YouTube検索のアルゴリズム!仕組みと上位表示に必須のSEO対策

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2020.08.31
2020.10.20
YouTube検索

20億人以上のユーザーが視聴しているYouTubeは、Google検索に次ぐ世界第2位の検索プラットフォームです。そこで今回は、上位表示を狙うために不可欠なYouTube検索アルゴリズムについて取り上げてみました。YouTubeのアルゴリズムは通常のGoogle検索と何が違うのか、SEO最適化の方法と合わせて解説します。

YouTube検索アルゴリズムの仕組みとは?メイン要素3つ

通常のGoogle検索と同様に、YouTubeでも検索アルゴリズムによって最も適した動画コンテンツをユーザーに提供しています。

YouTubeに導入されているアルゴリズムが検索順位を決定する際、メイン要素として挙げているのが下記の3点です。

▼YouTube検索アルゴリズムの3大要素

  • エンゲージメント:視聴時間/よく見るジャンル/「興味なし」などのフィードバック
  • 関連性:タイトル/サムネイル/タグ/説明分など
  • 品質:専門性/権威性/信頼性を示すE-A-T

「通常のGoogle検索」と「YouTube検索」の違い3つ

アルゴリズムの3大要素だけを見ると、「通常のGoogle検索と同じでは?」と思う方も多いでしょう。

しかし、テキストベースのコンテンツが大部分を占める「通常のGoogle検索」と動画を専門に提供している「YouTube検索」とでは、100%同じアルゴリズムが用いられている訳ではありません。

なぜなら、Googleは最も適したアルゴリズムを検索プラットフォームごとに使い分けているからです。

ここからは、特筆すべき3つの違いについて解説します。

YouTubeのアルゴリズムは2種類で構成されている

最大の違いは、YouTube検索アルゴリズムが下記の2種類で構成されている、という点でしょう。

▼YouTube検索アルゴリズムの構成

  • 通常のGoogle検索に用いられているアルゴリズム
  • YouTubeに特化したアルゴリズム

通常のGoogle検索に用いられているアルゴリズム

こちらは、3大要素に含まれている「関連性」と「品質」によって大きく影響を受けるのが特徴です。

例えば、通常のGoogle検索では「テキストベースのコンテンツ」と「YouTube動画」が混在した状態でランキングされています。

これは、YouTubeにも通常のGoogle検索で稼働しているアルゴリズムが適用されているからです。

ちなみに、下記のようなジャンルは通常のGoogle検索でもYouTube動画が上位にランキングされやすい傾向がみられます。

▼通常のGoogle検索で上位表示されるYouTubeのジャンル

  • ノウハウ系
  • ハウツー系
  • レシピ系
  • 教育関連
  • レビュー

YouTubeに特化したアルゴリズム

一方、YouTubeに特化したアルゴリズムは3大要素に含まれている「エンゲージメント」によって大きく影響を受けるのが特徴です。

検索プラットフォームの一種である「YouTube内」のSEO、と言った方がイメージしやすいかもしれません。

具体的には、ユーザーが過去に視聴した経験値が反映される「レコメンド(関連動画)」や「登録チャンネル」などが挙げられます。

検索前にユーザー好みの動画がピックアップされる

YouTubeのアルゴリズムは、下記のプロセスを経てユーザーに動画を提供しています。

▼アルゴリズムのプロセス

  • ユーザーの好みに合わせて動画を選別し、ランキング付けする
  • ユーザーが入力した検索クエリに対し、最も関連性の高い動画を選出して順位づけする
  • 6つのセクション別に表示する

ここで注目すべきは、ユーザーが特定のKWを入力する前に「好みに合わせた選択肢が提示される」という点でしょう。

YouTubeはパーソナライズ、つまりユーザーごとに検索結果をカスタマイズするために、過去に視聴した動画への反応を追跡し、好みの傾向やジャンルを把握しているのです。

6つのセクションごとにSEO指標が異なる

3つ目の違いは、動画を表示するセクションが大きく分けて6つ用意されているという点でしょう。

しかも、どの動画を表示すべきかアルゴリズムが判断する際のSEO指標が、各セクションによって微妙に異なっているのです。

検索:全てのアクセス経路に共通

アクセス経路が多いのもYouTubeならではの特徴です。

Google検索からアクセスしている人もいれば、YouTubeのトップページまたは動画をシェアしているSNS経由など、検索する際の入口はユーザーによって異なります。

しかし、ユーザーが「検索」というアクションを起こした場合、どのアクセス経路であろうと順位決定の主なSEO指標となっているのは下記の4点です。

▼「検索」時のSEO指標

  • 最も検索順位に影響するのは「KW」と「関連性の高さ」
  • タイトル・説明文・内容などが、どれだけ「検索クエリ」と一致しているか
  • 視聴した動画の本数が多いチャンネル、トピックなどが上位に表示される
  • 直近で視聴している動画との関連性の高さ

ホーム・関連動画・おすすめの動画:ユーザーごとにカスタマイズ

YouTubeを視聴しているユーザーは、似たような内容の動画を続けて見る傾向があります。

そのため、YouTubeではホーム・関連動画・おすすめの動画をユーザーごとにカスタマイズして、目的の動画を見つけやすいように順位付けしているのです。

▼「ホーム」「関連動画」「おすすめの動画」のSEO指標

  • ジャンルやトピックなど、過去の利用状況が考慮されている
  • 視聴頻度が高く、視聴時間が長かった類似コンテンツを優先
  • フィードバックの評価が高かった動画の類似コンテンツを上位表示
  • フィードバックの評価が低かった動画の類似コンテンツを上位表示から除外

ただし、おすすめの動画やユーザーのホームページに限っては、利用歴に沿った動画だけでなく多用なチャンネルも掲載されます。

バラエティーに富んだ動画を提供することで、ユーザーに対して視聴を促す効果があるのです。

急上昇:ユーザーの国ごとに異なる

急上昇フィードに表示される動画は、ユーザーの「現地情報」が優先される仕組みになっていますので、国ごとに異なります。

▼「急上昇」のSEO指標

  • YouTubeにアクセスする際、ユーザーが滞在している国の情報が優先される
  • その国で人気の高い動画、および新着動画がバランスよく上位表示される
  • ランキングは視聴回数と視聴増加率が重視される

登録チャンネル:アクティブな登録者数がランキングに反映される

継続的なトラフィック(流入)が見込める登録チャンネルは、主に下記のSEO指標を基にランキングされています。

▼「登録チャンネル」のSEO指標

  • 登録したチャンネル内の新規動画が全て表示される
  • 公開直後に視聴したチャンネル登録者数「View Velocity」の多さ

YouTube動画のSEO最適化!必須要素メタデータ5つ

では実際に、YouTubeに投稿した動画を上位表示させる具体的な方法について見てみましょう。

この段落では、基本的な SEO施策として5種類のメタデータについて解説します。

動画タイトル

ユーザーが最初に目にするタイトルは、テキストコンテンツと同様にYouTubeでも重要なSEO要素です。

テキストコンテンツに比べ、YouTubeではキーワードを追加できる箇所が限られています。

だからこそ、必ず動画の内容に合ったキーワードをタイトルの先頭に入れ、検索クエリと一致するように工夫しましょう。

ちなみに、YouTubeのPC版とタブレット版は2019年11月にホーム画面のデザインが変更され、文字数が多いタイトルでも表示されやすくなりました。

そのため、YouTubeのタイトルは全角30文字以内が適切とも言われていますが、できるだけ短くまとめた方が良いでしょう。

説明文(ディスクリプション)

ディスクリプションのSEO対策として最も重視すべきは、Googleに対して「いかに端的に動画の内容を伝えられるか」という1点に集約されます。

そもそも、Googleは日本語の音声を100%理解している訳ではありません!そのため、むしろ説明文の重要度はテキストコンテンツよりもYouTubeの方が高いのです。

▼説明文のSEOポイント

  • 検索結果に表示される最初の50文字に、最もアピールしたい内容や外部リンクを入れる
  • 全角500文字まで入力可能だが、動画視聴を目的としたユーザーに長文は不向き
  • 他の自社動画も見てもらえるよう、関連動画や再生リストのリンクを入れる
  • 公式サイトやソーシャルメディアのアカウント、CTAなど外部リンクを入れておく

タグ

動画に関連しているキーワードを「タグ」と言い、YouTubeの検索エンジンに動画を認識させるために欠かせない必須要素です。

▼タグのSEOポイント

  • 検索結果や関連動画の表示に影響する
  • スパム行為と誤解されないよう、10~15個ほどに厳選する
  • 動画の内容、および検索クエリと一致するキーワードを入れる
  • 相互リンクの要領で他の自社動画とタグを共通し、関連動画への表示を促す

サムネイル

サムネイルとは、いくつかの候補が一覧表示される際、各動画に付随して掲載される画像です。単行本の表紙やCDのジャケ写と同様に、ユーザーの興味を引きつける工夫が求められます。

▼サムネイルのSEOポイント

  • 一目で動画の内容が伝わる画像を選ぶ
  • 小サイズで表示されても見やすいよう、鮮明な画像を選ぶ
  • テロップを追加して有益性をアピール

字幕・キャプション

ユーザビリティの向上につながる字幕やキャプションは、積極的に導入しましょう。

字幕とキャプションは混同されがちですが、厳密には下記のような違いがあります。

▼字幕とキャプションの違い

  • 字幕:動画内の会話が文章で表示される
  • キャプション:会話に加え、効果音や場面の説明なども一緒に文章で表示される

なおYouTubeの字幕設定は、投稿者が動画をアップロードする際に選択できる仕組みになっています。

▼字幕やキャプションのSEOポイント

  • 字幕によって、国籍や人種を問わず世界中からトラフィックが見込める
  • キャプションの追加によって、聴覚障害者や年配の方にも見てもらえる
  • ユーザビリティが向上してGoogleの評価が上がり、検索順位で上位に表示されやすくなる

YouTubeで上位表示させるSEOテクニック7つ

SEOの側面から言うと、YouTubeに動画を投稿しただけでは十分とは言えません。

上記でご紹介したメタデータの最適化が済んだら、次のステップとして下記のSEO対策に挑戦してみましょう。

▼YouTubeのSEOテクニック

  • Googleが再生回数よりも重視する「総再生時間」が伸びるよう、後半まで興味を引きつける
  • 「視聴者維持率」が上がるよう、最後まで動画のクオリティを維持する
  • 完成後ではなく、最初にユーザーニーズが高く適度な検索ボリュームのKWを選定する
  • 「プレイリスト」を作ってユーザーの利便性をサポートする
  • 動画の目的に合った「カード」を追加し、視聴者に対して具体的なアクションを促す
  • 動画視聴者と交流するなど、動画アップロード後のフォローを行う
  • 登録者が100人を超えたら、チャンネルに「カスタムURL」追加する

なお、具体的な内容については次回の記事で詳しく解説しますので、ぜひ参考にして下さい。

まとめ

YouTubeのアルゴリズムが最も重視しているのはエンゲージメントです。

つまり、クリック数やPV数といった目に見える数値よりも、ユーザーエクスペリエンス(UX)に基づくシグナルを評価対象にしている、と言った方が分かりやすいかもしれません。

コンテンツの多様化が進む時代だからこそ、今後はより一層YouTubeのSEO施策に注力する必要がありそうです。

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