/5と2/8において順位の変動が見られます。
出典:サクラサクラボ
2月における海外の順位計測ツールの変動状況は以下のとおりです。
rankrangerの変動状況:2/8~2/13で大きな順位変動が見られます。
SERP Fluctuationの変動状況:2/8~2/12にかけて大きな変動があります。
Mozの変動状況:2/7~2/11に大きな変動が続き、2/17にまた大きめの順位変動が見られます。
AccuRankerの変動状況:2/9~2/11で順位が大きく動いておりました。
Advanced WEB RANKINGの変動状況:2/10に大きく変動し、2/15まで変動が続いております。
弊社が監視しているキーワードにおいて、国内のツール同様、大きな動きは観察されませんでした。月の前半2/1~2/10で比較的上下動していますが、変動幅としては0.05ポイント程度となっております。
以下、2月に成果が認められたキーワードと、成果が認められなかったキーワードをピックアップして状況と対策をご紹介します。
1月末の時点では30位台だったサイトが、2月上旬には10位台に上がり、その後10位内に上昇して上位に安定して表示されるようになりました。
ターゲットキーワードが、ユーザーの「賃貸物件情報を知りたい」というニーズを表すワードであることから業者サイトの物件情報ページが上位を独占している状態でした。
そこで、クライアントの強みに適したニーズを持つターゲットへの絞り込みを図り、キーワードの見直しを実施し、それに伴い新たなターゲットのニーズを満たすコンテンツを盛り込んだサイトへ改修したことが評価されたと考えております。
1月末の時点では、3位以内に表示されていましたが、2月上旬の順位変動で40位台となり、その後一度は20位台に回復したものの、圏外となったワードが健康系キーワードです。
健康に関するワードはGoogleが注力しているYMYL系のワードですが、しばらくサイトのメンテナンスをしていなかったため、コンテンツの情報の新しさや信頼性に影響して、2月上旬に行われたアップデートの際にサイトの評価が落ちたと考えられます。
順位が下落した場合の対応策は下記の記事に詳しく書かれていますので、是非ご参照いただければと思います。基本的には慌てず騒がず、Googleのガイドラインに則り日々コンテンツの質を高める努力を惜しまないことが重要な対策です。
国内では大きな話題になりませんでしたが、国内外の計測ツールの順位変動に見られるように、2月上旬に何らかのアップデートがあり、大きく順位が変動したキーワードもあるようです。
基本的には、コンテンツの質を一定のレベルに保つことが一番のSEO対策となりますが、そのヒントとして、ターゲットキーワードの検索意図に沿ったコンテンツを作成すること、定期的にコンテンツを見直して最新の情報を提供すること、を心掛けるようにしましょう。
日々のアップデートで順位変動があったとしても、マイナスの影響を受けない強靭なサイトへと成長させることができると考えます。
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